2.112 OBEY

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

OBEYパラメータでは、現在のパラメータ・ファイル以外のファイルからパラメータ設定を取得します。

OBEYを使用するには、取得するパラメータを含むパラメータ・ファイルを作成して保存します。これはOBEYファイルと呼ばれます。よく使用される様々なパラメータ設定を含むOBEYファイルのライブラリを作成できます。その後、アクティブなパラメータ・ファイルのOBEYパラメータを使用して、OBEYファイル内のパラメータを呼び出します。

Oracle GoldenGateは、アクティブなパラメータ・ファイルでOBEYパラメータを検出すると、OBEYファイルのパラメータを処理してから、アクティブなパラメータ・ファイルに戻って残りのパラメータを処理します。

OBEY文は、他のOBEY文内にネストできません。

頻繁に使用するパラメータを呼び出すために、OBEYのかわりに、またはOBEYに加えて、Oracle GoldenGateマクロを使用できます。マクロの使用方法の詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。

デフォルト

なし

構文

OBEY file
file

パラメータまたはコマンドの取得元ファイルの相対名または完全修飾名。

OBEY /home/ogg/myparams