2.96 MAPALLCOLUMNS| NOMAPALLCOLUMNS

適用対象

スタンドアロンReplicatパラメータまたはMAPのオプションとして有効です。

説明

ExtractまたはReplicatは、MAPALLCOLUMNSパラメータが指定されたときに、すべてのソース列が列マッピング機能なしでターゲットに直接マップされているかどうかをチェックします。ソース列がマップされていない場合は、ExtractとReplicatが異常終了します。

MAPALLCOLUMNSおよびNOMAPALLCOLUMNSは、異なる2つの方法で使用できます。グローバル・レベルで指定されている場合、一方のパラメータは、もう一方のパラメータが指定されるまで、それ以降のすべてのMAP文に有効です。MAP文内で使用する場合は、グローバル指定よりも優先されます

デフォルト

NOMAPALLCOLUMNS

構文

MAPALLCOLUMNS | NOMAPALLCOLUMNS 

例1   

次の例では、一部のMAP文に対してのみMAPINVISIBLECOLUMNSを有効にし、それ以外に対しては無効にします。

MAPALLCOLUMNS
MAP hr.emp, TARGET hr.emp2;
NOMAPALLCOLUMNS
MAP hr.dep, TARGET hr.dep2;
例2   

次に、MAPINVISIBLECOLUMNSのグローバルおよびMAPレベルを組み合せた使用例を示します。指定された表では、MAPレベルの指定がグローバル指定よりも優先されます。

 
NOMAPALLCOLUMNS 
MAP hr.dep, TARGET hr.dep2;
MAP hr.emp, TARGET hr.emp2, MAPALLCOLUMNS ;
例3   ソースcol2がマップされていないためオプションを使用すると異常終了します
ソースにcol1およびcol2を指定します。Targetcol1を指定します
例4   col2がマップされていないためオプションを使用すると異常終了します
ソースとターゲットの両方に、col1およびcol2 MAP source, TARGET target, COLMAP( col1 = col1, col2 = 'abc' )を指定します
例5   col2がディレクトリにマップされていないためオプションを使用すると異常終了します
ソースとターゲットにcol1およびcol2を指定します。MAP source, TARGET target, COLMAP( col1 = col1, col2 = @STRCAT(col2, ' '))