- 改訂履歴
- 概要
- 更新前および更新後のタスク
- 任意の新機能の導入(オプトイン)
- 機能概要
-
- 需要管理
- 供給プランニング
-
- プランニング表から特定のメジャー・データを抽出
- 需要がない場合でも安全在庫ターゲットのあるプラン品目
- 表およびグラフの構成時に検索条件を満たすメジャーのみを表示
- 個々のグラフのフィルタ選択
- 一意の名前を持つファイルへのプラン・データの公開
- RESTサービスを使用した品目のシミュレーション変更の管理
- RESTサービスを使用した需要および供給の収集データの抽出およびシミュレーション変更の管理
- ホーム・ページ上のクイック処理としてのタスクにアクセス
- RESTサービスを使用したリソースのシミュレーション・セット変更の管理
- バッチ・モードでのプランニング表メジャー・データの更新
- ジョブ・セットを使用したプランニング・プロセスの順序付け
- この更新における供給プランニングに関するその他の変更
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン
- 制約ベース・プランニング
- オーダー・バックログ管理
- 生産スケジューリング
-
- セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング
-
- プランニング表から特定のメジャー・データを抽出
- グレゴリオ暦または会計カレンダを使用した四半期レベルでの計画
- プラン内でのメジャー・データのコピー
- 表およびグラフの構成時に検索条件を満たすメジャーのみを表示
- 個々のグラフのフィルタ選択
- 一意の名前を持つファイルへのプラン・データの公開
- ホーム・ページ上のクイック処理としてのタスクにアクセス
- RESTサービスを使用した需要および供給の収集データの抽出およびシミュレーション変更の管理
- RESTサービスを使用した品目のシミュレーション変更の管理
- RESTサービスを使用したリソースのシミュレーション・セット変更の管理
- バッチ・モードでのプランニング表メジャー・データの更新
- ジョブ・セットを使用したプランニング・プロセスの順序付け
- この更新におけるセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングに関するその他の変更
-
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年2月26日 | 需要管理 | この更新でのその他の需要管理の変更 | 文書の更新。項の追加。 |
2021年2月26日 | 補充プランニング | この更新における補充プランニングに関するその他の変更 | 文書の更新。項の追加。 |
2021年2月26日 | 供給プランニング | この更新における供給プランニングに関するその他の変更 | 文書の更新。エントリの追加。 |
2021年2月26日 | セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング | この更新におけるセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングに関するその他の変更 | 文書の更新。項の追加。 |
2020年12月18日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
セキュリティと新機能
各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)
ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。構成済ジョブ・ロールを事前定義済ジョブ・ロールと比較し、セキュリティ・アーティファクトを構成済ジョブ・ロールに追加する方法の詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle SCM Cloud: SCMの保護ガイドのセキュリティ・コンソールおよびロールとロール割当の章を参照してください。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。こうした更新前および更新後のステップと影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportのOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (ドキュメントID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の指示および権限を使用してエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトのすべての使用可能オファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法は次のとおりです。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページでオファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
すぐ使用できる状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Transactional Business Intelligenceを使用したプロジェクト別の終了需要の分析 |
||||||
プラン内のメジャーの数がかなり多い場合は、表およびグラフの構成時に必要なメジャーを効率的に検索することが不可欠です。以前から検索することはできましたが、検索条件を満たすメジャーが強調表示された状態で、すべてのメジャーが引き続き表示されていました。この更新では、検索条件を満たすメジャーのみがリストされます。
検索条件を使用して、メジャーをメジャー・グループとして表示する「ツリー」ビューと、「リスト」ビューの両方にメジャーのサブセットのみを表示できます。
デモを見る
検索条件を使用すると、メジャーの選択プロセスが容易になり、表およびグラフをより効率的に構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 単語の一部、単語全体または数値に基づいて検索できます
- 大文字と小文字の違いは無視されます
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
グラフのトレンドなど、プランニング・データを分析する際には、使用可能な様々なフィルタ選択を切り替えてグラフを表示すると便利です。たとえば、プランの分析時に製品カテゴリについてフィルタし、1つの製品カテゴリの分析が完了したら、別の製品カテゴリを選択します。グラフを構成して、グラフに表示されるフィルタ基準を指定できるようになりました。グラフが表示されたら、グラフの上にあるフィルタ・バーの値のセットから目的のレベル値を選択できます。
デモを見る
グラフのフィルタ基準を構成し、より効率的にグラフをフィルタしてプランニングの生産性を向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「レイアウト」タブで使用可能な階層は、「階層」タブで選択したものです。
- 「階層」タブで選択した階層とレベルは、「X軸」、「Y軸」および「フィルタ」オプションで選択できます。
- 「フィルタ」パネルで選択した項目は、グラフを表示したときにその上にフィルタとして表示されます。
- 階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層の1つ以上のレベルをフィルタとして選択できます。
- ただし、階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層のすべてのレベルをフィルタとして選択することはできません。
- グラフのフィルタは表のフィルタと似ていますが、グラフにドラッグすることはできません。
- グラフの上にあるフィルタのレベルをX軸またはY軸にドラッグ・アンド・ドロップすることはできません。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
Oracle Cloud Supply Chain Planningでは、プランのデータをOracle Universal Content Managerのファイルに公開できます。この機能は以前から使用可能でしたが、この更新で拡張されて、一意のファイル名を生成するオプションが提供されるようになりました。
一意の名前を持つファイルを生成して、統合に関連する技術プロセスを拡張し、他のシステムとの統合のために処理されるファイルが目的のファイルであることを確認します。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・データの公開(MSC_PUBLISH_PLAN_DATA_PRIV)
メジャー間でのデータのコピーは、プランニング・プロセスで頻繁に行われるタスクです。様々な状況で、同じプラン内で1つのメジャーから別のメジャーにデータのセット全体をコピーすることが必要になる場合があります。たとえば、機能上の理由からのみでなく、表やグラフの再計算および表示にかかる時間を短縮するために、計算済メジャーをストアド・メジャーにコピーすることがあります。この更新では、メジャーまたはメジャーのセットをプラン間でコピーする既存の機能が拡張されて、同じプラン内でのコピーがサポートされるようになりました。
デモを見る
柔軟性がさらに向上し、機能上のニーズを満たすためにメジャーをコピーすることも、UIのパフォーマンスを向上させるために計算済メジャーをストアド・メジャーにコピーすることもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「その他のプランからのメジャーのロード」オプションを使用して同じプラン内でコピーする場合:
- ソース・メジャーとターゲット・メジャーを同じメジャーにすることはできません。
- ターゲット・メジャーの要件:
- ストアド・メジャーである必要があります
- 計算済メジャーにすることはできません
- 編集可能なメジャーにすることができます
- ソース・メジャーが共有メジャーである場合は、ターゲット・メジャーも共有メジャーにすることをお薦めします。
- コピーに履歴メジャー値を含める場合は、ターゲット・メジャーについて選択するメジャーの少なくとも1つが共有メジャーである必要があります。
- すべてのターゲット・メジャーがプラン固有であり、共有メジャーでない場合は、予測タイム・バケットのみがコピーされます。
パフォーマンスを向上させるために計算済メジャーからストアド・メジャーにコピーする場合:
- 結果の値が頻繁に変更されない計算済メジャーを選択します。
- 「1年前の出荷履歴」メジャーなど、収集された履歴データを使用するメジャーを選択することをお薦めします。
- 新しい予測が生成されたり、プランナが手動上書きを行ったときに変更される「最終出荷予測」メジャーなど、頻繁に変更される値を使用するメジャーを選択することはお薦めしません。
- 計算された値を格納する新しいメジャーを構成します。
- 元の計算済メジャーを複製して、式を削除し、ディメンション選択と共有メジャー設定は同じままにして、ストアド・メジャーを作成することをお薦めします。
- 既存の表およびグラフを変更して、計算済メジャーのかわりに新しいストアド・メジャーを使用するようにします。
- 計算済メジャーを参照する既存のメジャー式を変更して、かわりに新しいストアド・メジャーを参照するようにします。
- 計算済メジャーを集計解除基準として使用する既存のメジャーを変更して、かわりに新しいストアド・メジャーを使用するようにします。
- 「その他のプランからのメジャーのロード」スケジュール済プロセスをスケジュールして、計算済メジャーからストアド・メジャーにコピーします。
主なリソース
- プラン内のメジャー・データのコピーの準備トレーニングを見る
- Oracle Help CenterにあるDemand Managementの使用ガイドまたはSales and Operations Planningの使用ガイドの「プランニング・メジャー」の章の「他のプランからのメジャーのロード」のトピック
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「その他のプランからのメジャーのロード」タスクにアクセスするための、他のプランからのメジャー・データのロード(MSC_LOAD_MEASURES_FROM_OTHER_PLANS_PRIV)
- 「スケジュール済プロセス」作業領域の「メジャーのロード・プロセスの編成」ジョブにアクセスするための、スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
場合によっては、プランニング・データが、数千の行と数百の列を含む非常に大きなデータ・セットになることがあります。フィルタ基準を適用することで、このデータの一部のみを抽出できます。既存のREST API「プランニング表データ」が拡張されてフィルタ基準を指定できるようになり、抽出されたデータの追加データ操作を行う必要がなくなりました。
フィルタを使用して、単一の製品カテゴリなどの小さい組合せセットや特定の期間についてプランニング表内の必要なデータ・セットのみを抽出または更新することで、外部アプリケーションをSupply Chain Planning Cloudアプリケーションとシームレスに統合できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
特定の組合せに限定された表データのサブセットを抽出または更新する機能を有効にするには、フィルタと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。フィルタには、プランニング表データ・セットの一部であるレベルとその値の非定型リストを指定できます。これらのレベルをピボット表で明示的なフィルタとして指定する必要はありません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
この更新では、特定のタスクをホーム・ページのクイック処理としてすぐに使用できるので、処理を実行するために最初に「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域にナビゲートする必要はありません。
以前は「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のタスク・パネル・ドロワーを使用してのみアクセス可能だったいくつかのタスクが、ホーム・ページからも使用できるようになりました。ホーム・ページで「詳細表示」リンクを選択すると、アクセス権がある使用可能なクイック処理をすべて表示できます。さらに、作業領域固有の新しいプリファレンスがあり、これらを使用すると、最初に作業領域を起動しなくてもデフォルトのページ・レイアウトを変更できます。これらのプリファレンスは、ロードに過度に時間がかかる、コンテンツが重いデフォルトのページ・レイアウトを作成した場合に役立ちます。このような場合は、すばやく開く別のページ・レイアウトにデフォルト・ページを変更した後、コンテンツが重いページ・レイアウトを編集してパフォーマンスを向上させることができます。
ホーム・ページで使用できるようになったクイック処理を使用して、特定のタスクにより簡単にアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- クイック処理は、タスクに対する適用可能な権限がある場合にのみ表示されます。たとえば、プランニング・ソーシングの管理権限がある場合、作業領域のタスク・パネル・ドロワー(以前から使用可能だったもの)にも、サプライ・チェーン・プランニングまたはオーダー管理(グローバル・オーダー納期回答の場合)のホーム・ページのクイック処理としても「ソース・ルールの管理」タスクが表示されます。
- サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページから開始されたタスクを完了すると、サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページに戻ります。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているAccess Tasks as Quick Actions on a Home Pageの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給ネットワーク・モデルの表示(MSC_VIEW_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの編集(MSC_EDIT_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- プランニング分析構成の表示(MSC_VIEW_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- プランニング分析構成の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- メジャー定義の表示(MSC_VIEW_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- メジャー定義の保守(MSC_MAINTAIN_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「プラン入力」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLAN_INPUTS_WORK_AREA_PRIV)
プラン内の大量のデータを更新することが必要になる場合があります。バックグラウンドのスケジュール済プロセスを使用して、プロセスの実行中にプランの使用を継続しながら、プラン内のメジャーを更新できるようになりました。「プランニング表データ」REST APIが拡張されて、データを同期的に更新するかわりにバックグラウンド・プロセスを起動する新しい更新モードがサポートされるようになりました。
この新しい非同期アプローチでは、データ更新がバックグラウンドで行われている間にアプリケーションで他のタスクを実行できるため、生産性が向上します。これにより、自動化された方法で集計レベルでも多数のセルを簡単に更新できるため、アプリケーションの統合が簡略化されます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
バッチ・モードを有効にするには、更新モードと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。バッチ・モードでは、POST操作によって、「プランニング表データの更新」と呼ばれるバックグラウンドのスケジュール済プロセスが起動され、ESSジョブIDを含む応答が返されます。その後、このESSジョブIDに基づいて更新の進捗を追跡できます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
通常、データ収集やプラン実行などのプランニング・プロセスは順番に発生するため、順番に実行されるようにこれらのプロセスを自動化することをお薦めします。Oracle Cloudでは、順番に実行されるスケジュール済プロセスのコレクションであるジョブ・セットを構成できます。この更新では、サプライ・チェーン・プランニングの複数のスケジュール済プロセスを含むジョブ・セットを構成できます。
「設定および保守」作業領域の「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」タスクを使用して、プランニング・プロセスをスケジュールするためのジョブ・セットを作成します。ジョブ・セット内のプランニング・プロセスについて順序付きステップをシリアルまたはパラレルとして追加します。
スケジュール済プロセス
ジョブ・セットを使用して、プランニングの技術プロセスの自動化を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「プランのバッチ実行」、「プランのコピー」および「プランのリリース」ジョブのプラン・タイプとプランについて選択できる内容は、付与されているジョブ・ロールや権限によって異なります。
- 「スケジュール済プロセス」ページから収集ジョブ・セットを送信する場合、収集テンプレートは必須パラメータです。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、個々のプランニング・プロセスについてスケジュールおよび通知オプションを構成できます。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、複数のプランニング・プロセスを含むジョブ・セットについてスケジュールおよび通知オプションを構成することもできます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているSequence Planning Processes Using Job Setsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「品目」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで品目を追加、変更または削除できます。
この品目RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- 新しい品目をシミュレーション・セットにPOSTするには、InventoryItemIDおよびOrganizationIDを指定するか、ItemNameおよびOrganizationを指定します。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているManage Simulation Changes for Items Using REST Servicesの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング品目の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ITEMS_PRIV)
この項では、Oracle Demand Management Cloudの動作方法を変える可能性がある、この更新でのその他の変更について説明します。
表内のメジャー順序の保持
この更新より前は、セレクタ・ツールの「メジャー」タブにある並替えボタンが使用できましたが、表内でメジャーが予期しない並びになる場合がありました。この予期しない順序変更が発生するのを防ぐために、「メジャー」タブから順序変更ボタンが削除されました。この更新では、セレクタ・ツールの「レイアウト」タブの「表示」メニューまたはメイン表ツールバーから「メジャーの管理」または「メジャーの順序変更」処理を使用して、メジャーの順序を変更する必要があります。メジャー順序に対する変更はレイアウトの一部であり、永続的にするには保存する必要があります。
バグ参照: 30469888
最も低い在庫原価で顧客のサービス・ターゲットを満たすために、サプライ・チェーンの各ノードで最適な在庫レベルを維持します。自動プロセスを使用して、在庫ポリシー・パラメータを保守して顧客サービス・レベルを改善します。これらの自動プロセスは、必要に応じて補充の経済的オーダー数量を計算することにより、動的に手持在庫を更新して、原価を削減します。
「補充プランニング」という機能をオプトインすると、この項で説明した機能を使用できるようになります。
場合によっては、プランニング・データが、数千の行と数百の列を含む非常に大きなデータ・セットになることがあります。フィルタ基準を適用することで、このデータの一部のみを抽出できます。既存のREST API「プランニング表データ」が拡張されてフィルタ基準を指定できるようになり、抽出されたデータの追加データ操作を行う必要がなくなりました。
フィルタを使用して、単一の製品カテゴリなどの小さい組合せセットや特定の期間についてプランニング表内の必要なデータ・セットのみを抽出または更新することで、外部アプリケーションをSupply Chain Planning Cloudアプリケーションとシームレスに統合できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
このRESTサービスは、オプト・インを必要とする「補充プランニング」機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの補充プランニング機能をオプトインする必要があります。
ヒントと考慮事項
特定の組合せに限定された表データのサブセットを抽出または更新する機能を有効にするには、フィルタと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。フィルタには、プランニング表データ・セットの一部であるレベルとその値の非定型リストを指定できます。これらのレベルをピボット表で明示的なフィルタとして指定する必要はありません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
プラン内のメジャーの数がかなり多い場合は、表およびグラフの構成時に必要なメジャーを効率的に検索することが不可欠です。以前から検索することはできましたが、すべてのメジャーが引き続き表示され、検索条件を満たすメジャーが強調表示されていました。この更新では、検索条件を満たすメジャーのみがリストされます。
検索条件を使用して、メジャーをメジャー・グループとして表示する「ツリー」ビューと、「リスト」ビューの両方にメジャーのサブセットのみを表示できます。
検索条件を使用すると、メジャーの選択プロセスが容易になり、表およびグラフをより効率的に構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- 単語の一部、単語全体または数値に基づいて検索できます。
- 大文字と小文字の違いは無視されます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているDisplay Only Measure meeting the Find Condition When Configuring Tables and Graphsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
グラフのトレンドなど、プランニング・データを分析する際には、使用可能な様々なフィルタ選択を切り替えてグラフを表示すると便利です。たとえば、プランの分析時に製品カテゴリについてフィルタし、1つの製品カテゴリの分析が完了したら、別の製品カテゴリを選択します。グラフを構成して、グラフに表示されるフィルタ基準を指定できるようになりました。グラフが表示されたら、グラフの上にあるフィルタ・バーの値のセットから目的のレベル値を選択できます。
グラフのフィルタ基準を構成し、より効率的にグラフをフィルタしてプランニングの生産性を向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- 「レイアウト」タブで使用可能な階層は、「階層」タブで選択したものです。
- 「階層」タブで選択した階層とレベルは、「X軸」、「Y軸」および「フィルタ」オプションで選択できます。
- 「フィルタ」パネルで選択した項目は、グラフを表示したときにその上にフィルタとして表示されます。
- 階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層の1つ以上のレベルをフィルタとして選択できます。
- ただし、階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層のすべてのレベルをフィルタとして選択することはできません。
- グラフのフィルタは表のフィルタと似ていますが、グラフにドラッグすることはできません。
- グラフの上にあるフィルタのレベルをX軸またはY軸にドラッグ・アンド・ドロップすることはできません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているFilter Selections in Individual Graphsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
Oracle Cloud Supply Chain Planningでは、プランのデータをOracle Universal Content Managerのファイルに公開できます。この機能は以前から使用可能でしたが、この更新で拡張されて、一意のファイル名を生成するオプションが提供されるようになりました。
一意の名前を持つファイルを生成して、統合に関連する技術プロセスを拡張し、他のシステムとの統合のために処理されるファイルが目的のファイルであることを確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているPublish Plan Data to a File with a Unique Nameの準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・データの公開(MSC_PUBLISH_PLAN_DATA_PRIV)
この更新では、特定のタスクをホーム・ページのクイック処理としてすぐに使用できるので、処理を実行するために最初に「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域にナビゲートする必要はありません。
以前は「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のタスク・パネル・ドロワーを使用してのみアクセス可能だったいくつかのタスクが、ホーム・ページからも使用できるようになりました。ホーム・ページで「詳細表示」リンクを選択すると、アクセス権がある使用可能なクイック処理をすべて表示できます。さらに、作業領域固有の新しいプリファレンスがあり、これらを使用すると、最初に作業領域を起動しなくてもデフォルトのページ・レイアウトを変更できます。これらのプリファレンスは、ロードに過度に時間がかかる、コンテンツが重いデフォルトのページ・レイアウトを作成した場合に役立ちます。このような場合は、すばやく開く別のページ・レイアウトにデフォルト・ページを変更した後、コンテンツが重いページ・レイアウトを編集してパフォーマンスを向上させることができます。
ホーム・ページで使用できるようになったクイック処理を使用して、特定のタスクにより簡単にアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- クイック処理は、タスクに対する適用可能な権限がある場合にのみ表示されます。たとえば、プランニング・ソーシングの管理権限がある場合、作業領域のタスク・パネル・ドロワー(以前から使用可能だったもの)にも、サプライ・チェーン・プランニングまたはオーダー管理(グローバル・オーダー納期回答の場合)のホーム・ページのクイック処理としても「ソース・ルールの管理」タスクが表示されます。
- サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページから開始されたタスクを完了すると、サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページに戻ります。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているAccess Tasks as Quick Actions on a Home Pageの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの表示(MSC_VIEW_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの編集(MSC_EDIT_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- プランニング・ソーシング割当の管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_ASSIGNEMENT_PRIV)
- プランニング・ソーシング・ルールの表示(MSP_VIEW_PLANNING_SOURCING_RULE_PRIV)
- プランニング・ソーシングの管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_PRIV)
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング分析構成の表示(MSC_VIEW_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- プランニング分析構成の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- メジャー定義の表示(MSC_VIEW_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- メジャー定義の保守(MSC_MAINTAIN_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- 「プラン入力」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLAN_INPUTS_WORK_AREA_PRIV)
プラン内の大量のデータを更新することが必要になる場合があります。バックグラウンドのスケジュール済プロセスを使用して、プロセスの実行中にプランの使用を継続しながら、プラン内のメジャーを更新できるようになりました。「プランニング表データ」REST APIが拡張されて、データを同期的に更新するかわりにバックグラウンド・プロセスを起動する新しい更新モードがサポートされるようになりました。
この新しい非同期アプローチでは、データ更新がバックグラウンドで行われている間にアプリケーションで他のタスクを実行できるため、生産性が向上します。これにより、自動化された方法で集計レベルでも多数のセルを簡単に更新できるため、アプリケーションの統合が簡略化されます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
このRESTサービスは、オプト・インを必要とする「補充プランニング」機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの補充プランニング機能をオプトインする必要があります。
ヒントと考慮事項
特定の組合せに限定された表データのサブセットを抽出または更新する機能を有効にするには、フィルタと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。フィルタには、プランニング表データ・セットの一部であるレベルとその値の非定型リストを指定できます。これらのレベルをピボット表で明示的なフィルタとして指定する必要はありません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
通常、データ収集やプラン実行などのプランニング・プロセスは順番に発生するため、順番に実行されるようにこれらのプロセスを自動化することをお薦めします。Oracle Cloudでは、順番に実行されるスケジュール済プロセスのコレクションであるジョブ・セットを構成できます。この更新では、サプライ・チェーン・プランニングの複数のスケジュール済プロセスを含むジョブ・セットを構成できます。
「設定および保守」作業領域の「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」タスクを使用して、プランニング・プロセスをスケジュールするためのジョブ・セットを作成します。ジョブ・セット内のプランニング・プロセスについて順序付きステップをシリアルまたはパラレルとして追加します。
スケジュール済プロセス
ジョブ・セットを使用して、プランニングの技術プロセスの自動化を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- 「プランのバッチ実行」、「プランのコピー」および「プランのリリース」ジョブのプラン・タイプとプランについて選択できる内容は、付与されているジョブ・ロールや権限によって異なります。
- 「スケジュール済プロセス」ページから収集ジョブ・セットを送信する場合、収集テンプレートは必須パラメータです。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、個々のプランニング・プロセスについてスケジュールおよび通知オプションを構成できます。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、複数のプランニング・プロセスを含むジョブ・セットについてスケジュールおよび通知オプションを構成することもできます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているSequence Planning Processes Using Job Setsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
ファイルベース・データ・インポート(FBDI)やRESTサービスなどのテクノロジを使用して、補充プランニングを他のエンタープライズ・アプリケーションと統合できます。この更新には、RESTサービスベースの統合を拡張して補充プランニングからエンタープライズ・システムに品目事業所レベルのポリシー上書きを同期できるように、新しい子RESTサービス「品目事業所レベルのポリシー上書き」が用意されています。この子リソースは、親である「補充ポリシー割当セット」RESTリソースの下に提供されています。
「品目事業所レベルのポリシー上書き」RESTサービスを使用して、品目事業所レベルで指定された在庫ポリシー上書きを取得できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
これらのRESTサービスは、オプト・インを必要とする「補充プランニング」機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「補充プランニング」機能をオプト・インする必要があります。
主なリソース
- 補充プランニング拡張機能の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「品目」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで品目を追加、変更または削除できます。
この品目RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
これらのRESTサービスは、オプトインを必要とする補充プランニング機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの補充プランニング機能をオプトインする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 新しい品目をシミュレーション・セットにPOSTするには、InventoryItemIDおよびOrganizationIDを指定するか、ItemNameおよびOrganizationを指定します。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているManage Simulation Changes for Items Using REST Servicesの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング品目の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ITEMS_PRIV)
RESTサービスを使用した需要および供給の収集データの抽出およびシミュレーション変更の管理
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、「プラン入力」リソースまたは「シミュレーション・セット」リソースの下の子RESTリソース「プランニング供給」または「プランニング需要」を使用して、収集済またはシミュレーション・セット内の供給または需要のデータを取得できます。さらに、POST、PATCHおよびDELETE REST操作を使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで供給または需要を追加、変更または削除できます。
この「プランニング供給」または「プランニング需要」RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
これらのRESTサービスは、オプトインを必要とする補充プランニング機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの補充プランニング機能をオプトインする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 「プランニング供給」および「プランニング需要」のPOST処理では、「供給および需要」UIの「オーダーの作成」ダイアログと同等の機能が提供されます。シミュレーション・セットにおいて「オーダーの作成」ダイアログで指定できるオーダー・タイプおよび属性のみをPOSTペイロードに含めることができます。
- 「プランニング供給」および「プランニング需要」のPATCH処理では、シミュレーション・セットで加えることができる変更と同等の機能が提供されます。「供給および需要」UIを使用して属性を編集できない場合、RESTサービスを使用してその属性を編集することはできません。
主なリソース
サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているExtract Collected Data and Manage Simulation Changes for Demands and Supplies Using REST Servicesの準備トレーニング。
Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング需要および供給の表示(MSC_VIEW_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
- プランニング需要および供給の編集(MSC_EDIT_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
この項では、Oracle Replenishment Planning Cloudの動作が変わる可能性がある、この更新におけるその他の変更について詳しく説明します。
表内のメジャー順序の保持
この更新より前は、セレクタ・ツールの「メジャー」タブにある並替えボタンが使用できましたが、表内でメジャーが予期しない並びになる場合がありました。この予期しない順序変更が発生するのを防ぐために、「メジャー」タブから順序変更ボタンが削除されました。この更新では、セレクタ・ツールの「レイアウト」タブの「表示」メニューまたはメイン表ツールバーから「メジャーの管理」または「メジャーの順序変更」処理を使用して、メジャーの順序を変更する必要があります。メジャー順序に対する変更はレイアウトの一部であり、永続的にするには保存する必要があります。
バグ参照: 30469888
場合によっては、プランニング・データが、数千の行と数百の列を含む非常に大きなデータ・セットになることがあります。フィルタ基準を適用することで、このデータの一部のみを抽出または更新できます。既存のREST API「プランニング表データ」が拡張されてフィルタ基準を指定できるようになり、抽出されたデータの追加データ操作を行う必要がなくなりました。
フィルタを使用して、単一の製品カテゴリなどの小さい組合せセットや特定の期間についてプランニング表内の必要なデータ・セットのみを抽出または更新することで、外部アプリケーションをSupply Chain Planning Cloudアプリケーションとシームレスに統合できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
特定の組合せに限定された表データのサブセットを抽出または更新する機能を有効にするには、フィルタと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。フィルタには、プランニング表データ・セットの一部であるレベルとその値の非定型リストを指定できます。これらのレベルをピボット表で明示的なフィルタとして指定する必要はありません。
主なリソース
- プランニング表データRESTサービスの拡張の準備トレーニングを見る
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
予測や実績需要はまだないが、断続的需要を履行できないというリスクがきわめて大きい場合は、安全在庫を計画することをお薦めします。安全在庫プランニング方法「安全在庫数量」を使用して、このような状況について安全在庫を計画できるようになりました。Oracle Cloud Supply Planningでは、実績需要がない場合でも安全在庫が計画され、発生する可能性がある予期しない需要に対応するための手持在庫が確保されるようになりました。
この機能を使用して、予期しない需要が発生した場合の在庫欠品のリスクを最小限に抑えます。
- オーダーの充足レートを向上させます。
- 定時に需要を満たすことで売上損失を削減します。
有効化のステップ
- 「製品情報管理」作業領域で、「品目の管理」タスクを使用して「安全在庫プランニング方法」品目組織属性を「安全在庫数量」値に設定します。
- 「供給プランニング」作業領域→プランのプラン・オプションの「安全在庫」タブで、オプションを次のいずれかに設定します。
- 「安全在庫プランニング方法」フィールドを「すべての品目のユーザー指定値」値に設定します。
- 「安全在庫プランニング方法」フィールドを「最終品目には統計、その他すべてにはユーザー指定」値に設定し、「安全在庫の上書き数量の適用」オプションを選択します。
- 「安全在庫プランニング方法」フィールドを「最終品目には統計安全在庫、その他すべてにはなし」値に設定し、「安全在庫の上書き数量の適用」オプションを選択します。
- 「供給プランニング」作業領域→プランのプラン・オプションの「スコープ」タブ→「供給計画品目」セクションで、「需要として安全在庫のある品目のみを含める」オプションを選択します。
ヒントと考慮事項
需要がない場合でも安全在庫ターゲットのある品目を含めることを計画している場合は、次のことを考慮してください。
- 予測や実績需要がない品目の断続的需要を履行できないというリスクと、安全在庫として追加在庫を保持するコスト。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・オプションの編集(MSC_EDIT_PLAN_OPTIONS_PRIV)
- プランの編集(MSC_EDIT_PLANS_PRIV)
プラン内のメジャーの数がかなり多い場合は、表およびグラフの構成時に必要なメジャーを効率的に検索することが不可欠です。以前から検索することはできましたが、すべてのメジャーが引き続き表示され、検索条件を満たすメジャーが強調表示されていました。この更新では、検索条件を満たすメジャーのみがリストされます。
検索条件を使用して、メジャーをメジャー・グループとして表示する「ツリー」ビューと、「リスト」ビューの両方にメジャーのサブセットのみを表示できます。
検索条件を使用すると、メジャーの選択プロセスが容易になり、表およびグラフをより効率的に構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 単語の一部、単語全体または数値に基づいて検索できます
- 大文字と小文字の違いは無視されます
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているDisplay Only Measure meeting the Find Condition When Configuring Tables and Graphsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
グラフのトレンドなど、プランニング・データを分析する際には、使用可能な様々なフィルタ選択を切り替えてグラフを表示すると便利です。たとえば、プランの分析時に製品カテゴリについてフィルタし、1つの製品カテゴリの分析が完了したら、別の製品カテゴリを選択します。グラフを構成して、グラフに表示されるフィルタ基準を指定できるようになりました。グラフが表示されたら、グラフの上にあるフィルタ・バーの値のセットから目的のレベル値を選択できます。
グラフのフィルタ基準を構成し、より効率的にグラフをフィルタしてプランニングの生産性を向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「レイアウト」タブで使用可能な階層は、「階層」タブで選択したものです。
- 「階層」タブで選択した階層とレベルは、「X軸」、「Y軸」および「フィルタ」オプションで選択できます。
- 「フィルタ」パネルで選択した項目は、グラフを表示したときにその上にフィルタとして表示されます。
- 階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層の1つ以上のレベルをフィルタとして選択できます。
- ただし、階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層のすべてのレベルをフィルタとして選択することはできません。
- グラフのフィルタは表のフィルタと似ていますが、グラフにドラッグすることはできません。
- グラフの上にあるフィルタのレベルをX軸またはY軸にドラッグ・アンド・ドロップすることはできません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているFilter Selections in Individual Graphsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
Oracle Cloud Supply Chain Planningでは、プランのデータをOracle Universal Content Managerのファイルに公開できます。この機能は以前から使用可能でしたが、この更新で拡張されて、一意のファイル名を生成するオプションが提供されるようになりました。
一意の名前を持つファイルを生成して、統合に関連する技術プロセスを拡張し、他のシステムとの統合のために処理されるファイルが目的のファイルであることを確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているPublish Plan Data to a File with a Unique Nameの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・データの公開(MSC_PUBLISH_PLAN_DATA_PRIV)
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「品目」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで品目を追加、変更または削除できます。
この品目RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- 新しい品目をシミュレーション・セットにPOSTするには、InventoryItemIDおよびOrganizationIDを指定するか、ItemNameおよびOrganizationを指定します。
主なリソース
- Managing Simulation Set Changes for Items Using REST Servicesの準備トレーニングの視聴
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング品目の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ITEMS_PRIV)
RESTサービスを使用した需要および供給の収集データの抽出およびシミュレーション変更の管理
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、「プラン入力」リソースまたは「シミュレーション・セット」リソースの下の子RESTリソース「プランニング供給」または「プランニング需要」を使用して、収集済またはシミュレーション・セット内の供給または需要のデータを取得できます。さらに、POST、PATCHおよびDELETE REST操作を使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで供給または需要を追加、変更または削除できます。
この「プランニング供給」または「プランニング需要」RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- 「プランニング供給」および「プランニング需要」のPOST処理では、「供給および需要」UIの「オーダーの作成」ダイアログと同等の機能が提供されます。シミュレーション・セットにおいて「オーダーの作成」ダイアログで指定できるオーダー・タイプおよび属性のみをPOSTペイロードに含めることができます。
-
「プランニング供給」および「プランニング需要」のPATCH処理では、シミュレーション・セットで加えることができる変更と同等の機能が提供されます。「供給および需要」UIを使用して属性を編集できない場合、RESTサービスを使用してその属性を編集することはできません。
主なリソース
サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているExtract Collected Data and Manage Simulation Changes for Demands and Supplies Using REST Servicesの準備トレーニング。
Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング需要および供給の表示(MSC_VIEW_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
- プランニング需要および供給の編集(MSC_EDIT_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
この更新では、特定のタスクをホーム・ページのクイック処理としてすぐに使用できるので、処理を実行するために最初に「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域にナビゲートする必要はありません。
以前は「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のタスク・パネル・ドロワーを使用してのみアクセス可能だったいくつかのタスクが、ホーム・ページからも使用できるようになりました。ホーム・ページで「詳細表示」リンクを選択すると、アクセス権がある使用可能なクイック処理をすべて表示できます。さらに、作業領域固有の新しいプリファレンスがあり、これらを使用すると、最初に作業領域を起動しなくてもデフォルトのページ・レイアウトを変更できます。これらのプリファレンスは、ロードに過度に時間がかかる、コンテンツが重いデフォルトのページ・レイアウトを作成した場合に役立ちます。このような場合は、すばやく開く別のページ・レイアウトにデフォルト・ページを変更した後、コンテンツが重いページ・レイアウトを編集してパフォーマンスを向上させることができます。
デモを見る
ホーム・ページで使用できるようになったクイック処理を使用して、特定のタスクにより簡単にアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- クイック処理は、タスクに対する適用可能な権限がある場合にのみ表示されます。たとえば、プランニング・ソーシングの管理権限がある場合、作業領域のタスク・パネル・ドロワー(以前から使用可能だったもの)にも、サプライ・チェーン・プランニングまたはオーダー管理(グローバル・オーダー納期回答の場合)のホーム・ページのクイック処理としても「ソース・ルールの管理」タスクが表示されます。
- サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページから開始されたタスクを完了すると、サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページに戻ります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給ネットワーク・モデルの表示(MSC_VIEW_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの編集(MSC_EDIT_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- プランニング・ソーシング割当の管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_ASSIGNEMENT_PRIV)
- プランニング・ソーシング・ルールの表示(MSP_VIEW_PLANNING_SOURCING_RULE_PRIV)
- プランニング・ソーシングの管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_PRIV)
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング分析構成の表示(MSC_VIEW_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- プランニング分析構成の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- メジャー定義の表示(MSC_VIEW_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- メジャー定義の保守(MSC_MAINTAIN_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- 「プラン入力」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLAN_INPUTS_WORK_AREA_PRIV)
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「プランニング・セントラル」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLANNING_CENTRAL_WORK_AREA_PRIV)
RESTサービスを使用したリソースのシミュレーション・セット変更の管理
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「リソース」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストでリソースを追加、変更または削除できます。
この「リソース」RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- POST処理を使用してリソースをシミュレーション・セットに追加する前に、リソースがプラン入力に存在する必要があります。
- このRESTサービスでは、シミュレーション・セットでの新しいリソースの作成はサポートされていません。新しいリソースを作成するには、「リソース」UIを使用する必要があります。
- POSTまたはPATCH処理を使用して編集できるのは、UIで編集できる属性のみです。
主なリソース
- Managing Simulation Set Changes for Resources Using REST Servicesの準備トレーニングの視聴
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・リソースの編集(MSC_EDIT_PLANNING_RESOURCES_PRIV)
プラン内の大量のデータを更新することが必要になる場合があります。バックグラウンドのスケジュール済プロセスを使用して、プロセスの実行中にプランの使用を継続しながら、プラン内のメジャーを更新できるようになりました。「プランニング表データ」REST APIが拡張されて、データを同期的に更新するかわりにバックグラウンド・プロセスを起動する新しい更新モードがサポートされるようになりました。
この新しい非同期アプローチでは、データ更新がバックグラウンドで行われている間にアプリケーションで他のタスクを実行できるため、生産性が向上します。これにより、自動化された方法で集計レベルでも多数のセルを簡単に更新できるため、アプリケーションの統合が簡略化されます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
バッチ・モードを有効にするには、更新モードと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。バッチ・モードでは、POST操作によって、「プランニング表データの更新」と呼ばれるバックグラウンドのスケジュール済プロセスが起動され、ESSジョブIDを含む応答が返されます。その後、このESSジョブIDに基づいて更新の進捗を追跡できます。
主なリソース
- プランニング表データRESTサービスの拡張の準備トレーニングを見る
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
通常、データ収集やプラン実行などのプランニング・プロセスは順番に発生するため、順番に実行されるようにこれらのプロセスを自動化することをお薦めします。Oracle Cloudでは、順番に実行されるスケジュール済プロセスのコレクションであるジョブ・セットを構成できます。この更新では、サプライ・チェーン・プランニングの複数のスケジュール済プロセスを含むジョブ・セットを構成できます。
「設定および保守」作業領域の「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」タスクを使用して、プランニング・プロセスをスケジュールするためのジョブ・セットを作成します。ジョブ・セット内のプランニング・プロセスについて順序付きステップをシリアルまたはパラレルとして追加します。
デモを見る
ジョブ・セットを使用して、プランニングの技術プロセスの自動化を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「プランのバッチ実行」、「プランのコピー」および「プランのリリース」ジョブのプラン・タイプとプランについて選択できる内容は、付与されているジョブ・ロールや権限によって異なります。
- 「スケジュール済プロセス」ページから収集ジョブ・セットを送信する場合、収集テンプレートは必須パラメータです。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、個々のプランニング・プロセスについてスケジュールおよび通知オプションを構成できます。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、複数のプランニング・プロセスを含むジョブ・セットについてスケジュールおよび通知オプションを構成することもできます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
この項では、Oracle Supply Planning Cloudの動作が変わる可能性がある、この更新におけるその他の変更について詳しく説明します。
安全在庫データのアップロード中に有効日が変換されない
更新21Aより前は、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)およびサプライ・チェーン・プランニング安全在庫レベル・テンプレート(ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm)を使用して安全在庫をアップロードした場合、「有効日」列はソース・システムのタイム・ゾーンに基づいた日付として解釈され、アップロード中にOracle Fusionシステムのタイム・ゾーンに変換されていました。21Aの更新後は、この動作が変更されて、有効日はすでに組織の現地タイム・ゾーンであるとみなされます。この変更によって、他のすべての供給および需要オーダーの日付の解釈方法と一致するようになります。21Aの更新後、ネット・チェンジ・モードで外部システムから安全在庫が収集またはアップロードされた場合、不整合が発生する可能性があります。したがって、21Aの更新後に安全在庫データを初めてアップロードするときには、ターゲット・モードで安全在庫データをアップロードすることをお薦めします。安全在庫データを初めてアップロードした後は、どちらの収集モードでもデータのアップロードを進めることができます。
バグ参照: 31655660
表内のメジャー順序の保持
この更新より前は、セレクタ・ツールの「メジャー」タブにある並替えボタンが使用できましたが、表内でメジャーが予期しない並びになる場合がありました。この予期しない順序変更が発生するのを防ぐために、「メジャー」タブから順序変更ボタンが削除されました。この更新では、セレクタ・ツールの「レイアウト」タブの「表示」メニューまたはメイン表ツールバーから「メジャーの管理」または「メジャーの順序変更」処理を使用して、メジャーの順序を変更する必要があります。メジャー順序に対する変更はレイアウトの一部であり、永続的にするには保存する必要があります。
バグ参照: 30469888
プロジェクト駆動のサプライ・チェーンは、Oracle Supply Chain ManagementおよびProject Management Cloudのアプリケーションを横断したエンドツーエンドの統合ソリューションです。このソリューションは、製造および資産集約型企業の様々なビジネス・プロセスをサポートするように設計されています。
プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションを使用すると、プロジェクトごとに別個の組織を作成しなくても、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・プロセスを管理できます。サプライ・チェーン・コストをプロジェクト支出として取得することもできます。
「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
Oracle Transactional Business Intelligenceを使用したプロジェクト別の終了需要の分析
プロジェクト駆動のサプライ・チェーン環境では、供給が需要にどのようにペグされるかに関して様々なビジネス・ルールがある可能性があります。タスクまたはプロジェクト間での供給の共有をプランで許可するシナリオでは、特定のプロジェクトまたはタスクの需要が別のプロジェクトまたはタスクで超過にペグされる場合があります。この更新では、終了需要のプロジェクト・グループ、プロジェクトおよびタスクと、プロジェクト・グループ、プロジェクトおよびタスクを含む任意のレベルにおける供給の使用可能なすべての属性を分析できるOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)レポートを作成できます。
デモを見る
OTBIレポートを作成して、サプライ・チェーン内のプロジェクト供給が最終品目需要プロジェクトにどのようにペグされているかを理解し、最終品目需要にペグされたプロジェクト固有の計画供給のプロジェクトおよびタスク値が一致していることを簡単に確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
プロジェクト固有の供給の計画機能を次のように有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用していない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をすでにオプトインしている場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト固有の供給の計画」機能を使用可能にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をまだオプトインしていない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能に必要な設定を行います。詳細は、Oracle Help CenterにあるManufacturing and Supply Chain Materials Management実装ガイドのプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの章を参照してください。
オプト・インを有効にしたら、次のステップを実行して、Oracle Transactional Business Intelligenceを使用したプロジェクト別の終了需要の分析を開始します。
- 「レポート・カタログ」という名前のディメンション・カタログで「製品」および「時間」の階層を構成して、レポート階層を設定します。
- タイプ「供給プラン」または「需要と供給プラン」のプランのプラン・オプションで「OTBIレポートに使用可能」オプションを選択します。
- プロジェクトベースのネッティング・ルールをプランに割り当てます。
- プランを実行します。
ヒントと考慮事項
「Oracle Transactional Business Intelligenceを使用したプロジェクト別の終了需要の分析」機能は、「供給プランニング」作業領域と「需要および供給プランニング」作業領域両方の制約なし供給プランニング・モードの供給プランに適用されます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
資材および生産能力の制約を考慮する供給プランを作成および実行します。別のソースの使用、代替コンポーネントの使用、代替作業定義の使用など、可能なすべての代替を評価することにより、定時に会議需要にフォーカスを置きます。
「制約ベース・プランニング」という機能をオプトインすると、この項で説明する機能を使用できます。
消費財や生命科学などの様々な産業で、供給の失効日が供給ロットで記録されている場合があります。この更新では、制約付きプラン・モードで実行されるプランについては、需要にペグされた供給が需要の期日より前に失効することがなくなります。
この機能により、供給需要ペギングにおいて失効日に関連する制約がプランで考慮されるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、制約ベース・プランニング機能をオプト・インする必要があります。「制約ベース・プランニング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「制約ベース・プランニング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 需要および供給の表示(MSC_VIEW_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
柔軟な需要優先度ルールに基づいてオーダーを優先度付けすることによって、オーダー・バックログを再スケジュールします。最新の供給情報に基づいて様々なルールの影響をシミュレートして、予定日とソースの最適な組合せを見つけ、更新されたオーダーを実行対象としてオーダー管理システムにリリースできます。
「オーダー・バックログ管理」という機能をオプトインすると、この項で説明する機能を使用できます。
この更新では、特定のタスクをホーム・ページのクイック処理としてすぐに使用できるので、処理を実行するために最初に「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域にナビゲートする必要はありません。
以前は「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のタスク・パネル・ドロワーを使用してのみアクセス可能だったいくつかのタスクが、ホーム・ページからも使用できるようになりました。ホーム・ページで「詳細表示」リンクを選択すると、アクセス権がある使用可能なクイック処理をすべて表示できます。さらに、作業領域固有の新しいプリファレンスがあり、これらを使用すると、最初に作業領域を起動しなくてもデフォルトのページ・レイアウトを変更できます。これらのプリファレンスは、ロードに過度に時間がかかる、コンテンツが重いデフォルトのページ・レイアウトを作成した場合に役立ちます。このような場合は、すばやく開く別のページ・レイアウトにデフォルト・ページを変更した後、コンテンツが重いページ・レイアウトを編集してパフォーマンスを向上させることができます。
ホーム・ページで使用できるようになったクイック処理を使用して、特定のタスクにより簡単にアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「オーダー・バックログ管理」という機能をオプトインする必要があります。オーダー・バックログ管理機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。オーダー・バックログ管理機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- クイック処理は、タスクに対する適用可能な権限がある場合にのみ表示されます。たとえば、プランニング・ソーシングの管理権限がある場合、作業領域のタスク・パネル・ドロワー(以前から使用可能だったもの)にも、サプライ・チェーン・プランニングまたはオーダー管理(グローバル・オーダー納期回答の場合)のホーム・ページのクイック処理としても「ソース・ルールの管理」タスクが表示されます。
- サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページから開始されたタスクを完了すると、サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページに戻ります。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているAccess Tasks as Quick Actions on a Home Pageの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- バックログ・プランの作成(MSC_CREATE_BACKLOG_PLAN_PRIV)
- 需要優先度ルールの表示(MSC_VIEW_DEMAND_PRIORITY_RULES_PRIV)
- 需要優先度ルールの編集(MSC_EDIT_DEMAND_PRIORITY_RULES_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの表示(MSC_VIEW_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの編集(MSC_EDIT_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- プランニング・ソーシング割当の管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_ASSIGNEMENT_PRIV)
- プランニング・ソーシング・ルールの表示(MSP_VIEW_PLANNING_SOURCING_RULE_PRIV)
- プランニング・ソーシングの管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_PRIV)
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- 「プラン入力」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLAN_INPUTS_WORK_AREA_PRIV)
通常、データ収集やプラン実行などのプランニング・プロセスは順番に発生するため、順番に実行されるようにこれらのプロセスを自動化することをお薦めします。Oracle Cloudでは、順番に実行されるスケジュール済プロセスのコレクションであるジョブ・セットを構成できます。この更新では、サプライ・チェーン・プランニングの複数のスケジュール済プロセスを含むジョブ・セットを構成できます。
「設定および保守」作業領域の「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」タスクを使用して、プランニング・プロセスをスケジュールするためのジョブ・セットを作成します。ジョブ・セット内のプランニング・プロセスについて順序付きステップをシリアルまたはパラレルとして追加します。
スケジュール済プロセス
ジョブ・セットを使用して、プランニングの技術プロセスの自動化を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「オーダー・バックログ管理」という機能をオプトインする必要があります。オーダー・バックログ管理機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。オーダー・バックログ管理機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- 「プランのバッチ実行」、「プランのコピー」および「プランのリリース」ジョブのプラン・タイプとプランについて選択できる内容は、付与されているジョブ・ロールや権限によって異なります。
- 「スケジュール済プロセス」ページから収集ジョブ・セットを送信する場合、収集テンプレートは必須パラメータです。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、個々のプランニング・プロセスについてスケジュールおよび通知オプションを構成できます。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、複数のプランニング・プロセスを含むジョブ・セットについてスケジュールおよび通知オプションを構成することもできます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているSequence Planning Processes Using Job Setsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
Oracle E-Business Suiteなどの一部のERPシステムでは、内部販売オーダーを使用して企業内の資材の転送が開始されます。これらの内部販売オーダーは、転送される供給の社内購買依頼にリンクされます。
Oracle Cloud Supply Chain Managementでは、Oracle Cloud Order Management内で販売オーダーとしてスケジュールできる転送オーダーを使用して、異なる方法で転送が管理されます。以前は、内部販売オーダーおよび社内購買依頼文書タイプを外部システムからCloudのグローバル・オーダー納期回答にインポートする手段がなく、E-Business SuiteユーザーはOracle Cloudソリューションで社内転送を表示および再スケジュールできませんでした。
この更新では、外部ソース・システムから内部販売オーダーおよび社内購買依頼をインポートするように収集プロセスが拡張されています。それらが販売オーダー需要および転送供給にそれぞれマップされ、他の販売オーダーと同様に、グローバル・オーダー納期回答で外部システムからの転送を表示および再スケジュールできます。
ノート: 内部販売オーダーの抽出は、E-Business SuiteとOracle Cloud Supply Chain Planningのサンプル統合には含まれていません。販売オーダーのカンマ区切り値ファイルに追加の内部販売オーダー詳細を移入するには、独自の抽出を開発する必要があります。
Oracle Cloud Order Managementを外部在庫管理ソリューションとともに使用する場合、顧客販売オーダーとともに内部販売オーダーをCloudで表示および再スケジュールできるようになったため、使用可能な供給をより効率的に利用して両方のタイプの需要を履行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
- 転送オーダー・エンティティの最新バージョンのファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、履行オーケストレーション必須列に詳細を移入します。
- 販売オーダー・エンティティの最新バージョンのファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、需要ソース・タイプ、「ソース文書番号」および「ソース文書明細番号」列に詳細を移入します。
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「オーダー・バックログ管理」という機能をオプトインする必要があります。オーダー・バックログ管理機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。オーダー・バックログ管理機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
-
内部販売オーダーが存在する転送オーダーについては、ScpTransferOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで履行オーケストレーション必須列を「はい」に設定する必要があります。
- オープンであるか、完全出荷済でないタイプ94 (「転送オーダー」オーダー・タイプ)のオーダーのみが、対応する内部販売オーダーの収集時に考慮されます。
-
データ収集中に需要が内部販売オーダーとみなされるためには、ScpSalesOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで販売オーダー需要ソース・タイプを「1」に設定する必要があります。「1」は、社内資材転送履行明細を意味します。
- 対応する値を指定して、内部販売オーダーとそれに対応する転送オーダーの間のリンクを確立します。
- 販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー・ヘッダー番号」の値
- 販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書明細番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー明細番号」の値
- 転送オーダーとそれに対応する内部販売オーダーについて一致する数量を指定します。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているSchedule Internal Sales Orders from External Source Systemsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
製造現場のスループットとリソースおよび労務の投資収益率を最大化する実行可能なファクトリ・スケジュールを生成します。製造現場で実行できる現実的なスケジュールを計算、管理およびモニターしながら、重要なリソースの使用を最適化し、可能なかぎり定時に顧客需要を満たすことができます。
更新21Aでは、Oracle Production Scheduling Cloudは制限付提供であり、アクセスするためのプロモーション・コードを付与されたお客様のみが使用できます。この機能のプロモーション・コードについて問い合せるには、オラクル社のアカウント担当者に連絡してください。
詳細な分析および改善のために、指定したスケジュールをOracle Cloud Production Schedulingで管理します。必要に応じて、これらのスケジュールを更新、変更および削除したり、新しいスケジュールを作成できます。
スケジュール・スコープによって、スケジュールする製造施設と品目、およびスケジューリング期間が識別されます。製造現場での円滑な実行を確保するために、例外時にのみ変更を加えることができる、スケジュールが凍結されるタイム・フェンスを定義することもできます。
製造施設について、稼働率を最大化し、円滑な実行を確保する生産スケジュールを管理および定義します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
組織について生産スケジュールを作成する前に、Production Scheduling内でその組織をスケジューリング組織として追加する必要があります。「生産スケジューリング」作業領域で、「スケジューリング組織の管理」→「追加」をクリックします。
ベスト・プラクティスは、品目カテゴリを指定することによって主要品目のみを含め、短期に焦点を当てるように有限生産能力の生産スケジュールのスコープを限定し、スケジュール範囲を適宜定義することです。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
リソース稼働率、労務稼働率、変更時間、スケジュールが実行されても遅延するオーダーの数など、キー・パフォーマンス・インジケータによってスケジュールの品質をモニターします。
製造施設の生産スケジュールの品質を分析および管理して、リソース使用率を最大化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
スケジューラは多くの場合、明るい色から暗い色へという順序で部品を塗装するなど、キー・リソースに適用する生産順序を把握しています。Oracle Cloud Production Schedulingでは、そのスケジュール自動化へのこうした追加入力がサポートされています。白、黄、青、黒など、リソースで処理するための優先属性順序を定義できます。また、リソースで属性値間を移行する際に発生する変更時間を定義することもできます。Oracle Cloud Production Schedulingでは、キー・リソースの作業をスケジュールする際に優先属性順序が考慮されます。
ユーザーの知識を対話形式で追加入力できる柔軟性を活用して改良を加え、最適なスケジュールを生成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
「ユーザー定義属性順序」機能を使用するには、次の条件が満たされていることを確認します。
- スケジューリング・バケットを使用するように生産スケジュールを構成する必要があります。「スケジュール・オプション」UIで「スケジューリング・バケットの使用」チェック・ボックスを選択します。
- ユーザー定義順序を考慮するように組織のワーク・センター・リソースを構成する必要があります。「リソース・パラメータ」UIで「ユーザー定義順序の適用」チェック・ボックスを選択します。
- スケジューリング組織内のワーク・センター・リソースについてユーザー定義属性順序を定義する必要があります。RESTサービスを使用して順序を定義できます。
ユーザー定義属性および属性値は、「設定および保守」作業領域内で、作業定義工程の付加フレックスフィールド(DFF)と、品目区分属性グループを介した品目の拡張可能フレックスフィールド(EFF)を使用して定義します。属性値は、「サプライ・チェーン実行」作業領域の「作業定義の管理」タスク(「作業定義の管理」→「工程の編集」)および「製品管理」作業領域の「品目の管理」タスク(「製品情報管理」→「品目の管理」)を使用して、作業定義工程または品目に割り当てます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
スケジュール範囲全体にわたって、ガント・チャートで生産スケジュールを視覚化します。リソース・グループや作業オーダーでフィルタしたり、属性や遅延オーダーを強調表示したり、ズーム・インまたはズーム・アウトして生産スケジュールをより効果的に表示します。特定の作業オーダーのアップストリームおよびダウンストリーム作業オーダー工程を視覚化します。
ガント・チャートの対話形式のドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用するか、リソースの対応する作業オーダー工程すべての詳細を示すリソース作業手配リストで、スケジュールを簡単に調整できます。
ガント・チャートでは、次のことができます。
- リソース・グループでフィルタして、リソースの特定のサブセットに分析を絞り込む
- 「遅延の強調表示」機能を使用して、遅延作業オーダーをすばやく識別する
- 生産品目または作業オーダーでフィルタして、関心がある特定の作業オーダー工程を簡単に見つける
- 属性を強調表示して属性値の順序を色で視覚化し、スケジュールされた順序を分析する
生産スケジュールを微調整および調整し、現在の制約および顧客要件に基づいて実行する最適なスケジュールを作成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
スケジューリングの価値を高め、実装時間と総所有コストを削減するために、Oracle Production Scheduling Cloudが、Oracle Manufacturing Cloudで使用可能なライブ製造データと連携されます。
生成されたスケジュールに問題がなければ、スケジュールをOracle Manufacturing Cloudにリリースできます。このスケジュール・リリースによって、スケジュールを実行するための製造手配リストを含め、関連する作業オーダー・アクティビティのタイミングおよび詳細が自動的に更新されます。
製造スケジューリングと実行を同期して、資産の稼働率とスループット量を向上させながら、顧客の需要を満たします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
多くの製造環境では、順序依存の変更が必要です。Oracle Cloud Production Schedulingを使用して、変更を最小限に抑えながら、定時オーダーとリソース稼働率を改善します。
属性に基づく変更を考慮および管理できます。Production Schedulingでは、製造作業定義工程や品目のユーザー定義属性の値など、属性値を表示できます。
属性に基づいて作業オーダーをグループ化するスケジュールを作成して、変更の遅延を最小限に抑え、生産スケジュールの効率を最大化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- 「属性ベースの変更を使用したスケジュール」機能を使用するには、スケジューリング組織内のワーク・センター・リソースについて属性ベースの変更ルールを定義する必要があります。RESTサービスを使用して変更ルールを定義できます。
- ユーザー定義属性および属性値は、「設定および保守」作業領域内で、作業定義工程の付加フレックスフィールドと、品目区分属性グループを介した品目の拡張可能フレックスフィールドを使用して定義します。属性値は、「サプライ・チェーン実行」作業領域の「作業定義の管理」タスク(「作業定義の管理」→「工程の編集」)および「製品管理」作業領域の「品目の管理」タスク(「製品情報管理」→「品目の管理」)を使用して、作業定義工程または品目に割り当てます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
複数ステージ工順および複雑な相互依存性がある作業オーダーが、人員、リソースまたは資材の生産能力が有限である製造施設で処理される場合、生成されるスケジュールは有限生産能力スケジュールと呼ばれます。
選択した時間範囲にわたって、製造施設の有限生産能力スケジュールを自動的に生成できます。このソリューションでは、リソースの作業オーダーのロード中に資材有効数量制限、リソース・カレンダおよび外注加工工程を考慮しながら、顧客オーダーが必要な時期に基づいて生産アクティビティがスケジュールされます。
オーダー期日を満たしながら、変更を最小限に抑えると同時に、リソースおよび労務稼働率を最適化してビジネス・パフォーマンスを最大化する最適なスケジュールを作成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
有限生産能力スケジューリングにおけるベスト・プラクティスは、主要なボトルネック・リソースに焦点を当て、それらのリソースによってスケジュールを決定することです。これにより、すべてのワーク・センター・リソースがデフォルトで緩和として扱われます。つまり、カレンダおよび生産能力制約は強制されず、個々のリソース制約を手動でアクティブ化する必要があります。そのためには、「生産スケジューリング」作業領域で、「スケジューリング組織の管理」→「処理」→「リソース・パラメータ」をクリックします。「リソース・パラメータ」UIで、リソースを追加し、それぞれのリソースについて目的の制約モードを選択します。
ワーク・センター・リソースは、次の3つの制約モードのいずれかに設定できます。
- 制約付き: 生産能力制約と可用性制約の両方が考慮されます。
- 生産能力についてのみ緩和: 生産能力制約には違反してもかまいません。つまり、工程が重複して、使用可能生産能力を超えてもかまいません。ただし、カレンダのダウンタイムは考慮されます。
- 緩和: 生産能力制約に違反してもかまいません。また、可用性制約に違反して、ダウンタイム・イベントの上に作業オーダー工程をスケジュールすることもできます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
RESTサービス「生産スケジューリング品目区分属性グループ」、「生産スケジューリング製造属性グループ」および「生産スケジューリング組織」を使用して、指定した生産スケジュールを追加、変更または削除します。RESTサービスを使用して、品目パラメータ、リソース・グループ、リソース・カレンダ、スケジューリング属性および変更ルールに関する更新された製造現場マスター・スケジューリング情報を取得することもできます。
これらのRESTサービスを使用して、他のアプリケーションや外部システムからOracle Cloud Production Schedulingに生産スケジュールおよび最新のマスター・スケジューリング情報をインポートします。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
これらのRESTサービスは、オプト・インを必要とする「生産スケジューリング」機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「生産スケジューリング」機能をオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
組織のすべての生産スケジュールに共通する組織固有のデータは、「生産スケジューリング組織」RESTサービスに含まれます。「生産スケジューリング組織」REST内では、属性と属性値、属性ベースの変更ルール、リソース・パラメータなど、様々な子オブジェクトにアクセスできます。また、組織の追加、削除、リフレッシュなど、スケジューリング組織に関連するすべてのタスクを実行することもできます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
RESTサービス「生産スケジューリング・プラン」を使用して、指定した生産スケジュールをOracle Cloud Production Scheduling内で起動します。可用性や超過勤務の追加ついてリソース・カレンダを変更したり、作業オーダー工程の開始時間を変更したり、プライマリ・リソースが過負荷になったときに作業オーダー工程を代替リソースにオフロードできます。このRESTサービスでは、実行のためのOracle Cloud Manufacturingへの生産スケジュールのリリースも自動化されます。
このRESTサービスを使用して、指定した生産スケジュールを起動し、現在の製造現場の状況を反映するようにスケジューリング・パラメータおよび制約を適切に変更した後、公開します。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
このRESTサービスは、オプト・インを必要とする「生産スケジューリング」機能をサポートするために提供されています。ここで説明したREST操作を正常に実行するには、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「生産スケジューリング」機能をオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
生産スケジュールに関連するタスクはすべて、「生産スケジューリング・プラン」RESTサービスという1つのRESTサービスに含まれます。このRESTサービスを使用すると、カレンダ・イベント、変更ルール、需要、品目など、多数の子オブジェクトにアクセスできます。また、スケジュールの作成、削除、リフレッシュ、解決、リリースなど、スケジュールに関連するすべてのタスクを実行することもできます。
主なリソース
- Architecture and Technical Considerationsの準備トレーニングの視聴
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング・プロファイル・オプションの編集(MSC_EDIT_PLANNING_PROFILE_OPTIONS_PRIV)
- 生産スケジュールの編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- サービスによる製造工場設定データの取得(WIS_GET_MFG_PLANT_SETUP_SERVICE_PRIV)
- 作業オーダーのインポート(WIP_IMPORT_WORK_ORDERS_PRIV)
- プランニング参照データのロード(MSC_LOAD_PLANNING_REFERENCE_DATA_PRIV)
- 品目カタログの管理(EGP_MANAGE_ITEM_CATALOG_PRIV)
- 生産スケジュール組織のリフレッシュ(MSC_REFRESH_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
- 生産スケジュールのリリース(MSC_RELEASE_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュールの実行(MSC_RUN_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- Webサービスによる在庫組織値リストの表示(RCS_VIEW_INV_ORG_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
- 生産スケジュールの表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULE_PRIV)
- 生産スケジュール組織の表示(MSC_VIEW_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
場合によっては、プランニング・データが、数千の行と数百の列を含む非常に大きなデータ・セットになることがあります。フィルタ基準を適用することで、このデータの一部のみを抽出できます。既存のREST API「プランニング表データ」が拡張されてフィルタ基準を指定できるようになり、抽出されたデータの追加データ操作を行う必要がなくなりました。
フィルタを使用して、単一の製品カテゴリなどの小さい組合せセットや特定の期間についてプランニング表内の必要なデータ・セットのみを抽出または更新することで、外部アプリケーションをSupply Chain Planning Cloudアプリケーションとシームレスに統合できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
特定の組合せに限定された表データのサブセットを抽出または更新する機能を有効にするには、フィルタと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。フィルタには、プランニング表データ・セットの一部であるレベルとその値の非定型リストを指定できます。これらのレベルをピボット表で明示的なフィルタとして指定する必要はありません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
グレゴリオ暦または会計カレンダを使用した四半期レベルでの計画
長期集計プランニングをより効果的にサポートするために、この機能では、グレゴリオおよび会計月を超えてタイム・バケットを拡張できます。
デモを見る
この更新では、より長い時間範囲について長期の戦略的セールス・アンド・オペレーションズ・プランを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
戦略的プランニング範囲にあわせてグレゴリオ暦を拡張することが必要になる場合があります。「スケジュール済プロセス」ページで、「新規プロセスのスケジュール」、「グレゴリオ暦の作成」ジョブの順に選択します。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・オプションの編集(MSC_EDIT_PLAN_OPTIONS_PRIV)
- プラン・オプションの表示(MSC_VIEW_PLAN_OPTIONS_PRIV)
メジャー間でのデータのコピーは、プランニング・プロセスで頻繁に行われるタスクです。様々な状況で、同じプラン内で1つのメジャーから別のメジャーにデータのセット全体をコピーすることが必要になる場合があります。たとえば、機能上の理由からのみでなく、表やグラフの再計算および表示にかかる時間を短縮するために、計算済メジャーをストアド・メジャーにコピーすることがあります。この更新では、メジャーまたはメジャーのセットをプラン間でコピーする既存の機能が拡張されて、同じプラン内でのコピーがサポートされるようになりました。
柔軟性がさらに向上し、機能上のニーズを満たすためにメジャーをコピーすることも、UIのパフォーマンスを向上させるために計算済メジャーをストアド・メジャーにコピーすることもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「その他のプランからのメジャーのロード」オプションを使用して同じプラン内でコピーする場合:
- ソース・メジャーとターゲット・メジャーを同じメジャーにすることはできません。
- ターゲット・メジャーの要件:
- ストアド・メジャーである必要があります
- 計算済メジャーにすることはできません
- 編集可能なメジャーにすることができます
- ソース・メジャーが共有メジャーである場合は、ターゲット・メジャーも共有メジャーにすることをお薦めします。
- コピーに履歴メジャー値を含める場合は、ターゲット・メジャーについて選択するメジャーの少なくとも1つが共有メジャーである必要があります。
- すべてのターゲット・メジャーがプラン固有であり、共有メジャーでない場合は、予測タイム・バケットのみがコピーされます。
パフォーマンスを向上させるために計算済メジャーからストアド・メジャーにコピーする場合:
- 結果の値が頻繁に変更されない計算済メジャーを選択します。
- 「1年前の出荷履歴」メジャーなど、収集された履歴データを使用するメジャーを選択することをお薦めします。
- 新しい予測が生成されたり、プランナが手動上書きを行ったときに変更される「最終出荷予測」メジャーなど、頻繁に変更される値を使用するメジャーを選択することはお薦めしません。
- 計算された値を格納する新しいメジャーを構成します。
- 元の計算済メジャーを複製して、式を削除し、ディメンション選択と共有メジャー設定は同じままにして、ストアド・メジャーを作成することをお薦めします。
- 既存の表およびグラフを変更して、計算済メジャーのかわりに新しいストアド・メジャーを使用するようにします。
- 計算済メジャーを参照する既存のメジャー式を変更して、かわりに新しいストアド・メジャーを参照するようにします。
- 計算済メジャーを集計解除基準として使用する既存のメジャーを変更して、かわりに新しいストアド・メジャーを使用するようにします。
- 「その他のプランからのメジャーのロード」スケジュール済プロセスをスケジュールして、計算済メジャーからストアド・メジャーにコピーします。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているCopy Measure Data Within a Planの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるDemand Managementの使用ガイドまたはSales and Operations Planningの使用ガイドの「プランニング・メジャー」の章の「他のプランからのメジャーのロード」のトピック。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「その他のプランからのメジャーのロード」タスクにアクセスするための、他のプランからのメジャー・データのロード(MSC_LOAD_MEASURES_FROM_OTHER_PLANS_PRIV)
- 「スケジュール済プロセス」作業領域の「メジャーのロード・プロセスの編成」ジョブにアクセスするための、スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
プラン内のメジャーの数がかなり多い場合は、表およびグラフの構成時に必要なメジャーを効率的に検索することが不可欠です。以前から検索することはできましたが、すべてのメジャーが引き続き表示され、検索条件を満たすメジャーが強調表示されていました。この更新では、検索条件を満たすメジャーのみがリストされます。
検索条件を使用して、メジャーをメジャー・グループとして表示する「ツリー」ビューと、「リスト」ビューの両方にメジャーのサブセットのみを表示できます。
検索条件を使用すると、メジャーの選択プロセスが容易になり、表およびグラフをより効率的に構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 単語の一部、単語全体または数値に基づいて検索できます。
- 大文字と小文字の違いは無視されます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているDisplay Only Measure meeting the Find Condition When Configuring Tables and Graphsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
グラフのトレンドなど、プランニング・データを分析する際には、使用可能な様々なフィルタ選択を切り替えてグラフを表示すると便利です。たとえば、プランの分析時に製品カテゴリについてフィルタし、1つの製品カテゴリの分析が完了したら、別の製品カテゴリを選択します。グラフを構成して、グラフに表示されるフィルタ基準を指定できるようになりました。グラフが表示されたら、グラフの上にあるフィルタ・バーの値のセットから目的のレベル値を選択できます。
グラフのフィルタ基準を構成し、より効率的にグラフをフィルタしてプランニングの生産性を向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「レイアウト」タブで使用可能な階層は、「階層」タブで選択したものです。
- 「階層」タブで選択した階層とレベルは、「X軸」、「Y軸」および「フィルタ」オプションで選択できます。
- 「フィルタ」パネルで選択した項目は、グラフを表示したときにその上にフィルタとして表示されます。
- 階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層の1つ以上のレベルをフィルタとして選択できます。
- ただし、階層がX軸またはY軸についても選択されている場合、その階層のすべてのレベルをフィルタとして選択することはできません。
- グラフのフィルタは表のフィルタと似ていますが、グラフにドラッグすることはできません。
- グラフの上にあるフィルタのレベルをX軸またはY軸にドラッグ・アンド・ドロップすることはできません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているFilter Selections in Individual Graphsの準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
Oracle Cloud Supply Chain Planningでは、プランのデータをOracle Universal Content Managerのファイルに公開できます。この機能は以前から使用可能でしたが、この更新で拡張されて、一意のファイル名を生成するオプションが提供されるようになりました。
一意の名前を持つファイルを生成して、統合に関連する技術プロセスを拡張し、他のシステムとの統合のために処理されるファイルが目的のファイルであることを確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているPublish Plan Data to a File with a Unique Nameの準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プラン・データの公開(MSC_PUBLISH_PLAN_DATA_PRIV)
この更新では、特定のタスクをホーム・ページのクイック処理としてすぐに使用できるので、処理を実行するために最初に「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域にナビゲートする必要はありません。
以前は「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のタスク・パネル・ドロワーを使用してのみアクセス可能だったいくつかのタスクが、ホーム・ページからも使用できるようになりました。ホーム・ページで「詳細表示」リンクを選択すると、アクセス権がある使用可能なクイック処理をすべて表示できます。さらに、作業領域固有の新しいプリファレンスがあり、これらを使用すると、最初に作業領域を起動しなくてもデフォルトのページ・レイアウトを変更できます。これらのプリファレンスは、ロードに過度に時間がかかる、コンテンツが重いデフォルトのページ・レイアウトを作成した場合に役立ちます。このような場合は、すばやく開く別のページ・レイアウトにデフォルト・ページを変更した後、コンテンツが重いページ・レイアウトを編集してパフォーマンスを向上させることができます。
ホーム・ページで使用できるようになったクイック処理を使用して、特定のタスクにより簡単にアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- クイック処理は、タスクに対する適用可能な権限がある場合にのみ表示されます。たとえば、プランニング・ソーシングの管理権限がある場合、作業領域のタスク・パネル・ドロワー(以前から使用可能だったもの)にも、サプライ・チェーン・プランニングまたはオーダー管理(グローバル・オーダー納期回答の場合)のホーム・ページのクイック処理としても「ソース・ルールの管理」タスクが表示されます。
- サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページから開始されたタスクを完了すると、サプライ・チェーン・プランニングのホーム・ページに戻ります。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているAccess Tasks as Quick Actions on a Home Pageの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給ネットワーク・モデルの表示(MSC_VIEW_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- 供給ネットワーク・モデルの編集(MSC_EDIT_SUPPLY_NETWORK_MODEL_PRIV)
- プランニング・ソーシング割当の管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_ASSIGNEMENT_PRIV)
- プランニング・ソーシング・ルールの表示(MSP_VIEW_PLANNING_SOURCING_RULE_PRIV)
- プランニング・ソーシングの管理(MSP_MANAGE_PLANNING_SOURCING_PRIV)
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
- プランニング分析構成の表示(MSC_VIEW_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- プランニング分析構成の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ANALYTICS_CONFIGURATION_PRIV)
- メジャー定義の表示(MSC_VIEW_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- メジャー定義の保守(MSC_MAINTAIN_MEASURE_DEFINITION_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「プラン入力」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_PLAN_INPUTS_WORK_AREA_PRIV)
RESTサービスを使用した需要および供給の収集データの抽出およびシミュレーション変更の管理
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、「プラン入力」リソースまたは「シミュレーション・セット」リソースの下の子RESTリソース「プランニング供給」または「プランニング需要」を使用して、収集済またはシミュレーション・セット内の供給または需要のデータを取得できます。さらに、POST、PATCHおよびDELETE REST操作を使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで供給または需要を追加、変更または削除できます。
この「プランニング供給」または「プランニング需要」RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- 「プランニング供給」および「プランニング需要」のPOST処理では、「供給および需要」UIの「オーダーの作成」ダイアログと同等の機能が提供されます。シミュレーション・セットにおいて「オーダーの作成」ダイアログで指定できるオーダー・タイプおよび属性のみをPOSTペイロードに含めることができます。
- 「プランニング供給」および「プランニング需要」のPATCH処理では、シミュレーション・セットで加えることができる変更と同等の機能が提供されます。「供給および需要」UIを使用して属性を編集できない場合、RESTサービスを使用してその属性を編集することはできません。
主なリソース
- Extract Collected Data and Manage Simulation Changes for Supplies and Demands Using REST Servicesの準備トレーニングの視聴
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング需要および供給の表示(MSC_VIEW_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
- プランニング需要および供給の編集(MSC_EDIT_PLANNING_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「品目」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストで品目を追加、変更または削除できます。
この品目RESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- 新しい品目をシミュレーション・セットにPOSTするには、InventoryItemIDおよびOrganizationIDを指定するか、ItemNameおよびOrganizationを指定します。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているManage Simulation Changes for Items Using REST Servicesの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング品目の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ITEMS_PRIV)
RESTサービスを使用したリソースのシミュレーション・セット変更の管理
Oracle Supply Chain Planning Cloudアプリケーションは、使用する他のエンタープライズ・アプリケーションと共存する必要があります。ファイルベースのデータ・インポート(FBDI)やREST APIなどのテクノロジを使用して、他のアプリケーションとの統合を可能にできます。この更新では、REST APIリソース「シミュレーション・セット」の下の子リソース「リソース」を使用し、REST操作POST、PATCHまたはDELETEを使用して、シミュレーション・セットのコンテキストでリソースを追加、変更または削除できます。
このリソースRESTサービスを使用すると、統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- POST処理を使用してリソースをシミュレーション・セットに追加する前に、リソースがプラン入力に存在する必要があります。
- このRESTサービスでは、シミュレーション・セットでの新しいリソースの作成はサポートされていません。新しいリソースを作成するには、「リソース」UIを使用する必要があります。
- POSTまたはPATCH処理を使用して編集できるのは、UIで編集できる属性のみです。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているManage Simulation Changes for Resources Using REST Servicesの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング・リソースの編集(MSC_EDIT_PLANNING_RESOURCES_PRIV)
プラン内の大量のデータを更新することが必要になる場合があります。バックグラウンドのスケジュール済プロセスを使用して、プロセスの実行中にプランの使用を継続しながら、プラン内のメジャーを更新できるようになりました。「プランニング表データ」REST APIが拡張されて、データを同期的に更新するかわりにバックグラウンド・プロセスを起動する新しい更新モードがサポートされるようになりました。
この新しい非同期アプローチでは、データ更新がバックグラウンドで行われている間にアプリケーションで他のタスクを実行できるため、生産性が向上します。これにより、自動化された方法で集計レベルでも多数のセルを簡単に更新できるため、アプリケーションの統合が簡略化されます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
バッチ・モードを有効にするには、更新モードと呼ばれる、「プランニング表データ」RESTサービスの新しい属性を使用します。バッチ・モードでは、POST操作によって、「プランニング表データの更新」と呼ばれるバックグラウンドのスケジュール済プロセスが起動され、ESSジョブIDを含む応答が返されます。その後、このESSジョブIDに基づいて更新の進捗を追跡できます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているEnhancements to Planning Table Data REST Serviceの準備トレーニング。
- Oracle Help CenterにあるOracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのサプライ・チェーン・プランニングの項。
ロール情報
この拡張にアクセスするために必要な新しいセキュリティ権限はありません。現在、「プランニング表データ」REST APIへのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。
通常、データ収集やプラン実行などのプランニング・プロセスは順番に発生するため、順番に実行されるようにこれらのプロセスを自動化することをお薦めします。Oracle Cloudでは、順番に実行されるスケジュール済プロセスのコレクションであるジョブ・セットを構成できます。この更新では、サプライ・チェーン・プランニングの複数のスケジュール済プロセスを含むジョブ・セットを構成できます。
「設定および保守」作業領域の「財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理」タスクを使用して、プランニング・プロセスをスケジュールするためのジョブ・セットを作成します。ジョブ・セット内のプランニング・プロセスについて順序付きステップをシリアルまたはパラレルとして追加します。
スケジュール済プロセス
ジョブ・セットを使用して、プランニングの技術プロセスの自動化を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「プランのバッチ実行」、「プランのコピー」および「プランのリリース」ジョブのプラン・タイプとプランについて選択できる内容は、付与されているジョブ・ロールや権限によって異なります。
- 「スケジュール済プロセス」ページから収集ジョブ・セットを送信する場合、収集テンプレートは必須パラメータです。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、個々のプランニング・プロセスについてスケジュールおよび通知オプションを構成できます。
- 「プロセスのスケジュール」作業領域の「スケジュール済プロセス」ページで、複数のプランニング・プロセスを含むジョブ・セットについてスケジュールおよび通知オプションを構成することもできます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されているSequence Planning Processes Using Job Setsの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
この更新におけるセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングに関するその他の変更
この項では、Oracle Sales and Operations Planningの動作が変わる可能性がある、この更新におけるその他の変更について詳しく説明します。
表内のメジャー順序の保持
この更新より前は、セレクタ・ツールの「メジャー」タブにある並替えボタンが使用できましたが、表内でメジャーが予期しない並びになる場合がありました。この予期しない順序変更が発生するのを防ぐために、「メジャー」タブから順序変更ボタンが削除されました。この更新では、セレクタ・ツールの「レイアウト」タブの「表示」メニューまたはメイン表ツールバーから「メジャーの管理」または「メジャーの順序変更」処理を使用して、メジャーの順序を変更する必要があります。メジャー順序に対する変更はレイアウトの一部であり、永続的にするには保存する必要があります。
バグ参照: 30469888