2.184 VAM

適用対象

Extract

説明

VAMパラメータでは、Vendor Access Module (VAM)を使用してExtractプロセスのためのデータ取得ファンクションを実行し、Extract APIにデータを送信することを指定します。このパラメータは、VAM APIへの必須入力を指定します。

デフォルト

なし

構文

VAM library, PARAMS ('param' [, 'param'] [, ...])
library

データベース・ベンダーによってWindows DLLまたはUNIX共有オブジェクトとして提供されているライブラリ名。このライブラリがOracle GoldenGateディレクトリ以外のディレクトリに存在する場合は、完全パス名を使用します。

ノート:

Teradataは、このライブラリをTeradata Access Module (TAM)と呼びます。このプログラム(ライブラリ)は、Oracle GoldenGate VAM APIと通信します。

PARAMS 'param'

Oracle GoldenGate APIに渡される、一重引用符で囲まれた任意のパラメータです。次のデータベース固有パラメータ・オプションを参照してください。

inifileini_filecallbackLib、extract.exe

Teradataでは必須のパラメータです。

  • inifileは、次のパラメータにTAM初期化ファイルが指定されることを示します。

  • ini_fileは、TAM初期化ファイル名です。このファイルがExtractプログラムのインストール先と同じディレクトリに存在する場合を除き、完全修飾パス名を指定します。

  • callbackLibは、次のパラメータにTAMとのインタフェースになるプログラムが指定されることを示します。このパラメータは、大/小文字が区別され、ここに示したとおりに正確に入力する必要があります。

  • extract.exeはExtractプログラムで、TAMにとってコールバック・プログラムです。

VAM tam.dll, PARAMS (inifile, tam.ini, callbackLib, extract.exe)
VAM PARAMS(CDCRECORDSFETCHCOUNT 5) 
VAM PARAMS(CDCRECORDSFETCHCOUNT 5 CDCSESSIONTIMEOUT 5) 
VAM PARAMS (CDCRECORDQUEUESIZE 512) 
VAM PARAMS (LOGICALLOGWARNINGTHRESHOLD 65)