8.5 extract
extractでは、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンドラインからExtractプログラムを実行します。extractコマンドは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。
Windows、UNIXおよびLinuxの構文
extract paramfileparameter_file[atcsnCSN| aftercsnCSN] [initialdataload] [pauseatend | nopauseatend] [processidPID][reportfilereport_file]
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extract -
このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。
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paramfileparameter_file -
必須です。実行するExtractプログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。デフォルトの場所は、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリの
dirprmサブディレクトリです。 -
atcsnCSN| aftercsnCSN -
指定したコミット順序番号(CSN)またはその後からプロセスを開始します。
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initialdataload -
ターゲットへの初期ロードをサポートするためにExtractを実行してすべてのデータ・レコードをソース・データベースから直接抽出します。
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pauseatend | nopauseatend -
(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。
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processidPID -
プロセスの名前。この名前は、パラメータ・ファイル内の
EXTRACTパラメータに指定された名前と一致している必要があります。英数字の1語を使用してください。IBM iで使用する場合、この名前(最初の10文字まで)がIBM iジョブ・リスト内のジョブ名として使用されます。 -
reportfilereport_file -
指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。
reportfileオプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。デフォルトは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリのdirrptサブディレクトリです。
親トピック: Oracle GoldenGateのネイティブ・コマンド