ORAchk/EXAchkの統合
ORAchk/EXAchkユーティリティにより、Oracle DatabaseおよびExadata Database Machine内の様々なレイヤーに渡る最も重要な問題がプロアクティブにスキャンされます。ORAchk/EXAchkユーティリティと統合されたExadataプラグインでは、Enterprise Manager Cloud Controlを介して次の機能が提供されます。
-
Enterprise Manager内でのインストール、設定、アップグレードおよびORAchkユーティリティのスケジュール。
-
Enterprise Managerのコンプライアンス標準違反など、ORAchk/EXAchkのすべての結果の表示。
-
ORAchk/EXAchkのベスト・プラクティスの確認および実装。
ORAchk/EXAchkユーティリティにより、次のようなチェックおよびアラートの包括的なリストが提供されます。
-
データベース・サーバーのディスク・キャッシュ・ポリシーの検証。
-
データベース・サーバーのディスク・コントローラがライトバック・キャッシュを使用しているかの検証。
-
RAIDコントローラのバッテリ状態の検証(データベース・サーバー)
-
RAIDコントローラのバッテリ温度の検証(データベース・サーバー)
-
データベース・サーバーの仮想ドライブ構成の検証。
-
データベース・サーバーの物理ドライブ構成の検証。
-
データベースとStorage Server間のimageinfoのバージョン比較。
-
データベースおよびストレージ・サーバーでのハードウェアとファームウェアの検証(
CheckHWnFWProfile
) (データベース・サーバー) -
ストレージ・サーバーでのソフトウェアの検証(
CheckSWProfile.sh
) -
NFSマウント・ポイント - 属性キャッシング。
-
/conf/configvalid
ファイルの検証 -
バックエンド・チェック
-
ORAchkの停止
-
結果および例外ファイルがない場合。
-
メトリック解析の失敗
ORAchkプラグインの詳細は、Enterprise Manager ORAchk Healthcheck Plug-inユーザーズ・ガイドのORAchk Healthcheckプラグインの概要と要件を参照してください。