2.80 HAVEUDTWITHNCHAR
適用対象
Replicat (Oracleのみ)
説明
HAVEUDTWITHNCHARパラメータは、ソース・データにNCHAR、NVARCHAR2またはNCLOB属性のユーザー定義型が含まれるときに使用します。このデータがトレイルで検出されると、HAVEUDTWITHNCHARによってReplicatは、ユーザー定義データ型にこれらの属性の1つが含まれる場合に必要となるAL32UTF8でOracleターゲットに接続します。
ターゲットの文字セットがAL32UTF8の場合、HAVEUDTWITHNCHARは必要ありません。ただし、これが必要になるのは、ターゲットでNLS_LANGがAL32UTF8に設定されている場合のみです。デフォルトのReplicatは、NLS_LANGを無視し、データベースのネイティブ文字セットでOracleデータベースに接続します。ReplicatはOracle Call InterfaceのOCIStringオブジェクトを使用していますが、これはNCHAR、NVARCHAR2またはNCLOB属性をサポートしないため、ReplicatがそれらをCHARとしてバインドする必要があります。このような状況では、AL32UTF8のターゲットに接続することでデータの損失を防ぎます。
HAVEUDTWITHNCHARは、パラメータ・ファイルでUSERIDまたはUSERIDALIASパラメータの前に指定する必要があります。
デフォルト
なし
構文
HAVEUDTWITHNCHAR
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ