パッチのインストール
パッチをインストールするには、次の手順を使用します。
-
パッチのZIPファイルの中身を格納するための場所を準備します。以後、このドキュメントでは、この場所(絶対パス)を
PATCH_TOP_DIR
と呼びます。 -
前の手順で作成した場所に、パッチZIPファイルの内容を抽出します。
次に例を示します。
$ PATCH_TOP_DIR p14309369_112101_Solaris86-64.zip
-
次のようにして、Oracle GoldenGateを停止します。
-
GGSCIを実行します。
-
コマンドを実行して、Managerを停止します。
STOP MANAGER
-
コマンドを実行して、すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。
STOP ER *
-
-
PATCH_TOP_DIR
/Patch_number
ディレクトリに移動します。$ cd PATCH_TOP_DIR/Patch_number
-
次のコマンドを実行してパッチをインストールします。
$ opatch apply
注意:
OPatchが起動されると、パッチが検証され、Oracle GoldenGateリリースの
ORACLE_HOME
にすでにインストールされているソフトウェアと競合しないことが確認されます。OPatchでは、競合は次のタイプに分けられます。-
ORACLE_HOME
にすでに適用されているパッチとの競合。この場合、パッチのインストールを停止し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。 -
適用しようとしているパッチのサブセットで、
ORACLE_HOME
にすでに適用されているパッチとの競合。この場合、ORACLE_HOME
の既存のパッチの修正がすべて新しいパッチに含まれているため、パッチのインストールを続けます。サブセットのパッチは、新しいパッチのインストール前に自動的にロールバックされます。
-
-
パッチに新しいパラメータが含まれている場合、各パラメータ・ファイルを編集します。
-
ORACLE_HOME
をOracleデータベース・ホーム・ディレクトリに設定しなおします。 -
次のようにして、Oracle GoldenGateホームからプロセスを起動します。
-
GGSCIを起動します。
-
次のコマンドを実行して、Managerを起動します。
START MANAGER
-
次のコマンドを実行して、すべてのOracle GoldenGateプロセスを起動します。
START ER *
-
GGSCIを終了します。
-
親トピック: Oracle GoldenGateのパッチのインストール