データ・ストアへの接続

データのセットを処理するために新規データ・ストアに接続するには、次のようにします。

  1. プロジェクト・ブラウザでプロジェクト内部の「データ・ストア」を右クリックし、「新規データ・ストア」を選択します。
    データ・ストアへの接続
  2. 接続先にするカテゴリ、つまり「データベース」、「テキスト・ファイル」、「XMLファイル」、「MS Officeファイル」、または「その他」(JDBCまたはODBCを使用して接続の詳細を指定する場合)を選択します。
  3. データにどこからアクセスするかを、サーバーまたはクライアントから選択します。

    (Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプの"クライアント側データ・ストア"に関する項を参照してください)。

  4. 接続先にするデータ・ストアのタイプを選択します(たとえば、データベースの場合は、Oracle、SQL Server、MS Accessなど、データベースのタイプ)。
  5. データへの接続の詳細を指定します。次に例を示します。
    • クライアント側アクセス・データベースの場合、ローカルなファイル・システムの.mdbファイルを参照します。

    • クライアント側テキスト・ファイルの場合、ローカルなファイル・システムのテキスト・ファイルを含むディレクトリを参照します。固定幅 テキスト・ファイルの場合、ファイルに存在するフィールドも定義する必要があります。

    • サーバー側ファイル(Access、テキスト、ExcelまたはXML)の場合、ファイルの名前をサーバー・ランディング領域に存在する(または存在するようになる)形で、ファイルの接尾辞を含めて入力します。プロジェクト固有のランディング領域を使用して、異なるプロジェクトのデータを強制的に孤立させることができます。管理者はこの機能を使用する必要があるプロジェクトのランディング領域を設定することが必要になります。再び、固定幅テキスト・ファイルの場合、ファイルに存在するフィールドも定義する必要があります。

  6. データベースの場合、「データベース・ホスト」「ポート番号」(デフォルト・ポート番号を使用しない場合)、「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」および「スキーマ」(ユーザーのデフォルト・スキーマと異なる場合)を指定します。
  7. JNDI接続を介してアクセスするデータベースの場合、「JNDI名」を指定します。
  8. ODBCブリッジ・コネクタを介してアクセスできる他のいずれかのタイプのデータの場合、ODBC DSN「JDBC URL」「ユーザー名」および「パスワード」を指定します。
  9. JDBCを介してアクセスできる「その他」のタイプのデータの場合、「ドライバ・クラス名」「JDBC URL」「ユーザー名」および「パスワード」を指定します。
  10. 新規データ・ストアへの接続をチェックするには、「テスト」ボタンを使用します。まだ存在しないファイルへの接続詳細を指定できます(EDQにおけるエクスポート・タスクによって作成されるファイルなど)。

    注意:

    非ネイティブ・タイプのデータ・ソースを接続するには、JDBC接続の知識がある程度必要です。

  11. データ・ストアに「名前」を指定し、「終了」をクリックします。

新規データ・ストアが構成され、プロジェクト・ブラウザに表示されます。

または、データ・ストアをプロジェクト間で共有する場合、前述と同じ方法でシステム・レベル(特定のプロジェクトの外側)で作成できます。

次のステップでは、データ・ストアからのデータのスナップショットを追加します。