7.18 PURGEDDLHISTORY | PURGEDDLHISTORYALT
適用対象
Manager
説明
PURGEDDLHISTORYおよびPURGEDDLHISTORYALTパラメータでは、DDL取得をサポートするDDL履歴表のサイズを制御します。これらの表はOracleデータベースに作成され、トリガーベースのDDL取得をサポートします。
これらのパラメータを指定すると、Managerが必要なくなった行をパージします。行を保持する最小時間および最大時間は、最終更新日に基づいて指定できます。最大時間および最小時間両方のルールを指定する必要があります。両方の指定がなければ、Managerが行をいつ削除するかの完全な基準がありません。たとえば、MINKEEPHOURS 3をMAXKEEPHOURS 5とともに使用した場合、過去3時間変更されなかった行を保持し、少なくとも5時間変更されなかったときに削除するよう指定できます。
これらのパラメータでは、USERIDまたはUSERIDALIASパラメータでログオンを指定する必要があります。
警告:
履歴表をパージするときは注意が必要です。これらはDDL同期プロセスの整合性にとって重要です。早期のパージはOracle GoldenGateではリカバリできません。DDLデータの損失の可能性をなくすために、定期的にOracle GoldenGate DDLスキーマのバックアップを取るようにしてください。
デフォルト
1時間ごとにパージ
構文
PURGEDDLHISTORY | PURGEDDLHISTORYALT
{, max_rule}
[, min_rule]
[, frequency]-
PURGEDDLHISTORY -
DDL履歴表をパージします。この表はDDL操作を追跡するものです。パージする履歴表の名前を決定するために、Oracle GoldenGateは、まず
GLOBALSファイルのDDLTABLEパラメータに指定された名前を探します。このパラメータが存在しない場合、Oracle GoldenGateはデフォルト名GGS_DDL_HISTを使用します。 -
PURGEDDLHISTORYALT -
内部DDL履歴表をパージします。この表は、表のオブジェクトIDに関連付けられているパーティション化されたオブジェクトIDを追跡します。パージする内部履歴表の名前を決定するために、Oracle GoldenGateは、まず
GLOBALSファイルのDDLTABLEパラメータに指定された名前を探して_ALTを付けます。このパラメータが存在しない場合、Oracle GoldenGateはデフォルト名GGS_DDL_HIST_ALTを使用します。 -
max_rule -
必須です。次のいずれかを使用して行を保持する最大時間を設定します。
-
min_rule -
次のいずれかを使用して行を保持する最小時間を設定します。
-
frequency -
DDL履歴をパージする間隔を設定します。Managerが潜在的なメンテナンス・タスクについて評価するデフォルトの間隔は10分です。
CHECKMINUTESパラメータによって指定されます。Managerは、この間隔でPURGEDDLHISTORYまたはPURGEDDLHISTORYALTの間隔を評価し、指定のfrequencyでパージを実行します。frequencyには、次のいずれかを指定できます。-
FREQUENCYMINUTESn -
DDL履歴をパージする間隔(分)を設定します。デフォルトのパージ間隔は60分です。最小値は1、最大値は360です。
-
FREQUENCYHOURSn -
DDL履歴をパージする間隔(時間)を設定します。
Managerのメンテナンス・チェックの間隔を制御する方法の詳細は、CHECKMINUTESを参照してください。最小値は1、最大値は24です。
-
例
次の例では、過去3日間変更されなかったすべての行を保持し、少なくとも5日間変更されなかったときに削除します。パージ間隔は30分です。
PURGEDDLHISTORY MINKEEPDAYS 3, MAXKEEPDAYS 5, FREQUENCYMINUTES 30
親トピック: Managerパラメータ