デプロイのクリーン・アップ・スクリプト・ツールを使用して、クリーン・アップ・タスクを実行します。
次の作業には、Oracle Database Applianceクリーンアップ・デプロイメント・スクリプトcleanup.pl
を使用します。
Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)のアンインストール
Oracle Trace File Analyzer (TFA)のアンインストール
Oracle Database Console (dbconsole)ファイルの削除
GIおよびOracleスタックのアンインストール
Oracle Linuxのudev
ルールのリセット
Oracle Linuxのudev
ルールの削除
アプライアンスの作成時に作成されたユーザーおよびグループの削除。 デフォルトのユーザーおよびグループには、DROP USER
文を使用します。 アプライアンスのデプロイ時にカスタム・ユーザー名およびグループ名を使用した場合は、-griduser
、-dbuser
、-groups
引数を使用してcleanup.pl
スクリプトに渡します。
スクリプトはfirstnet config
とクライアント・アクセスVLAN UNIX_DBを削除しますが、他のVLANは削除しません。
ファイル・パス
$ORACLE_HOME/opt/oracle/oak/onecmd/
構文
# ./cleanup.pl [-griduser grid_user] [-dbuser db_user] [-groups comma separated list of groups]
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
グリッド・ユーザー名を定義します。 デフォルトのユーザー名は |
|
データベース・ユーザー名を定義します。 デフォルトのユーザー名は |
|
グループをカンマ区切りのリストで示します。 デフォルトのグループは |
使用方法
grid_user
とdb_user
が同じ場合(roleSeparation=false)、各ユーザー(-gridUser
と-dbUser
)に対してスクリプトを実行する必要があります。
クリーン・アップ・スクリプトの一部として、無効化されたCPUコアはリセットされ、すべてのコアは再有効化されます。
例D-1 グリッドとデータベース・ユーザーを削除するクリーン・アップ・スクリプト
次のコマンドを実行してoracle
という名前のグリッド・ユーザーとデータベース・ユーザーをどちらも削除します。
# cleanup.pl -griduser oracle -dbuser oracle