6.8 -e

Collectorにカスタマイズした方法で特定のフォーマット・エラーにレスポンスするように指示します。たいていの場合はデフォルト値で問題ありません。複数のエラー・タイプを指定するときは、-eを複数回使用します。次に例を示します。

-e OLD CONTINUE -e NEW DISCARD.

構文

-e type action
e

小文字である必要があります。

type

レスポンスを生成するエラーのタイプとして、次のいずれかを指定できます。

NEW

想定よりも多くのデータ(現在の定義よりも多くの列)を含むレコードを確認します。Collectorプロセスは、更新されたソース表が必要になることがあります(つまりDEFGENをもう一度実行する必要があります)。デフォルトのアクションはABENDです。

OLD

想定より少ないデータを含むレコードを確認します。これは、通常はレコードに含まれる列が表の現在の定義よりも少ない状況で、正常な状態と考えられます。デフォルトのアクションはCONTINUEです。

OUTOFSYNC

提供されている定義に従って変換できないレコードを確認します。デフォルトのアクションはABENDです。

action

エラーに対するレスポンスとして、次のいずれかを指定できます。

ABEND

レコードを破棄し、Extractプロセスに即座に終了するよう指示します。

CONTINUE

検出された変換エラーにかかわらず、(可能な場合)レコードを処理します。

DISCARD

(破棄ファイルが–xで指定されている場合)、レコードを破棄ファイルに出力します。Collectorは、エラー・ファイルに最初に破棄されたレコードの警告を送信し、レコードの処理を継続します。