本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年6月4日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能 (このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(このドキュメントにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネス またはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
低いパフォーマンス評点を従業員が受け取ったときに、構成に従ってトリガーされるようにパフォーマンス改善プラン(PIP)イベントを構成できるようになりました。タレント属性を含む条件を構成するには、ジャーニ・テンプレートの設定時に条件ビルダーを使用します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
低いパフォーマンス評点を従業員が受け取ったときに、構成に従ってトリガーされるようにパフォーマンス改善プラン(PIP)イベントを構成することにより、ジャーニのエクスペリエンスを強化します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。
- 「処理およびイベント」タブをクリックします。
- 「イベントの構成」セクションで、「追加」をクリックしてイベントの属性を構成します。
- 「編集」をクリックして条件ビルダーを表示します。
- 演算子、オペランド・タイプおよびオペランド値を指定して、条件グループを作成します。
- 「OK」をクリックします。
ヒントと考慮事項
イベントに基づいてジャーニをトリガーする条件は、ビジネス要件に従って構成する必要があります。
主なリソース
- ジャーニでのタレント属性の使用の詳細は、21Cの人事管理の新機能の「タレント・イベントに対するジャーニの自動トリガー」を参照してください。
低いパフォーマンス評点を従業員が受け取ったときに、構成に従ってトリガーされるように離職のリスク・ジャーニ・イベントを構成できるようになりました。タレント属性を含む条件を構成するには、ジャーニ・テンプレートの設定時に条件ビルダーを使用します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
従業員の離職のリスクが変化したときに、構成に従ってトリガーされる離職のリスク・ジャーニを構成することにより、ジャーニのエクスペリエンスを強化します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。
- 「処理およびイベント」タブをクリックします。
- 「イベントの構成」セクションで、「追加」をクリックしてイベントの属性を構成します。
- 「編集」をクリックして条件ビルダーを表示します。
- 演算子、オペランド・タイプおよびオペランド値を指定して、条件グループを作成します。
- 「OK」をクリックします。
ヒントと考慮事項
イベントに基づいてジャーニをトリガーする条件は、ビジネス要件に従って構成する必要があります。
主なリソース
- ジャーニでのタレント属性の使用の詳細は、21Cの人事管理の新機能の「タレント・イベントに対するジャーニの自動トリガー」を参照してください。
質問リストがある従業員を調査します。
参加者がテキスト・ボックスではなく日付ピッカーから日付応答を入力できる質問を作成できるようになりました。たとえば、「生年月日はいつですか」などの質問を作成すると、参加者はテキスト・ボックスに入力するかわりに、日付ピッカーを使用して生年月日を指定できるようになります。
このような質問を作成する場合、参加者が応答で入力できる最小日付または最大日付(あるいはその両方)を指定できます。たとえば、候補者が12/01/2021から12/31/2021までの間に参加することを期待している場合、候補者がこれらの日付の間のみの値を選択するように、これらを最小および最大の日付として設定できます。
質問を作成した後、「設定および保守」作業領域で、質問リスト・テンプレートおよび質問リストを構成して、このような日付応答タイプを受け入れる質問を含める必要もあります。
質問を作成するには:
- 「設定および保守」作業領域に移動し、「設定」メニューから「ワークフォース開発」を選択し、「質問ライブラリ」タスクを検索します。
- サブスクライバを選択し、質問を作成します。
- フォルダを選択し、質問テキストを入力して、質問タイプを選択します。
- 応答タイプとして「日付」を選択します。
ノート: 「日付」の応答タイプを含めることができるのは、「テキスト」の質問タイプの場合のみです。
- オプションで、参加者が質問への応答で入力できる最小日付または最大日付(あるいはその両方)を設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
日付ピッカーを使用した日付応答を受け入れる質問を作成すると、質問リストに応答する際の全体的なユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、質問リスト・テンプレートおよび質問リストを構成して、日付応答タイプを受け入れる質問を含める必要があります。
質問リスト・テンプレートを構成するには:
- 「設定および保守」作業領域に移動し、「質問リスト・テンプレート」タスクを検索します。
- 質問リスト・テンプレートを新規作成するか、既存の質問リスト・テンプレートを編集します。
- 最初のページで詳細を指定または編集した後、「次」をクリックして次のページに移動します。
- 「許可される応答タイプ」フィールドで、まだ選択していない場合は「日付」オプションを選択します。
- 残りのテンプレート定義を続けて、日付応答タイプを受け入れる質問を追加します。
質問リストを構成するには:
- 「設定および保守」作業領域に移動し、「質問リスト」タスクを検索します。
- 質問リストを新規作成するか、既存の質問リストを編集します。
- 最初のページで詳細を指定または編集した後、「次」をクリックして次のページに移動します。
- 「質問」リージョンで、日付応答タイプを受け入れる質問を追加します。
- 残りの質問リスト定義を続行して完了します。
使用されていない質問リストに日付応答タイプを受け入れる新しい質問を追加することも、新しいバージョンの質問リストを作成してそのような質問を追加することもできます。質問の応答タイプを編集すると、使用中でなくても、これらの質問を参照している質問リストで、応答タイプが更新されて質問リストの定義に反映されます。
ヒントと考慮事項
質問リストの定義時に質問の応答タイプを上書きする場合は、日付応答の質問の応答タイプをテキストに設定したり、テキスト応答の質問の応答タイプを日付には設定きません。
主なリソース
- 質問と質問リストの作成の詳細は、Oracle Help Centerにあるパフォーマンス管理の使用ガイドの第5章「パフォーマンス管理の設定および保守」の質問リストのトピックを参照してください。
Oracle Fusion Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や育成プランを管理するためのツールが備わっています。次のようなツールがあります。
- 就業者の資格に基づくロールに関する推奨
- ターゲット・ロールおよび就業者に必要な育成ニーズとの比較
- 就業者の関心のあるロールの管理
- 育成目標を確立し、育成の進行状況を管理するための、就業者向けの包括的な育成プランを示します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでのキャリア開発の処理の名前変更
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「トランザクション設計スタジオ」タブで処理の名前を変更して、キャリア開発ページをパーソナライズします。新しい名前については、次の表を参照してください。
トランザクション設計スタジオのキャリア開発の新しい処理名
古い処理名 |
新しい処理名 |
---|---|
キャリア開発 |
キャリア開発ホーム・ページ |
キャリア開発ジョブ・プロファイル詳細 |
キャリア開発ロール詳細 |
育成目標 |
人材開発目標詳細 - インライン・モード |
人材開発目標の表示 |
人材開発目標詳細 - ドリルダウン・モード |
これらの新しい名前は、処理が適用されるページを明確に示しています。
ビジネス・ニーズに応じてキャリア開発ページを構成するための処理を簡単に識別できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
トランザクション設計スタジオの使用の詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle Help CenterにあるHCMエクスペリエンス設計スタジオ: タレント管理ベースの実装ガイドの第23章
- My Oracle SupportのThe Transaction Design Studio -What It Is and How It Works (ドキュメント ID 2504404.1)
以前のリリースでは、管理者はキャリア開発ページで組織内のすべての従業員を検索できました。管理者のキャリア開発ページの就業者値リストは、「すべての就業者の表示」事前定義済セキュリティ・プロファイルによって保護されていました。しかし、このリリースからは、自分がアクセス権を持つ従業員のみを管理者が検索できます。管理者のキャリア開発ページの就業者値リストは、「HRによる育成目標の管理」機能セキュリティ権限によって保護されるようになりました。
この表は、キャリア開発の管理者ページと、そのページで現在保護されているフィールドを示しています。
ページ | 保護されている検索フィールド |
---|---|
育成目標 |
「就業者」フィルタ |
育成目標一括割当の設定 |
「要求者」フィルタ |
目標の一括割当プロセスの追加 |
「要求者」値リスト 「含まれる就業者」および「除外される就業者」セクションの「就業者の追加」値リスト |
個人適格チェック |
「個人名」値リスト |
自分がアクセスできる従業員のみを管理者が表示できるようにすることで、セキュリティを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Fusion Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
タレント・レビュー会議ボックス割当変更イベントを含めることで、従業員のジャーニを強化します。これを行うには、オブジェクトを「ボックス割当」として選択します。
レビュー対象就業者のメンバーが「タレント・レビュー」ダッシュボードの「最上位タレント」ボックスに移動するイベントのジャーニを構成するシナリオを考えてみます。マネージャが特定のタレント・プールにメンバーを含めて、そのメンバーの育成目標を追加できるようにする必要があるとします。
ボックス割当変更ジャーニを構成します。
- ボックス割当変更ジャーニを作成します。
- 「自分のクライアント・グループ」に移動します。
- 「詳細を表示」をクリックします
- 「チェックリスト・テンプレート」クイック処理を選択します。
- 「作成」をクリックします。
- 「一般」タブで、次の詳細を指定します。
- ジャーニ名を入力します。
- 「タレント管理」などのカテゴリを選択します。
- ステータスを「アクティブ」に設定します。
- ボックス割当変更イベントを構成します。
- 「処理およびイベント」タブに移動します。
- イベントを追加します。
- オブジェクトとして「ボックス割当」を選択します。
- 条件を編集します。
- 条件ビルダーで、グループを作成し、この表に示す値を選択します。
条件列 |
選択する値 |
---|---|
属性 |
ボックス割当名 |
演算子 |
次と等しい |
オペランド・タイプ |
定数 |
オペランド値 |
最上位タレント |
- 「OK」をクリックして条件ビルダーを閉じます。
- 「保存」をクリックします。
- マネージャにタスクを追加します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
マネージャは、自分に割り当てられたジャーニを「割当済ジャーニ」ページで表示できます。「自分のチーム」→「ジャーニ」→「割当済ジャーニ」に移動する必要があります。
有効化のステップ
管理者は、ジャーニに対して統合サンドボックスを有効にする必要があります。有効にする方法をアプリケーションの構成と拡張 - サンドボックスに示します。
ジャーニを使用するには、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_JOURNEYS_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「プロファイル値」をNからYに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
タレント・レビュー表示カラー・コーディング・オプションのインポート/エクスポートのサポート
管理者は、「タレント・レビュー」ダッシュボード・テンプレート構成を構成パッケージまたはCSV (カンマ区切り値)ファイルとしてインポートまたはエクスポートするときに、離職のリスク、離職の影響および異動希望の表示オプションのカラー・コーディング構成を含めることができるようになりました。
構成パッケージのHRR_DASHBOARD_TMPLS_VL.xmlファイルのDashboardTemplateVO親ビュー・オブジェクトの次の属性が、優先表示オプションを示しています。
- RolDsplyOptnPref: 離職のリスク評点用
- IolDsplyOptnPref: 離職の影響の評点用
- Mobility DsplyOptnPref: 異動希望の評点用
「タレント・レビュー」ダッシュボード・テンプレートの構成をエクスポートすると、TemplateDisplayOptionPreferencesVO子ビュー・オブジェクト・セクションで、離職のリスク、離職の影響および異動希望の評点に指定した色と形状を表示できます。
「タレント・レビュー」ダッシュボード・テンプレートの構成パッケージをインポートする前に、離職のリスク、離職の影響および異動希望の評点の優先表示オプションおよび色と形状を、構成パッケージの次の両方のファイルに指定する必要があります。
- 「businessObjectData」→「HRR_DASHBOARD_TMPLS」フォルダのHRR_DASHBOARD_TMPLS_VL.xmlファイル
- 「SETUP_DATA_REPORT」→「タレント・レビュー・ダッシュボード・テンプレート」フォルダのHRR_DASHBOARD_TMPLS_VL.xlsファイル
「タレント・レビュー」ダッシュボード・テンプレートの構成をインポートまたはエクスポートするときに、離職のリスク、離職の影響および異動希望の表示オプションのカラー・コーディング構成を含めることにより、タレント・レビュー会議の構成プロセスが強化されます。 同じテンプレートから作成されたすべての会議について、タレント・レビュー会議ダッシュボードの表示オプションに一貫した色または形状を表示することで、ユーザー・エクスペリエンスを向上できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 評点の「値なし」および「保護済」分析値の色および形状はエクスポートまたはインポートできません。
主なリソース
- データのエクスポートおよびインポートの詳細は、Functional Setup Managerの使用ガイドの「データのエクスポートおよびインポート」の章を参照してください。
タレント・レビュー・マネージャのレビュー内容の準備の評点用の新しい評点ソース
レビュー内容の準備時にマネージャが送信した評点と、タレント・レビュー会議の実施時にファシリテータが送信した評点を区別できるようになりました。新しい評点ソース「タレント・レビュー会議の準備」が、レビュー内容の準備時にマネージャが送信するこれらの評点に追加されました。
- パフォーマンス
- ポテンシャル
- 離職のリスク
- 離職の影響
- タレント・スコア
- 総合目標評点
- 総合コンピテンシ評点
タレント・レビュー会議の実施後にファシリテータが送信する評点のソースは「タレント・レビュー会議」になります。
これらの評点は、「タレント評点」スポットライト・ページには表示されないことに注意してください。
- 総合目標評点
- 総合コンピテンシ評点
従業員評点の送信者および評点の送信元作業領域が明確になります。これは、異なる個人が従業員に対して送信した評点を区別するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 新しい評点ソースは、以前のリリースでレビュー内容を準備する際にマネージャが送信した評点には表示されません。
- ファシリテータがタレント・レビュー会議を削除すると、会議ステータスに関係なく、マネージャが「レビュー内容の準備」ページから送信した評点がプロファイル表から削除されます。
- ファシリテータがまだ開始されていないタレント・レビュー会議を削除し、マネージャが「レビュー内容の準備」ページのみに評点を保存していた場合は、タレント・レビュー表から評点が削除されます。
- Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)では、「ワークフォース・タレント・レビュー - タレント・レビュー会議リアルタイム」サブジェクト領域の次のディメンションを使用して、マネージャ・アセスメント済の評点をフィルタできます。
- マネージャ・アセスメント済の離職の影響
- マネージャ・アセスメント済の総合コンピテンシ評点
- マネージャ・アセスメント済の総合目標評点
- マネージャ・アセスメント済のパフォーマンス
- マネージャ・アセスメント済のポテンシャル
- マネージャ・アセスメント済の離職のリスク
- マネージャ・アセスメント済のタレント・スコア
HR担当者がタレント・レビュー会議を作成または編集する場合、レビュー対象就業者をフィルタして派遣就業者を表示または非表示にできます。これを行うには、「就業者タイプ」フィルタを使用する必要があります。このフィルタで次のチェック・ボックスを選択するか選択を解除して、対応するユーザーを検索結果に含めるか、検索結果から除外します。
- 派遣就業者: 非従業員(契約就業者や臨時就業者など)
- 従業員: 通常、組織と永続的な関係を持つ個人
- 非就業者: ボランティアや退職(定年他)従業員などの雇用主との非雇用関係を持つ個人
「就業者タイプ」フィルタは、単独または次のフィルタ基準のみを指定して使用できないことに注意してください。
- 就業者: すべての部下または直属の部下
- アサイメント・ステータス: アクティブまたは休止のアサイメント
「マネージャ」や「部門」などの別のフィルタをまず選択する必要があります。
「就業者タイプ」フィルタを使用して、レビュー対象就業者に含める個人を選択し、タレント・レビュー・プロセスを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- フィルタ・パーソナライズ・ツールを使用して、「就業者タイプ」フィルタを非表示にできます。
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
後任プランに関連する次のイベントについて、ジャーニを構成して、マネージャにタスクを割り当てることができます。
- 候補者が特定の準備レベルに達した場合
- 候補者は暫定後任者としてマークされます
ジャーニの「処理およびイベント」タブで、次の属性を持つ後任準備オブジェクトを追加できます。
- 候補者の準備: 組織に対して構成されている準備値を選択できます。
- 暫定後任者: 「はい」または「いいえ」の値を選択できます。
後任プランに関連付けられたロールに候補者が移動する準備が整ったイベントのジャーニを構成するシナリオを考えてみます。準備ジャーニの一部として、候補者のマネージャに対して次のタスクを追加する必要があるとします。
- 候補者の研修プランの作成
- 候補者の育成目標の追加
後任準備イベントを構成します。
- 後任準備ジャーニを作成します。
- 「自分のクライアント・グループ」に移動します。
- 「詳細を表示」をクリックします
- 「チェックリスト・テンプレート」クイック処理を選択します。
- 「作成」をクリックします。
- 「一般」タブで、次の詳細を指定します。
- ジャーニ名を入力します。
- 「タレント管理」などのカテゴリを選択します。
- ステータスを「アクティブ」に設定します。
- 後任準備イベントを構成します。
- 「処理およびイベント」タブに移動します。
- イベントを追加します。
- オブジェクトとして「後任準備」を選択します。
- 条件を編集します。
- 条件ビルダーで、グループを作成し、この表に示す値を選択します。
条件列 |
選択する値 |
---|---|
属性 |
候補者の準備 |
演算子 |
次と等しい |
オペランド・タイプ |
定数 |
オペランド値 |
準備完了 |
- 「OK」をクリックして条件ビルダーを閉じます。
- 「保存」をクリックします。
- マネージャにタスクを追加します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
マネージャは、自分に割り当てられたジャーニを「割当済ジャーニ」ページで表示できます。「自分のチーム」→「ジャーニ」→「割当済ジャーニ」に移動する必要があります。
マネージャはジャーニ・カードをクリックして、ジャーニの自分のタスクを表示できます。
後任準備レベル変更のタスクを含めることで、従業員のジャーニを強化します。後任計画を改善し、従業員の満足度を向上させます。
有効化のステップ
管理者は、ジャーニに対して統合サンドボックスを有効にする必要があります。有効にする方法をアプリケーションの構成と拡張 - サンドボックスに示します。
ジャーニを使用するには、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_JOURNEYS_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「プロファイル値」をNからYに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 後任準備ジャーニ・イベントは、アクティブな候補者に対してのみトリガーされます。
- 後任準備ジャーニ・イベントは、外部候補者に対してはトリガーされません。
- 候補者の暫定後任者ステータスが、準備にではなくジャーニに構成されたステータスに変更された場合でも、ジャーニ・イベントがトリガーされることがあります。これを回避するには、暫定後任者条件を準備ルールに含める必要があります。
- 同様に、暫定後任者ステータスではなく準備状況が変更された場合でも、ジャーニ・イベントがトリガーされる可能性があります。これを回避するには、準備条件を暫定後任者ルールに含める必要があります。
各後任プランで、管理者タイプのプラン所有者が、プラン候補者および在職者のロール変更の通知を受け取る所有者を指定できるようになりました。これは、後任プランを作成または編集するときに実行できます。
後任プランの「所有者」セクションで、所有者ごとにアラートが無効か有効かを識別できます。所有者の詳細を編集し、アラートを送信するかどうかを指定します。
プラン候補者および在職者のロール変更について通知する必要がある後任プラン所有者のみを選択して、生成される通知の数を減らします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「ビューア」または「候補者マネージャ」タイプの所有者であるプラン所有者は、後任プランの「所有者」セクションの通知設定を変更できません。
- 非アクティブな後任プランの所有者通知設定は構成できません。
- 「ビューア」タイプの所有者として所有者を作成した場合、そのユーザーのアラートは自動的に無効になります。
- 個人を「管理者」または「候補者マネージャ」タイプの所有者にすると、その個人のアラートを有効または無効にできます。
- 次のシナリオではエラー・メッセージは表示されません。
- 1つ以上のアラートが後任プランの「アラート」セクションで有効になっていますが、どのプラン所有者に対しても通知が有効になっていません
- 通知はプラン所有者に対して有効ですが、後任プランの「アラート」セクションでアラートが有効になっていません
- システム管理者はHCMデータ・ローダーを使用して、「管理者」および「候補者マネージャ」タイプの所有者に後任プラン所有者アラート情報をアップロードできます。次のシナリオでは、プラン所有者に通知が送信されないことに注意してください。
- 所有者アラートをYに設定しましたが、後任プランのアラートが無効になっています。
- 非アクティブな後任プランの所有者アラート設定をアップロードしました。
- システム管理者は、HCM抽出を使用して後任プラン所有者アラート情報を取得できます。
在職者および候補者ロールの変更が有効になった後、それらをプラン所有者に通知できるようになりました。このためには、システム管理者が、「現在有効である候補者および在職者の割当変更をプラン所有者に通知」プロセスを実行する必要があります。このプロセスの実行後は次のようになります。
- 所有者に対する通知が有効になっており、後任プランのアラートが有効になっている場合に、プロセスが日次ベースで実行される場合は、ロール変更が有効になる日に所有者が通知を受け取ります。
- プラン在職者が別のロールに移動する
- 候補者がプランのロールに移動する
- 候補者が、プラン・ロールとは異なるロールに移動する
- 所有者が後任プランを表示すると、在職者および候補者の有効なロール変更のバナーが表示されます。
- 90日より古い次のレコードが削除されます。
- 在職者および候補者のロール変更レコード
- すでに送信された通知
ロール変更が有効になった後、在職者および候補者のロール変更について後任プラン所有者に通知することで、正確な後任プランを作成できます。
有効化のステップ
後任プラン所有者にアラートを送信するには、「現在有効である候補者および在職者の割当変更をプラン所有者に通知」プロセスを実行する必要があります。
ヒントと考慮事項
- ロールの変更が現在の日付で有効な場合は、プラン所有者にすぐに通知されます。候補者および在職者のロールが即座に変更された場合は、それらのプランのバナーも表示できます。
- 非アクティブな後任プランには、通知は送信されません。
主なリソース
プロセスのスケジュールの詳細は、共通機能の使用ガイドの「スケジュール済プロセス」の章を参照してください。
ロール情報
「現在有効である候補者および在職者の割当変更をプラン所有者に通知」プロセスを実行するには、グローバルHRプロセスの実行機能セキュリティ権限を継承するロールが管理者に必要です。権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
「自分のクライアント・グループ」で使用可能だった「タレント・プール」クイック処理が使用できなくなりました。かわりに、「自分のクライアント・グループ」タブにある専用の「タレント・プール」アプリケーションを使用して、「タレント・プール」作業領域にアクセスしてください。
「タレント・プール」作業領域にすばやくアクセスし、組織のタレント・プールを簡単に管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Fusion Profile Managementは、Oracle Fusionのタレント製品スイートおよびその他のOracle Fusionアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
タレント・プロファイルの言語コンテンツ・セクション・エントリ変更用の日付トラッキングとソース
タレント・プロファイルの「言語」コンテンツ・セクションで、プロファイル項目に対する変更の履歴およびソースを追跡できるようになりました。タレント・プロファイルの言語が変更されると、変更のデートトラック履歴と、それらの変更のソース(前提条件、学習結果、育成目標ターゲット結果、目標ターゲット結果またはプロファイル)が表示されるようになりました。
タレント・プロファイルの「言語」コンテンツ・セクションで項目に加えられた変更の履歴をユーザーが表示できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
このリリース以降、管理者は、従業員のジャーニの一部として目標管理タスクを含めることができます。
「自分のクライアント・グループ」で使用可能な次のクイック処理を使用して、ジャーニ・チェックリストを操作します。
- チェックリスト・テンプレート: ジャーニ・テンプレートを作成する場合
- チェックリストの割付: 従業員にジャーニを割り付ける場合
ジャーニを作成するときに、「目標」および「フィードバックの要求」アプリケーション・タスクを含めることができるようになりました。タスク実行者および所有者を、目標管理タスクの就業者またはライン・マネージャとして設定できます。
従業員は、「自分」→「ジャーニ」で自分のジャーニを表示できます。カテゴリでジャーニをフィルタできます。
従業員は、ジャーニ・カードをクリックして、ジャーニの一部であるタスクを表示できます。「目標」アプリケーション・ページに移動するには、タスクをクリックし、「アプリケーション・タスクに進む」をクリックする必要があります。
マネージャは、自分に割り当てられたジャーニを「割当済ジャーニ」ページで表示できます。「自分のチーム」→「ジャーニ」→「割当済ジャーニ」に移動する必要があります。
チーム・メンバーのために自分が実行する必要があるタスクを確認するには、「自分のチーム」→「ジャーニ」→「自分のタスク」に移動する必要があります。カテゴリ別にタスクをフィルタできます。
タスク・アプリケーション・ページに移動するには、マネージャがタスクをクリックして、「アプリケーション・タスクに進む」をクリックできます。マネージャは、タスクに応じて従業員の「目標」ページまたは「フィードバックの要求」ページに移動します。
パフォーマンス目標タスクおよび関連するフィードバックの要求タスクを含めることで、従業員のジャーニを強化します。従業員が自分のパフォーマンス目標を達成して、組織のパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
管理者は、ジャーニに対して統合サンドボックスを有効にする必要があります。有効にする方法をアプリケーションの構成と拡張 - サンドボックスに示します。
ジャーニを使用するには、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_JOURNEYS_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「プロファイル値」をNからYに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ジャーニのプロファイル・オプションが有効になっている場合は、チェックリスト・タスクのアプリケーションにアクセスできません。「自分のチーム」および「自分のクライアント・グループ」の「チェックリストの割付」クイック処理も使用できなくなります。
- チェックリストを従業員に割り付けると、マネージャ関連のタスクが従業員のマネージャに割り当てられます。
- 従業員に割り当てられているジャーニが1つのみの場合に、ユーザーが「自分」の「ジャーニ」アプリケーションをクリックすると、その特定のジャーニ・ページに直接移動するので「自分のタスク」タブは表示されません。
主なリソース
- チェックリストの詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドの第11章「チェックリスト」を参照してください。
以前のリリースでは、目標管理者は目標管理ページで組織内のすべての従業員を検索できました。管理者の目標管理ページの就業者値リストは、「すべての就業者の表示」事前定義済セキュリティ・プロファイルによって保護されていました。しかし、このリリースからは、自分がアクセス権を持つ従業員のみを目標管理者が検索できます。管理者の目標管理ページの就業者値リストは、「HRによるパフォーマンス目標の管理」機能セキュリティ権限によって保護されるようになりました。
この表は、目標管理の管理者ページと、そのページで現在保護されているフィールドを示しています。
管理者の目標管理ページの保護された検索フィールド
ページ | 保護されている検索フィールド |
---|---|
パフォーマンス目標 |
「就業者」フィルタ |
割当先 |
従業員検索フィールド |
「目標プラン」ページ |
「含まれる就業者」および「除外される就業者」セクションの「就業者の追加」値リスト |
パフォーマンス目標一括割当の設定 |
「要求者」フィルタ |
目標の一括割当プロセスの追加 |
「要求者」値リスト 「含まれる就業者」セクションの「就業者の追加」値リスト |
個人適格チェック |
「個人名」値リスト |
自分がアクセスできる従業員のみを管理者が表示できるようにすることで、セキュリティを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
このリリース以降、従業員の目標に対してノートが追加または削除されたときに就業者およびマネージャに警告する通知が生成されます。この表は、通知の受信者および通知をトリガーするイベントを示しています。
受信者 |
トリガー元 |
---|---|
従業員 |
|
マネージャ |
|
パフォーマンス目標に追加されたノートについて従業員およびマネージャに通知し、従業員のパフォーマンス目標に関するコミュニケーションを改善します。
有効化のステップ
「目標」ページの「ノート」リージョンを使用可能にする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 非公開ノートに関する通知は生成されません。
- 目標を削除しても、目標の一部であるノートの削除通知は送信されません。
管理者は、トランザクション・コンソールで、より多くのパフォーマンス目標トランザクションの承認を選択的にバイパスできるようになりました。これは、パフォーマンス目標ルール・セットの既存の自動承認ルールまたは手動承認ルールに対するカスタマイズを変更せずに実行できます。サブプロセスをバイパスすると、必要に応じて承認ルール・セットが上書きされます。
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで「パフォーマンス目標の承認」ルールを展開すると、承認のバイパスを有効にできる次の新しいサブプロセスが表示されます。
- 目標連携処理: マネージャまたは同僚の目標に目標を連携する従業員用、および組織と目標を共有する組織所有者用
- 目標取消処理: 1つ以上の目標を取り消す従業員用
- 目標コピー処理: 1つ以上の目標をコピーする従業員用
- 目標削除処理: 目標プランから1つ以上の目標を削除する従業員用
- 目標拡張処理: 1つ以上の目標を別の目標プランに拡張する従業員用
- 目標移動処理: 1つ以上の目標を別の目標プランに移動する従業員用
- 目標指標の管理: 目標指標を追加、削除または更新する従業員用
- 目標結果の管理: 目標ターゲット結果を追加、削除または更新する従業員用
- 目標タスクの管理: 目標タスクを追加、削除または更新する従業員用
いずれかのサブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にすると、対応するパフォーマンス目標トランザクションが即座にコミットされます。これらのトランザクションを実行するユーザーには、「目標」ページに承認バナーは表示されず、通知も届きません。たとえば、「目標タスクの管理」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にした場合、従業員が目標タスクを追加、更新または削除しても承認はトリガーされません。
親の「パフォーマンス目標の承認」ルールに対して「承認のバイパス」を有効または無効にすると、すべてのサブプロセスに対して「承認のバイパス」が自動的に有効または無効になります。「残りの目標処理」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を使用可能または使用不可にはできません。これは、親の「パフォーマンス目標の承認」ルールの「承認のバイパス」設定を反映しているにすぎません。
組織のニーズに応じて一部の目標トランザクションの承認を選択的にバイパスすることで、目標承認プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- サブプロセスのバイパス承認を有効にすると、下書き状態および承認待ち状態の目標トランザクションでは承認フローが続行され、新しい部分バイパス設定が無視されます
主なリソース
トランザクション・コンソールの詳細は、タレント管理ベースの実装ガイドの次のトピックを参照してください。
- 第13章「通知と承認、HCM承認トランザクションの管理方法」
目標プランの新しい「評価タイプ」属性を利用して、目標管理のパフォーマンス目標をパフォーマンス文書に含まれるパフォーマンス目標と同期します。ユーザーがパフォーマンス文書を作成すると、パフォーマンス・テンプレートに定義されている評価タイプと同じ評価タイプの目標プランが自動的に評価トピックとして追加されます。
目標管理とパフォーマンス管理の両方で一貫したパフォーマンス目標情報を表示し、従業員のパフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
目標管理のパフォーマンス目標をパフォーマンス文書に含まれるパフォーマンス目標と同期するには、このプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_HRA_SYNCHRONIZED_GOALS |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_HRA_SYNCHRONIZED_GOALSプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「プロファイル値」をNからYに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
パフォーマンス文書に目標プランが含まれた後は、目標プランの評価タイプを変更できません。
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
HR担当者、従業員またはマネージャがチェックイン文書の次のセクションにノートを追加または削除したときに、通知を受信できるようになりました。
- パフォーマンス目標のディスカッション・トピック
- 育成目標のディスカッション・トピック
- 一般ディスカッション・トピック
また、HR担当者、従業員またはマネージャが次のものを削除したときも、通知を受信します。
- チェックイン文書のディスカッション・トピック
- チェックイン文書
従業員がチェックイン文書に対して前述のいずれかを更新すると、パフォーマンス・マネージャに通知が送信され、パフォーマンス・マネージャがこれらを更新すると、それぞれの従業員に通知が送信されます。HR担当者がこれらを更新すると、パフォーマンス・マネージャおよび従業員に通知が送信されます。
この機能により、ディスカッション・トピックまたはチェックイン文書に対する更新の手動確認に費やす時間を短縮できます。
有効化のステップ
HR担当者が、これらのタスクに関して送信されるアラート通知を構成します。
アラートを有効または無効にする方法を次に示します。
- ホーム・ページで「ナビゲータ」→「ツール」→「アラート・コンポーザ」をクリックします。
- キーワード「チェックイン」を検索します。「チェックイン削除済」、「チェックイン・ディスカッション・トピック削除済」、「チェックイン・ノート作成済」および「チェックイン・ノート削除済」テンプレートが表示されます。
-
「処理」メニューから「編集」をクリックします。
-
テンプレートはデフォルトで有効になっています。これらは、「使用可能」リストから有効または無効にできます。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
これら4つのテンプレートの一部として36個の新しい通知が用意されており、各通知の「編集」メニューから「受信者およびメッセージの管理」を選択すればさらに構成できます。
ヒントと考慮事項
チェックイン文書またはディスカッション・トピックが削除された場合、チェックイン文書またはディスカッション・トピック内の削除されたノートに対して個別のアラート通知は送信されません。通知は、削除されたディスカッション・トピックまたはチェックイン文書に対して1回のみ送信されます。
主なリソース
- アラート・コンポーザ・ツールの詳細は、Global Human Resourcesの実装ガイドの第16章「アラート・コンポーザ」を参照してください。
ロール情報
HRC_ACCESS_ALERTS_COMPOSER_PRIV権限を持つHR担当者は、アラート・コンポーザにアクセスできます。
HR管理ページの従業員値リスト(LOV)のセキュリティの強化
これらのパフォーマンス管理ページの従業員フィルタに表示される従業員のリストが、「パフォーマンス」データ・セキュリティ権限に関連付けられたHR担当者のデータ・セキュリティ・プロファイルに基づいて表示されるようになりました。
- パフォーマンス文書
- パフォーマンス文書の作成
- 関係者フィードバック
- パフォーマンス文書適格
- パフォーマンス文書の一括処理の処理
検索結果ページに表示される従業員アサイメントには、「パフォーマンス」データ・セキュリティ権限に関連付けられたHR担当者のデータ・セキュリティ・プロファイルがすでに使用されています。
これらの各ページに適用可能なデータ・セキュリティ権限は次のとおりです。
管理ページ |
データ・セキュリティ権限 |
---|---|
パフォーマンス文書 |
HRA_CREATE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA |
パフォーマンス文書の作成 |
HRA_CREATE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA HRA_CREATE_ANYTIME_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA |
関係者フィードバック |
HRA_MANAGE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA |
パフォーマンス文書適格 |
HRA_MANAGE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA |
パフォーマンス文書の一括処理の処理 |
HRA_MANAGE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DATA |
パフォーマンス管理ページのフィルタに表示される従業員のリストが、検索結果で返される従業員アサイメントのリストと一致するようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
HR担当者用に構成されたデータ・セキュリティ・プロファイルの詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMの保護ガイドの第16章「HCMのデータ・ロールとセキュリティ・プロファイル」を参照してください。
目標管理のパフォーマンス目標のリストとパフォーマンス文書のキャリア開発の育成目標のリストの表示が一致するようになりました。管理者が、パフォーマンス・テンプレートでパフォーマンス文書の目標の同期を有効にする必要があります。管理者がこれを有効にすると、目標管理およびキャリア開発のページで追加された新しい目標が自動的に更新されて、パフォーマンス文書が同期化されます。パフォーマンス文書の評価トピックから、従業員の目標プランおよび育成プランを表示することもできます。
目標の同期を有効にすると、従業員およびマネージャが次の機能を利用できます。
-
従業員に目標プランが割り当てられていなくても、パフォーマンス目標セクションを含む随時パフォーマンス文書を作成できます。パフォーマンス文書の作成後に目標プランを割り当てることができます。
-
パフォーマンス・テンプレートの構成と一致する目標プランが従業員に割り当てられている場合にのみ、従業員のパフォーマンス文書にパフォーマンス目標評価トピックが作成されます。
-
パフォーマンス文書のパフォーマンス目標評価トピックに、従業員の目標プランと同じ名前を使用できます。
-
パフォーマンス文書を移入する目標プランが従業員に複数ある場合、目標プランが個別の評価トピックとして表示され、別々に評価するように構成できます。
-
パフォーマンス文書の育成目標評価トピックの名前として「育成プラン」を使用できます。
-
従業員の目標プランまたは育成プランに目標を追加すると、パフォーマンス文書に目標が自動的に表示されるため、パフォーマンス文書を手動で更新する必要がなくなります。
-
従業員の目標プランまたは育成プランから目標を削除できます。評価された目標は削除できないため、評点およびコメントのある目標を削除する可能性はありません。
-
従業員の目標プランの目標を取り消せます。評価中のパフォーマンス目標は取り消せません。評価タスクが完了したら、パフォーマンス目標を取り消して、将来のパフォーマンス文書に表示されないようにできます。
-
従業員の育成プランの目標を非アクティブ化できます。評価中の育成目標は非アクティブに設定できません。評価タスクが完了したら、育成目標を非アクティブに設定して、将来のパフォーマンス文書に表示されないようにできます。
-
目標管理またはキャリア開発の目標の変更により承認がトリガーされると、パフォーマンス文書に表示されます。
-
パフォーマンス文書を介して目標を変更した場合も、目標管理およびキャリア開発のページを介してトリガーされるのと同じ方法で承認がトリガーされます。
-
目標管理でパフォーマンス目標の加重を編集すると、パフォーマンス文書が自動的に更新されるため、パフォーマンス文書を手動で更新する必要がなくなります。
-
パフォーマンス文書のパフォーマンス目標の加重を編集すると、目標管理の従業員の目標プランに表示されます。
-
パフォーマンス文書の目標加重およびターゲット評点の編集を、目標プランおよび育成プランの評価トピックから実行できます。
-
パフォーマンス目標評価トピックの目標加重の合計を100%にする必要があるのが、目標プランで構成されている場合、またはパフォーマンス文書の計算が有効な場合の評価時のみになります。
-
すべての項目およびセクションの加重が小数で表示されます。
-
合計が100%にならない場合は、評価トピックの加重を編集できます。
-
目標の作成者に応じて、目標のターゲット・パフォーマンス評点を編集できます。従業員が目標が作成し、目標ソースが「WORKER」の場合、従業員が目標のターゲット・パフォーマンス評点を変更できます。目標ソースが次のいずれかである場合、目標のターゲット・パフォーマンス評点をマネージャが変更できます。
-
WORKER
-
HR
-
MANAGER
-
TALENT_REVIEW
-
ORG_OWNER
-
ORA_HRG_HR_MGR
-
ORA_MATRIX_MANAGER
-
-
パフォーマンス目標や育成目標またはコンピテンシを評価未準備としてマークして、評点やコメントを入力できないようにしたり、計算に含まれないようにできます。項目を評価未準備としてマークする権限をHR担当者がロールに付与すると、目標の評価ページに次のオプションが表示されます。
-
項目の重みが0%の場合は、その項目を含めないようにできます。
-
加重が0%でない場合、「評価未準備」オプションは表示されません。
-
計算が使用可能になっていない場合は、加重が0%でなくても、評価未準備として項目をマークできます。
-
加重が使用可能になっていない場合は、評価未準備として項目をマークできます。
-
目標またはコンピテンシの横に自分の名前が追加されて表示されます。
-
別のユーザーがパフォーマンス文書で「評価未準備」とマークした目標を表示できます。
-
従業員のパフォーマンス文書を印刷し、評価未準備としてマークされた目標を表示できます。これはHR担当者にも適用されます。
-
-
目標または育成プランが承認待ちのパフォーマンスまたは育成目標の評価トピックはロックされ、承認完了まで評価されません。パフォーマンス文書の目標を評価するページには、承認が完了するまで目標属性の変更が表示されません。承認が待ち状態の間は、評点またはコメントを追加できません。承認を求めて変更を送信しない場合も、同じルールが適用されます。
-
総合要約計算済評点では、すべてのパフォーマンス目標セクションが考慮されます。
-
承認待ちのために目標評価トピックがロックされている場合でも、そのセクションに必要な評点およびコメントが指定されていれば、マネージャ評価または自己評価タスクを完了できます。
-
最後の評価タスクを完了すると、凍結目標が作成されます。つまり、パフォーマンス文書全体が完了したときではなく、その時点で目標のステータスが評点とコメントに反映されます。これは参加者にも適用されます。
-
複数のパフォーマンス目標セクションがある従業員のパフォーマンス文書を完了すると、その従業員のタレント・プロファイルが目標セクションの評点で自動的に更新されます。
-
従業員のパフォーマンス文書で評価タスクを再オープンすると、凍結目標および完了済目標が削除されます。パフォーマンス文書には現在の目標が表示されるため、評点およびコメントを更新すれば目標の現在のステータスを反映できます。
-
従業員のパフォーマンス文書を取り消し、かつパフォーマンス目標セクションと育成目標セクションの同期が維持できます。パフォーマンス文書を取り消すときに、凍結目標は作成されません。パフォーマンス文書の目標は、それらが現在属する目標プランおよび育成プランを指しているため、それらの目標の現在の状態を反映しています。
-
複数のパフォーマンス目標セクションがあるパフォーマンス文書で、報酬のパフォーマンス目標セクション評点を調整できます。プライマリ目標プランに対して作成された目標プランに関連付けられたパフォーマンス目標セクションの評点を調整できます。
目標の同期を使用可能にすると、HR担当者が次のタスクを実行できます。
-
目標プランの作成時に評価のタイプを選択して、パフォーマンス文書の目標プランの評価方法を決定できます。
-
同期されたパフォーマンス目標のパフォーマンス・テンプレート・セクションを構成できます。つまり、パフォーマンス・テンプレートのパフォーマンス・テンプレート・セクションを使用して、パフォーマンス文書でそのセクションを使用する従業員の目標プランを同期できます。
-
同期された育成目標のパフォーマンス・テンプレート・セクションを構成できます。つまり、パフォーマンス・テンプレートのパフォーマンス・テンプレート・セクションを使用して、パフォーマンス文書の従業員の育成プランを同期できます。
-
同期された目標で使用するコンピテンシのパフォーマンス・テンプレート・セクションを構成できます。つまり、同期された目標で使用可能な機能を利用できます。コンピテンシ・セクションでは、コンピテンシのリストは自動的に同期化されません。
-
同期されたセクションを使用するようにパフォーマンス・テンプレートを構成できます。
-
パフォーマンス目標、育成目標またはコンピテンシがパフォーマンス文書で評価されないように、従業員およびマネージャがマークできるようにします。こうすれば、現在作業中ではない項目に評点やコメントを入力したり、それらを計算に含めたりできなくなります。
-
複数のパフォーマンス目標セクションのデータベース・アイテムを使用して、パフォーマンス文書の評点を計算するFastFormulaを作成します。
-
パフォーマンス・テンプレート構成と一致する各目標プランの評価トピックおよびパフォーマンス目標セクションを使用して、従業員のパフォーマンス文書を作成します。
-
従業員の目標または育成プランに目標を追加すると、パフォーマンス文書に自動的に表示されます。手動で更新する必要はありません。
-
目標管理またはキャリア開発の場合と同様に、従業員の目標または育成プランから目標を削除できます。目標を削除できるのは評価されていない場合のみであるため、評点およびコメントを含む目標を誤って削除する可能性はありません。
-
目標がまだ評価されていない場合は、目標管理の場合と同様に、従業員の目標プランのパフォーマンス目標を取り消せます。評点およびコメントがある目標を誤って取り消す可能性ありません。
-
従業員の目標または育成プランで目標を編集すると、変更内容がパフォーマンス文書に自動的に表示されます。
-
従業員の目標プランのパフォーマンス目標の加重を編集すると、その変更が従業員のパフォーマンス文書に自動的に表示されます。手動で更新する必要はありません。
-
加重が有効になっている場合は、「処理」メニューの「加重の編集」ボタンが非表示になるように従業員の「目標プラン」ページを構成できます。ページ・コンポーザではなくトランザクション設計スタジオを使用してください。
-
目標がまだ評価されていない場合は、ある従業員の目標プランから別の従業員の目標プランにパフォーマンス目標を転送できます。評点およびコメントを含む目標を誤って転送する可能性はありません。
-
目標がまだ評価されていない場合は、ある従業員の目標プランから別の従業員の目標プランにパフォーマンス目標を移動できます。評点およびコメントがある目標を誤って移動する可能性ありません。
-
パフォーマンス目標を従業員の目標プランにコピーすると、パフォーマンス文書に自動的に表示されます。手動で更新する必要はありません。
-
従業員の目標プランから別の目標プランにパフォーマンス目標を拡張すると、パフォーマンス文書に自動的に表示されます。手動で更新する必要はありません。
-
目標プランの構成と一致するパフォーマンス・テンプレートおよびパフォーマンス目標セクションから作成されたパフォーマンス文書を使用して、新しい目標プランを従業員に割り当てます。これはパフォーマンス文書にセクションとして自動的に表示されるため、手動で更新する必要はありません。
-
パフォーマンス文書のセクションの定義に使用されていない目標プラン定義または目標プラン・セットを変更し、それらの変更が目標プランに影響を与えたかどうかを確認するプロセスを実行します。「目標プラン・データを使用したパフォーマンス文書の更新」プロセスでは、目標プランがパフォーマンス・テンプレートのパフォーマンス目標セクションの構成と一致するかどうか、および従業員のパフォーマンス文書にセクションとして追加されているかどうかが確認されます。
-
同期された目標のプロファイル・オプションを無効にして、同期された目標用に構成されたパフォーマンス・テンプレートから作成されたパフォーマンス文書で、同期化機能が使用されないようにします。このタスクは、アプリケーションのパフォーマンスへの影響を軽減するのに役立ちます。この機能を使用しなくなった場合は、このタスクを使用してください。
-
従業員のパフォーマンス文書がパフォーマンス目標、目標管理の目標プランおよびキャリア開発の育成目標と同期されるようにプロセスをスケジュールします。エラーが発生し、データが同期されていない場合は、「パフォーマンス文書の目標データの同期化」プロセスを実行します。すべての育成目標データが、目標プランの選択に関係なく同期されます(このデータはパフォーマンス目標にのみ使用されます)。
-
パフォーマンス文書のセクションの定義に使用されている目標プランを含む目標プラン・セットを使用不可にする場合は、「パフォーマンス文書の目標データの同期化」プロセスを実行します。このプロセスでは、これらのセクションが従業員のパフォーマンス文書から削除されているかどうかがチェックされます。
-
従業員のプライマリ目標プランを削除する目標プラン・セットを使用可能にした場合は、「パフォーマンス文書の目標データの同期化」プロセスを実行します。プライマリ目標セットは、パフォーマンス文書のセクションの定義に使用されています。このプロセスでは、これらのセクションが従業員のパフォーマンス文書から削除されているかどうかがチェックされます。
HR担当者は次のタスクを実行できなくなります。
- パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プラン定義の非アクティブ化設定。ステータスを非アクティブに変更すると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プランのレビュー期間の変更。レビュー期間を変更すると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される、従業員に割り当てられた目標プランの削除。割り当てられた目標プランを削除すると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プラン・セットの非アクティブ化設定。割り当てられた目標プランを非アクティブにすると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プラン・セットの目標プランのステータスの待ち状態への変更。ステータスを変更すると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プラン定義の加重を使用可能にするかどうかの変更。加重を変更すると、目標加重を考慮する計算済評点が変わる場合があります。
-
パフォーマンス文書のセクションの作成に使用される目標プラン・セットのレビュー期間の変更。レビュー期間を変更すると、それらのセクションがパフォーマンス文書から削除され、それらに指定された評点およびコメントが削除される場合があります。
キャリア開発とパフォーマンス管理の両方で一貫した育成目標情報を表示し、従業員のキャリア・プランニングを向上させます。
有効化のステップ
- ORA_HRA_SYNCHRONIZED_GOALSプロファイル・オプションを有効にし、次のプロファイル・オプションも有効になっていることを確認します。
- HRD_CAREER_DEVELOPMENT_RESPONSIVE_ENABLED
- HRA_PERFORMANCE_DOCUMENT_RESPONSIVE_ENABLED
- HRG_GOALS_RESPONSIVE_ENABLED
- セクション・タイプが「育成目標」のパフォーマンス・テンプレート・セクションを作成し、「セクション処理」セクションで「同期された目標のセクション」チェック・ボックスを選択します。
- パフォーマンス・テンプレートを作成し、「一般」タブで「同期された目標のセクションの使用」チェック・ボックスを選択します。
ノート: テンプレートが使用中でない場合は、既存のテンプレートを編集し、「同期された目標のセクションの使用」チェック・ボックスを選択できます。
- パフォーマンス・テンプレートの「構造」タブで、同期化された育成目標セクションを追加します。
-
パフォーマンス・テンプレートの同期されたパフォーマンス目標セクションと同じ評価タイプで、(パフォーマンス文書の同期された)目標プラン定義を構成します。
ヒントと考慮事項
- テンプレート構成に一致する従業員の目標プランのすべてのパフォーマンス目標がパフォーマンス文書に含まれるため、同期化された目標で使用するパフォーマンス目標テンプレート・セクションには「セクション・コンテンツ」リージョンがありません。
- 同期されたパフォーマンス文書で使用するパフォーマンス目標テンプレート・セクションには、項目の加重の構成がありません。目標プラン構成によって、パフォーマンス目標評価トピックに加重が表示されるかどうかが決まります。
- 同期されたパフォーマンス文書のパフォーマンスおよび育成目標評価のトピックでは、最小加重はサポートされません。
- 従業員の育成プランのすべてのアクティブな育成目標がパフォーマンス文書に含まれるため、同期化された目標で使用する育成目標テンプレート・セクションには「セクション・コンテンツ」リージョンがありません。日付に基づいて育成目標を含めるようにはテンプレート・セクションを構成できないため、従業員が取り組んでいない育成目標は従業員が非アクティブに設定するように指示して、これらがパフォーマンス文書に表示されないようにしてください。
- パフォーマンス目標および育成目標の評価トピックは、ユーザーがアクセス権を持っている場合にのみ、従業員の目標プランまたは育成プランにリンクされます。
- 加重およびターゲット評点を編集するための処理は、パフォーマンス目標評価トピック内で分離されています。
Oracle Learning Cloudは、従業員、チームおよび組織が最も関連性の高いスキル・セットを開発できるようにするスキル駆動型の学習プラットフォームです。Oracle Learningは、内部カタログおよび外部学習ソースから非公式学習と公式学習を組み合せて単一のプラットフォームに統合し、学習者に単一の統合学習エクスペリエンスを提供します。
コース割当を受け取って、まだ研修を完了する講義を選択していない場合は、コース登録詳細ページをクリックしてeラーニングを起動します。この設計が強化されて、eラーニングにアクセスするためのクリック数が少なくなったため、学習者のエクスペリエンスが簡素化されています。
この最適化されたユーザー・エクスペリエンスは、次の条件が満たされた場合にのみ表示されます。
- 「講義の選択なし」ステータスのコース登録が学習者にある。
- 学習者が選択できる講義が1つのみである。
- 使用可能な講義が自己ペース講義で、最初のアクティビティがSCORM、HACPまたはビデオである。
- 使用可能な講義に、登録フォームがないか、登録承認が有効になっていない。
これらの条件が満たされると、学習者の登録詳細ページのメッセージ・バナーに「講義の選択」ではなく、「登録」ボタンが表示されます。
- 「自分」→「学習」→「現在の学習」にナビゲートします。
- コース名のハイパーリンクをクリックします。
- 「コース詳細」ページのヘッダー・レベルの警告メッセージの「登録」ボタンをクリックします。
クリックすると、次のようになります。
- コース登録が「進行中」に更新され、選択した講義詳細が登録に追加され、ページがリフレッシュされて完了詳細セクションに進捗情報が表示されます。
- 最初のアクティビティがSCORMまたはHACPの場合、eラーニング・プレーヤが自動的に開き、コンテンツの再生が開始されます。
- 最初のアクティビティがビデオの場合、ページがリフレッシュされ、アクティビティ詳細ページにビデオがインラインで表示されます。
学習者がコース登録を受け取って、そのトレーニングを完了するための講義をまだ選択していない場合に、シングルクリックでeラーニングを起動できるようになりました。これは、使用可能な自己ペース講義が1つのみのコースに学習者が自己登録する場合の最適化されたエクスペリエンスと同様です。この拡張により、コース登録詳細からのエクスペリエンスが最適化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
SCORMおよびHACPコンテンツを構成して、割当を「不合格」として完了する前に、学習者が合格スコアを取得するために特定の回数試行することを許可できます。これは「記録済試行」設定の新しいオプションで、以前は1回または無制限の試行が許可されていました。
記録済試行は、「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「カタログ・リソース」→「コンテンツ」→「コンテンツの編集」画面→「拡張」→「記録済試行」ドロップダウン・リストに移動して設定できます。このオプションは以前は評価用に存在していましたが、SCORM 1.2、SCORM 2004およびHACPコンテンツ・タイプで使用できるようになりました。
「記録済試行」設定により、講義アクティビティおよび関連する学習割当に対する学習者のステータスの結果を制御します。学習者がSCORMまたはHACP講義アクティビティを完了すると、この設定に関係なく、その試行がキャプチャされます。この設定の動作は次のとおりです。
- 制限なし: 学習者は、合格スコアを取得するために必要な回数だけコンテンツを最初から再開できます。講義アクティビティは、学習者が合格スコアを取得した後にのみ「完了」に更新されます。合格スコアを達成するために試行される回数は、Oracle Learning Cloudによってキャプチャされ、登録詳細の「過去の試行」ビューで学習者に表示され、「アクティビティの管理」ページで管理者に表示されます。
- 制限数: このオプションを選択する場合は、「記録済試行回数」も指定する必要があります。このフィールドには、1より大きい値が必要です。デフォルト設定は2です。制限数オプションを選択すると、学習者は合格スコアを取得するために、指定した「記録済試行回数」分のコンテンツを最初から再開できます。指定した回数試行しても合格スコアを取得できない場合、その講義アクティビティは「不合格」ステータスに更新され、対応する学習割当も不合格になります。指定した回数までの試行で合格スコアを取得した場合、講義アクティビティは「完了」に更新されます。
- 単一: 学習者は合格スコアの取得を1回のみ試行できます。合格しない場合、講義アクティビティは「不合格」ステータスに更新され、対応する学習割当も不合格になります。
学習者がSCORMまたはHACPオンライン・コンテンツを正常に完了するための特定の試行回数を、学習管理者が定義できるようになりました。習得スコアを満たさずに学習者が指定の試行回数に達すると、学習レコードのステータスが「不合格」に更新されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
このオプションを制限数に設定することは、コンテンツ・アイテムごとの「コンテンツの編集」ページでのみサポートされており、新しいオンライン・コンテンツ・アイテムをロードするときにデフォルトでは設定できません。コンテンツ項目の作成時に使用される「記録済試行」設定のデフォルト値は変更されておらず、プロファイル・オプション「WLF_ROLLUP_FAILED_SCORM」の値によって、コンテンツ項目が単一の記録済試行で作成されるか無制限の記録済試行で作成されるかが決定されます。
プロファイル・オプションを確認するステップ:
- タスク: 管理者プロファイル値の管理
- プロファイル・オプション・コード: WLF_ROLLUP_FAILED_SCORM
- プロファイル表示名: 失敗したSCORM試行のロールアップ
記録済試行を「制限なし」から「単一」に変更したり、「制限なし」から「制限数」に変更したり、記録済試行回数を減らすと、コンテンツをまだ完了しておらず、新しい記録済試行回数を超えている学習者のすべての学習割当およびアクティビティ・ステータスが「不合格」に更新されます。これはバックグラウンド・プロセスによって実行されるため、変更がアプリケーションに表示されるまでに時間がかかる場合があります。
学習管理者ナビゲーションおよびカタログ検索エクスペリエンスの更新
多くの学習管理者タスクに直接アクセスできる新しいクイック処理を使用して、学習管理タスクに直接アクセスします。クイック処理は、ホーム・ページ上のリンクであり、自分自身、チームまたはクライアント・グループに対する処理を迅速に開始できます。セキュリティ権限およびアクセス元のタブ(「自分」、「自分のチーム」、「自分のクライアント・グループ」)に基づいて、処理のセットが表示されます。
さらに、学習管理者アプリケーションが更新されて、「自分のクライアント・グループ」の他のアプリケーションと同様の新しいランディング・ページのエクスペリエンスになりました。
学習管理者用の新しいクイック処理
カタログ管理
- コース、講義、専門、コミュニティおよびeラーニングの検索ページ
- 講義、コース、専門およびコミュニティの処理の作成
学習割当管理
- 学習割当および学習イニシアチブの検索ページ
- 必須割当、自主的割当、必須イニシアチブおよび自主的イニシアチブの処理の作成
推奨事項管理
- 推奨および推奨イニシアチブの処理の作成
カタログ・リソース管理
- コンテンツ、クラスルーム、インストラクタ、トレーニング・サプライヤおよびグローバル・アクセス・グループの検索ページ
- インストラクタおよびクラスルームの処理の作成
学習設定
- 評価、ソーシャル、外部プロバイダ、カタログ・デフォルト、アラート、学習者デフォルト、セルフサービスおよびバックグラウンド処理の構成ページ
クイック処理は、アプリケーション内の対応するページまたは処理を保護するのと同じ機能セキュリティ権限を使用して保護されます。たとえば、管理者に学習カタログを管理する権限が付与されていない場合、対応するページがアプリケーションに表示されないのと同じように、対応するクイック処理も表示されません。したがって、作成した既存のセキュリティ・ロールを変更する必要はありません。
学習管理アプリケーションの更新
「自分のクライアント・グループ」→「学習」からアクセスする学習管理アプリケーションも、「自分のクライアント・グループ」の他のHCMアプリケーションとユーザー・エクスペリエンスの一貫性を保つために更新されました。管理者は、アプリケーションのランディング・ページからより多くのページに直接アクセスできるようになりました。
カタログ検索のパフォーマンスの向上
学習管理者がコース、講義、専門またはコミュニティを検索する際、およびカタログ・リソース領域でインストラクタを検索する際のパフォーマンスが向上します。
講義検索ページの変更
- アクティブな学習者または完了した学習者の数で講義を検索できなくなりました。これらの検索オプションは削除されています。
- 「最も人気のある」および「最近登録済」保存済検索は削除されました。
- 「アクティブな学習者」列と「完了した学習者」列は、デフォルトでは検索結果表に表示されません。
コース検索ページの変更
- アクティブな学習者または完了した学習者の数でコースを検索できなくなりました。これらの検索オプションは削除されています。
- 「最も人気のある」保存済検索は削除されました。
- 「アクティブな学習者」列と「完了した学習者」列は、デフォルトでは検索結果表に表示されません。
専門検索ページの変更
- アクティブな学習者または完了した学習者の数で専門を検索できなくなりました。これらの検索オプションは削除されています。
- 「現在の専門」、「将来の専門」および「過去の専門」の保存済検索が削除されました。
- 専門の「タイトルで検索」保存済検索基準が、コースまたは講義の検索時に使用するものと同じデフォルト検索基準に更新されて、タイトルまたは公開開始日のいずれかが必須になりました。
- 「アクティブな学習者」列と「完了した学習者」列は、デフォルトでは検索結果表に表示されません。
コミュニティ検索ページの変更
- メンバーシップまたは学習割当検索属性を使用して学習コミュニティを検索できなくなりました。次の属性が検索基準オプションから削除されました。
- アクティブ、完了、期限超過、合計および近日中の割当数
- 割当作成日
- 合計、必須、自主的およびマネージャのメンバーシップ数
- 保存済検索「新規割当のあるコミュニティ」、「期限超過割当のあるコミュニティ」、「オープン・コミュニティ」および「最近作成されたコミュニティ」が削除されました。
- 検索結果のすべての割当数列およびメンバー数列は、デフォルトで無効になっています。
これらの拡張により、学習システムを管理する際の学習管理者の全体的なユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
コース、講義、専門、コミュニティおよびインストラクタのリソース検索ページでは、21Cより前に学習管理者が作成済のパーソナライズされた保存済検索がすべて使用できなくなります。必要に応じて再作成する必要があります。これらの変更の結果、コース、講義、専門およびコミュニティの検索ページは、すべての学習管理者用の「タイトルで検索」保存済検索にデフォルトで設定されます。
警告: アクティブな学習者数または完了した学習者数の列を結果表に追加すると、検索レスポンス時間が悪化する可能性があります。
HCMジャーナル・ワークフローでの学習レコード変更イベントの使用
新しいHCMジャーニ統合を使用して、従業員が学習を割り当てられたり完了したときの従業員のタスク作成を自動化します。
HCMジャーニでは、定義した処理および条件に基づいて、従業員が完了する一連のタスクを編成します。このリリースでは、「学習レコード・アクティブ化」および「学習レコード完了」イベントがHCMジャーニのイベント・リストに追加されました。Oracle Learning Cloudで発生するこれらのイベントに基づいて従業員のタスクを作成するジャーニのワークフローを定義できるようになりました。
割当レコードが作成されるか、「講義の選択なし」、「未開始」または「進行中」ステータスに更新されると、「学習レコード・アクティブ化」イベントがOracle Learning Cloudで発生します。割当レコードが「完了」、「バイパス完了済」または「不合格」ステータスに更新されると、「学習レコード完了」イベントがOracle Learning Cloudで発生します。
HCMジャーニのワークフローを構成して、これらのイベントを監視し、定義したイベント条件を評価し、HCMジャーニに結果タスクを定義できます。次の学習レコード属性に基づいて自動処理がトリガーされるタイミングを、これらのイベントの条件で制御できます。
- 次として割当済: 誰のかわりに、学習アイテムが学習者に割り当てられたかを指定します。
- 割当元属性タイプ: 割当を作成した人物を指定します。値は「スペシャリスト」、「コミュニティ」または「個人」(つまり、学習者またはマネージャが作成)です。
- 割当元番号: 学習アイテムを割り当てた個人番号を指定します。
- 割当タイプ: 割当が「必須」か「自主的」かを指定します。
- 学習アイテム番号: 学習アイテムを指定します。学習アイテムの番号またはタイトルで検索可能です。
- 学習アイテム・タイプ: 学習アイテムが、コース、講義、専門、カタログ外学習またはセルフサービス学習アイテムのいずれであるかを指定します。
- 割当サブステータス: 完了ステータスを指定します。値は「完了」、「バイパス完了済」および「不合格」です。この属性は、「学習レコード完了」イベントでのみサポートされます。
Oracle LearningとHCMジャーニ・モジュール間のこの統合により、統合されたHCMアプリケーション・スイートの利用して、クロスモジュール・ワークフローを構築し、従業員のタスクを生成できます。学習レコードのアクティブ化および完了イベントをHCMジャーニの構成で使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- レガシー学習アイテムに対しては推奨および学習レコードがサポートされていないため、HCMジャーニのイベントは生成されません。
- 次として割当済条件には、「次として割当」ピック・リストの管理者の割当作成フローで使用されるものと同じ参照値が含まれています。それは、Oracle Learning Cloudの実装ガイドの学習クラウドの参照値の章にリストされている最初の参照です。
- イベント条件を使用して、HCMジャーニ・タスクを生成するタイミングをフィルタします。たとえば、特定のコースの従業員のタスクを生成する場合は、「学習アイテム番号」条件を使用して、どのコースであるかを定義します。正常に完了し、「不合格」以外で完了した従業員に対するタスクを生成する場合は、「割当サブステータス」条件を使用します。
主なリソース
- HCMジャーニの詳細は、グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストの構成の章を参照してください。
学習セルフサービスおよび学習管理領域に表示される完了日の値に、学習レコードが完了した時刻が表示されるようになりました。時刻は常に世界標準時(UTC)で表示されます。たとえば、02/12/21 09:00 UTCのようになります。以前は、完了日のみが表示されていました。
この変更は、次のページに導入されました。
- 登録リスト: 「成績証明書の表示」および「自分のチーム」の学習アプリケーション
- 登録詳細: 「自分のチームの学習」の「成績証明書の表示」または「登録の表示」処理からのナビゲート
- メッセージ・ヘッダー
- 「完了ステータス」セクション
- 「登録ライフサイクル」セクション
- 「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「アクティビティの管理」
- 「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「学習者」→「学習割当」
- これは、コース、講義および専門の学習者ページにも適用されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
完了時刻は以前のリリースでも常に取得されていましたが、アプリケーションのユーザーには表示されず、学習管理または学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域を使用したレポートでのみ使用できました。この拡張機能では、既存の完了は変更されず、以前に記録された完了時刻が表示されます。現時点ではUTCのみで表示され、ユーザー優先タイムゾーンには変換されません。これは、今後のリリースで拡張される予定です。
HDL学習レコード・ビジネス・オブジェクトを使用して、学習レコードを完全に削除し、管理者またはレポートに表示されないようにします。この拡張機能により、管理者は不要な学習レコード・データを完全に削除できます。
システムに存在するステータスが「削除済」の学習レコードをパージ(完全に削除)するための削除操作が、学習レコードHDLビジネス・オブジェクトでサポートされるようになりました。削除された学習レコードのパージは、すべての学習アイテム・タイプ(コース、講義、専門、レガシー、カタログ外学習アイテムおよびセルフサービス学習アイテム)でサポートされます。
LearningRecordPurgeFlagという新しい属性がLearningRecordオブジェクトに追加されました。この属性の有効な値はYおよびNですが、削除操作を使用して「削除済」ステータスの学習レコードをパージする場合はYの値が必要です。その他すべての場合は空白のままでかまいません。
学習レコードをパージするための.datファイルのサンプルを次に示します。
METADATA|LearningRecord|LearningRecordId|LearningRecordEffectiveStartDate|LearningRecordEffectiveEndDate|LearningRecordNumber|AssignmentNumber|LearningItemType|LearningItemNumber|LearnerNumber|LearningRecordStatus|LearningRecordPurgeFlag
DELETE|LearningRecord||2021/03/11||OLC207847|OLC207848|ORA_COURSE|OLC397407|8153756|ORA_ASSN_REC_DELETED|Y
学習レコードをパージする場合は、学習レコードが「削除済」ステータスに更新されていることを最初に確認する必要があります。次に、学習レコードに対してパージ操作を実行します。
コースおよびその選択済講義割当については、コースとそのすべての選択済講義学習レコードが「削除済」ステータスに更新されていることを最初に確認する必要があります。これにより、コース学習レコード・データと、Oracle Learning Cloudで選択したすべての講義学習レコードがパージされます。コース学習レコードがパージされても、基礎となる講義レコードが「削除済」以外のステータスで存在する場合は、HDLプロセスが失敗し、データはパージされません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
警告: パージされた学習レコードはデータベースから完全に削除され、リカバリできないことに注意してください。
「削除済」以外のステータスの学習レコードはパージできません。
主なリソース
- この機能の詳細は、My Oracle Supportにあるデータのロードと移行の理解(ドキュメントID 2578544.1)というドキュメントを参照してください。
新しいHDL学習レコード・ビジネス・オブジェクト拡張機能を使用すると、次のことが可能になります。
- 必須および自主的講義学習レコードのステータスを「取下済」から「削除済」に更新する。
- 任意の学習アイテム・タイプに対して、必須学習レコードおよび自主的学習レコードのステータスを「アクティブ」から「削除済」に更新する。
コース学習レコードが「アクティブ」から「削除済」ステータスに更新されて講義が選択されると、コースと選択した講義割当レコードの両方がHDLファイルの単一の更新行を介して「削除済」ステータスに更新されます。ただし、コースが個別に割り当てられている場合はそうなりません。たとえば、管理者またはマネージャがコースを割り当て、学習者がそのコースの講義を選択した場合、HDLを使用して講義レコードを「削除済」ステータスに更新しても、コース割当レコードは「削除済」ステータスに更新されません。
これらの新機能を使用すると、学習レコードを「削除済」ステータスに簡単に直接更新して、セルフサービス・ビューで非表示にできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- この機能の詳細は、My Oracle Supportにあるデータのロードと移行の理解(ドキュメントID 2578544.1)というドキュメントを参照してください。
HDLを使用した、更新があるeラーニング完了詳細のインポート
HDLを使用して、コース割当を更新するためのeラーニング完了詳細をロードします。これにより、学習者は、中間更新インポート・プロセスの使用中に、コースで過去に完了したeラーニング・コンテンツをレビューできます。
このリリースより前は、HDLを介して完了詳細とともにコース完了履歴をロードすれば、学習者がeラーニング・コンテンツをレビューできました。ただし、中間更新プロセスではバイパス完了が設定されたコースでのロードのみがサポートされているため、これを更新のロードと組み合せては実行できません。最新の完了詳細をロードするサポート機能が中間更新HDLプロセスに追加されたため、管理者が過去の更新をロードして一連の更新を続行しながら、学習者が最後の完了に関するeラーニング・コンテンツをレビューできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
コース割当の完了詳細には、コースを修了するために学習者が完了した講義およびそのアクティビティの参照情報があります。HDLを使用して完了詳細をロードするには、アクティブ・ステータスの講義割当をロードしてから、アクティビティの試行完了で割当を完了に更新します。
主なリソース
- このデータ・ローディングの詳細は、My Oracle Supportにあるデータのロードと抽出の理解(ドキュメントID 2578544.1)というドキュメントを参照してください。
SkillsoftおよびLinkedInコース・サムネイル・イメージのサポート
LinkedInまたはSkillsoftからインポートされたコースでの学習者のビジュアル・エクスペリエンスが強化されていることに注意してください。各コースのコンテンツ・プロバイダのサムネイル・イメージが、Oracle Learning Cloudでの作成時にコースのブランディング・イメージとして追加されるようになりました。
このリリースより前の外部プロバイダ統合を使用してLinkedInコースを同期した場合は、強制リロード・オプションを使用して、LinkedInのサムネイルを既存のLinkedInコースに表示できます。サムネイルを強制的にリロードするには、「外部コース・データのロードおよび同期化」ジョブを使用します(「ツール」→「スケジュール済プロセス」→「新規プロセスのスケジュール」)。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- LinkedInまたはSkillsoftプロバイダ統合で管理されるコースにブランド・イメージを手動で追加した場合は、強制リロード・ステップを実行しても、追加したイメージをプロバイダから同期して上書きできません。
- この機能は、コンテンツ・プロバイダ統合で管理されるコースにのみ適用されます。
- Skillsoftに対しては、強制リロード・オプションはまだサポートされていません。これは将来のリリースに追加され、将来の新機能のドキュメントで発表されます。
LinkedInおよびSkillsoftのカタログ更新の自動化
LinkedInまたはSkillsoftコースの同期を自動化して、これらのコンテンツ・プロバイダが公開した最新の更新を学習者が常に参照できるようにします。この拡張により、LinkedInまたはSkillsoftが公開した変更に応じて、新規コースのインポート、以前にインポートされたコースの更新またはコースの取下げを自動化できるようになったため、学習管理者が学習カタログの保守にかかる時間を最小限に抑えられます。これらのオプションは、コンテンツ・プロバイダごとに構成できます。
「外部プロバイダの構成」ページに、新しい「拡張」セクションがあります。(「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「設定」→「外部プロバイダの構成」→「LinkedInラーニング」/「Skillsoft社」→「構成」)
このセクションには次のオプションがあります。
- 新規資産を学習カタログへ自動的にインポート: 使用可能な新規コースをOracle Learning Cloudにインポートする場合に選択します。
- 変更資産を学習カタログへ自動的にインポート: 以前にインポートしたコースを、プロバイダが公開した最新の変更内容で更新する場合に選択します。
- 資産を学習カタログから自動的に取下げ: プロバイダがコースを取り下げたときに、インポートされたコースをOracle Learning Cloudで終了済にする場合に選択します。Oracle Learning Cloudにある、関連するコース、講義およびコンテンツ項目の公開終了日は、インポートが実行された日付に設定されます。
同期の監視
引き続き「外部コンテンツのインポート」ページを使用して、新規、変更済または取下げ済コースをチェックできます。同期ジョブを実行すると、新規および変更済のすべてのアイテムが処理されます。完了すると、「新規」または「変更済」ステータスのアイテムはなくなります。コースの同期に失敗した場合、そのステータスは「失敗」と表示され、同期ジョブによって生成されたログ・ファイルで失敗の詳細を確認できます。
有効化のステップ
LinkedInの自動化を有効にするには:
- LinkedInプロバイダ構成を編集し、有効にするオプションを選択します。
- 希望する時刻および間隔で「外部コース・データのロードおよび同期化」ジョブをスケジュールします。選択したオプションを処理するために、このジョブを毎日実行するようにスケジュールすることをお薦めします。
Skillsoftの自動化を有効にするには:
- Skillsoftプロバイダ構成を編集し、有効にするオプションを選択します。
- 希望する時刻および間隔で「Skillsoftコース・データのロードおよび同期化」ジョブをスケジュールします。選択したオプションを処理するために、このジョブを毎日実行するようにスケジュールすることをお薦めします。
?
ヒントと考慮事項
- コースが取り下げられる際のLinkedInとSkillsoftのユーザー・エクスペリエンスが異なる場合があることに注意してください。
- 取下げ済のLinkedInコースは、Oracle Learning Cloudのセルフサービス学習カタログ検索では検出できなくなりますが、割当済学習者は引き続きアクセスして完了でき、完了済学習者はレビューできます。
- 取下げ済のSkillsoftコースは、Oracle Learning Cloudのセルフサービス学習カタログ検索では検出できなくなり、Skillsoftのアカウント構成によって、割当済学習者および完了済学習者がアクセスできる場合とできない場合があります。
- 更新21Bでは、コースのサブセットを選択的にインポートする機能が導入されました。新規資産の自動インポートを有効にすると、すべての資産がインポートされ、以前に行った選択的手動インポートが上書きされます。
- LinkedInまたはSkillsoftプロバイダ統合で管理されるコースにブランド・イメージを手動で追加した場合、この自動化では上書きされません。
仮想クラスルーム・プロバイダのバックグラウンド・プロセスの変更
構成タスクを簡略化するために、WebExとAdobeの同じ名前の複数の外部プロバイダ同期ジョブが単一のジョブに統合されていることに注意してください。新しいジョブは、「仮想クラスルーム外部プロバイダ同期化」という名前です。つまり、学習管理者は、仮想クラスルーム・プロバイダの使用時に、単一のバックグラウンド・プロセスをスケジュールできるようになりました。
この新しいジョブは、「仮想クラスルーム・プロバイダ・サービスの呼出し」ジョブに置き換わります。これは、会議の作成および更新、会議の出席者の追加および削除を実行し、さらに出席レポートおよび録画リンクもダウンロードします。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」→「新規プロセスのスケジュール」にナビゲートします。
- 「仮想クラスルーム外部プロバイダ同期化」を検索します。
- 「プロセス詳細」ページで、「拡張」→「拡張オプション」をクリックします。
- 「スケジュールの使用」を選択します。
- 周期、開始日および終了日を選択します。
- 「送信」をクリックします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- スケジュール済ジョブの詳細は、Oracle Learning Cloudの実装ガイドのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
HCMモバイル・オフライン学習アプリケーションのアクティビティ・ビュー
HCMモバイル・オフライン学習アプリケーションの新しいアクティビティ・ビューを使用して、まだ完了する必要があるアクティビティをすばやく確認します。
モバイル・オフライン・エクスペリエンスが、オンライン・エクスペリエンスと連携して次のものを表示できるようになりました。
- 終了する必要がある事項 - 割当ステータスが「完了」になるまでは、これがデフォルト・ビューになります。
- すべてのアクティビティ - コースのアクティビティ割当ステータスに関係なく、すべてのセクションとアクティビティが表示されます。
- 完了したアクティビティ - 「完了」ステータスのすべてのセクションおよびアクティビティが表示されます。専門割当ステータスが「完了」になると、このモードがデフォルト・ビューになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
Oracle Digital Assistant - 候補者エクスペリエンス・スキルの向上
候補者エクスペリエンス・スキルのユーザーは、キャリア・サイトですでに認証されている場合、再認証する必要はありません。ユーザーはキャリア・サイトに1回サインインすると、スキル意図を使用してジョブを検索し、応募ステータスを確認し、応募を取り下げることができます。同様に、「外部候補者に対するサインイン状態を保持」機能が有効になっている場合は、セッションが候補者エクスペリエンス・スキルと共有されるため、ユーザーが再認証する必要はありません。
ジョブへの応募リンク以外のすべてのリンクは同じWebセッションで開きます。
この機能を使用すると、候補者エクスペリエンス・スキルの使用時にシームレスなユーザー・エクスペリエンスが候補者に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
既存の候補者がジョブに応募したり、追加情報を入力する際や、新しい候補者がジョブに応募したり、タレント・コミュニティに参加したり、ジョブ応募の下書きを再開する際に、Eメールまたは電話が無効になっていると、ツールチップが表示されるようになりました。このツール・チップでは、候補者セルフサービスでのみEメールまたは電話番号を編集できることが説明されます。
この拡張により、候補者が応募フローを移動する際に情報メッセージが提供されて、候補者のエクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
タレント・コミュニティ・フローでの連絡先情報ブロックの優先度
候補者のエクスペリエンスを向上させるために、タレント・コミュニティ・フローの「連絡先情報」ブロックの優先度が高くなりました。タレント・コミュニティ・フローに常に連絡先情報が表示されるようになったため、候補者が「フィールドの詳細表示」を選択してこの情報を表示する必要がなくなりました。
この拡張機能では、「プロファイル・インポート」オプションが「連絡先情報」ブロックの上部に移動されます。
この機能により、タレント・コミュニティ・フローが合理化され、候補者エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「連絡先情報」ブロックがフローの唯一のブロックである場合、「フィールドの詳細表示」ボタンは表示されません。
外部候補者として扱われる前従業員、前派遣就業者および派遣就業者は、ジョブ応募に国別識別子および生年月日を追加できます。これらの候補者タイプは、プロファイル内の自分の国別識別子および生年月日を表示できます。プロファイル内の自分の既存の国別識別子および生年月日は編集できませんが、新しいものを追加できるようになりました。
前就業者は、プロファイルに格納されている国別識別子が無効になった場合に、国別識別子を追加できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
就業者アサイメント・ビジネス・オブジェクトに関するオファーのオートコンプリート・ルール
オファー作成時にアサイメント・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルールを作成できるようになりました。ジョブ求人から値を読み取り、オファー・アサイメントで入力またはデフォルト設定された値と比較するルール条件を構成することもできます。
たとえば、アサイメント・セクションに入力されたジョブがジョブ求人のジョブ(存在する場合)と一致するかどうかを検証し、一致しない場合はエラー・メッセージを表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオで「オートコンプリートのルール」を有効にするには、サービス要求(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportのドキュメント『更新21B以降の「オートコンプリートのルール」の有効化』(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順を確認して実行してください。
ジョブ・オファーの開始者、承認者およびオブザーバは、ジョブ応募の「詳細」タブおよび「オファー」タブに表示されるバナーを表示して、ジョブ・オファーが承認プロセスをどのように移動しているかを追跡できます。ジョブ・オファーの開始者および承認者も、これらのバナーのリンクをクリックして、オファー全体の表示、順番が次の承認者の表示、オファーの承認や承認の取下げなどの処理を実行できます。
バナーは、次の場合に表示されます。
- オファーが承認のために提出された。
- オファーの承認が進行中である。
- 承認者がオファーに関する詳細情報を要求した。
- オファー開始者がオファーに関する詳細情報を提供する必要がある。
次の場合にも、ジョブ応募の「詳細」および「オファー」タブにバナーが表示されます。
- オファーが提示された。
- 選択プロセスがジョブ・オファーを自動提示するように構成されている場合に、将来の特定の時点でオファーが提示される。
- オファーの提示中に問題が発生した。
- 「HRに移動」処理の使用中に問題が発生した。
この機能を使用すると、自分のジョブ・オファーが承認サイクルのどこにあるか、およびオファー・フェーズの後半のどの時点にあるかをユーザーが把握できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
次のいずれかの権限を持つユーザーは、バナーを表示できます。
- ジョブ・オファーの表示
- 候補者ジョブ応募の表示
予定開始日または遅延後に割り当てられた個別報酬プランを使用してジョブ・オファーを構成できます。個々の報酬プランは、新しいアサイメントが開始するのと同じ日、または特定の日数または週数後に、候補者に約束できます。
管理者は、個別報酬プランの開始日と終了日を、オファーで定義された予定採用日と同期できるようになりました。採用担当者がオファーの採用予定日を変更するたびに、個別報酬セクションに移動するとプランの日付が自動的に調整されます。たとえば、オファーの予定開始日が2022年1月1日で、プラン割付が同じ日に開始するとします。その後、予定入社日が2022年2月1日に変更されます。個別報酬セクションに移動すると、新しい採用予定日と連携して、既存のプラン開始日が2022年2月1日に調整されます。
または、管理者が遅延を設定することもできます。オファーの下書きが作成されると、予定採用日と指定した遅延を使用してプランの開始日と終了日が自動的に設定されます。たとえば、予定入社日の1か月後に開始するサインオン・ボーナスがオファーに含まれているとします。現在の予定入社日は2022年2月1日であるため、個別報酬セクションに移動すると、ボーナス・プランの開始日が2022年3月1日に設定されます。
管理者は下書きオファーにプランを含めるときに、計算済プラン開始日または終了日(あるいはその両方)の上書きを採用担当者に許可できます。ただし、採用担当者が日付を上書きすると、自動的に同期されなくなり、予定開始日が変更されるたびに手動介入が必要になります。これらの介入では、既存のプランの日付は訂正せずに、授与された個別報酬を削除して再び追加してください。
この機能を使用すると、従業員の開始日を変更しても、報酬プランとの同期が維持されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、21C Workforce Rewardsの新機能の報酬管理の個別報酬プランと予定開始日の同期の概要を参照してください。
社内の他の場所で臨時アサイメントを受ける内部候補者のジョブ・オファーを作成できます。
ジョブ・オファーを作成すると、「時期および事由」セクションの「処理」メニューに臨時アサイメントの追加という新しいオプションが表示されます。
オファーが受諾されると、HRフロー「アサイメントの追加」を使用してプロセスが続行されます。人事担当者がフローに入ると、「永続」/「臨時」プルダウンに「臨時」の値がデフォルトで表示されます。
この機能を使用すると、短期的な内部求人を管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「ポジション詳細」作業領域に移動してポジションの詳細を表示すると、このポジションに対して作成された求人のリストを表示できるようになりました。
- アクティブな求人(補充済または取消済でない求人)のみが表示されます。
- 表示が許可されている求人のみが表示されます。
- 10件の求人がリストされ、新しい求人が最初に表示されます。必要に応じてさらにロードすることもできます。
- 求人ごとに、「求人タイトル」、「求人番号」、「求人ステータス」の情報が表示されます。
- 求人にナビゲートして詳細を表示できます。
ポジションでの作業中に、そのポジションに対して求人がすでに作成されているかどうか、およびその現在のステータスがわかります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
管理者は、トランザクション設計スタジオで「ジョブ求人の作成」処理のルールを作成または編集するときに、求人内のセクションにユーザーがアクセスする必要があるかどうかを定義できるようになりました。
必要に応じてセクションを構成する際に、ジョブ求人を作成したり、下書きジョブ求人を変更するユーザーは、求人を保存したり、承認のために送信するために、求人のこれらのセクションにアクセスして開く必要があります。必要なセクションにアクセスできない場合は、選択した処理を続行するためにアクセスする必要があるセクションを示すエラー・メッセージが表示されます。ジョブ求人の開始のみが可能なユーザー(ジョブ求人の更新権限を持たないユーザー)に対しては、求人の保存時にエラー・メッセージが表示されます。ジョブ求人の更新権限を持つユーザーの場合は、求人を送信するとエラー・メッセージが表示されます。これにより、ユーザーは必須セクションにすべてアクセスしなくても、求人の変更を保存できますが、送信前には必須セクションにアクセスしたことが確認されます。
この機能を使用すると、ジョブ求人のセクションを必須にして、そのセクションを開いて必須フィールドに値を入力することをユーザーに強制できます。
有効化のステップ
ユーザーが求人のどのセクションにアクセスする必要があるかを構成するには、次のステップに従います。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「ジョブ求人の作成」処理を選択します。
- 「追加」をクリックして特定のセクションとフィールドを表示するルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。 ロール名、採用タイプおよび国を選択できます。
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、「「質問リスト」ページの表示」を「はい」に設定して、求人のすべてのセクションの「必須」/「不要」構成オプションを表示します。
- 「方法」セクション以外のすべてのセクションの「必須」/「不要」構成オプションの値を変更できます。このセクションは、新しい求人が作成されるたびに表示される必要があります。セクションを「必須」に設定すると、自動的に「表示」に設定されます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ルールの作成時には、「「質問リスト」ページの表示」設定を「いいえ」に設定することをお薦めします。現在、この設定の値に関係なく、ユーザーが求人を作成するときは質問リスト・ページを使用できません。このような質問リスト・ページのサポートが(将来のリリースで)求人に追加された場合は、この設定値が考慮されます。設定が「はい」に設定されていた場合は、要求しなくても質問リスト・ページがユーザーに表示され始めます。このため、セクションの「必須」/「不要」構成の値を変更する場合にのみ、この設定値を「はい」に設定し、完了後は値を「いいえ」に戻すことをお薦めします。「必須」/「不要」構成オプションに対して選択した値は、「「質問リスト」ページの表示」が「いいえ」に設定されてもそのまま保持されます。
この新しい動作が既存の顧客に影響を与えないようにするには、「方法」セクションのみを「必須」に設定します。また、以前はデフォルトで「必須」だった次のセクションは、デフォルトで「不要」になりました。
- 詳細の指定
- 基本情報
- 採用チーム
- 求人体系
セクションを「必須」に設定すると、このセクションに定義されている組込みビジネス・ルールが無効になるという副作用があります。たとえば、経歴チェック、アセスメント、税控除スクリーニングなどのスクリーニング・サービスが有効な場合には、ジョブ求人の「スクリーニング・サービス」セクションが表示されます。「スクリーニング・サービス」セクションを「必須」に設定すると、スクリーニング・サービスが有効かどうかに関係なく、セクションが常にジョブ求人に表示されます。次に別の例を示します。「詳細の指定」セクションは、ジョブ求人の作成のみを開始できるユーザーが、情報のサブセットを入力して使用できます。これらのユーザーにはジョブ求人の更新権限がなく、プロファイル・オプション「IRC_REQ_ALLOW_RULE_CONFIG_CUSTOMIZATION_ENABLED」が「いいえ」に設定されています。「詳細の指定」セクションを「必須」に設定すると、ユーザーの権限およびプロファイル・オプション値に関係なく、このセクションが常に表示されます。このため、一部のセクションを「必須」に設定する場合は、どのセクションを表示する必要があるかをルールで明示的に定義し、異なるセクションを表示する必要があるユーザー・ロールごとに異なるルールを定義することをお薦めします。
この表は、各セクションの組込みビジネス・ルールを示しており、セクションが「必須」に設定されると、どのルールが無効になるかを示しています。
セクション |
ルール |
方法 |
構成できません。作成時にのみ表示されます。 |
詳細の指定 |
次の場合に表示できます。
|
基本情報 採用チーム 求人体系 詳細 勤務要件 掲載摘要 オファー情報 添付 構成 質問リスト |
次の場合に表示できます。
または
|
採用までの見積時間 |
次の場合に表示できます。
または
|
スクリーニング・サービス |
次の場合に表示できます。
または
|
ジョブ求人の職責および資格を定義し、この情報を候補者に表示して、この求人の詳細を表示できるようになりました。
ジョブ求人を作成すると、職責および資格を入力するための次の新しいフィールドが「掲載摘要」セクションに表示されます。
- 内部職責
- 内部資格
- 外部職責
- 外部資格
「摘要」フィールドの場合と同様に、内部候補者と外部候補者に異なる値を指定できます。リッチ・テキスト・エディタ機能を使用してテキストを書式設定できます。
ジョブまたはポジションを使用してジョブ求人を作成する際に、「職責」および「資格」の値をジョブまたはポジションからデフォルト設定できます。これらのフィールドが採用コンテンツ・ライブラリで定義されている場合は、その値を取得することもできます。
外部および内部のキャリア・サイトおよびエージェンシ・ポータルの「職責」フィールドと「資格」フィールドに値が含まれている場合、ジョブ求人に自動的に表示されます。使用できる値がない場合、フィールドは表示されません。
候補者は、外部および内部のキャリア・サイトでキーワード検索を使用して、職責および資格を検索できます。
この機能を使用すると、掲載摘要が複数の部分に分割されます。これにより、ジョブ求人の作成元であるジョブまたはポジションから値をデフォルト設定できます。また、候補者が掲載摘要を読みやすくなります。
有効化のステップ
ジョブ求人では、「職責」および「資格」フィールドはデフォルトで非表示になっており、必須ではありません。これらを表示するには、次のステップに従います。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「ジョブ求人の作成」または「ジョブ求人の表示および編集」のいずれかの処理を選択します。
- 「追加」をクリックして特定のセクションとフィールドを表示するルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。 ロール名、採用タイプおよび国を選択できます。
- 「ページ属性」セクションで、「掲載摘要」領域を選択します。
- 次のフィールドを表示可能に構成します。これらを必須にすることもできます。
- 外部候補者用資格
- 内部候補者用資格
- 外部候補者用職責
- 内部候補者用職責
- 「保存してクローズ」をクリックします。
採用コンテンツ・ライブラリの「掲載摘要」カテゴリを使用して、資格と職責を定義できます。「掲載摘要」カテゴリは、ジョブ求人の掲載摘要を定義するためにも使用されます。「摘要」、「職責」および「資格」フィールドが定義されており、採用担当者がジョブ求人の作成時にこれらを選択すると、これらの3つの値が求人にデフォルト設定されます。採用担当者は、必要に応じてコンテンツを上書きしてパーソナライズできます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用コンテンツ・ライブラリ
- 「採用コンテンツ・ライブラリ」ページで、「作成」をクリックします。
- 「コンテンツ項目の作成」ページで、「掲載摘要」カテゴリを選択します。
- 「職責」フィールドと「資格」フィールドに内容を入力します。 リッチ・テキスト・エディタ機能を使用してテキストを書式設定できます。
- 他のコンテンツ項目と同様に、他のフィールドに入力します。
ジョブまたはポジションを使用して求人を作成するときに、プロファイルから職責および資格をデフォルト設定する必要があるかどうかを定義できます。ORA_IRC_REQ_DEFAULT_RESP_QUAL_FROM_PROFILE_ENABLEDという新しいプロファイル・オプションを使用できます。このプロファイル・オプションは、既存の動作を維持するためにデフォルトではオフになっています。
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_REQ_DEFAULT_RESP_QUAL_FROM_PROFILE_ENABLEDを検索します。
- 「サイト」プロファイル値を「はい」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この機能はスタンドアロン・ジョブ求人テンプレートにも適用されます。これらのテンプレートでは、「職責」および「資格」フィールドが常に表示されます。表示は構成できません。また、ジョブまたはポジションのジョブ求人テンプレートを作成する場合、「職責」および「資格」フィールドは使用できません。
経歴確認プロセスの一環として、パートナがパートナ・ポータルを使用して、外部候補者、前就業者、前派遣就業者および外部派遣就業者の国別識別子データ(NID)を送信できるようになりました。これらの詳細は、「求人」セクションの候補者の詳細ページに反映されます。
NIDデータを表示する方法を次に示します。
-
「自分のクライアント・グループ」→「採用」→「求人」に移動します。
-
求人の横にある「応募」をクリックします。
-
ポジションに応募した外部候補者の名前を選択します。
-
左側のナビゲーション・バーの「機密情報」タブをクリックします。候補者のNID情報は、「国別識別子」セクションで確認できます。
ノート: このタブは、外部候補者についてのみ表示できます。NID情報が以前に経歴チェック・パートナによって取得されてHCMアプリケーションに送信された場合、候補者によって入力された場合、または機密情報の管理権限を持つ採用マネージャによって入力された場合、または統合を介して入力された場合は、NID情報が表示されます。
この機能により、パートナは、経歴確認プロセスの一環として国別識別子データ(NID)を送信できるようになりました。
有効化のステップ
派遣就業者のNIDデータを表示するには、派遣就業者を外部候補者として構成する必要があります。構成方法は次のとおりです。
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプションIRC_TREAT_CWK_AS_EXTERNALを検索します。
- プロファイル値を「Y」に更新します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
タレント・レビュー会議のレビュー対象者に提供されたノートに関するレポート機能は、以前は送信済の会議構成ステータスのみに制限されていました。このリリースでは、会議構成ステータスに関係なく、レビュー対象者ノートのレポートがサポートされます。
会議構成ステータスに関係なく、すべてのレビュー・ノートについてレポートできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
グローバル異動中に移動された就業者パフォーマンス文書に関するレポートの改善
OTBIを使用して、グローバル異動の一環として従業員の古いアサイメントから新しいアサイメントに移動したパフォーマンス文書を確認します。OTBIでは、パフォーマンス文書終了日をレポートの基準として使用します。
グローバル異動中に移動したパフォーマンス文書の詳細をすばやく確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
目標に関するフィードバックは、「ワークフォース・パフォーマンス - 要求済フィードバック・リアルタイム」サブジェクト領域に組み込まれています。これは、次の新しいサブフォルダおよび属性で拡張されています。
サブジェクト領域 | フォルダ | サブフォルダ(新規) | 属性 |
---|---|---|---|
ワークフォース・パフォーマンス - 要求済フィードバック・リアルタイム |
フィードバック要求 | パフォーマンス目標 |
|
この拡張機能を使用すると、就業者のパフォーマンス目標に対して要求済のすべてのフィードバック詳細をレポートできます。
ノート: パフォーマンス目標に関連する他の詳細についてレポートする必要がある場合は、「ワークフォース・パフォーマンス - 要求済フィードバック・リアルタイム」サブジェクト領域を「ワークフォース目標 - 目標ステータス概要リアルタイム」サブジェクト領域と相互サブジェクト領域問合せで結合する必要があります。
パフォーマンス目標のレポートが拡張されて、パフォーマンス目標の要求済フィードバックに関するレポート機能が追加されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
次の属性が目標ベースのサブジェクト領域に追加されました。
サブジェクト領域 | フォルダ | 追加された属性 |
---|---|---|
ワークフォース目標 - 目標ステータス概要リアルタイム |
パフォーマンス目標プラン |
|
ワークフォース目標 - 目標プラン割当リアルタイム |
パフォーマンス目標プラン |
|
評価タイプについてレポートする属性を追加して、パフォーマンス目標プランに関するレポートを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
この拡張により、様々な利害関係者が就業者のパフォーマンス目標に追加したノートに関するレポートを作成できます。サブジェクト領域の拡張機能を次に示します。
サブジェクト領域 | フォルダ | サブフォルダ(新規追加) | 属性 |
---|---|---|---|
ワークフォース目標 - 目標ステータス概要リアルタイム |
パフォーマンス目標 |
目標ノート |
|
それぞれのパフォーマンス目標に追加されたノートを含めることで、パフォーマンス目標に関するレポートが拡張されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域で、新しいインストラクタ、クラスルームおよび学習レコード属性を使用して、BIレポート機能を拡張します。また、よりわかりやすく整理するために、一部の列のフォルダの場所が更新されました。
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: インストラクタ属性
列名 | フォルダの場所 |
---|---|
インストラクタ個人番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・インストラクタ |
インストラクタ |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・インストラクタ |
インストラクタ・プライマリ電話番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・インストラクタ |
インストラクタ・プライマリEメール・アドレス |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・インストラクタ |
インストラクタDFF属性 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・インストラクタ |
インストラクタ番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
インストラクタ個人番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
インストラクタ |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
インストラクタ・プライマリ電話番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
インストラクタ・プライマリEメール・アドレス |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
プライマリ・インストラクタ |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
プライマリ・インストラクタ摘要 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
インストラクタDFF属性 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/インストラクタ |
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: クラスルーム属性
列名 | フォルダの場所 |
---|---|
クラスルーム番号 | /ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
クラスルーム・タイトル | /ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所名 | /ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所の住所行1 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所の住所行2 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所の住所行3 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所の市区町村 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所の国 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
場所郵便番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
プライマリ・クラスルーム |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
プライマリ・クラスルーム摘要 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
連絡先個人番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
連絡先個人表示名 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
連絡先個人プライマリ電話番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
連絡先個人プライマリEメール・アドレス |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
クラスルームDFF属性 |
/ルート/完了情報/完了詳細/ILTアクティビティ詳細/クラスルーム |
クラスルーム番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
クラスルーム・タイトル |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所名 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所の住所行1 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所の住所行2 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所の住所行3 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所の市区町村 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所の国 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
場所郵便番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
連絡先個人番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
連絡先個人表示名 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
連絡先個人プライマリ電話番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
連絡先個人プライマリEメール・アドレス |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
クラスルームDFF属性 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当済学習アイテム情報/講義のプライマリ・クラスルーム |
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: 追加列
次の学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域に列が追加されました
- 一般情報
- 選択済コース講義
- 妥当性 - 失効および更新情報
- 割当済学習アイテムの情報アクティビティ完了
- アクティブ前詳細
- 完了情報
- 割当元情報
- 講義割当元情報
- 講義アクティブ前詳細
列名 | フォルダの場所 |
---|---|
登録プロファイル番号 |
/ルート/一般情報 |
登録プロファイル・ソース識別子 |
/ルート/一般情報 |
登録プロファイル・ソース情報 |
/ルート/一般情報 |
登録プロファイル・ソース・タイプ |
/ルート/一般情報 |
登録サブタイプ |
/ルート/一般情報 |
登録プロファイル名 |
/ルート/一般情報 |
登録プロファイル番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録プロファイル・ソース識別子 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録プロファイル・ソース情報 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録プロファイル・ソース・タイプ |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録サブタイプ |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録ソース識別子 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録ソース情報 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録ソース・タイプ |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録有効開始日 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録有効終了日 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
登録プロファイル名 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義 |
失効オプション摘要 |
/ルート/妥当性 - 失効および更新情報 |
更新オプション摘要 |
/ルート/妥当性 - 失効および更新情報 |
学習アイテムCPEタイプ |
/ルート/割当済学習アイテム情報/アクティビティ完了 |
購買オーダー番号 |
/ルート/アクティブ前詳細 |
実績CPE単位 |
/ルート/完了情報 |
割当元属性参照コード |
/ルート/割当元情報 |
割当元属性参照コード |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当元情報 |
購買オーダー番号 |
/ルート/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義アクティブ前詳細 |
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: フォルダ構造の再編成
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域では、よりわかりやすく整理するために一部の列のフォルダの場所が更新されました。
ノート: このリストの1つまたは複数の列を含む既存の分析レポートがある場合は、新しい場所を使用するようにレポートを更新する必要があります。そうしないと、レポートでエラーが発生します。これを行うには、レポートから列を削除し、新しいフォルダの場所を使用して再度追加します。
次に、再編成された列のリストを、元のフォルダの場所と、その新規または更新されたフォルダの場所とともに示します。
列名 | 元のフォルダの場所 | 新規フォルダの場所 |
---|---|---|
登録者 |
/割当済学習アイテム情報/選択済コース 講義/ |
/割当済学習アイテム情報/選択済コース講義/講義割当元情報 |
学習アイテム概略 |
/一般情報 |
/割当済学習アイテム情報 |
実績作業量 |
/完了情報/完了詳細/完了要約/学習ステータス |
/完了情報/完了詳細/学習者アクティビティ試行情報 |
実績作業量ユニット |
/完了情報/完了詳細/完了要約/学習ステータス | 完了情報/完了詳細/学習者アクティビティ試行情報 |
アクティビティ完了 |
/完了情報/完了詳細/完了要約/学習ステータス |
/完了情報/完了詳細/学習者アクティビティ情報 |
アクティビティ・セクション必須アクティビティ |
/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ・セクション完了先行タスク |
/ルート/完了情報/完了詳細/学習アクティビティ・セクション情報 |
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: アクティビティ・シーケンシング属性
ノート: これらの属性はアクティビティ・シーケンシング機能の一部で、現状では制限付提供プログラムの一部として提供されています。詳細は、ここにある情報を参照してください。
列名 | フォルダの場所 |
---|---|
アクティビティ・タイトル |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ完了先行タスク |
アクティビティ番号 |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ完了先行タスク |
アクティビティ試行ステータス |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ完了先行タスク |
アクティビティ試行ロック済 |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ完了先行タスク |
アクティビティ・セクション試行ステータス |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ・セクション完了先行タスク |
アクティビティ・セクション試行ロック済 |
/ルート/完了情報/完了詳細/アクティビティ・シーケンシング詳細/アクティビティ・セクション完了先行タスク |
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
一部のイベント日および新しく導入されたステップ期間要素は、イベント履歴レベルで保持されています。レポートを作成し、履歴を調べて適切なイベントを見つけて日付を抽出し、別の日付と比較するときに、これらにアクセスするのは困難で時間がかかります。期間ベースのレポートでのアクセスおよび使用を容易にするために、次の要素が「採用」サブジェクト領域に直接追加されました。
「ジョブ求人」で使用可能な新しい要素:
- ジョブ求人 - 日付
- 承認日
- 充足日
- 外部の最初の掲載日
- 内部の最初の掲載日
- ジョブ求人 - 進捗
- 休止期間
- ファクト - 求人経過期間
- 平均休止期間
「ジョブ応募」で使用可能な要素:
- ジョブ・オファー - 基本情報
- 最新提示日
- 最新取下げまたは否認日
- 最新受諾日
- 承認日
状態期間が「採用 - 採用イベント・リアルタイム」サブジェクト領域の完了イベントの状態レベルにも直接追加されました。
- ジョブ応募履歴 - イベント詳細
- 状態期間
- ジョブ求人履歴 - イベント詳細
- 状態期間
- プール候補者履歴 - イベント詳細
- 状態期間
この機能を使用すると、様々な時間ベースのディメンションの作成が改善され、レポートの作成と実行が高速になり、複数のサブジェクト領域を結合する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「ジョブ求人オープン日」および「HRへの移動日」が移行されました。その結果、20Bへの移行前に作成された履歴エントリにもデータが存在することになります。
置き換えられた機能または削除された機能
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置き換えられる時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
学習クラウド |
マネージャおよび学習者用のクラシック・ページ | 21B | 再設計されたマネージャ・ページと学習者ページ |
20C | レスポンシブへの移行を促すメッセージを停止するには、レスポンシブ・ページに移行する必要があります。 |
学習クラウド | 古いカタログの参照エクスペリエンスの削除 | 21B | 「カタログの参照」ボタンの強化 |
20C | 21Bより前に実行する必要があるステップについては、その機能を参照してください。 |
学習クラウド |
レガシー・ユーザー・エクスペリエンスの削除 | 21B | レスポンシブ・ユーザー・ページ | 20C | 21Bより前に実行する必要があるステップについては、その機能を参照してください。 |
学習クラウド | アクセス拒否ルールの適用停止 | 21B | 該当なし | 置換については、機能を参照してください。 | |
学習クラウド |
学習管理サブジェクト領域 |
未定 | 学習レコード・サブジェクト領域の一般提供 | 21A (3月) / 21B | お客様は、「学習管理」サブジェクトを使用しているレポートを「学習レコード」サブジェクト領域に置き換える必要があります。 |
目標管理 | クラシック目標管理から削除された管理者タスク | 21B | 18B | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 | |
後任管理 | クラシック後任管理から削除された管理者タスク | 21B |
18C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
キャリア開発 | クラシック・キャリア開発から削除された管理者タスク | 21B | 18C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
タレント・レビュー | クラシック・タレント・レビューから削除された管理者タスク | 21B | 19C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
パフォーマンス | クラシック・パフォーマンス管理から削除された管理者タスク | 21B | 19B | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
後任管理 | タレント・プール・クイック処理の削除 | 21B | 該当なし | 21B | 「自分のクライアント・グループ」で使用可能だった「タレント・プール」クイック処理が使用できなくなりました。かわりに、「自分のクライアント・グループ」タブにある専用の「タレント・プール」アプリケーションを使用して、「タレント・プール」作業領域にアクセスしてください。 |
_________________________
トランザクション設計スタジオの採用ページ
トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。
_________________________
更新20BでHCMクラシック簡易ユーザー・インタフェースを廃止
更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
一般設定情報の統合情報については、My Oracle Supportの文書ID 2399671.1 - HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報に関する項を参照してください。
_________________________
既知の問題/月次および法定メンテナンス・パック
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
学習クラウド |
学習プランニング |
学習プランニングを使用すると、学習部門が学習者のトレーニング・ニーズを識別し、適切に処理して学習割当のセットにまとめることができます。学習プランは将来実行される場合とされない場合があります。実行されないプランはシミュレーションと呼ばれることもあります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
19D | 可 |
学習クラウド |
管理者ファセット個人検索 | 割当、イニシアチブおよびアクセス・グループで使用する「個人の追加」処理の「個人の検索」タブが拡張されました。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21B | 可 |
学習クラウド |
講義および専門アクティビティの完了シーケンシング (以前の「専門内のアクティビティの順序付けおよび完了基準」のスコープ増強版) |
学習者が講義または専門アクティビティを完了するために必要な順序が守られ、完了する必要があるアクティビティ、学習者がオプションで完了できるアクティビティを明示して確実に実施されるようにします。 -講義または専門でオプションまたは必須のアクティビティを定義できます -学習者が講義または専門を完了する順序を設定できます -講義のセクションのサポートが追加されました -システム全体のデフォルト評価のサポートが拡張されました -講義および専門のアクティビティ定義を管理する際の管理者のユーザー・エクスペリエンスが更新されました |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | 可 |
学習クラウド |
学習イニシアチブのバックグラウンド処理の変更 | 推奨イニシアチブおよびアクセス・グループから独立して、学習イニシアチブを展開および調整するための新しいスケジュール済プロセス。 この新しいプロセスでは、現在の「割当ルールに対するPerson IDの評価」と「動的割当の調整」の両方のスケジュール済プロセスのタスクが実行されますが、必須学習イニシアチブと自主的学習イニシアチブについてのみ実行されるため、学習イニシアチブ調整のバックグラウンド・プロセスをスケジューリングするタスクが簡略化されます。これらのプロセスは「学習レコードの処理」プロセス自体によって調整されるため、これらのプロセスの実行タイミングをお客様が調整する必要がなくなりました。現在は必須および自主的学習イニシアチブの作成または編集時に実行されている「分析レポートから個人リストを生成」プロセスもこのプロセスで置き換えられます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | 可 |
学習クラウド |
既存の学習レコードへの学習イニシアチブ更新ルール変更の適用 | 学習イニシアチブに参加しているすべての学習者の更新頻度または更新期間を変更します。管理者は、イニシアチブのこれらのルールを変更して、新規作成レコードだけでなく、既存のすべての学習レコードにそれらを適用できるようになりました。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | 可 |
学習クラウド |
自動完了ではなく学習割当の作成をスキップするオプション | すでに学習アイテムを正常に完了した学習者に対して、完了ステータスで学習レコードを作成するのではなく、学習レコードを作成しないことを選択します。管理者は、この新しいオプションを使用して割当作成の結果を制御できます。 管理割当作成フローの拡張ルール・ステップの新しいオプションを使用すると、受信者がすでに割当を完了し、完了が失効していない場合に、管理者は割当の作成をスキップするか、自動完了する割当を作成するかを選択できます。デフォルトの動作では、割当ての作成がスキップされます。作成がスキップされると、スキップされた割当てを、スキップされた割当てページで管理者が確認できます(21B WNエントリを参照)。 このオプションは、イニシアチブ作成画面でもサポートされています。既存のイニシアチブは更新されません。イニシアチブが変更されて新しいオプションが選択されないかぎり、レコードのオートコンプリートが継続されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | 可 |
採用 | バニティURL |
顧客ブランドのURLを使用して、外部キャリア・サイトをホストできます。すべてのキャリア・サイトは、同じバニティ・ドメインでホストされます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-URL"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
バニティEメール |
バニティEメールを使用して、外部候補者にEメールを送信できます。バニティEメールは、すべての外部候補者コミュニケーションの送信元Eメールのブランディングに使用されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-Email"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
採用までの期間 | 採用担当者は、「採用までの時間」機能を使用して、ジョブ求人の最初の採用までにかかる時間を見積もれます。「採用までの時間」機能では、人工知能(AI)および機械学習アルゴリズムを使用して、以前の類似ジョブ求人に基づいて最初の採用までの時間を見積もります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Time-To-Hire"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
候補者へのスキル推奨 |
外部候補者がジョブに応募する場合、人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、ジョブ・タイトル、経験およびスキルに基づいてスキルが推奨されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Skills-Candidates"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
役職や経験などの様々なパラメータを使用した人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、同様の候補が検索されます。「類似候補者」機能は、候補者、見込み候補者および候補者プール・メンバーに使用できます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。"OR-Similar-Candidates"でタグ付けしてください |
21B |
可 |
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採用 |
ジョブに基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、特定のジョブ求人に基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Job"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
候補者に基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、候補者プロファイルに基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Candidate"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
ベスト・フィット候補 |
最適な候補者とのマッチングを自動的に最適化して、欠員補充までの時間を短縮し、パイプライン全体の品質を向上させます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-BestCandidates"のタグを付けてください |
20C |
可 |
採用 |
ジョブ応募グリッド・ビュー |
ジョブ応募リスト・ビューに表示する列およびフィールドをユーザーが構成できます。管理者は、特定のロールまたはすべてのユーザーが使用できるビューを構成できます。新しい権限を持つユーザーは、自分の個人ビューを構成できます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-JAGrid"のタグを付けてください |
21C | 可 |
採用 |
Oracle Searchのジョブ応募フィルタ |
Oracle Searchの新しいスキル・フィルタや言語フィルタなどの拡張フィルタ機能を使用してジョブ応募リストを検索します。Oracle Searchは、より高速に検索できるOracle Cloud専用の検索プラットフォームです。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-JAFilters"のタグを付けてください |
21C | 可 |
後任管理 | 後任組織チャート | 後任情報を組織チャート形式で表示します。マネージャおよびその直属の部下に関する後任情報を表示して、現在の後任プランが適切かどうか、または強化する必要があるかどうかを判断できます。また、既存のプランに従業員を追加したり、新規プランを従業員に作成することもできます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
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このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | 可 |
この見出しにある機能は制限付提供プログラムの対象です。ここでは、表の説明よりも詳しく機能を説明します。
ノート: これらの機能はお客様には一般提供されていません。これらの機能を使用するには承認が必要です。
後任情報を組織チャート形式で表示することで、後任プランを強化します。後任組織チャートには、次の3つのタブがあります。
- 直属: このタブには、選択した個人の直属の部下が表示され、後任プランがある従業員とない従業員が表示されます。
ノート: 直属の部下の名前をクリックすると、直属の部下の後任組織チャートが表示されます。
- 後任プラン: このタブには、選択した個人が在職者または間接在職者である後任プランが表示されます。プランごとに、アクティブな候補者の数を確認できます。候補者は準備レベル別にもグループ化されます。
- プラン内の候補者: このタブには、選択した個人が候補者となっている後任プランが表示されます。アクティブな候補者の数、選択した個人がプランに追加された時期、選択した個人の準備カテゴリ、プラン・タイプなど、後任プランに関連するその他の情報を表示できます。
ノート: 後任プラン名をクリックして、プランを表示および編集します。
管理者が「後任プラン在職者」プロセスを定期的に実行して、これらの詳細を最新に保つことをお薦めします。
- 「直属」タブの直属の部下ごとに表示される後任プラン数
- 「後任プラン」タブに表示される数と、選択した個人について表示される後任プラン
HR担当者による後任組織チャートの表示
HR担当者は、HRによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合に、後任組織チャートを表示できます。「後任概要」ページの「後任組織チャートの表示」ボタンを使用して、「後任組織チャート」ページにナビゲートできます。
「後任組織チャート」ページで、HR担当者が後任組織チャートを表示する個人を検索できます。検索できるのは、自分がアクセスできるユーザーのみであることに注意してください。
HR担当者は、検索結果から個人を選択して、個人の後任組織チャートを表示できます。
HR担当者は、実行できるセキュリティ権限がある場合、後任組織チャートで次の処理を実行することもできます。
- 選択した個人の後任プランを作成する。
- 選択した個人を、自分が所有する後任プランに候補者として追加する。
マネージャによる後任組織チャートの表示
マネージャは、マネージャによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合、後任組織チャートを表示できます。「自分のチーム」で使用可能な「後任組織チャート」クイック処理を使用して、自分の後任組織チャートを表示できます。また、自分の階層内で個人を検索し、その個人の後任組織チャートを表示することもできます。
マネージャは直属の部下の後任組織チャートを表示するときに、自分が所有する後任プランの候補者として自分の直属の部下を追加したり、直属の部下のプランを作成できます。
マネージャは、必要な権限がある場合にのみ、自分自身を候補者として後任プランに追加したり、自分の後任プランを作成できます。
後任組織チャートから後任プラン詳細ページにナビゲートする場合、マネージャは次の処理を実行できないことに注意してください。
- 候補者の名前をクリックして、候補者の「スポットライト」ページに移動する。
- 「プールに追加」ボタンをクリックして、候補者をタレント・プールに追加する。
- ベスト・フィット候補を検索して後任プランに追加する。
マネージャおよびその直属の部下に関する後任情報を表示して、現在の後任プランが適切かどうか、または強化する必要があるかどうかを判断することにより、後任プランの作成を強化します。
有効化のステップ
この機能では、現在制限付提供中のOracle Searchが使用されます。Oracle Searchの詳細は、HCM共通の21A新機能の制限付提供の項を参照してください。
この機能を有効にするには、制限付提供プログラムへの参加を要求するサービス要求をMy Oracle Supportで登録する必要があります。
ヒントと考慮事項
- 次の条件を満たす場合にのみ、任意の個人の後任組織チャートを表示できます。
- アサイメント・レベル・セキュリティが無効である。
- 「モバイルレスポンシブ「後任プラン」ページ使用可能」および「モバイルレスポンシブHCMページ使用可能」プロファイル・オプションが有効である。
- 後任組織チャートにタレント評点を表示するには、組織が拡張タレント・プロファイルに移行している必要があります。
- 後任組織チャートを表示する個人は名前のみで検索できます。
- 入力した名前に一致する最初の50人のみを表示できます。
- アクセスできる個人に複数のアサイメントがある場合は、その個人のすべてのアサイメントを検索結果に表示できます。ただし、表示できるのは、自分がアクセスできるアサイメントの後任情報とプロファイル情報のみです。
- 複数のアサイメントがあるマネージャは、自分の別のアサイメントを検索して選択できます。
- 非プライマリ・アサイメントを選択すると、「後任プランの作成」および「後任プランに追加」処理は非表示になります。
- 「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブで、候補者に複数のアサイメントがある場合は、プランに1回のみ候補者を表示できます。
- 「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブで、個人の非プライマリ・アサイメントを表示している場合は、プライマリ・アサイメントに関連する後任プランのみが表示されます。個人の非プライマリ・アサイメントに関連するプランは表示できません。
- 後任組織チャートの最上位レベルで、個人の上司であるマネージャの名前およびアサイメントを表示できるのは、自分にそのセキュリティ・アクセス権がある場合のみです。
- 表示しているチャートの個人に直属の部下がいない場合でも、後任組織チャートに「直属」タブが表示されます。
- 後任組織チャートには、アクティブな後任プランのみが表示されます。
- 後任プラン数および候補者数は、アクセスできるアクティブなプランおよび候補者に基づいて表示されます。
- 管理者が6つを超える準備レベルを構成している場合、「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブには最初の6つのみが表示されます。ただし、さらに多くの準備レベルをロードできます。
- 「準備カテゴリ」参照の表示順序により、後任組織チャートの準備レベルの表示順序が制御されます。
- システム管理者は、Oracle Visual Builder Cloud Service (VBCS)のページ・デザイナを使用して、次の方法で後任組織チャートを構成できます。
- ロールに必要ない場合は、次の属性を非表示にします。
- 離職のリスク
- 離職の影響
- ジョブ重要度
- 「直属」、「後任プラン」、「プラン内の候補者」タブをどれでも非表示にします。
- 準備レベル・ボックスの背景色を変更します。
- ロールに必要ない場合は、次の属性を非表示にします。
- 後任スーパーユーザーは、組織内の任意の個人の後任組織チャートを表示できます。後任プラン処理も実行できます。
主なリソース
- Oracle Visual Builder Cloud Service (VBCS)のページ・デザイナの使用の詳細は、Oracle Visual Builderによるアプリケーションの開発ガイドのページの設計の章を参照してください。
- 拡張タレント・プロファイルの詳細は、My Oracle Supportの記事、Upgrading Oracle Fusion Profile Management (ドキュメントID 2421964.1)に示されている、アップグレード・ガイドおよびその他のドキュメントを参照してください。
ロール情報
この機能を使用する必要がある従業員には、RESTサービスの使用 - 後任組織チャートREST集計権限を継承するロールが必要です。権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。
学習者が講義または専門アクティビティを完了するために必要な順序が守られ、完了する必要があるアクティビティ、学習者がオプションで完了できるアクティビティを明示して確実に実施されるようにするこの機能をぜひお試しください。
この機能の内容は次のとおりです。
- 講義または専門でオプションまたは必須のアクティビティを定義できます
- 講義の必須セクションとオプション・セクションのサポートが追加されました
- 学習者が講義または専門のセクションおよびアクティビティを完了する順序を設定できます
- デフォルトの講義評価として使用できるシステム全体のデフォルト評価のサポートが拡張されました
- 講義および専門のアクティビティ定義を管理する際の学習管理者のユーザー・エクスペリエンスが更新されました
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
この機能は、現時点では制限付提供プログラムのみで使用でき、参加するには承認が必要です。承認されると、テストに参加してフィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。「専門内のアクティビティの順序付けおよび完了基準」の制限付提供プログラムに参加していた場合、この機能によってプログラムの適用範囲が広がるため、新しいサービス要求を登録して参加する必要はありません。
推奨イニシアチブおよびアクセス・グループから独立して、学習イニシアチブを展開および調整するための新しいスケジュール済プロセスをぜひお試しください。「学習レコードの処理」ジョブは、必須学習イニシアチブおよび自主的学習イニシアチブの調整を、推奨イニシアチブから分離する新しいバックグラウンド・プロセスです。単一のスケジュール済プロセスを介して評価および調整タスクが実行され、環境のスレッド使用率をより詳細に制御するための追加の構成オプションが提供されます。
ノート: この機能を使用するには、「講義および専門アクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要があります。
この新しいプロセスでは、現在の「割当ルールに対するPerson IDの評価」と「動的割当の調整」の両方のスケジュール済プロセスのタスクが実行されますが、必須学習イニシアチブと自主的学習イニシアチブについてのみ実行されるため、学習イニシアチブ調整のバックグラウンド・プロセスをスケジューリングするタスクが簡略化されます。「学習レコードの処理」プロセス自体によって、これらのプロセスが調整されるため、プロセスの処理時間を調整する必要がなくなりました。現在は必須および自主的学習イニシアチブの作成または編集時に実行されている「分析レポートから個人リストを生成」プロセスもこのプロセスで置き換えられます。
「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「バックグラウンド処理」タブで有効にすると、学習レコード処理という新しいセクションが表示されます。ここで、必須および自主的イニシアチブの作成および調整のランタイム特性を制御できます。
イニシアチブのスケジュール済調整の構成オプション
これらのオプションでは、バックグラウンド処理で使用できるパラレル・スレッドの最大数を制御できます。
- パラレル消込ジョブの最大数 - 繰返しスケジュールで実行されるときに、このプロセスで使用されるスレッドの数を制御します。これは、既存の「動的割当の調整」プロセスのバッチ・サイズ入力パラメータと同等であり、2以上に設定する必要があります。最適な数は、イニシアチブの数および調整される頻度によって異なります。この設定によって、パラレルで評価される学習者選択基準の数、およびパラレルで調整されるイニシアチブの数が決まります。複数のスレッドを使用すると、すべての必須および自主的イニシアチブを調整するための全体的な時間が短縮されます。
- 消込ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - イニシアチブごとの個別の学習者選択基準の処理に使用される子スレッドの数、およびシステム内の学習レコードを更新するスレッドの数を制御します。単一のイニシアチブに対して複数の選択基準を使用する場合(たとえば、複数の分析レポートを使用して学習者を選択するイニシアチブを定義している場合)、または対象学習者が定期的に大幅に変化することが予測される場合は、この設定を増やすことを検討してください。この値を増やすと、実行時間がさらに短くなる場合があります。
イニシアチブ展開の構成オプション
これらのオプションでは、イニシアチブの展開が発生するタイミング、および即座に展開された場合にバックグラウンド処理がパラレルで使用できるスレッドの最大数を制御できます。
- ユーザーによる変更の保存直後にアクセスを処理 - アプリケーション・ユーザー・インタフェースからイニシアチブが作成、編集または手動で調整されたときに、即座に展開するかどうかを制御します。このオプションにより、通常の営業時間内にシステムが過負荷にならないように追加の制御レベルを実現しながら、イニシアチブを管理者が作成できます。選択しないと、イニシアチブは次のスケジュール済調整時にのみ処理されます。
- パラレル展開ジョブの最大数 - ユーザー・インタフェースから複数のイニシアチブの作成、編集または手動調整がほぼ同時に実行された場合に、パラレルに展開されるイニシアチブの最大数を制御します。これは、即座に展開するオプションが選択されている場合にのみ適用されます。多数のイニシアチブを短時間で作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
- 展開ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - パラレルで処理するイニシアチブごとの学習者選択基準の数を制御し、システムに書き込んだり更新するために作成される子スレッドの数も制御します。何千人ものユーザーに関するイニシアチブを作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
警告: パラレル・スレッドの最大数は、調整または展開用のこれら2つの設定を乗算して決定されます。システムを過度に拡張して実行中の他のスケジュール済プロセスを妨げないように、環境の合計スレッド容量をお客様が評価する必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
現在この機能を使用するには、「講義および専門アクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要もあります。「学習イニシアチブのバックグラウンド処理の変更」制限付提供プログラムに参加するには、追加のサービス要求を登録する必要があります。承認されると、テストに参加してフィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
学習イニシアチブに参加しているすべての学習者の更新頻度または更新期間を変更するこの機能をぜひお試しください。管理者は、イニシアチブのこれらのルールを変更して、新規作成レコードだけでなく、既存のすべての学習レコードにそれらを適用できるようになりました。
ノート: この機能を使用するには、「講義およびアクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
現在この機能を使用するには、「講義および専門アクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要もあります。追加のサービス要求を登録して、「既存の学習レコードへの学習イニシアチブ更新ルール変更の適用」にも参加する必要があります。承認されると、テストに参加してフィードバックを返していただく必要があります。
割当作成の拡張ルール・ステップで、すでに学習アイテムを正常に完了した学習者の学習レコードの作成をスキップできる新しいオプションをぜひお試しください。これにより、学習者がすでに完了している学習を学習者に割り当てるときに、自動完了の実行以外の選択肢が管理者に提供されます。
ノート: この機能を使用するには、「講義およびアクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要があります。
管理者がこのオプションを使用すると、スキップされた割当がログに記録され、スキップされた割当てページを使用して管理者に表示されます。
このオプションは、イニシアチブ作成画面でもサポートされています。既存のイニシアチブは更新されません。イニシアチブが変更されて新しいオプションが選択されないかぎり、レコードの自動完了が継続されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
現在この機能を使用するには、「講義および専門アクティビティの完了シーケンシング」制限付提供プログラムに参加する必要もあります。「自動完了ではなく学習割当の作成をスキップするオプション」制限付提供プログラムに参加するには、追加のサービス要求を登録する必要があります。承認されると、テストに参加してフィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
主なリソース
- スキップされた割当てページの詳細は、推奨およびアクセス・グループ・レコードのスキップという更新21Bの機能を参照してください。