本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
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2021年6月14日 |
プロジェクト原価計算: プロジェクト・コストの作成前に支出バッチをレビューおよび承認 |
文書の更新。オプト・イン失効の改訂。 |
2020年3月20日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
セキュリティと新機能
各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)
ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。
フィードバックをお送りください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。
Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。 無効化されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
「新機能」作業領域から「オプト・イン」ページにアクセス
- 「ナビゲータ」をクリックし、「新機能」(「自分の企業」見出しの下)をクリックします
- 「新機能」ページで、確認する新機能が含まれているオファリングを選択します
- オプト・イン対象の機能の「オプト・インに進む」をクリックします
- 「機能の編集」ページで、その機能の「使用可能」オプションを選択し、「完了」をクリックします
オプト・イン失効
オプト・インで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
使用可能の状態で提供される機能
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用不可の状態で提供される機能 = 処理を実行するまで、エンド・ユーザーはこれらの機能を使用できません。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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プロジェクトへの迅速なナビゲートおよびプロジェクト管理作業の完了
プロジェクトへのアクセスが迅速化され、重要なプロジェクト・アクティビティの作業に取りかかれるようになります。プロジェクト・マネージャは、最後に作業したプロジェクトに直接移動するか、「プロジェクト管理」作業領域のプロジェクト・リストに移動するかを選択します。また、プロジェクト・プラン、変更オーダーまたは予算などの詳細ページにプロジェクト・リストから直接移動することもできます。
「自分のプロジェクト」、「プロジェクト・プランの管理」または「財務プロジェクト・プランの管理」をプロジェクト管理ホーム・ページとして設定できます。プロジェクト管理ホーム・ページを設定するには:
- 「設定およびアクション」メニューを開き、「プリファレンスの設定」をクリックします。
- 「プロジェクトおよび助成金管理プリファレンス」をクリックします。
- 「プロジェクト管理」セクションで、「ホーム・ページ」ドロップダウンから望ましいページを選択します。
「プロジェクト・プランの管理」ページまたは「財務プロジェクト・プランの管理」をデフォルトのホーム・ページとして選択した場合、最後にアクセスしたプロジェクトの対応するページが表示されます。
「自分のプロジェクト」ページの機能も拡張されました。保存済検索「最近のプロジェクト」を使用して、最近アクセスしたプロジェクトのリストを表示できます。「処理」列または「処理」パネル・タブのメニューを使用して、プロジェクトの詳細ページに移動することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
-
デフォルトでは、「プロジェクト・プランの管理」ページはプロジェクト管理ホーム・ページとして設定されています。
-
詳細ページを閉じると、プロジェクト管理ホーム・ページが表示されます。たとえば、「自分のプロジェクト」がプロジェクト管理ホーム・ページとして設定されている場合、「プロジェクト予算の管理」ページを閉じると「自分のプロジェクト」ページが表示されます。
-
「自分のプロジェクト」ページで使用できる処理は、自分が持っている権限およびオファリング「プロジェクト実行管理」および「プロジェクト財務管理」の実装ステータスによって異なります。
-
「最近のプロジェクト」リストには、プロジェクト財務管理およびプロジェクト管理の両方からアクセスした最新の15プロジェクトが表示されます。
- 保存済検索「最近のプロジェクト」を使用する場合、追加フィルタは使用できません。使用するフィルタは、アクセス権があるすべてのプロジェクトに適用されます。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかの権限またはロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト・タスクの管理(PJT_MANAGE_PROJECT_WORK_PLAN_PRIV)
- 自分への割当済プロジェクトの表示(PJF_VIEW_MY_ASSIGNED_PROJECTS_PRIV)
- 請求可能タスクのプロジェクト・タスク体系の管理(PJF_MANAGE_PROJECT_TASK_STRUCTURE)
- 請求不可タスクのプロジェクト・タスク体系の管理(PJF_MANAGE_PROJECT_TASK_STRUCTURE_FOR_NONBILLABLE_TASKS)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
アプリケーション・コンポーザを使用したプロジェクト変更オーダーの拡張
アプリケーション・コンポーザを使用して、プロジェクト変更オーダーおよび変更オーダー影響査定を拡張します。たとえば、変更オーダーの根本原因や優先度の高い変更オーダー事由を文書化するためのフィールドを追加します。公開されると、変更は「プロジェクト管理」と「自分の作業」の両方の作業領域に反映されます。アプリケーション・コンポーザを使用して追加したほとんどのフィールドはすぐに、Oracle Transactional Business Intelligenceの「プロジェクト管理 - 変更管理リアルタイム」サブジェクト領域を使用して分析できるようになります。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示および調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
ヒントと考慮事項
- 変更オーダーをすばやく作成し、その変更オーダーを管理するときに追加情報を取得できます。そのため、アプリケーション・コンポーザでは作成ページ用に1つのレイアウト、編集ページ用に別のレイアウトがあります。作成ページへのフィールドの追加はオプションです。両方のページに新しいフィールドを表示する必要がある場合は、フィールドを一度定義して、それから両方のカスタム・レイアウトに追加します。
- 動的選択リストなどのアプリケーション・コンポーザの一部のフィールド・タイプは、Oracle Transactional Business Intelligenceでの分析には使用できません。「プロジェクト管理 - 変更管理リアルタイム」サブジェクト領域の「変更オーダー拡張」フォルダで、適切なフィールド・タイプのカスタム・フィールドをレビューできます。
主なリソース
関連ヘルプ:
- プロジェクト実行管理の実装ガイドのアプリケーション・コンポーザ
- プロジェクト実行管理の使用ガイドのプロジェクト変更
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限およびロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- 拡張可能オブジェクトの管理(ZCX_MANAGE_EXTENSIBLE_OBJECT_PRIV)
- 職務ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
Oracle Business Intelligence Publisherの事前定義済テンプレートにより、プロジェクトおよびタスク管理のEメール通知およびアプリケーション内通知が生成されます。プロジェクト・アプリケーション管理者は、通知に必要な情報が含まれるように構成可能なテンプレートを作成して使用できます。たとえば、会社のロゴを変更したり、追加のプロジェクトやタスク詳細を追加できます。
BI Publisherを使用して構成可能な通知を生成するには、データ・モデル、サブテンプレート、スタイル・テンプレート、レポートなど、BIカタログ内の様々なタイプのオブジェクトが必要です。様々なコンポーネントがどのように連携するかを次に示します。
前述の図は、通知コンテンツを生成するBIモデルを示しています。
通知を変更するには、事前定義済レポートのコピーを編集して次のことを決定します
- レポートに使用されるデータ・モデルからの、通知に表示される属性
- レポートに使用されるサブテンプレートからのコンポーネントとスタイル・テンプレートからのスタイルを利用した、通知の外観
レポートベースの通知のフォーマットはモバイル・デバイス向けに最適化されます。
構成可能なEメール通知およびアプリケーション内通知は、次のプロジェクトおよびタスク管理ワークフローにおいて使用できます。ワークフロー通知の生成に使用されるテンプレートは、「レポートおよび分析」→「共有フォルダ」→「プロジェクト」→「財務」→「ワークフロー通知」→「プロジェクト管理制御」フォルダにあります。
シリアル番号 | レポート名 | レポートの説明 |
---|---|---|
1 | 変更オーダー・ステータス変更通知 |
変更オーダーが割り当てられた場合、クローズされた場合または取り消された場合に送信される情報通知です。 |
2 | 変更オーダー参加者通知 |
参加者が変更オーダーに対して割当または削除された場合に送信される情報通知です。 |
3 | 変更オーダー・ステージ完了通知 |
参加者がステージを完了した場合、変更オーダーを承認した場合または変更オーダーを否認した場合に送信される情報通知です。 |
4 | 課題通知 |
課題が割り当てられた場合、クローズされた場合または再オープンされた場合に送信される情報通知です。 |
5 | 成果物通知 |
成果物が割り当てられた場合または完了した場合に送信される情報通知です。 |
6 | タスク詳細通知 | フォロワが追加されたか、フォロー対象タスクが完了したか、あるいはプロジェクト・タスク、処理項目、To Doタスクまたはマイルストンが割り当てられた場合に送信される情報通知です。 |
7 | ゲート承認要求通知 |
承認者がゲートに割り当てられている場合に送信される処理通知です。 |
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト実行管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20C
ヒントと考慮事項
-
特定のワークフローに対するEメール通知とアプリケーション内通知の両方を生成するには、単一のテンプレートを使用します。テンプレートに加えた変更は、両方のタイプの通知に反映されます。
-
カスタム・テンプレートを使用するには、事前定義済テンプレートのコピーを作成することをお薦めします。それから、カスタム・テンプレートを編集、アップロードおよびデフォルト・テンプレートとして設定します。
- プロジェクト・マネージャの日次ダイジェストのカスタマイズは現在サポートされていません。
主なリソース
関連ヘルプ:
- PPM向け分析とレポートの作成および管理ガイドの「事前定義済レポートのコピーを変更する方法」トピック。
- Oracle Help Centerで提供されているOracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド。
- Oracle Help Centerで提供されている事前定義済レポートのコピーの変更方法。
ロール情報
BI管理者ロール(BIAdministrator)の使用によるワークフロー通知のレポートおよびデータ・モデルの変更。
Oracle Business Intelligence Publisherの事前定義済テンプレートにより、リソース管理のEメール通知およびアプリケーション内通知が生成されます。プロジェクト・アプリケーション管理者は、通知に必要な情報が含まれるように構成可能なテンプレートを作成して使用できます。たとえば、会社のロゴを変更したり、追加のリソース詳細を追加できます。
BI Publisherを使用して構成可能な通知を生成するには、データ・モデル、サブテンプレート、スタイル・テンプレート、レポートなど、BIカタログ内の様々なタイプのオブジェクトが必要です。様々なコンポーネントがどのように連携するかを次に示します。
前述の図は、通知コンテンツを生成するBIモデルを示しています。
通知を変更するには、事前定義済レポートのコピーを編集して次のことを決定します
- レポートに使用されるデータ・モデルからの、通知に表示される属性
- レポートに使用されるサブテンプレートからのコンポーネントとスタイル・テンプレートからのスタイルを利用した、通知の外観
レポートベースの通知のフォーマットはモバイル・デバイス向けに最適化されます。
構成可能なEメール通知およびアプリケーション内通知は、次のリソース管理ワークフローにおいて使用できます。ワークフロー通知の生成に使用されるテンプレートは、「レポートおよび分析」→「共有フォルダ」→「プロジェクト」→「財務」→「ワークフロー通知」→「プロジェクト・リソース管理」フォルダにあります。
シリアル番号 | レポート名 | レポートの説明 |
---|---|---|
1 | リソース要求通知 |
プロジェクト・リソース要求が作成されたときのリソース・マネージャへの情報通知です。 |
2 | 提案されたリソース承認通知 |
リソース・マネージャがプロジェクト・リソース要求のリソースを提案する際のプロジェクト・マネージャへの承認通知です。 |
3 | 提案または推薦されたリソース通知 |
リソース・マネージャがプロジェクト・リソース要求のリソースを提案または推薦する際のプロジェクト・マネージャへの情報通知です。 |
4 | リソース割当通知 |
プロジェクト・リソース割当が直接作成された場合、あるいは提案または推薦されたリソースが要求時に承認された場合の情報通知です。 |
5 | 提案または推薦されたリソース棄却通知 |
提案されたリソースが棄却された場合、または推薦されたリソースの割当要求が棄却された場合の情報通知です。 |
6 | リソースを通知する割当通知 |
リソースがプロジェクトに割り当てられる際、または既存のプロジェクト・リソース割当の再スケジュールまたは取消が行われる際のリソースへの情報通知です。 |
7 | 割当取消承認通知 |
リソース・マネージャがプロジェクト・リソース割当取消を要求する際のプロジェクト・マネージャへの承認通知です。 |
8 | 割当取消通知 |
プロジェクト・リソース割当が直接取り消されたか、または取消要求が承認されたことを知らせる情報通知です。 |
9 | 割当修正否認通知 |
プロジェクト・リソース割当のスケジュール変更または取消要求が否認されたことを知らせる情報通知です。 |
10 | 割当スケジュール変更承認通知 |
リソース・マネージャがプロジェクト・リソース割当スケジュール変更を要求する際のプロジェクト・マネージャへの承認通知です。 |
11 | 割当スケジュール変更通知 |
プロジェクト・リソース割当が修正された場合、あるいは修正の要求が承認された場合の情報通知です。 |
12 | 推薦されたリソース承認通知 |
推薦されたリソースについて、プロジェクト・マネージャによる割当が要求された際のプロジェクト・マネージャへの承認通知です。 |
13 | リソース要員配置使用不可通知 |
リソースがプロジェクト・リソース割当の要員配置で使用できなくなった場合のリソース・プール・マネージャへの情報通知です。 |
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト実行管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20C
ヒントと考慮事項
-
特定のワークフローに対するEメール通知とアプリケーション内通知の両方を生成するには、単一のテンプレートを使用します。テンプレートに加えた変更は、両方のタイプの通知に反映されます。
- カスタム・テンプレートを使用するには、事前定義済テンプレートのコピーを作成することをお薦めします。それから、カスタム・テンプレートを編集、アップロードおよびデフォルト・テンプレートとして設定します。
主なリソース
関連ヘルプ:
- PPM向け分析とレポートの作成および管理ガイドの「事前定義済レポートのコピーを変更する方法」トピック。
- Oracle Help Centerで提供されているOracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド。
- Oracle Help Centerで提供されている事前定義済レポートのコピーの変更方法。
ロール情報
BI管理者ロール(BIAdministrator)の使用によるワークフロー通知のレポートおよびデータ・モデルの変更
リソース・マネージャはプロジェクトの労務リソースに対して複数の割当を作成し、割当の長さについて繰返し週次パターンで各日に変動時間を指定できます。これにより、リソース・マネージャはプロジェクトの固有の需要を満たすために、リソースを複雑なスケジュールに効率的に割り当てることができます。
リソース・マネージャは、複数の変動時間割当のスケジュールを調整することもできます。個別のスケジュールを表形式で編集したり、選択したすべての割当に同じ変動時間パターンを適用できます。
また、プロジェクト・マネージャやリソース・マネージャは、複数のオープン要求を編集して変動時間パターンを更新または定義できます。
デモの視聴
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 変動時間パターンには、週末などの非稼働日の時間数を含めることができます。
- 変動時間数のスケジュールにリソースの非稼働日の時間数が含まれている場合は、オーバーブック・メッセージが表示されます。
- 確認済または予約済の割当の変動時間パターンの割当を調整できます。
- 要求の更新は、オープン・ステータスの要求に対して実行できます。
主なリソース
- 変動時間のある労務リソースのスケジュールのレディネス・トレーニングの視聴
- 関連ヘルプ・トピック: プロジェクト実行管理の使用ガイドのリソースへの変動時間の割当て
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- リソース・マネージャ(ORA_PJF_RESOURCE_MANAGER_JOB)
予算管理が可能になっているプロジェクト承認済購買依頼のオープン購買オーダーへの追加
バイヤーは、資金が予約された新しいプロジェクト承認済購買依頼をオープン購買オーダーに追加できます。これにより、元の需要と新しい需要の両方を単一の購買オーダーに統合できます。この機能を使用するには、調達オファリングで「新規の承認済購買依頼を既存のオープン購買オーダーに追加」機能にオプト・インします。
「購買依頼のプロセス」ページで、「オーダー」値リストからオープン購買オーダーを選択します。
変更オーダーは、承認済購買依頼明細のオープン購買オーダーへの追加に伴って作成されます。
変更オーダーが承認された後は、購買オーダーに新しい明細が表示されます。「資金ステータス」リンクをクリックすると管理予算の詳細が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
主なリソース
- Oracle Help Centerで提供されている『調達の使用』ガイドの「購買オーダーの修正」トピック。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
勘定科目ルール、マッピング・セットおよび摘要ルールを作成する際の柔軟性を高めるために、プロジェクト・コストおよび収益に追加ソースを使用できます。
補助元帳会計の定義に使用できるようになった属性は次のとおりです。
- リスクありの契約明細
- 部門名
- 支出項目コメント
- 個人アサイメント名
- 個人アサイメント番号
- スポンサード・プロジェクト・インジケータ
- 交付プロジェクト付加フレックスフィールド
- 支出カテゴリ付加フレックスフィールド
- 支出組織付加フレックスフィールド
- 非労務リソース付加フレックスフィールド
- 非労務リソース組織付加フレックスフィールド
- プロジェクト区分カテゴリ付加フレックスフィールド
- プロジェクト区分コード付加フレックスフィールド
- プロジェクト組織付加フレックスフィールド
- 作業タイプ付加フレックスフィールド
上記に加えて、すべてのプロジェクトおよびタスク付加フレックスフィールドが使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
使用可能なソースの完全なリストは、プロジェクト・コスト計算の設定および保守タスク「補助元帳アプリケーション・トランザクション・オブジェクトの管理」で確認できます。各イベント区分で使用可能なソースの完全なリストについては、「イベント区分」および「ソース割当の表示」ボタンを選択してください。
主なリソース
関連ヘルプ:
- プロジェクト・トランザクションの会計: Oracle Project Management Cloudプロジェクト・コスト計算の使用ガイド。
- 会計属性割当: 補助元帳会計実装ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限が必要です。
- 権限名およびコード:
- アプリケーション実装コンサルタント(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)
- 統合スペシャリスト(ORA_FND_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
労務費配分機能を導入すると、労務スケジュールを使用してプロジェクトまたは一般会計アカウントに給与額を配分できます。これらの労務スケジュールでは、交付またはプロジェクトに関連する作業、またはその他の作業に個人が費やした工数を追跡するための期間およびパーセントを指定します。プロジェクトおよび交付管理者は、配分されたされた労務費情報を使用して、監査、工数またはその他のレポートにおける必要を満たすことができます。
労務配分管理者は、「労務費配分」作業領域で労務スケジュールを管理します。
任意の給与システムから給与原価をインポートし、定義されている労務スケジュールに基づいて配分できます。労務配分会計担当者は、「労務費配分」作業領域の「労務費の管理」ページで、インポート済および配分済の原価を管理できます。エラーを評価して根本原因分析を実行し、適切な解決策を判断できます。原因を解決した後に1つ以上のレコードを選択してコストを処理します。エラーが大量に発生する場合は、根本原因を修正し、識別されたパラメータを使用して「給与原価のインポート」プロセスを実行してください。
配分に成功した労務費は調整できます。新しい労務スケジュールを作成し、1つ以上のレコードを選択してコストを再度処理し、戻し処理仕訳と新しい配分を生成します。調整が大量に発生する場合は、識別されたパラメータを使用して「給与原価のインポート」プロセスを実行してください。
有効化のステップ
- 労務配分管理者ロールへの個人セキュリティ・プロファイルの割当て
- ユーザーへのロールの割当て
- 労務配分管理者ロールには、労務スケジュールの表示を可能にするために、個人レコードで定義された職責のスコープが必要です
- 労務配分会計担当者には、ユーザーのデータ・アクセスの管理で割り当てられたビジネス・ユニット・アクセスが必要です
ヒントと考慮事項
- 一般会計ベースの配分の会計処理を使用可能にするには、「非プロジェクト労務費」という名前の仕訳ルール・セット(または同じ仕訳明細ルールを含む比較可能ルール・セット)が会計処理基準に割り当てられていることを確認します。
- この機能では、次の4つの新しいREST APIが使用可能です。
- 個人割当労務スケジュール
- 労務スケジュール・コスト配分
- 労務スケジュール・コスト
- 労務スケジュール・コストのエラー合計
主なリソース
関連ヘルプ:
- HCMの保護ガイドの「個人セキュリティ・プロファイル」の章の、労務配分管理者ロールに対する職責のスコープおよび個人セキュリティ・プロファイルの設定の理解
- 補助元帳会計の実装ガイドの「会計設定の理解」
- プロジェクト原価計算の使用ガイドの「労務費配分」章
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- 労務配分会計担当者(ORA_PJF_LABOR_DISTRIBUTION_ACCOUNTANT_DISCRETIONARY)
- 労務配分会計担当者には、ユーザーのデータ・アクセスの管理で割り当てられたビジネス・ユニット・アクセスが必要です
- 労務配分管理者(ORA_PJF_LABOR_DISTRIBUTION_ADMINISTRATOR_DISCRETIONARY)
- 労務配分管理者ロールには、労務スケジュールの表示を可能にするために、個人レコードで定義された職責のスコープが必要です
RESTサービスを使用したプロジェクト・コストのユーザー定義属性の更新
プロジェクト・コストRESTサービスを使用して、プロジェクト・コストに対して定義したユーザー定義属性を更新します。このサービスを使用して、プロジェクト標準コスト・コレクション・フレックスフィールドに含まれるUSER_DEF_ATTRIBUTE1からUSER_DEF_ATTRIBUTE10までの文字属性を更新できます。これにより、これらの属性を使用して取得するプロジェクト・コストに関する情報を、ビジネス要件に従って容易に編集できるようになります。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
プロジェクト・コスト・サービスへの変更をレビューし、RESTクライアントを更新します。
ヒントと考慮事項
- 「PJC: すべて」コンテキストを使用して、プロジェクト標準コスト収集フレックスフィールドを使用してプロジェクト・コストのユーザー定義属性を構成します。
- PATCH操作を使用してプロジェクト・コストのユーザー定義属性を更新する場合は、URLにトランザクション番号を2回含める必要があります。例: https://<host>:<port>/fscmRestApi/resources/11.13.18.05/projectCosts/<transaction number>/child/ProjectStandardCostCollectionFlexFields/<transaction number>
- 構成されたユーザー定義属性をUIに表示するには、「トランザクション番号」ハイパーリンクを使用して、「プロジェクト・コストの管理」ページから「支出項目」ページの「一般」タブにドリルダウンします。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかの権限およびロールが必要です。
- 権限名およびコード
- プロジェクト支出項目サービスの管理(PJC_MANAGE_PROJECT_EXPENDITURE_ITEMS_SERVICE_PRIV)
- プロジェクト支出項目の管理(PJC_MANAGE_PROJECT_EXPENDITURE_ITEM_PRIV)
- ジョブ・ロール名およびコード
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理職務(ORA_PJF_PROJECT_MANAGEMENT_DUTY_ABSTRACT)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
プロジェクト・コストの作成前に支出バッチをレビューおよび承認
プロジェクト・コストの作成前に、プロジェクト支出バッチをレビューおよび承認します。プロジェクト・アプリケーション管理者は、プロジェクト支出バッチ承認ワークフローを使用して、支出バッチを明示的にレビューおよび承認するために承認者に通知する適切な承認ルールを構成できます。これにより、支出バッチに対する管理が強化され、不当なプロジェクト・コストを防ぐためにコスト・トランザクションの適切なレビューが行われるようになります。
「支出バッチの管理」ページで、レビューおよび承認に適格なプロジェクト支出バッチを管理できます。
行の先頭にある「承認履歴の表示」をクリックして、バッチの承認を追跡します。
プロジェクト支出バッチ承認タスク・ワークフローを使用して、支出バッチの承認ルールを構成できます。支出ビジネス・ユニット、トランザクション・ソース、文書、文書入力、数量など、支出バッチの様々な属性を使用して適切な承認ルールを定義します。バッチに対して承認のシリアルまたはパラレルの階層を定義できます。
さらに、BIレポートおよび分析カタログでプロジェクト支出バッチ承認レポートを構成して、バッチの関連情報を表示できます。たとえば、レポート・レイアウトの変更、会社のロゴの追加、ビジネス・ニーズに基づいたレポートへの情報の組込みや削除などを実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト財務管理 オプションでなくなるバージョン: 更新22A
- 「プロジェクト・トランザクション・ソースの管理」設定タスクを使用して、コスト・トランザクションのレビューおよび承認を許可するトランザクション・ソース文書で「支出バッチ承認必須」オプションを使用可能にします。
- 「プロジェクト財務管理の承認管理の定義」設定タスクを使用して、BPMワークリストで適切な承認ルールを指定してプロジェクト支出バッチ承認タスク・ワークフローを構成します。
ヒントと考慮事項
-
この機能の使用を選択する前に、既存の支出バッチをリリースまたは削除してください。この機能へのオプトイン時に未リリースのバッチが存在する場合、これらのバッチのステータスは「下書き」に更新されます。バッチのトランザクション・ソース文書で「支出バッチ承認必須」オプションを有効にした場合は、次に、これらのバッチをレビューおよび承認のために明示的に送信する必要があります。
-
「支出バッチ承認必須」オプションは、文書に対して使用可能にした後は使用不可にできません。このような文書に属するプロジェクト支出バッチは、処理する前に常に明示的な承認が必要です。
-
ファイルベースのデータ・インポートまたはデスクトップ統合スプレッドシートのみを使用して作成された支出バッチおよび原価トランザクションをレビューおよび承認します。「未処理コストの管理」ページ、未処理プロジェクト・コストREST APIまたはSOAPサービスを使用して作成された支出バッチは、この機能では現在サポートされていません。
-
Oracle Fusion Projectsおよびサード・パーティ・トランザクション・ソースに属するプロジェクト支出バッチをレビューおよび承認できます。
-
支出バッチ承認を必要とする文書に属するトランザクションを含む支出バッチに、他の文書に属するトランザクションを含めることはできません。承認を受ける必要がある支出バッチには、単一のトランザクション・ソース、文書およびビジネス・ユニットに属するトランザクションが含まれている必要があります。
-
プロジェクト支出バッチ承認タスク・ワークフローに渡されるデフォルト承認ルールは、支出バッチを自動承認するように設定されています。特定のビジネス・ニーズに合うように、使用可能な属性を使用して承認ルールを定義してください。
-
支出バッチ属性は、プロジェクト支出バッチ承認タスク・ワークフローのペイロードの「タスク」→「payload」→「batchInfoPayload」フォルダに含まれています。
-
「プロジェクト支出バッチ承認」通知レポートは、「共有フォルダ」→「プロジェクト」→「ワークフロー通知」→「プロジェクト・コスト」にある「レポートおよび分析」カタログに存在します。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Project Portfolio Management Cloud実装スタート・ガイドのOracle Project Portfolio Management Cloudのワークフロー
ロール情報
この機能を使用してプロジェクト支出バッチを表示、作成、更新および削除するには、次のいずれかの権限およびロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト未処理支出項目の管理(PJC_MANAGE_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_ITEM_PRIV)
- プロジェクト未処理支出項目の入力(PJC_ENTER_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_ITEM_PRIV)
- プロジェクト未処理支出バッチの管理(PJC_MANAGE_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_BATCH_PRIV)
- プロジェクト未処理支出バッチの入力(PJC_ENTER_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_BATCH_PRIV)
- プロジェクト未処理支出バッチの表示(PJC_VIEW_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_BATCH_1_PRIV)
- 職務ロール名およびコード
- プロジェクト・コスト・トランザクション処理(ORA_PJC_PROJECT_COST_TRANSACTION_PROCESSING_DUTY)
- ジョブ・ロール名およびコード
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
ワークフロー承認通知を表示するには、次の権限が必要です。
- プロジェクト情報の表示(PJF_VIEW_PROJECTS_INFORMATION)
承認ワークフローを構成するには、次のジョブ・ロールが必要です。
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
コストのインポート・プロセスを使用したソースの待ち状態のコストすべてのインポート
「支出項目処理期限日」パラメータを空白に設定して、「コストのインポート」プロセスの実行時に特定のソースに対するすべての待ち状態のコストをインポートします。これにより、買掛管理などの他のモジュールからトランザクションをインポートして、プロジェクト・パフォーマンス・コストをプロジェクト・チームがすべて表示できるようにします。
このプロセスが完了すると、「プロジェクト・コストの管理」ページにコスト・トランザクションを表示でき、これには支出項目日が将来の日付に設定されているトランザクションも含まれます。
トランザクションを特定の日付までインポートする場合でも、「支出項目処理期限日」の値を定義できます。また、プロセス・スケジュールで使用可能な自動増分オプションを使用して、現在日までトランザクションをインポートするように「コストのインポート」プロセスをスケジュールできます。このオプションにより、支出項目処理期限日が現在の日付に自動的に増分されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「コストのインポート」プロセスでは、トランザクションの支出項目日を使用して、どのトランザクションをインポートするかを識別します。「支出項目処理期限日」パラメータが空白の場合は、支出項目日が将来の日付に設定されているトランザクションを含め、すべてのトランザクションがインポートされます。たとえば、次のようにします。
- 今日の日付は2020年2月19日です
- 請求書支出項目日は2020年2月21日です
- 「支出項目処理期限日」は空白です
- 結果: 請求書がインポートされ、「プロジェクト・コストの管理」ページで表示できます。
- コストをインポートするスケジュール済プロセスがすでにある場合、これらのプロセスは影響を受けません。
主なリソース
- Oracle Help Centerで提供されている『プロジェクト原価計算の使用』ガイドの「コストのインポート」トピック。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
オープン購買オーダーのプロジェクト属性の変更をバイヤーに許可します。予算管理が有効になっていると、資金予約および予算引当会計に対するプロジェクト資金のチェックおよび調整が、プロジェクト関連購買オーダー明細に定義されている新しい値に基づいて自動的に処理されます。
変更オーダーを作成して、オープン購買オーダーのプロジェクト関連属性を編集し、変更の完了後に承認のために文書を再送信します。
「資金ステータス」リンクをクリックして、資産引当の調整を表示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerで提供されている『調達の使用』ガイドの「購買オーダーの修正」トピック。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
契約管理者および請求スペシャリストは、請求書会計のために契約および請求書付加フレックスフィールドにプロジェクト関連の値を入力するのを回避することで時間を節約できます。売掛管理マネージャは、補助元帳会計ルールで様々なプロジェクト属性を指定することで、請求書会計に必要な勘定科目セグメント値を導出できます。
売掛管理に渡されたプロジェクト契約請求書に関連するプロジェクトの属性からソースを使用して、売掛/未収金補助元帳会計を構成できるようになりました。補助元帳会計の定義に次のプロジェクトおよびプロジェクト組織属性を使用できるようになりました。
- プロジェクト・ビジネス・ユニット会社セグメント
- プロジェクト・ビジネス・ユニット名
- プロジェクト資産計上可能インジケータ
- プロジェクト法的エンティティ名
- プロジェクト名
- プロジェクト番号
- プロジェクト組織名
- プロジェクト組織会社セグメント
- プロジェクト組織コスト・センター・セグメント
- スポンサード・プロジェクト・インジケータ
- プロジェクト組織付加フレックスフィールド
- プロジェクト・タイプ付加フレックスフィールド
- プロジェクト付加フレックスフィールド
これらのプロジェクト関連ソースは、プロジェクト別にグループ化されたプロジェクト契約請求書でのみ使用できます。プロジェクト別にグループ化されたプロジェクト契約請求書には、請求書のプロジェクト情報が含まれます。プロジェクト情報が表示されない場合、プロジェクト関連のSLAソースは値を返しません。
プロジェクト別に請求書を生成するには、請求書に使用する請求プランで、グループ・オプションとして「関連プロジェクト」が選択されている必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- プロジェクトおよびプロジェクト組織のSLAソースが値を返すためには、プロジェクト契約請求書がプロジェクト別にグループ化されている必要があります。
- プロジェクト別にグループ化されたプロジェクト契約請求書は、請求書にプロジェクト情報があることを確認することで識別できます。
- 使用可能なソースの完全なリストは、売掛管理の設定および保守タスク「補助元帳アプリケーション・トランザクション・オブジェクトの管理」で確認できます。各イベント区分で使用可能なソースの完全なリストについては、「イベント区分」および「ソース割当の表示」ボタンを選択してください。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracleヘルプ・センターのプロジェクト請求リリース・レディネス(20A)の新機能トピック「各プロジェクトの請求書の生成」。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限が必要です。
- 権限名およびコード:
- アプリケーション実装コンサルタント(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)
- 統合スペシャリスト(ORA_FND_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
「関連プロジェクト」ページでのプロジェクト番号およびタスク番号の入力
プロジェクトとタスクを契約明細に関連付ける場合は、プロジェクト名またはプロジェクト番号のいずれかとタスク名またはタスク番号のいずれかを入力します。契約管理者は、「検索と選択」ページにナビゲートしてプロジェクト番号とタスク番号で検索するのではなく、プロジェクト番号とタスク番号を直接入力することで時間を節約できます。
次の図は、「関連プロジェクト」タブの変更を示しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
契約明細の「関連プロジェクト」タブにある表の「表示」メニュー・オプションを使用して、プロジェクト名またはプロジェクト番号、およびタスク名またはタスク番号を表示または非表示にできます。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 顧客契約管理者(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約マネージャ(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_MANAGER_JOB)
「プロジェクト管理」作業領域で、対応する売掛金請求書の詳細を「プロジェクト請求書の管理」ページに表示します。プロジェクト・マネージャは、顧客に送信された請求書イメージ、運送費や税金を含めた実際の請求書金額、当初請求書金額や支払受領書を含めた残高の要約を表示できます。
「プロジェクト請求書の管理」ページで「未払」請求書ステータス・フィルタを選択すると、ステータスが承認済、リリース済、転送済、転送否認済および受入済であるプロジェクト契約請求書が表示されます。売掛管理で受け入れられたプロジェクト契約請求書の場合、プロジェクト・マネージャは、「売掛管理番号」リンクをクリックして、売掛金請求書を表示できます。プロジェクト契約の請求書ステータスが受入済でない場合、または請求書が外部の売掛管理アプリケーションにエクスポートされた場合、「売掛管理番号」値は読取り専用になります。
ここでは、「売掛管理番号」リンクのある「プロジェクト請求書の管理」ページと、そのリンクをクリックしてアクセスする売掛管理のトランザクションの表示ページの例を示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
プロジェクト・マネージャには売掛管理トランザクションのための会計関連の権限が付与されていないため、次のことはできません。
- 「トランザクション」ページでの会計の表示。
- 「ステータス・トラッカ」ウィンドウでの計上済ステータスの表示。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限およびロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- 売掛/未収金請求書の表示(AR_VIEW_RECEIVABLES_INVOICE_PRIV)
- 売掛/未収金クレジット・メモの表示(AR_VIEW_RECEIVABLES_CREDIT_MEMO_PRIV)
- 売掛/未収金請求書のプレビュー(AR_PREVIEW_RECEIVABLES_INVOICE_PRIV)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- その他のロール名およびコード:
- 売掛/未収金請求書のプレビュー(AR_PREVIEW_RECEIVABLES_INVOICE_PRIV_OBI)
- 受取手形の印刷(ARB_PRINT_BILLS_PRIV_OBI)
HCM割当のない個人のプロジェクト・チーム・メンバーとしての追加
HCMでの割当の有無に関係なく、個人をプロジェクト・チーム・メンバーとして追加します。これにより、プロジェクト・マネージャおよびプロジェクト管理者は、HCMでアクティブな割当が正式に割り当てられる前に、プロジェクト・チーム・メンバーを追加して計画できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- アクティブな個人をプロジェクト・チーム・メンバーとして追加できますが、HCMのアクティブな割当は必須ではなくなりました。
- ある個人をプロジェクト・チーム・メンバーとして使用できないようにするには、その個人の終了日を入力する必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ: 財務プロジェクトの定義と管理ガイドで、プロジェクト・リソースの管理を参照してください。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限およびロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
デフォルトの構成オプションを受け入れるか、デフォルトを必要に応じて上書きすることにより、プロジェクトのビジネス・ユニット設定を迅速化します。たとえば、通常の会計期間はデフォルトで使用可能ですが、異なるプロジェクト会計期間を使用するために変更できます。アプリケーション管理者は、プロジェクトおよびタスク所有組織とプロジェクト支出組織の両方に対して、単一の組織階層を割り当てることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト財務管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20D
ヒントと考慮事項
- プロジェクトおよびタスク所有組織詳細がプロジェクト支出組織詳細にコピーされます。「プロジェクト支出組織の異なる詳細の使用」オプションを選択して、異なるツリー、階層および組織を指定します。
- プロジェクトのプランニングおよびレポートの目的でより詳細な期間の定義が必要な場合、「異なる会計期間およびプロジェクト会計期間の使用」オプションを選択して適切なカレンダを指定します。
主なリソース
- 関連ヘルプ: プロジェクト財務管理および助成金管理の実装ガイドのプロジェクト・ビジネス・ユニット・オプション
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
1つのページの各ステップに従った単純なフローを使用して、プロジェクト組織を作成および保守します。フローにより、組織をプロジェクト組織として分類し、階層に追加して、組織の使用準備ができるよう他のすべての前提条件を完了します。
ガイド付きフローにアクセスしてプロジェクト組織を設定するには、次の手順を実行します。
- 「設定および保守」作業領域に移動します。
- 「プロジェクト組織分類の管理」タスクを検索します。
- 「プロジェクト組織分類の管理」タスク・リンクをクリックします。
- プロジェクト組織として追加または更新する組織を検索します。
- 1つ以上の組織を選択します。
- 「編集」をクリックします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト財務管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20D
ヒントと考慮事項
- 複数の組織を追加または更新する場合は、すべての組織を追加し、フローの最後のステップで「プロジェクト組織の保守」プロセスを送信することをお薦めします。
主なリソース
- 関連ヘルプ: プロジェクト財務管理および助成金管理の実装ガイドのプロジェクト組織
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
ファイルベースのデータ・インポートを使用したプロジェクト進捗のインポートおよび更新
「プロジェクト進捗のインポート」ファイルベースのデータ・インポート機能を使用して、サードパーティ・アプリケーションからプロジェクトの進捗データを移行します。この機能を使用して、プロジェクト・アプリケーション管理者およびプロジェクト統合スペシャリストは、大量の公開済プロジェクト進捗データをレガシー・システムからProject Control Cloudに簡単にインポートできます。既存プロジェクトの下書き進捗データを更新することもできます。
プロジェクトおよび要約タスクの下書き進捗の次の属性を更新できます。
- 実質完了率
- 進捗ステータス
- 進捗ステータス・コード
リソース割当のない最下位レベル・タスクの下書き進捗の次の属性を更新できます。
- 実質完了率
- 進捗ステータス
- 進捗ステータス・コード
- 見積開始日
- 見積終了日
- 実績開始日
- 実績終了日
さらに、この機能を使用して公開済進捗がインポートされた場合、「財務プロジェクト・プランの管理」ページの「進捗」タブにある「進捗履歴の表示」ウィンドウから公開済進捗を削除できます。
有効化のステップ
Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドの最新インポート・テンプレートをダウンロードしてレビューします。テンプレートを使用してデータを準備およびインポートするには、テンプレートの指示およびCSV生成タブの手順に従ってください。
ヒントと考慮事項
- 公開済進捗のインポートやドラフト進捗の更新は、プロジェクトおよびタスク・レベルにおいてのみ可能です。
- アプリケーションでは、この機能を使用してインポートされた公開済進捗のデータは検証されません。たとえば、サブタスク、要約タスクおよびそれらが属するプロジェクトについて公開済進捗をインポートした場合、進捗メジャーが要約タスクおよびプロジェクト・レベルに正しく積み上げられているかどうかは検証されません。
- プロジェクトまたはタスクの公開済進捗を進捗基準日とともにインポートした場合で、同じプロジェクトまたはタスクの公開済進捗がファイルベース・データのインポートによりすでに存在する場合、インポートされた進捗によって既存の進捗が積上金額に影響することなく置き換えられます。
- 現在の日付より前の進捗基準日で(下書き進捗が存在しない場合)、または既存の下書き進捗の進捗基準日で公開済進捗をインポートできます。
-
「プロジェクト進捗のインポート」プロセスの出力レポートは、「プロジェクト進捗のインポート: レポートの生成」サブプロセスによって生成されます。棄却された場合は、プロセスによって生成されたプロジェクト進捗のインポートの棄却ファイルを使用して、データを修正したうえで再アップロードできます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Project Portfolio Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドのプロジェクト進捗のインポートを参照してください。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限およびロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト進捗のインポート・プロセスの実行(PJO_RUN_IMPORT_PROJECT_PROGRESS_PROCESS_PRIV)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)