8.10 replicat
replicat
では、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンドラインからReplicatプログラムを実行します。replicat
コマンドは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。
Windows、UNIXおよびLinuxの構文
replicat paramfileparameter_file
[{atcsnCSN
| aftercsnCSN
} [threads(thread_list)]] [filterduptransactions] [initialdataload] [pauseatend | nopauseatend] [processidPID
][reportfile
report_file
] [skiptransaction [threads(thread_list)]]
-
replicat
-
このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。
-
paramfile
parameter_file
-
実行するReplicatプログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。デフォルトの場所は、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリの
dirprm
サブディレクトリです。 -
atcsn
CSN
| aftercsn
CSN
[threads(
thread_list
)]
-
指定したコミット順序番号(CSN)またはその後からプロセスを開始します。F.
-
filterduptransactions
-
Replicatに、すでに処理されたトランザクションを無視させます。
-
initialdataload
-
Replicatを実行してすべてのデータを初期ロードとして適用し、ターゲットに移入します。
-
pauseatend | nopauseatend
-
(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。
-
processid
PID
-
プロセスの名前。この名前は、パラメータ・ファイル内の
REPLICAT
パラメータに指定された名前と一致している必要があります。英数字の1語を使用してください。IBM iで使用する場合、この名前(最初の10文字まで)がIBM iジョブ・リスト内のジョブ名として使用されます。 -
reportfile
report_file
-
指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。
reportfile
オプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。デフォルトは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリのdirrpt
サブディレクトリです。 -
skiptransaction [threads(
thread_list
)]
-
プロセスで、トレイル内の起動時の位置以降の1番目のトランザクションがスキップされます。
親トピック: Oracle GoldenGateのネイティブ・コマンド