連結

「連結」プロセッサは、オプションのユーザー定義文字または文字列を列値と列値の接着剤として使用して、2つ以上の属性値を連結します。

「連結」プロセッサを使用して、詳細な分析を実行する他のプロセッサに供給するために、複数の属性から連結キーまたは連結値を作成します。

また、照合のためにデータをクレンジングする際、多くの場合はデータを連結(たとえば、住所の全体に対して単一の属性を作成)しておくと効果的です。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

単一の属性に連結する文字列または文字列配列属性を指定します。

単一の配列属性を入力した場合、配列要素の値が連結されて文字列の出力が形成されます。

オプション

次のオプションを指定します。

  • セパレータ文字列: 一緒に連結される値の間の接着剤として使用する文字列を指定できます。テキスト入力として指定します。デフォルト値: スペース

  • 空の文字列を無視: 連結時に空の文字列およびNullを無視します。Specified as 「はい」/「いいえ」で指定します。デフォルト値: No

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

次のデータ属性が出力されます。

  • Concat: 連結の結果を格納します。値は入力属性値を連結したもので、属性値の間に指定のセパレータ文字列が付加されます。

フラグ

なし。

「連結」トランスフォーマでは、処理に関するサマリー統計は表示されません。データ・ビューには、入力属性とともに、右側に新しく追加された連結後の属性が表示されます。

出力フィルタ

なし。

この例では、カンマ・セパレータ文字列を使用して複数の住所属性を連結し、WholeAddressという名前に変更した新しい属性を形成します。

Address_Line1 Address_Line2 POSTCODE WholeAddress

Bonds Lane, Garstang

Preston

PR3 1RA

Bonds Lane, Garstang, Preston, PR3 1RA

Temsford Hall

Sandy

SG19 2BD

Temsford Hall, Sandy, SG19 2BD

West Thurrock

Purfleet

RM19 1PA

West Thurrock, Purfleet, RM19 1PA