クラシック・レポートの管理
クラシック・レポートは、SQL問合せの結果の書式を設定したものです。開発者が、レポートを作成する表を選択するか、カスタムSQL SELECT文またはSQL SELECT文を戻すPL/SQLファンクションを指定する表を選択します。開発者は、ページ・デザイナで属性(リージョン属性、レポート属性および列属性)を編集することで、クラシック・レポートがどのように動作するかを制御します。
ヒント:
クラシック・レポートは、ソートおよび単純なフィルタ処理を除いて、エンド・ユーザーがカスタマイズすることはできません。
- クラシック・レポート・リージョン属性の管理
各アプリケーション・ページには、1つ以上のリージョンが含まれます。リージョンはページ上の領域で、コンテンツのコンテナとして機能します。開発者は、リージョン属性を編集して、SQLソースの変更、リージョンのレイアウトと外観の変更、リージョン表示セレクタの定義およびリージョン条件の作成を実行します。 - クラシック・レポートの属性の管理
レポート属性により、クラシック・レポートがどのように動作するかを制御します。開発者は、レポート属性を編集して、レポートの外観の変更、レポートのページ区切りの構成、エラー・メッセージの作成、ブレーク書式の指定およびダウンロード・オプションの構成を行います。 - クラシック・レポートの列属性の管理
列属性により、開発者は、表示、機能および列の動作を制御できます。開発者は、列属性を編集して、レイアウトと外観の変更、列リンクの定義、列フィルタの作成、エクスポートおよび印刷のサポートの追加など、列の動作のほぼすべての面を変更します。
親トピック: レポートの開発