第II部 基本的な管理
基本的な管理タスクには、Fusion Middleware Control、管理コンソールおよびWLSTコマンドの使用があります。また、ワイヤリングの管理、コンポーネントの起動と停止およびポートの管理もあります。
- Oracle Fusion Middlewareの管理の概要
Oracle Fusion Middlewareをインストールする場合、実行可能ファイル、jarファイル、ライブラリなどのバイナリ・ファイルをインストールします。次に、構成ツールを使用してソフトウェアを構成します。 - 連携するコンポーネントのワイヤリング
サービス・プロバイダはサービスに関するエンドポイント情報をパブリッシュでき、また、サービスのクライアントはこれらのサービスを問い合せて、バインドできます。特定のOracle Fusion Middlewareコンポーネントをまとめてワイヤリングしたり、コンポーネントの現在のワイヤリングを変更できます。 - Oracle Fusion Middlewareの起動と停止
管理サーバー、管理対象サーバー、コンポーネントを含め、Oracle Fusion Middlewareを起動および停止できます。 - ポートの管理
Oracle WebLogic ServerまたはOracle HTTP Serverによって使用されるポート番号などの、Oracle Fusion Middlewareポート番号を確認および変更できます。