本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2020年10月30日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(20A、20B、20Cおよび20D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudリリース13の新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle HRMS (ポーランド)は、ポーランド固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ポーランドのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
契約の初期期間の単位として、使用可能になった「年」参照値を使用します。
この拡張機能により、年を追跡できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (ロシア)は、ロシア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ロシアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
「年」参照値を契約の初期期間の単位として使用できるようになりました。
この拡張機能により、年を追跡できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2020年9月25日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(20A、20B、20Cおよび20D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudリリース13の新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
処理待ち就業者を従業員または派遣就業者にそれぞれ変換するときに、「採用」または「派遣就業者の追加」以外の処理を指定できるようになりました。
処理待ち就業者を従業員に変換する場合に、次の処理のいずれかを選択できるようになりました。
- 従業員の再雇用
- 従業員雇用関係の追加
- 採用
処理待ち就業者を派遣就業者に変換する場合は、次のいずれかの処理を選択できます。
- 派遣就業者の更新
- 派遣雇用関係の追加
- 派遣就業者の追加
処理待ち就業者が常に新規採用になるとはかぎりません。処理待ち就業者が組織を離脱して別の部門に復帰したり、組織を離脱した後で復帰して研究を進める場合があります。このような場合、「採用」または「派遣就業者の追加」処理は適切でない可能性があります。処理待ち就業者の変換時に最適な処理を選択できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
年功起算日バージョン3を使用して就業者の年功を定義および管理します。年功ルールは、個人、雇用関係、アサイメントなどのすべてのレベルで定義できます。
ADPグローバル給与インタフェースの「SeniorityDetails」セクションを使用して、年功起算日バージョン3をレポートします。
ADPにすでにレポートしており、次の増分実行での変更のみをレポートする場合は、このパッチの適用後にベースライン抽出を実行します。このベースライン抽出の完了後に、通常のデータ変更と抽出を実行します。
Oracle Global Human Resourcesに従って、グローバル給与インタフェースで年功起算日バージョン3がサポートおよびレポートされるようになりました。給与パートナにインタフェースするルールおよび年功起算日を識別できるようになりました。
有効化のステップ
給与パートナに送信する年功ルールまたは年功起算日を識別する方法を次に示します。
-
「自分のクライアント・グループ」で「参照」を検索して選択します。
-
「共通参照の管理」ページで、参照タイプORA_HRY_INT_SENIORITY_RULESを検索します。
-
インタフェースに含める年功起算日ルールごとに、新しい参照コードを作成し、「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 参照コード: ルールの識別に使用できる任意のコード
- 開始日: 適切な日付を入力します
- 終了日: 適切な日付を入力します
- 内容: ORA_PER_SENIORITY_ITEMSでこの年功ルールを作成するときに使用した参照コードを入力します。
-
「保存」をクリックします。
ノート: 年功ルールに影響するデータに変更がある場合は、給与インタフェースを実行する前に「年功の再計算」プロセスを実行します。「年功起算日」ページで個人を検索すると、「年功の再計算」ボタンが表示されます。
主なリソース
年功起算日の詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle Help CenterのGlobal Human Resourcesの実装ガイドの年功起算日
-
様々な年功起算日バージョンの比較 (2414630.1)
-
年功起算日のトラブルシューティング - よくある質問(2676772.1)
-
FastFormulaを使用した年功起算日の計算(2370526.1)
-
V3年功起算日を使用して構成された一般的なユースケース(2476188.1)
-
採用時の企業および雇用主年功起算日の有効化(2432162.1)
-
V3年功起算日の年功変更(2446329.1)
詳細は、Oracle Help Centerにあるガイドのこのヘルプ・トピックを参照してください。
- グローバル給与インタフェースの実装
-
ベースライン抽出の生成
-
ADPグローバル給与でのブラジルのポジションおよびジョブCBOのサポート
ADPグローバル給与インタフェースのブラジル国別仕様データ・セクションで次の属性を使用して、ADPグローバル給与とインタフェースします。
-
JobDetails
-
PositionCBOOccupation
-
JobCBOOccupation
-
これらの属性をADPにすでにレポートしており、次の増分実行での変更のみをレポートする場合は、この機能が機能した後にベースライン抽出を実行します。ベースライン抽出の完了後に通常の抽出を実行できます。
これらの国別仕様情報を使用して、ブラジルの給与を処理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル給与インタフェースの実装ガイドのこのヘルプ・トピックを参照してください。
-
ベースライン抽出の生成
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2020年8月28日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(20A、20B、20Cおよび20D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudリリース13の新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
様々なレスポンシブ雇用フローでわかりやすいように、処理のラベルを書き換えました。たとえば、「処理名は何ですか?」は「異動させるにはどのような方法がありますか?」に変更されました。「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、および「一括雇用主変更」フローの事由コードのラベルも、会話形式のラベルを使用するように書き換えられました。さらに、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「処理待ち就業者の追加」および「従業員の採用」フローの開始日のラベルが、会話形式のラベルを使用するように書き換えられています。
この表は、すべての変更を示しています。
フロー | 20Cより前の属性ラベル | 20Cの属性ラベル |
---|---|---|
マネージャの変更 |
マネージャを変更するにはどのような方法がありますか? |
マネージャを変更するにはどのような方法がありますか? |
事業所の変更 |
事業所を変更するにはどのような方法がありますか? |
事業所を変更するにはどのような方法がありますか? |
勤務時間の変更 |
処理名は何ですか? |
勤務時間を変更するにはどのような方法がありますか? |
昇格・昇進 |
昇格・昇進させるにはどのような方法がありますか? |
昇格・昇進させるにはどのような方法がありますか? |
異動 |
処理名は何ですか? |
異動させるにはどのような方法がありますか? |
雇用主の変更 |
処理 |
雇用主を変更するにはどのような方法がありますか? |
アサイメントの追加 |
処理名は何ですか? |
アサイメントを追加するにはどのような方法がありますか? |
アサイメントの変更 |
処理名は何ですか? |
アサイメントを変更するにはどのような方法がありますか? |
ローカルおよびグローバル異動 |
処理 |
個人を異動させるにはどのような方法がありますか? |
雇用関係の作成 |
処理 |
雇用関係を作成するにはどのような方法がありますか? |
派遣就業者の追加 |
処理コード |
派遣就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
非就業者の追加 |
処理コード |
非就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
処理待ち就業者の追加 |
処理コード |
処理待ち就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
処理待ち就業者の変換 |
処理 |
処理待ち就業者を変換するにはどのような方法がありますか? |
従業員の採用 |
処理コード |
従業員を採用するにはどのような方法がありますか? |
直属の部下の管理 |
処理名は何ですか? |
これらの変更を加えるにはどのような方法がありますか? |
辞職 |
処理名は何ですか? |
辞職願を提出するにはどのような方法がありますか? |
退職 |
処理名は何ですか? |
従業員の退職を実行するにはどのような方法がありますか? |
一括雇用主変更 |
処理 |
雇用主を変更するにはどのような方法がありますか? |
派遣就業者の追加 |
事由コード |
派遣就業者を追加する事由は何ですか? |
非就業者の追加 |
事由コード |
非就業者を追加する事由は何ですか? |
一括雇用主変更 |
これらの変更を行う事由は何ですか? |
雇用主を変更する事由は何ですか? |
派遣就業者の追加 |
開始日 |
派遣就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
非就業者の追加 |
開始日 |
非就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
処理待ち就業者の追加 |
開始日 |
処理待ち就業者を追加するにはどのような方法がありますか? |
従業員の採用 |
開始日 |
従業員を採用するにはどのような方法がありますか? |
この機能により、様々なレスポンシブ雇用フローでわかりやすい言語を使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
ADPグローバル給与インタフェースによる部門の一般会計コスト・センターの適用のレポート
従業員アサイメント詳細をレポートするときに、ADPグローバル給与インタフェースを介してアサイメント部門にマップされた一般会計コスト・センターの摘要をレポートすることもできます。
ノート: すでにADPにレポートしていて、次の増分実行での摘要の変更のみをレポートする場合は、ベースライン抽出を実行します。この機能が機能した後で、ベースライン抽出を実行します。ベースライン抽出の完了後に通常のデータ変更と抽出を行います。
コスト・センターの摘要をコスト・センター・コードと一緒に従業員の給与明細に表示して、より多くの情報を提供できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年4月30日 | グローバル人事管理/雇用主の変更 |
雇用主変更時の拡張されたデータ・コピー・オプション | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年12月18日 | グローバル人事管理/処理フレームワーク | 複数処理の単一処理事由 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年9月25日 | グローバル人事管理/処理フレームワーク | 国固有の処理および処理事由 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年9月25日 |
グローバル人事管理/処理フレームワーク |
ロール固有の処理および処理事由 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年9月25日 |
グローバル人事管理/雇用主の変更 | 「雇用情報」ページに追加された雇用主および処理事由フィールド | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年9月25日 |
グローバル人事管理 |
国別識別子一意性検証 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年9月25日 |
グローバル人事管理 |
HCMデジタル・アシスタント - 新機能 |
文書の更新。更新20Cから削除された機能。 |
2020年8月28日 | グローバル人事管理/処理フレームワーク |
ロール固有の処理および処理事由 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年7月31日 | OTBI/人事管理 | トランザクション管理リアルタイム・サブジェクト領域の新しい属性 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年7月31日 |
グローバル人事管理 | 国別識別子一意性検証 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年7月31日 |
安全衛生 | 安全衛生ノートの移行 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年7月31日 |
安全衛生 | 従業員セルフサービスでのイベント・ページの表示または非表示 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年6月26日 | グローバル人事管理/処理フレームワーク |
国固有の処理および処理事由 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年6月26日 | 安全衛生 |
疾病/負傷個人ページにアプリケーション生成ケース番号を表示 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 | 安全衛生 |
通知先個人および通知日の詳細の取得 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
安全衛生 |
復職属性の取得 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
安全衛生 |
安全衛生ノートの移行 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
安全衛生 |
「安全衛生」ページをカスタマイズするためのページ・コンポーザ | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
安全衛生 |
従業員セルフサービスでのイベント・ページの表示または非表示 | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
安全衛生 |
インシデントおよび関連インシデントのソート | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
人材管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス/安全衛生 |
「インシデント詳細」および「処理」ページのDFFに関するレポートのOTBIサポート | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
人材管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス/安全衛生 |
インシデント調査の質問と回答に関するOTBIレポートのサポート | 文書の更新。更新20Cで提供される機能。 |
2020年6月26日 |
グローバル人事管理/処理フレームワーク |
国固有のアサイメント・ステータス | 文書の更新。更新20Cから削除された機能。 |
2020年6月5日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(20A、20B、20Cおよび20D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネス またはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
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列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
国別識別子(NID)の一意性をチェックして、モバイルレスポンシブ・ページで作成される重複個人レコードの数を減らすようにするため、新しいプロファイル・オプションの「国別識別子一意性検証モード」が追加されています。プロファイル・オプションを「エラー」または「警告」に設定すると、NIDを入力または変更できるページのすべての新しいまたは変更済の国別IDがチェックされます(Oracle Fusionデータベースに存在する場合)。ただし、Oracle採用応募者にはこのチェックは行われません。
次のプロファイル・オプション値のいずれかを選択できます。
- なし - NIDの一意性のチェックがオフになっています。これがデフォルト値です。
- 警告 - NIDフィールド・セグメントを3つ追加または修正するたびに、NIDの一意性のチェックが実行されます。重複が見つかると警告メッセージが表示されますが、入力したNIDを続行できます。
- エラー - NIDフィールド・セグメントを3つ追加または修正するたびに、NIDの一意性のチェックが実行されます。重複が見つかるとエラー・メッセージが表示され、ユーザーはそれ以降、入力したNIDを使用できません。トランザクションを取り消すか、NIDレコードを変更して続行するか、またはNIDレコードを空白にできます。
プロファイル・オプションが「エラー」に設定されている場合、デフォルトでは、NIDはNID番号のみに基づいて検証されます。NID国タイプIDに基づいてNIDを確認するには、「個人作成重複チェック」の企業設定を、単純な国別ID (国別IDのみ)ではなく、NID国タイプIDを含む選択肢のいずれかに変更する必要があります。
このプロファイル・オプションを設定することで、重複したNIDが作成されないようにできます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、「国別識別子一意性検証モード」プロファイル・オプションを設定する必要があります。
次に、プロファイル値の設定に必要な手順を示します。
- 「設定および保守」→「管理者プロファイル値の管理」タスクにナビゲートします。
- プロファイル・オプション・コードとしてORA_PER_NID_UNIQUENESSと入力します。
- 「ORA_PER_UNIQUENESS: プロファイル値」セクションで、プロファイル値を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- NID一意性チェックは追加機能であり、重複照合を併用して(または併用しないで)使用できます。重複照合とNID一意性を使用している場合に、プロファイル・オプションを「エラー」に設定すると、NIDに基づく重複は検出されません。これは、重複するNIDレコードの作成が許可されないためです。
主なリソース
詳細は、『Global Human Resourcesの実装』ガイドの次のトピックを参照してください。
- 第9章、個人、国別識別子の検証方法
HR担当者は、「家族および緊急連絡先」ページで連絡先の開始日を変更できるようになりました。HR担当者は、レスポンシブ・ページを使用して、すべての管理タスクを完了できるようになりました。従業員または派遣就業者は、連絡先の情報を表示しているとき、この機能を使用することはできません。
連絡先の開始日を変更する方法を次に示します。
- 「家族および緊急連絡先」ページで、開始日を変更する連絡先を選択します。
- 「処理」リストから「開始日の変更」を選択します。
- 「開始日の変更」ページに新しい開始日を入力します。
- 変更を保存します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 連絡先が唯一の連絡先で、同僚や共有の連絡先ではなく、新しい開始日が過去の日付の場合、関係、名前、住所、ビザまたは許可、国別仕様情報などのすべての有効日オブジェクトは新しい開始日と同期されます。
- 連絡先が唯一の連絡先で、同僚や共有の連絡先ではなく、新しい開始日より後の有効日が指定されたオブジェクトに対して有効な日付の変更が行われた場合、有効日が指定されたオブジェクトの日付は新しい開始日と同期されます。
- 連絡先が唯一の連絡先で、同僚や共有の連絡先ではなく、新しい開始日より前の有効日が指定されたオブジェクトに対して有効な日付の変更が行われた場合、エラー・メッセージが表示され、変更は実行できません。開始日を変更する前に、有効な日付の変更を削除する必要があります。
- 連絡先が唯一の連絡先で、同僚や共有の連絡先ではなく、有効日が指定されたオブジェクトの開始日が連絡先の元の開始日より後の場合、有効な開始日は同期されません。
- 連絡先が同僚の場合に、開始日を将来の日付に変更すると、関係開始日が変更され、同僚の有効日の詳細は変更されません。
- 連絡先が同僚の場合に、開始日を過去の日付に変更すると、関係開始日が変更され、同僚の有効日の詳細は変更されません。新しい開始日を同僚の元の開始日の実際の開始より前にすることはできません。
- 連絡先が他の従業員または派遣就業者の連絡先の場合、開始日を将来の日付に変更すると、関係開始日が変更され、連絡先の有効日の詳細は変更されません。
- 連絡先が他の従業員または派遣就業者の連絡先の場合、開始日を過去の日付に変更すると、関係開始日が変更され、同僚の有効日の詳細は変更されません。新しい開始日を同僚の元の開始日の実際の開始より前にすることはできません。
パフォーマンス向上のため、新しいパラメータ「バッチ・モード」が「個人レコードの同期化」プロセスに追加されました。バッチ・モードが「はい」に設定されている場合、プロセスでは、指定された日付範囲のすべての個人変更に対して1つのSOAイベントが発生します。「いいえ」に設定した場合、プロセスでは、指定した日付範囲で各個人変更に対してSOAイベントが発生します。
このプロセスの一部として取得される変更のリストを次に示します。
- 従業員の採用
- 派遣就業者の追加
- 勤務先Eメールの作成または更新
- 勤務先電話番号の作成または更新
- 個人名の変更
- 雇用関係の変更
- アサイメントの変更
この変更は最初のステップなので、ChangedPersonDetailsイベントを使用している消費製品や顧客は、プロセスの更新および新しいBatchChangedPersonDetailsイベントの使用に必要なステップを実行できます。パラメータが「いいえ」に設定されるとChangedPersonDetailsイベントが発生します。パラメータが「はい」に設定されるとBatchChangedPersonDetailsイベントが発生します。どちらのイベントもサポートされており、発生する可能性があるため、消費製品または顧客は、新しいイベントのロジックを更新する際に、既存のロジックを保持する必要があります。プロセスのパフォーマンスを最大化するため、今後のリリースでは、このパラメータはデフォルトで「はい」に設定され、最初から非表示にされる予定です。したがって、プロセスを分析し、今後デフォルトでパラメータが「はい」に設定されるときに中断されないように変更しておくことが重要です。
バッチ・モードを「はい」に設定してプロセスを実行した場合、プロセスの詳細は、PER_EVENT_PROCESS_STAGEおよびPER_EVENT_PROCESS_STAGE_DETAILという2つの表に、バッチIDで作成された全ユーザーのレコードとともに格納されます。表の詳細は、デフォルトで7日後に削除されます。詳細が表からパージされるまでの日数を設定するには、プロファイル・オプションORA_PER_BULK_SYNC_PER_DETAILS_PURGE_DAYSを使用します。データのパージ期間を増減する場合は、プロファイル値を変更します。
取込み手順:
- コンシューマはBatchChangedPersonDetailsイベントをリスニングする必要があります。
- 新しいイベントは、ペイロードでBatchIdを渡します。BatchIdにタグ付けされたすべてのpersonIdはper_event_process_stage_detail表からフェッチする必要があります。
次の問合せを検索して、指定したバルク・イベントですべてのperson_idsのリストを取得してください。
Select person_id from per_event_process_stage_detail Where event_process_stage_id =
(select distinct event_process_stage_id from per_event_process_stage where BULK_FLAG='Y'
and event_process_stage_id=:pBatchId);
- 個人レコードはFoundationPartiesSyncProcessCompositeと同様に処理されますが、(個人サービスを何度も呼び出すのではなく)すべてのレコードを一括して処理するようにしてください。
- イベント定義の形式および一括イベントを呼び出すペイロードの構造は次のとおりです。
-
イベント定義ファイル
<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?> <definitions xmlns="http://schemas.oracle.com/events/edl" targetNamespace="http://xmlns.oracle.com/apps/hcm/people/core/batchChangedPersonsDetailsComposite"> <schema-import namespace="http://xmlns.oracle.com/apps/hcm/people/core/batchChangedPersonsDetailsComposite" location="xsd/BatchChangedPersonDetails.xsd"/> <event-definition name="BatchChangedPersonDetails"> <content xmlns:ns0="http://xmlns.oracle.com/apps/hcm/people/core/batchChangedPersonDetailsComposite" element="ns0:BatchInformation"/> </event-definition> </definitions> -
XMLスキーマ定義
<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?> <xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns="http://xmlns.oracle.com/apps/hcm/people/core/bacthChangedPersonDetailsComposite" targetNamespace="http://xmlns.oracle.com/apps/hcm/people/core/batchChangedPersonDetailsComposite" elementFormDefault="qualified"> <xsd:element name="BatchInformation"> <xsd:annotation> <xsd:documentation>BatchInformation</xsd:documentation> </xsd:annotation> <xsd:complexType> <xsd:sequence> <xsd:element name="BatchId"> <xsd:complexType> <xsd:sequence> <xsd:element name="newValue" type="StringValue"/> </xsd:sequence> </xsd:complexType> </xsd:element> </xsd:sequence> </xsd:complexType> </xsd:element> <xsd:complexType name="StringValue"> <xsd:attribute name="value" type="xsd:string"/> </xsd:complexType> <xsd:complexType name="LongValue"> <xsd:attribute name="value" type="xsd:long"/> </xsd:complexType> <xsd:complexType name="DateValue"> <xsd:attribute name="value" type="xsd:date"/> </xsd:complexType> </xsd:schema>
-
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
次について、トランザクション設計スタジオ(TDS)を使用して「追加の個人情報」ページを構成できるようになりました。
- 「情報グループ」値リストに表示される個人拡張可能フレックスフィールド(EFF)ページ
- ページに表示されるコンテキスト(各ページに複数のコンテキストが定義されている場合)
サポートされるTDSパラメータは、「ロール名」と「国」です。
個人の現在のアクティブな雇用関係の国別仕様は、ルールが個人に適用されるかどうかを決定するためにTDSの「国」パラメータによって使用されます。ユーザー・エクスペリエンスを簡素化するため、Oracle提供の個人EFFの「国」パラメータに基づいたTDSルールが用意されています。そのため、アクティブな雇用関係に基づいて個人に適用される個人EFFページまたはコンテキストのみが表示されます。たとえば、個人にイタリアでアクティブな雇用関係のみがある場合、イタリアのOracle提供の個人EFFページとコンテキストのみが表示され、Oracle提供の他のすべての個人EFFは「情報グループ」の値リストに表示されません。独自の個人EFFページとコンテキストを定義している場合、これらはデフォルトで表示されます。
拡張検索を使用すると、雇用関係が終了した個人を検索できます。退職した就業者を検索し、その個人がアクティブだったときの有効基準日を指定して、その国に関連付けられている個人EFFページおよびコンテキストを表示します。顧客固有の個人EFFページを作成しておらず、選択した個人に、提供されたルールと一致する国でのアクティブな雇用関係がない場合、ページはnullになる可能性があります。これは予想された動作です。
TDSは、個人EFFの特定のセグメントの非表示をサポートしていません。「追加個人情報」ページは、初期設定でHR担当者ロールに対してのみ表示されます。これが、このルールが適用されたタイミングを示すパラメータが現在表示されていない理由です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能はレスポンシブ・ページ用です(レスポンシブ・ページに移動していない場合、この機能は使用できません)。レスポンシブ・ページの有効化の詳細は、My Oracle SupportのHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報(文書ID 2399671.1)にあるドキュメントを参照してください。
主なリソース
詳細は、次の追加リソースを参照してください。
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
- 『Global Human Resourcesの実装』ガイド、第38章「その他の設定および保守タスク: HCMエクスペリエンス設計スタジオ」
- 『Global Human Resourcesの実装』ガイド、第10章「雇用: 昇格・昇進処理のガイド付きフローへのコンテンツの追加」
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用したワークフォース・ストラクチャEFFのコンテキストベースのパーソナライズ
HCMエクスペリエンス設計スタジオで、ワークフォース・ストラクチャのEFFコンテキストを構成できるようになりました。セクションを表示または非表示にできます。
ワークフォース・ストラクチャの「追加情報」および「国別仕様情報」セクションで、拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキストを選択的に表示または非表示にするように構成できます。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオのセクションおよび関連するEFFコンテキストを表示または非表示にする方法を次に示します。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオの「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- ワークフォース・ストラクチャ関連処理(ジョブの作成、事業所の作成など)を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 必要なルールの詳細を入力します。
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、「追加情報」および「国別仕様情報」セクションが「表示」に設定されていることを確認します。
- 「ページ属性」セクションで、「追加情報」を選択して属性を構成した後、「国別仕様情報」を選択し、国別仕様属性を構成します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「ポジション詳細」ページの「求人の作成」処理を使用して、求人(Oracle採用)を作成できます。
求人を作成する場合、現在表示されているポジションの値および関連付けられている求人テンプレートが、求人ページにデフォルト設定されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
「ポジション詳細」ページから求人を作成するには、「採用マネージャ」ロールまたは「採用担当者」ロールが必要です。
プロファイルは、ジョブに必要な資格およびスキルの識別に役立ちます。これで、「ジョブ詳細」ページでプロファイルをジョブに関連付けることができます。既存のプロファイルを関連付けるか、または現在関連付けられているプロファイルの関係を終了できます。
「ジョブ詳細」ページの「プロファイルの作成」処理を使用して、新しいプロファイルを作成することもできます。新しいプロファイルを保存したら、更新または修正処理を使用して新しいプロファイルを関連付けます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
- この機能を使用するには、拡張タレント・プロファイルに移行する必要があります。これを行う方法は、『タレント管理新機能』の「拡張タレント・プロファイルによるクラシック・プロファイル管理の置換」を参照してください。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 『Global Human Resourcesの実装』ガイド、第13章「ワークフォース・プロファイル」
- My Oracle Supportの「Oracle Fusionプロファイル管理のアップグレード」の「拡張タレント・プロファイルの使用」(文書ID 2421964.1)
ロール情報
「プロファイルの作成」処理はこの機能権限によって保護されています。
機能権限名 | ロール |
---|---|
ポジション・プロファイルの作成HRT_CREATE_POSITION_PROFILE |
ワークフォース・ストラクチャ管理職務、ライン・マネージャ |
Oracle HCM Cloudでは、新しいlocationsV2 RESTリソースを使用して事業所を作成し、管理できます。このリソースを使用して、事業所および関連する住所とフレックスフィールド・データを取得、作成、管理できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
locationsV2リソースの詳細は、Oracle Help Centerの『Oracle HCM Cloud REST API』ガイドを参照してください。
ロール情報
関連情報の管理を容易にするため、locationsV2 RESTリソースを保護するために必要なすべての機能セキュリティ権限とデータ・セキュリティ・ポリシーは、集計権限を通じて提供されます。
権限 | メソッド | ジョブ・ロールへの割当 |
---|---|---|
ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_LOCATIONS RESTサービスの使用 - 事業所 |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_LOCATIONS_RO RESTサービスの使用 - 事業所(読取り専用) |
DESCRIBE、GET | 人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
また、POSTまたはPATCHリクエスト・ペイロードに関連属性を指定するため、関連するREST APIのLOVリソースへのアクセス権が必要です。locationsV2セキュリティの詳細は、Oracle Help Centerの『Oracle HCM Cloud REST API』ガイドにある承認のセクションを参照してください。
「雇用情報」ページに追加された雇用主および処理事由フィールド
「雇用主」フィールドと「処理事由」フィールドが追加された「雇用情報」フローのユーザー・エクスペリエンスが改善されました。これらのフィールドは、「雇用情報」ページの「雇用履歴」および「先日付処理」セクションで使用できるようになりました。
有効化のステップ
「処理事由」フィールドはデフォルトで非表示です。雇用情報フローでこのフィールドを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。
雇用主の変更間のアサイメント履歴を「雇用情報」レスポンシブ・ページに表示するには、ORA_PER_EMPL_DISPLAY_GT_HISTORYプロファイル・オプションを有効にする必要があります。このプロファイル・オプションの有効化の詳細は、HCM Global Human Resourcesリリース20Bの新機能である雇用主の変更間のアサイメント履歴の表示で「有効化のステップ」の項を参照してください。
ヒントと考慮事項
「雇用主」フィールドは、グローバル異動の場合のみ表示されます。
主なリソース
詳細は、次の追加リソースを参照してください。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio ? What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイド、第38章「その他の設定および保守タスク: HCMエクスペリエンス設計スタジオ」
ローカル転送およびグローバル転送フローを使用するユーザーのデータ・コピー・オプションを改善しました。雇用主の変更時に、ユーザーがソースから宛先の国にこれらの種類のデータをコピーできるようになりました。
- 個人詳細: 名前、国別識別子、コミュニケーション言語および出生の詳細。
- 連絡先情報: 電話および住所。
- 国別仕様情報: 性別、婚姻区分、エスニシティおよび宗教。
- その他情報: パスポート、ビザと許可および市民権。
- 福利厚生: グローバル異動のライフ・イベントを選択し、福利厚生バランスを就業者の新規アサイメントに転送できます。
- 給与データ: 同じ国別仕様データ・グループ内で、雇用主間の異動(グローバル異動)中に第三者支払方法および計算カード(源泉徴収カードなど)をコピーできるようになりました。各国の国別仕様によって、コピーされる計算カードおよびコンポーネントが決定されます。同じLDG内の異動中に任意のフィールドが空白の場合、給与値はソース・アサイメントからコピーされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「連絡先情報」、「その他の情報」および「福利厚生」の各セクションは、デフォルトでは非表示になっています。ローカルおよびグローバル異動フローでこれらのセクションを有効にするには、トランザクション設計スタジオを使用する必要があります。
-
「個人詳細」および「国別仕様情報」セクションは、質問リスト・ページに表示されません。これらのセクションは、個人の雇用関係の国別仕様に変更があった場合にのみ表示されます。その理由は、新規の名前および国別仕様レコードが異動先の国別仕様に基づいて自動的に作成されるためです。「個人基礎情報」リージョンおよび「国別識別子」リージョンが含まれているのは、給与や福利厚生などの一部のアプリケーションでこの情報が必要になる場合があり、転送プロセス時にこのリージョンが含まれていると追加のナビゲーションが少なくなるためです。
-
参照コードがソース国別仕様と同じである場合は、個人の婚姻区分、エスニシティ、宗教、性別などの国別仕様情報が宛先の国別仕様にコピーされます。これらが同じでない場合、フィールドは空白になり、宛先の国の有効な値リストから選択できます。
-
一部の国別識別子検証では市民権レコードが必要であるため、パスポート、ビザおよび許可情報とともに市民権の詳細が「その他の情報」セクションに追加されました。これらのオブジェクトに既存のデータがある場合、データが表示されます。データが存在しない場合は、転送プロセスの一環としてデータを入力できます。
-
「質問リスト」ページで「連絡先情報」セクションと「その他の情報」セクションを選択すると、セクションが表示されます。これらのオブジェクトに既存のデータがある場合、データが表示されます。データが存在しない場合は、転送プロセスの一環としてデータを入力できます。
-
転送プロセスを実行するライン・マネージャには、住所、電話、Eメール、国別識別子、ビザおよび許可など、個人の身元を識別可能な情報(PII)を表示または管理するために必要な権限がない場合があります。この場合、ユーザーにデータへのアクセス権がなく、PIIに関連する追加情報を追加できないことを示すメッセージが表示されます。これにより、PIIデータへの不適切なアクセスや、プライマリ・レコードの作成による競合が防止されます。
-
ユーザーが「質問リスト」ページから「福利厚生」セクションを選択した場合、セクションはグローバル異動の場合にのみ表示されます。
主なリソース
HCMエクスペリエンス設計スタジオおよびトランザクション設計スタジオの詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
-
トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書2504404.1)
雇用主の変更時に、先日付退職レコードを宛先雇用関係に自動的に移動することで、ユーザーの操作が容易になりました。
この機能は、次のプロセスを使用して雇用主を変更する場合にサポートされます。
- ローカルおよびグローバル異動
- レスポンシブ一括雇用主変更
- REST API
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
先日付退職を持つ個人が新しい雇用主に異動されると、すべての退職関連フィールド(「再雇用推薦」や「通知日」など)がソースから宛先雇用関係にコピーされます。宛先アサイメントも、先日付の退職日時点で非アクティブになります。
ノート: グローバル異動を行うと、ソース雇用関係の先日付の非アクティブなアサイメントおよび退職の詳細が削除されます。
新しい「一括雇用主変更」レスポンシブ・プロセスを使用して、一連の就業者の雇用主を簡単に変更できるようになりました。このコンパクトなガイド付きプロセスにより、ユーザーは、就業者グループに対して永続的な雇用主変更を実行できます。選択したすべての就業者のソース・アサイメント・データと給与情報が、ソース雇用関係のソース・アサイメントから宛先雇用関係にコピーされます。さらに、別の雇用主から就業者を選択して、同じ宛先の雇用主に異動させることもできます。
「アサイメント値の上書き」セクションでは、特定のアサイメント属性に対して特定の値を指定できます。これらの特定の値は選択したすべての就業者に適用され、就業者のソース・アサイメントの対応する値は上書きされます。
このプロセスを発行した後、「一括雇用主変更」ダッシュボードからスケジュール済ジョブの進捗をモニターできます。ソースでエラーを修正した後、エラーが発生した就業者のために補足バッチを作成できます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の使用』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 一括雇用主変更
- 一括雇用主変更ステータス
- 一括雇用主変更の作成
ロール情報
「一括雇用主変更」ページはこの集計権限で保護されています。
権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
就業者の一括雇用主変更の実行 ORA_PER_PERFORM_WORKER_MASS_LE_CHANGE |
人事担当者 |
ユーザー向けのデータ・コピー・オプションが改善されました。雇用主の変更時に、ユーザーがソースから宛先のアサイメントにこれらの種類のデータをコピーできるようになりました。
-
アサイメント拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキスト: デフォルトでは、すべてのEFFコンテキストがコピーされますが、就業者の新しいアサイメントにコピーしないコンテキストを選択できます。
-
給与データ: 国別仕様データ・グループ(LDG)内の転送日時点で、給与、超過勤務期間、タイム・カード要、個人支払方法、個人原価計算上書きおよび固定処理エレメント・エントリをコピーできるようになりました。同じ国別仕様データ・グループ内で、雇用主間の異動(グローバル異動)中に第三者支払方法および計算カード(源泉徴収カードなど)をコピーします。各国の国別仕様によって、コピーされる計算カードおよびコンポーネントが決定されます。同じLDG内の異動中に任意のフィールドが空白の場合、給与値はソース・アサイメントからコピーされます。
-
福利厚生: グローバル異動のライフ・イベントを選択し、福利厚生バランスを就業者の新規アサイメントに転送できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- 20C Workforce Rewards > グローバル給与の新機能: 雇用主変更時の計算カードおよび第三者支払方法のコピー
- 20C Workforce Rewards > グローバル給与の新機能: 一括雇用主変更時の給与情報のコピー
処理、処理事由およびアサイメント・ステータスの設定ページはレスポンシブ・ページでのみ使用可能(更新20C以降)
アプリケーションのレスポンシブ・ページからのみこれらの設定ページにアクセスできるようになりました。
- アクションの構成
- 処理事由
- 割当ステータス
これらの設定ページには、「自分のクライアント・グループ」の「クイック処理」からアクセスできます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
- この機能はレスポンシブ・ページ用です(レスポンシブ・ページに移動していない場合、この機能は使用できません)。レスポンシブ・ページの有効化の詳細は、My Oracle SupportのHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報(文書ID 2399671.1)にあるドキュメントを参照してください。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 処理コンポーネントの仕組み
- 処理および処理事由フレックスフィールド
- アサイメント・ステータスの設定方法
ロール情報
レスポンシブな「処理の構成」設定ページは、この機能権限によって保護されています。
機能権限名 |
ロール |
---|---|
雇用設定の構成 PER_MANAGE_ACTIONS_AND_REASONS_PRIV |
人材管理アプリケーション管理者 報酬管理者 |
レスポンシブな「処理事由」設定ページは、この機能権限によって保護されています。
機能権限名 |
ロール |
---|---|
雇用設定の構成 PER_MANAGE_ACTIONS_AND_REASONS_PRIV |
人材管理アプリケーション管理者 報酬管理者 |
レスポンシブな「アサイメント・ステータス」設定ページは、この機能権限によって保護されています。
機能権限名 |
ロール |
---|---|
アサイメント・ステータス・タイプの管理 PER_MANAGE_ASSIGNMENT_STATUS_TYPE_PRIV |
人材管理アプリケーション管理者 |
レスポンシブな「雇用」ページで、処理および処理事由を国固有にすることができるようになりました。処理および処理事由に適用可能な国を選択します。このマッピング後、レスポンシブな「雇用」ページには、就業者の雇用主国に適用可能な処理および処理事由が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
- 処理または処理事由をグローバルにするには、デフォルトの空白値を保持し、「国」フィールドで何も選択しないようにします。空白値は、すべての国に処理または処理事由が適用されることを示します。
- 「処理事由」UIを使用して処理事由を作成し、処理を作成または編集するときにそれを処理に関連付けます。
- 処理を作成する際、処理事由を作成するオプションはありません。
- 処理事由の国は、処理のいずれかの国と一致する必要があります。
- すべての国に適用可能な各処理タイプ内に、少なくとも1つのアクティブな処理コードを含めることをお薦めします。
20Cより前のリリースでは、辞職処理は「退職」および「辞職」ページでデフォルトとしてハードコードされていました。リリース20C以降、退職および辞職処理のデフォルト・ロジックは、ロールまたは国が関連付けられていない最初の自己都合退職処理を検索し、その処理をデフォルト設定するように変更されました。
ノート:
- デフォルト設定ロジックがこのように変更されたため、デフォルト設定された処理が常に辞職であるとはかぎりません。
-
リリース20Dでは、選択したデフォルト処理が処理名のアルファベット順で最初になるように修正されています。また、処理は自己都合退職処理として分類され、ロールや国は関連付けられません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 処理コンポーネントの仕組み
- 処理および処理事由フレックスフィールド
レスポンシブな「雇用」ページで、処理および処理事由をロール固有にすることができるようになりました。処理および処理事由に適用可能なロールを選択します。このマッピング後、レスポンシブな「雇用」ページには、ログイン済ユーザーのロールに適用可能な処理および処理事由が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能はレスポンシブ・ページ用です(レスポンシブ・ページに移動していない場合、この機能は使用できません)。レスポンシブ・ページの有効化の詳細は、My Oracle SupportのHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報(文書ID 2399671.1)にあるドキュメントを参照してください。
- この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
- 処理または処理事由をグローバルにするには、デフォルトの空白値を保持し、「ロール」フィールドで何も選択しないようにします。空白値は、すべてのロールに処理または処理事由が適用されることを示します。
- 「処理事由」UIを使用して処理事由を作成し、処理を作成または編集するときにそれを処理に関連付けます。
- 処理事由のロール国は、処理のいずれかのロールと一致する必要があります。
- すべてのロールに適用可能な各処理タイプ内に、少なくとも1つのアクティブな処理コードを含めることをお薦めします。
20Cより前のリリースでは、辞職処理は「退職」および「辞職」ページでデフォルトとしてハードコードされていました。リリース20C以降、退職および辞職処理のデフォルト・ロジックは、ロールまたは国が関連付けられていない最初の自己都合退職処理を検索し、その処理をデフォルト設定するように変更されました。
ノート:
- デフォルト設定ロジックがこのように変更されたため、デフォルト設定された処理が常に辞職であるとはかぎりません。
-
リリース20Dでは、選択したデフォルト処理が処理名のアルファベット順で最初になるように修正されています。また、処理は自己都合退職処理として分類され、ロールや国は関連付けられません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 処理コンポーネントの仕組み
- 処理および処理事由フレックスフィールド
雇用処理タイプに関連する処理コードのデフォルトのアサイメント・ステータスをマップできるようになりました。このマッピング後、レスポンシブな「雇用」ページには、選択した処理コードにマップされたアサイメント・ステータスがデフォルトで設定されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
- アサイメント・ステータスを処理にマップするには、そのアサイメント・ステータスに関連付けられているすべての国が処理に関連付けられている国と一致することを確認します。
- この機能は、雇用に関連する処理タイプにのみ適用できます。これは、報酬、ワークフォース・ストラクチャ、採用などに関連する処理タイプには適用されません。
- グローバル異動、グローバル臨時アサイメント、臨時アサイメントの場合、宛先アサイメントにデフォルトのアサイメント・ステータスが適用されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 処理コンポーネントの仕組み
- 処理および処理事由フレックスフィールド
ユーザーは、処理事由を作成し、それを複数の処理に関連付けることができるようになりました。この機能により、処理事由リストがグローバルになり、複数の処理事由を作成する手間を減らすことができます。
処理事由の作成時に、コード、名前および摘要を指定できます。処理事由の開始日および終了日は指定できなくなりました。これらは、それぞれ1951年1月1日および4712年12月31日としてアプリケーションによって内部的にデフォルト設定されます。
ただし、処理事由を処理に関連付ける場合、開始日と終了日を指定することで、この関連付けが有効な期間を指定できます。
さらに、この処理事由の関連付けが適用される国およびロールを選択できます。
この機能により、処理事由リストがグローバルになり、複数の処理事由を作成する手間を減らすことができます。
同じ処理事由を複数の処理で使用し、ビジネス・ニーズに応じて特定の処理の使用方法を構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- 処理コンポーネントの仕組み
- 処理および処理事由フレックスフィールド
「処理」の新しい値リスト(LOV)により、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。LOVへの入力を開始すると、関連する処理の候補が提示されるようになりました。
この表は、処理のクライアントLOVのプロファイル・オプションを示しています。これらのプロファイル・オプションは、サイト・レベルの値が「N」に設定された状態で提供されています。クライアントLOVでは「次を含む」ロジックを使用し、入力した文字を含む結果を返します。オプションで、個々のLOVに対してこのロジックを「次で始まる」に変更して、特定の文字で始まる結果が返されるようにすることもできます。そのためには、対応するプロファイル・オプション・コードのサイト・レベルの値を「N」から「Y」に変更します。サイト・レベルの値を変更した場合、LOVが複数のページで使用されていれば、そのすべてのインスタンスに対して検索ロジックが変更されます。
オブジェクト | プロファイル・オプション・コード |
---|---|
処理 | PER_LOV_SEARCH_ACTIONS_STARTSWITH |
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
処理LOVはRESTベースのLOVに変更されたため、ページ・コンポーザのパーソナライズ、HCMエクスペリエンス設計スタジオおよびオートコンプリートのルールに影響する場合があります。更新の後、これらのルールに対する影響を検証する必要があります。
主なリソース
クライアントLOVの詳細は、次のリソースを参照してください。
- 18B HCM共通の新機能: クライアント値リスト(LOV)を使用した迅速な値のレンダリング
- 18C HCM共通の新機能: 新しいクライアントLOV
- HCMセキュリティ・アップグレード・ガイド
ロール情報
次の表は、各クライアントLOVに対するセキュリティ権限とそれらを継承するロールを示しています。
オブジェクト | セキュリティ権限名およびコード |
権限タイプ |
ジョブ・ロール名 |
---|---|---|---|
処理 | RESTサービスの使用 - 個人参照データ値リスト ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_PERSON_REFERENCE_DATA_LOVS |
集計 |
従業員 派遣就業者 ライン・マネージャ HR担当者 |
現在のアサイメント階層を使用して、承認ルールを構成し、承認をルーティングできるようになりました。デフォルトのルーティングでは、プライマリ・アサイメント階層が使用されますが、承認を非プライマリ・アサイメントのマネージャにルーティングできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
この機能は、雇用関連の承認にのみ適用可能です。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにある『Global Human Resourcesの実装』ガイドの第14章「通知および承認」を参照してください。
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用したアサイメントEFFのコンテキストベースのパーソナライズ
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、様々なレスポンシブ雇用フローで「追加アサイメント情報」セクションのユーザー・エクスペリエンスを改善しました。ビジネス・ルールに基づいて、このセクションのアサイメント拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキストを選択的に表示または非表示にするように構成できます。
「追加アサイメント情報」の編集を選択する際は、ページ(情報グループ)の表示と非表示を切り替えるオプションが表示されるようになりました。リージョン(コンテキスト)の表示または非表示を選択することもできます。
ノート: アサイメントEFFのセグメントを表示または非表示にする機能はまだサポートされていません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
HCMエクスペリエンス設計スタジオおよびトランザクション設計スタジオの詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
-
トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書2504404.1)
詳細は、Oracle Help Centerの『Global Human Resourcesの実装』ガイドで次のトピックを参照してください。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオ
複数のアサイメントについてビジネス・タイトルのLOVで表示されるHRステータス
休止アサイメントおよび非アクティブなアサイメントのビジネス・タイトルとともにHRステータスを表示することで、ユーザー・エクスペリエンスを改善しました。たとえば、就業者は2つのアサイメント(アクティブと非アクティブ)を持つことがあります。この場合、アクティブなアサイメントのビジネス・タイトルはマネージャ情報システムと表示され、非アクティブなアサイメントは管理コンサルタント ? 非アクティブと表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
アサイメントがアクティブな場合、HRステータスはビジネス・タイトルの横に表示されません。
アサイメント終了プロセス中に自動的に設定されるプライマリ・オプション
ユーザーは「アサイメントの終了」プロセスと「臨時アサイメントの終了」プロセスを簡単に使用できるようになりました。この2つの処理のいずれかをプライマリ・アサイメントで実行すると、その雇用関係内にあるアクティブなアサイメントが2つのみの場合、アプリケーションは自動的にセカンダリ・アサイメントをプライマリにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
プライマリ・アサイメントは終了できますが、次の条件が適用されます。
-
雇用関係に非プライマリ・アサイメントが1つしかない場合、プライマリ・アサイメントの終了時に非プライマリ・アサイメントがプライマリとして自動的に作成されます。
-
非プライマリ・アサイメントが複数ある場合、アプリケーションではプライマリ・アサイメントの終了は許可されません。最初に非プライマリ・アサイメントの1つをプライマリとして作成してから、プライマリ・アサイメントを終了する必要があります。
非プライマリ・アサイメントを終了しても、アプリケーションの動作は変わりません。
V1からV3への年功起算日の移行中における累計オプション「いいえ」の設定
年功起算日をバージョン1 (V1)からバージョン3 (V3)に移行するプロセスが拡張されました。このプロセスでは、移行されたV3年功起算日の「累積」オプションが「いいえ」に設定されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
チェックリストとタスクの両方のレベルで、ロールに基づいてセクションおよび処理の表示プロパティを構成することで、ユーザー・エクスペリエンスを向上します。プロパティを構成するには、「プロパティの表示」タブを使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
- これらのプロパティは、チェックリスト・レベル、タスク・タイプ・レベルまたはタスク・レベルのいずれかで構成できます。
- チェックリストの割付後に構成の変更が行われた場合、その変更は、すでに割付済のチェックリストには反映されません。
- タスク表示プロパティの「タスクを完了としてマーク」ボタンおよび「タスクを適用不可としてマーク」ボタンへの変更は、「タスク詳細」ページにのみ表示されます。これらの変更はタスク通知に反映されません。
チェックリスト・タスクの順序を構成する機能を使用できるようになりました。このタスクは指定した順序で表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
-
デフォルトでは、これは「いいえ」に設定されます。「プロパティの表示」タブの「順序に従ってタスクを並べる」チェックリスト・プロパティを変更することで有効にできます。
-
タスク順序で制御されるのはタスクの表示のみです。タスク実行者によるタスク実行の順序は制限されません。
署名する必要があるドキュメントをユーザーが表示したことを確認することで、電子署名タスクを制御できるようになりました。タスクのドリルダウン・ページの「完了」ボタンは、ユーザーが「文書の表示」を少なくとも1回クリックした後にのみ有効になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「完了」ボタンの制御は、「タスク詳細」ページからタスクにアクセスした場合にのみ適用できます。ユーザーがタスク通知からタスクを完了としてマークできなくなるわけではありません。
ユーザーがタスクを少なくとも1回参照した後にのみ、タスクのドリルダウン・ページで「完了」を有効にすることで、タスクの完了を合理化できるようになりました。
この機能拡張は、次のタスク・タイプに適用されます。
- アプリケーション
- 外部URL
- DocuSign
- I-9検証
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「完了」ボタンの制御は、「タスク詳細」ページからタスクにアクセスした場合にのみ適用できます。ユーザーがタスク通知からタスクを完了としてマークできなくなるわけではありません。
トランザクション・コンソールのチェックリスト・トランザクション・タイトルの改善
トランザクション・コンソールで「チェックリスト処理複合」および「雇用チェックリスト割付タスク複合」プロセスを簡単に識別できるようにする、拡張されたチェックリスト・トランザクション・タイトルを利用できるようになりました。
- プロセス名: チェックリスト処理複合
名前: チェックリスト処理-<処理名>-<個人名>(<個人番号>)-<処理発生ID>
- プロセス名: 雇用チェックリスト割付タスク複合
名前: チェックリスト・タスク-<タスク名>-<個人名>(<個人番号>)-<チェックリスト名>-<チェックリスト・カテゴリ>-<DML処理>
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
一貫性のあるパターン、バナーおよびメッセージを指定することで、進行中のトランザクションに対する文書レコード承認通知のユーザー・エクスペリエンスを向上できます。
文書レコード・トランザクションが承認のために送信されると、イニシエータは文書レコード・ユーザー・インタフェースから直接送信を表示できるようになります。ユーザーがバナー・メッセージをクリックすると、さらに次の操作を実行できます。
- 送信された文書レコード詳細の表示
- 承認の進行状況の追跡
- 送信済文書レコードの取下げ
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 承認者は、承認通知から文書を編集できません。
- イニシエータはトランザクションを取り下げて、改訂したトランザクションを再発行する必要があります。
承認が「いいえ」に設定されている場合に文書レコード承認を簡略化
「いいえ」に設定する必要がある承認を持つ文書タイプについて、文書レコードの承認を簡素化できるようになりました。このような文書レコードでは、自動承認は行われません。
ユーザーにとって、この簡素化による影響は次のとおりです。
- 「変更を承認のために送信中です。」というメッセージは表示されなくなります。
- 遅延なく文書レコードが即時に作成されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
特定の文書タイプの承認に必要な構成が、その文書タイプの文書レコードが送信された後に変更された場合、保留中の文書レコード・トランザクションは、その個人に対して以前に設定された承認ルートに従います。
-
文書レコード・トランザクションは、「文書レコード」レスポンシブ・ページを使用して実行した場合、トランザクション・コンソールに表示されません。
新しい保護されたHR_DOR_SECURED_LIST_Vビューを使用して、BIPレポートの個人および文書レコード・データへのアクセスを制御できるようになりました。
この更新までは、関連BIPレポートはHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表に基づく必要がありました。その結果、このようなレポートを実行する権限のあるユーザーは、すべての個人およびすべての文書タイプに対してレポートを実行できるようになりました。
提供されている文書失効レポートは、この保護ビューを使用するように変更されました。19Dで導入された、このレポートについてユーザーに表示するデータを制限する条件は削除されました。
この新しい保護されたビューを使用するようにカスタム文書レコード・レポートを変更すると、個人および文書タイプ・セキュリティがレポート・データに適用されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
一括雇用主変更フローはレスポンシブ・ページでのみ使用可能(更新20C以降)
更新20Cの新しいレスポンシブ一括雇用主変更フローの使用を開始します。「一括雇用主変更」フローの以前のクラシック・ページは、レスポンシブ・ページに置き換えられました。
ノート: 更新20C以降、「一括雇用主変更」フローはクラシック・ページで使用できなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
20B新機能では、アプリケーションの「雇用主の変更」フローに更新20D以降はアクセスできないと発表しました。レスポンシブなローカルおよびグローバル異動フローの利用を早く開始し、就業者の雇用主を変更することをお薦めします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
Oracle Recruiting Cloudを使用している場合は、引き続きジョブ・オファーから「雇用主の変更」フローを開始できます。
チェックリストの割付はレスポンシブ・ページでのみ使用可能(20D以降)
リリース18Cで導入された拡張機能を活用するため、「割付チェックリスト」レスポンシブ・ページに移行してください。
ノート: 20D以降、クラシックUIで割り付けられたチェックリストはサポートされなくなります。
次に、割付チェックリストのレスポンシブ・ページに移動する利点を示します。
- 任意のデバイス(デスクトップ、ラップトップ、タブレット、携帯電話など)上でページをシームレスにレンダリングでき、その結果、デバイス間で一貫したユーザー・エクスペリエンスが実現します。
- すべてのカテゴリのチェックリストの表示、検索および割付けを可能にすることで、ユーザーの操作性を簡略化します。
- ユーザーによるチェックリストのアドホックな作成および複製を防ぎます。
- 割付チェックリストおよびタスクの名前と摘要に対してアドホックな更新を制限することにより、割付チェックリストおよびタスク詳細のデータ整合性を維持します。
- チェックリストおよびタスク・ステータスを非関連ステータス値に手動で更新する機能を削除することにより、チェックリストやタスク・ステータスへの更新を制御します。
- タスク再割当機能を利用して、タスク実行者の変更を許可します。
- タスクに対してコメントおよび添付ファイルを使用可能にするかどうか、およびそれらの添付ファイルを文書レコードに自動的に格納する必要があるかどうかを指定できるようにします。
有効化のステップ
有効にするには、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化し、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
PER_CHECKLIST_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
プロファイル・オプションを有効にすると、割付チェックリスト・セルフサービス処理では、ユーザーに新しいマネージャ・セルフサービス・フローが表示されるようになり、古いフローは使用できなくなります。
主なリソース
プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報 - (文書2399671.1)
「割付チェックリストの管理」の詳細は、リリース18C新機能にある、「グローバル人事管理」の「再設計された割付チェックリストの管理」を参照してください。
Oracle Fusion HRMS (バーレーン)は、バーレーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、バーレーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
バーレーンのアドレス検証が緩和されました。住所1と私書箱の両方にデータを入力できます。以前は、どちらのフィールドにもデータは入力できず、エラー・メッセージが生成されていました。
また、採用候補者フローの住所検証では、住所行1または郵便局ボックスにデータを入力する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この動作は、住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合に必要になります。
Oracle HRMS (中国)は、中国固有の機能をサポートしています。 これによって、ユーザーは、中国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
国民識別番号の検証と就業者データ検証レポートでのユーザー定義の性別値の使用
シード済値がビジネス要件に合わない場合は、「性別」参照タイプで独自の性別値を作成できるようになりました。これを有効にするために、参照構成レベルが「システム」から「ユーザー」に変更されています。
作成した値とシステム提供値のマッピングを、「個人の性別(システム参照)」表(ORA_PER_SEX参照タイプ)で作成することもできます。これにより、国民識別番号の検証および作業データ検証レポートで、作成した性別値を利用できるようになります。
有効化のステップ
次のステップを実行して、ユーザー定義値とシステム提供値との間のマッピングを作成します。
- 「設定および保守」作業領域で、「拡張参照コードの管理」タスクに移動します。
- 「拡張参照コード」ページの「参照タイプ」セクションで、「個人の性別(システム参照)」を選択します。
- 「個人の性別(システム参照): 拡張参照コード」セクションで、「追加」アイコンをクリックします。
- 「国」、「参照コード」、「拡張コード」および「拡張名」フィールドに必須情報を指定します。
- 「保存」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
以前は、「国外居住者」フィールドが「いいえ」に設定されたローカル市民に対してHukouタイプを指定する必要がありました。
「新規個人登録」および「個人管理」ページでは、「Hukouタイプ」フィールドはオプションになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「国外居住者」フィールドが「いいえ」に設定されていても、国民識別番号をオプションにすることで、中国本土の候補者のデータを簡単に入力できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ページが再設計されてデスクトップとモバイル機器で同じルック・アンド・フィールを使用できるようになり、ユーザーの満足度が向上します。この再設計されたページはモダンな外観で会話形式の言語が使用され、あらゆる機器に対応して簡単に使用できるようになっています。無駄のない行と必要なフィールドのみの整然としたページは、必要に応じてパーソナライズできます。
中国の追加従業員情報のみレスポンシブ・ページですぐに使用可能
「追加個人情報」ページではユーザビリティが改善され、「中国の追加従業員情報」セクションのみが表示されるようになりました。
次のセクションは、「追加個人情報」ページで非表示になっています。
- 中国の追加個人情報
- 中国の個人ファイル情報
- 中国語政治的地位情報
- 中国の前兵役情報
有効化のステップ
追加個人情報ページにページまたはリージョンを表示するには、次のステップを実行します。
- 「ナビゲータ」→「構成」→「サンドボックス」をクリックして、HCMエクスペリエンス設計スタジオの構成オプションを備えたサンドボックスを作成し、入力します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「雇用」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「処理」リストから、「追加個人情報」を選択します。
- 次のいずれかを実行します。
- 「ルール」セクションで、「追加」をクリックして独自のルールを作成します。
- 「提供ルール」セクションで、既存のルールの横にある「複製」アイコンをクリックして再利用します。
- 「ルールの編集」ページの「基本詳細」セクションで、次の操作を実行します。
- 「名前」フィールドに、ルールの名前を入力します。
- 「摘要」フィールドに、ルールの説明を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、次のステップを実行します。
- 「ページ」リストで、表示するページを選択し、「表示」チェック・ボックスを選択します。
- 「リージョン」リストで、表示するページを選択し、「表示」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- この機能はレスポンシブ・ページ用です(レスポンシブ・ページに移動していない場合、この機能は使用できません)。レスポンシブ・ページの有効化の詳細は、My Oracle SupportのHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報(文書ID 2399671.1)にあるドキュメントを参照してください。
Oracle HRMS (チェコ共和国)は、チェコ共和国固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、チェコ共和国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
チェコの郵便番号検証が拡張され、NNN NNとNNNNNの両方の形式(Nは数字)を使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportに移動して次のドキュメントを参照してください。
- 『Oracle Fusion HCM: HCM住所の検証』(文書ID 2140848.1)
Oracle Fusion HRMS (香港)は、香港固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、香港のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
香港の新しい支払タイプ「国際送金」が追加されました。国際送金用の支払方法を作成するときに、この支払タイプを選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
就業者データ検証レポートには、人事データが欠落または無効になっている従業員のリストを取得するため、拡張された検証機能が搭載されました。内国税収入局レポートの場合、アプリケーションは検証を実行して従業員の性別を確認し、性別の値が無効な場合はメッセージを表示します。
レポート結果を使用して、欠落した情報を追加したり、誤ったレコードを訂正することによって、有効なHRデータを完成できます。
ノート: IR56フォームで従業員の性別に使用できる値は、「M」または「F」です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
このレポートは、「データ交換」作業領域の「給与: プロセスまたはレポートの送信」タスクから実行します。
レポートを実行するには、雇用主と有効日を指定する必要があります。有効日は、レポート内のターゲット就業者の採用日より前にしないでください。
主なリソース
このレポートの詳細は、Oracle Help Centerにアクセスして、次を検索してください。
- 就業者データ検証レポート
Oracle Fusion HRMS (イラク)は、イラク固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イラクのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
これらの住所検証は、採用候補者フロー内で削除されます。
- 「私書箱」または「ビル名およびビル番号または通り名」の少なくとも1つのフィールドに値が必要です。
- 「私書箱」または「区域」の少なくとも1つのフィールドに値が必要です
この変更により、就業者になった候補者の住所が無効になる可能性があります。住所データを有効にするため、イラクについては、削除された検証がデータ検証レポートの一部として提供されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この動作は、住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合に必要になります。
就業者データ検証レポートを「データ交換」作業領域の「給与: プロセスまたはレポートの送信」タスクから実行します。レポートを実行するには、雇用主と有効日を指定する必要があります。有効日は、レポート対象の就業者の雇用日より前にはできません。
Oracle Fusion HRMS (クウェート)は、クウェート固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、クウェートのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
住所検証が緩和され、「住所行1」と「私書箱」の両方にデータを入力できるようになりました。以前は、これらの両方のフィールドでデータ入力ができなかったため、エラー・メッセージがトリガーされ、送信できませんでした。
また、採用候補者フローの住所検証で、「住所行1」または「私書箱」ボックスにデータを入力する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (モロッコ)は、モロッコ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、モロッコのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
採用候補者フローで住所検証が削除されました。ユーザーは、「私書箱」、「アパート番号または郵便受けの番号」、「ビル番号またはビル名」、「通り名」のいずれかのフィールドに値を入力する必要があります。
この変更により、就業者になった候補者の住所が無効になる可能性があります。住所データを有効にするため、モロッコについては、削除された検証がデータ検証レポートの一部として提供されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この動作は、住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合に必要になります。
就業者データ検証レポートを「データ交換」作業領域の「給与: プロセスまたはレポートの送信」タスクから実行します。レポートを実行するには、雇用主と有効日を指定する必要があります。有効日は、レポート対象の就業者の雇用日より前にはできません。
Oracle Fusion HRMS (オマーン)は、オマーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オマーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
オマーンのアドレス検証が緩和されました。住所1と私書箱の両方にデータを入力できます。以前は、どちらのフィールドにもデータは入力できず、エラー・メッセージが生成されていました。
また、採用候補者フローの住所検証では、住所行1または郵便局ボックスにデータを入力する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この動作は、住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合に必要になります。
Oracle Fusion HRMS (カタール)は、カタール固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、カタールのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
住所検証が緩和され、「住所行1」と「私書箱」の両方にデータを入力できるようになりました。以前は、これらの両方のフィールドでデータ入力ができなかったため、エラー・メッセージがトリガーされ、送信できませんでした。
また、採用候補者フローの住所検証で、「住所行1」または「私書箱」ボックスにデータを入力する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (サウジアラビア)は、サウジアラビア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、サウジアラビアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
住所検証が緩和され、「住所行1」と「私書箱」の両方にデータを入力できるようになりました。以前は、これらの両方のフィールドでデータ入力ができなかったため、エラー・メッセージがトリガーされ、送信できませんでした。
また、採用候補者フローの住所検証で、「住所行1」または「私書箱」ボックスにデータを入力する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (スーダン)は、スーダン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、スーダンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
これらの住所検証は、採用候補者フロー内で削除されます。
- 「私書箱」または「ビル名およびビル番号または通り名」の少なくとも1つのフィールドに値が必要です。
- 「私書箱」または「区域」の少なくとも1つのフィールドに値が必要です
この変更により、就業者になった候補者の住所が無効になる可能性があります。住所データを有効にするため、スーダンについては、削除された検証がデータ検証レポートの一部として提供されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この動作は、住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合に必要になります。
就業者データ検証レポートを「データ交換」作業領域の「給与: プロセスまたはレポートの送信」タスクから実行します。レポートを実行するには、雇用主と有効日を指定する必要があります。有効日は、レポート対象の就業者の雇用日より前にはできません。
Oracle Fusion HRMS (アラブ首長国連邦)は、アラブ首長国連邦固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、アラブ首長国連邦のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
住所検証が緩和され、「住所行1」と「私書箱」の両方にデータを入力できるようになりました。以前は、これらの両方のフィールドでデータ入力ができなかったため、エラー・メッセージがトリガーされ、送信できませんでした。
また、採用候補者フローの住所検証で、「住所行1」または「私書箱」ボックスにデータを入力する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Wellnessは、従業員の健康増進に取り組む企業を、オプトイン型のウェルネス機能をとおしてサポートします。このアプリケーションは人気のあるフィットネス追跡サービスとインテグレーションし、様々なデバイスからの運動データの取得を簡素化し、自動化します。
「自分のプロファイル」ページに新たに追加された「報奨履歴」セクションを使用して、獲得したすべての報酬を追跡できます。報酬は、タスク、企業目標、コンペ勝利を達成した場合に得られます。「ウェルネス」プロファイル・ページには、報奨ステータス、ソース、獲得日、ポイント残高などの詳細が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
管理者は、ウェルネス・アセスメントを変更して、組織のウェルネス・プログラムや目標のニーズを満たすための質問を追加または削除できます。アセスメントを更新すると、対象者の「アセスメント」ページに表示されます。
有効化のステップ
この機能は、すぐに使用できます。ウェルネス・アセスメントのカスタマイズ方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックします。
- 質問リストを検索して、タスク・リストで選択します。
- サブスクライバとして「従業員ウェルネス」を選択します。
- 更新する質問リストを選択し、「編集」をクリックします。
- 質問リストの新しいバージョンを作成し、「保存してクローズ」をクリックします。
Oracle Health and Safetyは、職場での安全衛生の追跡および向上に取り組む企業をサポートします。
アプリケーション生成の一意のケース番号が、各疾病/負傷イベントのレコードに割り当てられるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
インシデントがレポートされた場合、従業員または専門ユーザーは、通知を受けたユーザーおよび通知された日時を「インシデントのレポート」ページの「インシデント詳細」リージョンで追跡できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
従業員または専門ユーザーは、ウィルス、疾病/負傷イベントをレポートする際に、「復職」属性のセットを取得できるようになりました。
- 「インシデント詳細」ページ→「負傷/疾病イベント詳細」で、「負傷/疾病個人詳細」リージョンをクリックします。
- 「損失時間」チェック・ボックスを選択した場合、見積損失時間を指定できます。
- 「1日以上の休暇欠勤」チェック・ボックスを選択すると、個人が仕事をしない日数とその開始日を指定できます。
- 「個人が復職」チェック・ボックス・オプションが選択されている場合、関連情報を指定できます。
- 復職日
- ジョブ異動または制限
- 「復職後の勤務のタイプ」リスト: リストから値を選択します
- 異動または制限の日数
- 変更された職務または制限: 変更された職務または制限がある場合は、説明できます。
ノート: 疾病または負傷した個人は、各自のレコードに割り当てられた一意のケース番号を持つようになりました。負傷または疾病のある個人のケース番号は、アプリケーションによって自動的に生成され、「イベント詳細」ページの「負傷/疾病個人詳細」リージョンに詳細を指定すると表示されます。すべての負傷/疾病イベント詳細は、「インシデント・イベント」ページで追跡されます。問題のケース番号は、ケースの詳細を追跡およびレポートするのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「ワークフォース安全衛生」のノート・コンポーネントは、インシデントに関する自由書式テキストを追加するために使用します。クラシック・ページからレスポンシブ・ページに既存のノートを移行できます。クラシック・ページからレスポンシブ・ページに移行する際は、ノート移行ツールを使用してレスポンシブ・ページでそれらにアクセスします。
有効化のステップ
20Bから20CにアップグレードするためのユースケースA: クラシック・アプリケーション・ページからレスポンシブ・アプリケーション・ページにノートを移行するには
たとえば、アプリケーションを20.04 (20B)から20.07 (20C)にアップグレードすると、クラシック・アプリケーションからレスポンシブ・アプリケーションに切り替わります。
顧客による処理は必要ありません。ノートは、20Cへのアップグレード中に自動的に移行されます。
20Cにアップグレードした後、まだレスポンシブ・アプリケーションになっていない間にインシデントのノートが作成された場合は、ユースケースBのステップに従ってノートを移行する必要があります。
ユースケースB: 20Cクラシック・アプリケーション・ページからレスポンシブ・アプリケーション・ページにノートを移行するには
20C (20.07)でクラシック・アプリケーションを使用していて、レスポンシブ・アプリケーションにアップグレードする顧客は、インシデントに対するノートが存在する場合は、ノートも移行できます。スケジュール済プロセスを実行するには、「スケジュール済プロセス」作業領域へのアクセス権が必要です。
- 「ホーム」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」から、「スケジュール済プロセス」作業領域を開きます。
- 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- ノート・データをクラシック・ページからレスポンシブ・ページに移行プロセスを検索して選択します。
- 「OK」をクリックし、必要に応じてスケジュールして、「送信」をクリックします。プロセスが完了し、成功したら、ログ・ファイルを確認します。
ユースケースC: レスポンシブ・アプリケーション・ページからクラシック・アプリケーション・ページにノートを移行するには。
レスポンシブ・アプリケーション・ページを使用していて、インシデントにノートを追加した顧客の場合、クラシック・アプリケーション戻すことにしたときに、インシデント・ノートを20Bまたは20Cのクラシック・アプリケーションに移行できます。
更新20B (20.04)の場合:
- 「ホーム」→「その他」→「設定および保守」作業領域→「ワークフォース配置」→「ワークフォース安全衛生インシデント」機能領域にナビゲートし、「環境、安全衛生添付アドレスの管理」タスクに移動します。
- 「追加構成」ページで、添付EメールIDを指定し、すべてのノートのエクスポート・ボタンをクリックします。ノートのエクスポート後、クラシック・ユーザー・インタフェースとレスポンシブ・ユーザー・インタフェースの間でノートが同期されたことを示すメッセージが表示されます。
- メッセージ・ウィンドウで「OK」をクリックし、「保存してクローズ」をクリックします。
更新20C (20.07)の場合:
スケジュール済プロセスを実行するには、「スケジュール済プロセス」作業領域へのアクセス権が必要です。
- 「ホーム」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」から、「スケジュール済プロセス」作業領域を開きます。
- 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- ノート・データをレスポンシブ・ページからクラシック・ページに移行プロセスを検索して選択します。
- 「OK」をクリックし、必要に応じてスケジュールして、「送信」をクリックします。プロセスが完了し、成功したら、ログ・ファイルを確認します。
(レスポンシブ・アプリケーション・ページをクラシック・アプリケーション・ページに移行し、再度レスポンシブ・アプリケーション・ページに戻す場合は、ユースケースAまたはBを参照してください)。
「安全衛生」ページをカスタマイズするためのページ・コンポーザ
管理者は、ページ・コンポーザを使用して、組織のニーズに従って、「安全衛生」アプリケーション・ページを構成および拡張できるようになりました。タスク・フローで、イメージの追加、フィールド・テキストのカスタマイズ、フィールドの再配置、レイアウトの変更および条件の設定が可能です。
例:
- フィールド名の変更: 「イベント」ページの「要約」フィールドをイベント要約として変更できます
- ページのフィールドの順序の変更: 「要約」フィールドと「日時」フィールドのフィールドの順序を変更できます
- ページ・レイアウトの変更: セクションの「横」レイアウトから「縦」レイアウト
有効化のステップ
『構成と拡張』ガイドの「ページの変更」の章を参照し、次の内容をカスタマイズします。
- フィールド名の変更: 「イベント」ページの「要約」フィールドをイベント要約として変更できます。フィールド名を変更するそれぞれのPanelFormを選択します。「要約」パネルを選択し、「プロパティ」をクリックしてそれぞれのパネルで名前を変更します。
- ページのフィールドの順序の変更: PanelGroupLayoutに移動して、フィールドの順序を変更できます。「要約」フィールドを「イベントの日時」フィールドと並べ替えます。
- ページ・レイアウトの変更: ページ・レイアウトを変更します。それぞれのPanlGroupLayoutを選択し、「コンポーネント・プロパティ」→「表示オプション」→「レイアウト」リストを開き、セクションのレイアウトの設定に必要な値(「横」、「縦」、「スクロール」)のいずれかを選択します。
主なリソース
ページのパーソナライズの詳細は、次のリソースを参照してください。
- 『Oracle Applications Cloud構成と拡張』ガイドの第3章「ページの変更」
- Developer RelationsのPage Composer Oracle YouTubeチャネル
管理者は、プロファイル・オプションの設定方法に基づいて、従業員セルフサービス・フローのイベント・ページを表示または非表示にすることができます。HNS_KIOSK_SHOW_EVENTSプロファイル・オプションはデフォルトで有効になり、従業員はイベント・タイプを作成および指定できます。このプロファイル・オプションが「N」に設定されている場合、従業員はイベント・ページを見つけることができず、インシデントのレポートに直接誘導されます。これは、レスポンシブ・アプリケーションに適用されます。
プロファイル・オプションはアプリケーションでデフォルトで有効になっているため、変更できます。この機能により、従業員はインシデントのイベント・タイプを指定しなくても、インシデントを迅速にレポートできます。
有効化のステップ
従業員セルフサービス(ESS)のイベント選択ページを非表示にするには、HNS_KIOSK_SHOW_EVENTSプロファイル・オプションを「N」に設定する必要があります。
- 「ホーム」から「その他」→「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「タスク」パネルで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスクをクリックして、「管理者プロファイル値の管理」ページを開きます。
- ワークフォース安全衛生インシデント・アプリケーションで、プロファイル・オプション・コード、HNS_KIOSK_SHOW_EVENTSまたは表示名、「従業員セルフサービス・イベント・ページ使用可能」を検索します。
- プロファイル・オプションを選択し、「プロファイル値」表に移動します。
- 従業員セルフサービスでインシデントをレポートする際にイベントを選択するページを非表示にするには、「プロファイル値」を「Y」から「N」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
従業員セルフサービスでインシデントをレポートすると、ページ内の様々なイベント・タイルが非表示になります。
専門ユーザーは、任意の検索フィルタまたは保存済検索を使用してインシデントを検索し、リストされたインシデントを次の基準でソートできます。
- インシデント番号(大きい順)
- インシデント・レポート日(新しい順)
- インシデントのターゲット完了日(古い順)
- インシデントの重大度レベル(高い順)
- 関連性(デフォルトのソート・パターン)
「インシデント」作業領域でのアプリケーションのデフォルトのインシデント・ソート基準は、次のとおりです。
- 所有者インシデント・リストなし: インシデントは誰にも所有されていません
- インシデントの最早ターゲット完了日
- インシデントのターゲット完了日でソートされた所有者インシデント
インシデントへの関連インシデントの追加
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「安全インシデント」から、「インシデント」作業領域に移動します。
- インシデントを検索し、「インシデント詳細」ページにドリルダウンします。
- 「関連インシデント」リージョンで「追加」をクリックし、このインシデントに関連するインシデントを選択して追加します。
- 「インシデント」作業領域でインシデントを検索して選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックして、「インシデント詳細」ページに戻ります。選択したインシデントが「関連インシデント」リージョンに表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Workforce Modelingによって、Oracle Global Human Resourceをサポートする統合ソリューションが提供され、使いやすいドラッグ・アンド・ドロップ形式のインタフェースを使用して、組織変更提案を作成し、承認のために送信する前にその影響を評価できます。直感的なインタフェースとOracle Global Human Resourcesとの統合により、トランザクション・システムで変更が正確に反映されて検証されます。
BI Publisherを使用して、ワークフォース・モデリング承認通知をパーソナライズできるようになりました。承認通知はワークリストから表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにある『タレント管理ベースの実装』ガイドの「通知および承認」の章にある「構成可能なワークフロー通知」の項を参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、OracleR Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。レポート共有センターの「Customer Connect」で、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
「ポジション」ディメンションに関するレポートが拡張され、ポジションに関連するアサイメント・カテゴリ属性が追加されました。次の属性が追加されました。
サブジェクト領域 | フォルダ | 新しい属性 |
---|---|---|
ポジション・リアルタイム | ポジション詳細 |
|
<その他のサブジェクト領域> | 位置 |
|
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
チェックリスト・サブジェクト領域に対する質問リスト・ディメンションの拡張
チェックリスト・リアルタイム・サブジェクト領域でのレポートが拡張され、チェックリスト・リアルタイム・サブジェクト領域に質問リスト・ディメンションが追加されました。
各就業者割当は、オンボーディングおよびオフボーディングのチェックリスト、またはそれ以外で設定したチェックリストの一環として、いくつかの質問リストに回答できます。各質問リストは1つ以上の質問で構成され、各質問には1つ以上の応答が含まれます。質問リストは、就業者アサイメントの割付チェックリスト・タスクに割り当てられます。
この拡張の一環として、「チェックリスト質問リスト」という名前の新規フォルダがサブジェクト領域に追加されます。
ノート: サブジェクト領域にある、質問リストに関連する次の属性は削除されました: 「チェックリスト・タスク詳細」→「質問リスト名」、「チェックリスト・タスク詳細識別子」→「質問リスト識別子」。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
メトリック計算で追加の処理タイプ・コードを使用して、就業者の採用メトリックに関するレポートを強化できます。
次の表に、メトリック値の計算に使用されるイベントを示します。
メトリック | HR処理タイプ・コード |
---|---|
|
|
これらの処理タイプ・コードのサブセットを含む既存のメトリックの名前は、次のように変更されています。
既存のメトリック(リリース20Bまで) | 変更後の名前 |
---|---|
採用数 | 採用数(従業員と派遣) |
採用常勤換算 | 採用常勤換算(再雇用を除く) |
採用ヘッドカウント | 採用ヘッドカウント(再雇用を除く) |
ノート: 処理待ち就業者が従業員に変換されると、HCMアプリケーションでは処理タイプ・コード= EMPL_ADD_EMPが使用されます。同じ処理タイプ・コードは、就業者の処理待ちアサイメントの終了にも使用できます。これにより、「採用数」(保留中と派遣)と「採用保留中人数」の両方のメトリックで値が1として表示されます。顧客は、「アサイメント・ステータス」=「アクティブ」のフィルタを適用して、「採用保留中人数」メトリックの正しい値をフェッチする必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
トランザクション管理リアルタイム・サブジェクト領域の新しい属性
「トランザクション詳細」フォルダの下の「人材管理 - トランザクション管理リアルタイム」サブジェクト領域に、次の列が追加されました。
- オブジェクトID
- サブジェクトID
- 承認ステータス
- 承認状態
この拡張機能により、就業者アサイメント、目標、休暇欠勤などのトランザクション承認レコードについてレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
サンプルは、次の顧客接続投稿にあります。
- https://cloudcustomerconnect.oracle.com/posts/e1e548dc33
- https://cloudcustomerconnect.oracle.com/posts/f68828b277
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
就業者ディメンションのマネージャに関連する属性が削除されました。これらの属性は、就業者ディメンションの下の「マネージャ」サブフォルダを使用したレポートですでに使用可能です。
就業者ディメンションから削除された属性のリストには、次が含まれます。
- マネージャ名
- マネージャ個人番号
- マネージャID
- マネージャのユーザー名
- マネージャ・ジョブ名
- マネージャ・ポジション
- マネージャ・ポジション・コード
- マネージャ事業所名
- マネージャ部門名
- マネージャEメール・アドレス
- マネージャ・タイプ
- マネージャ・フラグ
- マネージャ・アサイメント・プライマリ・フラグ
- マネージャ・アサイメントID
- マネージャ・アサイメント番号
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「インシデント詳細」および「処理」ページのDFFに関するレポートのOTBIサポート
インシデント詳細および処理の付加フレックスフィールド(DFF)のOracle Transaction Business Intelligence (OTBI)レポートを使用できるようになりました。
専門ユーザーは、「インシデント詳細」および「処理」のDFFについてレポートできるようになりました。
- インシデントの付加フレックスフィールド
- 処理の付加フレックスフィールド
「インシデント詳細」および「処理」に関してレポートするには、「環境安全衛生 - インシデント・リアルタイム」フォルダをこれらのサブジェクト領域で使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerの労働安全衛生インシデントの使用ガイドで「安全衛生の付加フレックスフィールド」を参照してください。
レポートの作成および編集の詳細は、分析とレポートの作成および管理のブック(「Oracle Help Center」→「Cloud Applications」→「Human Resources」→「Books」→「Creating and Administering Analytics and Reports for HCM」)を参照してください。
インシデント調査の質問と回答に関するOTBIレポートのサポート
調査の質問と回答のレポートにOTBIサブジェクト領域を使用できるようになりました。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
ロール情報
環境安全衛生: トランザクション分析職務、BIオーサリング・ロール
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換済 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR |
20D |
19A |
詳細は、リンクをクリックします。 |
||
グローバルHR |
一括雇用主変更フローはレスポンシブ・ページでのみ使用可能(更新20C以降) | 20C | 18A | 詳細は、リンクをクリックします。 |
|
グローバルHR |
チェックリストの割付はレスポンシブ・ページでのみ使用可能(20D以降) | 20D | 18C | 詳細は、リンクをクリックします。 |
|
HR/OTBI |
就業者ディメンションで非表示にされるマネージャ属性 | 20C | なし | 詳細は、「削除された機能」列のリンクをクリックしてください。 |
_________________________
ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、新しく再設計されたHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスへの移行を開始してください。
詳細、ビデオ・リンクおよび次のステップについては、ドキュメントID 2399671.1 - 『HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報』を参照してください
新しいユーザー・インタフェースのハイライト:
従業員およびマネージャのセルフサービスのページがデスクトップとモバイル機器で同じ表示と動作になるように再設計することで、次の段階に進歩しました。エンド・ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供するように、ページのルック・アンド・フィールも変更しました。
ページおよびメッセージはモダンになり、よりシンプルかつ会話的な言葉遣いが使用されているため、すべてのデバイスにおいてコンテンツが読みやすく、かつ理解しやすいものになっています。 ページは、整然として無駄がなく、タスクの完了に必要なフィールドのみが表示されます。 ページをパーソナライズして、デフォルトで非表示になっているフィールドを追加できます。 ほとんどのセルフサービス・タスクでは、何をするのかが質問され、その選択に基づいて一連のステップに分割されます。
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既知の問題 / 月次および法定メンテナンス・パック
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)