用語集
原子性、一貫性、独立性および永続性(ACID)
ACIDは、トランザクション・マネージャ(トランザクション・マネージャとも呼びます)によってすべてのトランザクションに提供される4つの基本的な属性からなります。
JOB_QUEUE_PROCESSES
この初期化パラメータは、1インスタンスで同時に実行されるDBMS_JOB
ジョブおよびOracle Scheduler(DBMS_SCHEDULER
)ジョブの最大数を指定します。Oracle SchedulerジョブやDBMS_JOB
ジョブを実行したり、それらのジョブに依存するデータベース機能を使用するには、このパラメータを1以上に設定する必要があります。
Microsoft .NET
Microsoft .NETは、Webサービスを介して、情報、人、システムおよびデバイスを相互に、あるいはインターネット上でより大きなアプリケーションに接続するために使用されるMicrosoft社のソフトウェア・テクノロジのセット。
Microsoftアプリケーション・デモ
WindowsのMicrosoft Transaction Serverに付属しているVisual C++ Sample BankパッケージのOracle Call Interface(OCI)実装。
Microsoft分散トランザクション・コーディネータ(MS DTC)
Microsoft分散トランザクション・コーディネータ(MS DTC)はMicrosoft Transaction Serverのコンポーネントで、トランザクション処理の中心となります。
mtssys
デフォルトのMicrosoft Transaction Server管理者ユーザー名。Oracle9i Databaseリリース1(9.0.1)より前のリリースでは、これはOraMTSのユーザー名でした。
ネット・サービス名
Oracle Net接続に対するOracle Netサーバー、および特定のシステム識別子(SID)またはデータベースを示すためにクライアントが使用する名前。ネット・サービス名は、ポート番号とプロトコルにマップされます。ネット・サービス名は、接続文字列、データベース別名、ホスト文字列またはサービス名とも呼ばれます。
Oracle Netサーバーのみではなく、接続先の特定のSIDまたはデータベースも示します。
Oracle Call Interface(OCI)
データベース内のデータおよびスキーマの操作を可能にするAPI。OCIプログラムは、データベース以外のアプリケーションの場合と同じ方法でコンパイルおよびリンクします。前処理やプリコンパイルを別途行う必要はありません。
Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET)
Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)は、.NET環境からOracleデータベースへのデータ・アクセスを最適化します。ODP.NETでは、接続プール、PL/SQL、LOBs、RefCursors、グローバリゼーションまたはローカライゼーション、プロキシ・ユーザー認証またはパラメータ配列バインド、名前付きパラメータ、およびOracleタイプと.NETタイプ間の安全なタイプ・マッピングをサポートします。
Oracle Fail Safe
あるクラスタ・ノードで障害が発生した場合に、そのノードで実行されているデータベースおよびアプリケーションを、稼働しているノードへ自動的に素早くフェイルオーバー(移動)します。
Oracle MTS Recovery Service
Oracle MTS Recovery Serviceは、失敗したトランザクションが開始されたコンピュータで、インダウト・トランザクションを解決します。Microsoft Transaction Server対応の各データベースに対してスケジューリングされたリカバリ・ジョブによって、Oracle MTS Recovery Serviceがインダウト・トランザクションを解決できるようになります。
Oracle Open Database Connectivity (ODBC)ドライバ
Oracle ODBCドライバは、1つのアプリケーションから多数の異なるデータ・ソースへのアクセスを可能にする標準インタフェースを提供します。アプリケーションのソース・コードをデータ・ソースごとにコンパイルしなおす必要はありません。データベース・ドライバにより、アプリケーションが特定のデータ・ソースにリンクされます。データベース・ドライバは、アプリケーションが特定のデータ・ソースにアクセスするために必要に応じて起動できるDLLです。したがって、アプリケーションはデータベース・ドライバが存在するすべてのデータ・ソースにアクセスできます。
Oracle Provider for OLE DB
アプリケーション、コンパイラおよびその他のデータベース・コンポーネントからOracleデータへの高性能な効率のよいアクセスを提供するインタフェース。
Oracle Services for Microsoft Transaction Server (OraMTS)
OracleデータベースをMicrosoft Transaction Serverに完全に統合するコンポーネント。このコンポーネントにより、Microsoft Transaction Serverを使用してCOMベースのアプリケーションを開発およびデプロイすることが可能になります。
SYSDBA
ADMIN
OPTION
およびSYSOPER
システム権限とすべてのシステム権限を持つ特別なデータベース管理ロール。SYSDBA
では、CREATE DATABASE
アクションおよび時間ベースのリカバリも許可されています。
SYSOPER
データベース管理者が、STARTUP
、SHUTDOWN
、ALTER
DATABASE
OPEN/MOUNT
、ALTER
DATABASE
BACKUP
、ARCHIVE
LOG
およびRECOVER
を実行することを許可する特別なデータベース管理ロール。RESTRICTED
SESSION
権限も含まれます。
tnsnames.ora
ネット・サービス名にマップされる接続記述子を含むファイル。すべてのクライアントまたは各クライアントで使用するために、このファイルを集中してメンテナンスすることも、ローカルでメンテナンスすることもできます。