2.72 GETTRUNCATES | IGNORETRUNCATES
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
パラメータでは、Oracle GoldenGateが表切捨て操作を処理するかどうかを制御します。デフォルトでは、切捨て操作はソースでの取得やターゲットへのレプリケーションが行われません。
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、表に固有です。一方のパラメータは、もう一方のパラメータが見つかるまで、それ以降のすべてのTABLE
またはMAP
文に有効です。
調整Replicat構成では、切捨ては、バリア・トランザクションを行うスレッドによって常に処理されます。
サポートされるデータベース
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GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、Teradataではサポートされていません。 -
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、Oracle Database、MySQL、DB2 LUWおよびDB2 for iのExtractによってサポートされています。 -
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、DB2 for iのExtractおよびReplicatによってサポートされています。 -
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、Oracle Database、SQL Server、DB2 LUW、DB2 z/OS、MySQL、およびTRUNCATE
コマンドをサポートする他のODBCターゲットのReplicatによってサポートされています。 -
GETTRUNCATES
およびIGNORETRUNCATES
は、SybaseのExtractでサポートされます。ただし、2つのスキーマのインクルード・リストに同じ表名が存在すると、「複数のスキーマで同じ表名が見つかりました。切捨て操作を処理する表名を解決できませんでした」というエラーが発生します。 -
Sybase AES 16は、Oracle GoldenGate 12.2.0.2.0以降でサポートされます。
ノート:
DB2 z/OSデータベースからキャプチャ中に、TRUNCATE
を無視できません。デフォルトでは、TRUNCATE
はDB2 z/OSソースから常に取得されますが、Replicatパラメータ・ファイルでIGNORETRUNCATES
が使用されている場合、ReplicatはTRUNCATEを無視できます。
DB2 LUWの制約事項
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DB2 LUWでは
TRUNCATE
コマンドがサポートされていないため、ReplicatはNULL
(空白)ファイルからIMPORT REPLACE
を実行することによって、切捨て操作をレプリケートします。
Oracleの制約事項
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Oracle GoldenGateでは、Oracle
TRUNCATE TABLE
コマンドはサポートされていますが、TRUNCATE PARTITION
はサポートされていません。完全なOracle GoldenGate DDLレプリケーション・サポートの一部として、TRUNCATE PARTITION
をレプリケートできます。 -
データベースは空の表の切捨て操作のログを取らないため、これらの操作はOracle GoldenGateに取得されません。この目的には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。
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データベースは空のパーティションに対する切捨て操作のログを取らないため、表に空のパーティションが含まれている場合、Oracle GoldenGateは
TRUNCATE TABLE
を確実に処理できません。GETTRUNCATES
は、パーティション化された表で使用しないでください。空のパーティションを含む可能性がある表に対する切捨て操作の取得には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。
デフォルト
IGNORETRUNCATES
構文
GETTRUNCATES | IGNORETRUNCATES
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ