ソース・ディレクトリの読取り専用モードへの設定
ソースの11g環境からディレクトリ情報をエクスポートする前に、エクスポートの作成中に新しい情報がディレクトリに書き込まれないように、その場所のインスタンスを読取り専用に設定する必要があります。
次のステップを実行して、ソースの11g環境のノードを読取り専用として設定します:
ノート:
これらのステップは、最初のソース・ホストでのみ実行します。すべてのツール実行で、Oracle Internet Directoryツールの環境変数を設定する必要があります。「Oracle Internet Directoryツールの環境変数」を参照してください。-
次の情報を使用してLDIFファイルを作成します。
たとえば:
ro_change_mode.ldif: dn: cn=OID_INSTANCE_NAME,cn=osdldapd,cn=subconfigsubentry changetype: modify replace: orclservermode orclservermode: r dn: cn=OID_INSTANCE_NAME,cn=osdldapd,cn=subconfigsubentry changetype: modify replace: orclservermode orclservermode: r
OID_INSTANCE_NAME
は各インスタンスの名前です。ターゲットの12c環境で、Oracle Internet Directoryクラスタ内のインスタンスごとにエントリが必要です。 -
次のコマンドを実行します。
ldapmodify -D "cn=orcladmin" -q -h ON_PREM_HOST -p ON_PREM_PORT -f CHANGE_LDIF_FILE
たとえば:
ldapmodify -D "cn=orcladmin" -q -h s_ldaphost1 -p 3060 -f ro_change_mode.ldif