属性のクロス・チェック
属性のクロス・チェック・プロセッサを使用すると、ビジネス・ルール適用の一貫性をチェックするために、2つの属性の値を比較できます。
比較できるのは同じデータ型の属性のみです。つまり、文字列属性は別の文字列属性と、日付は別の日付と、数値は別の数値と比較する必要があります。
属性のクロス・チェック・プロセッサは、2つの関連属性のデータが正しいことをチェックするために使用します。たとえば、Date_Of_Death
の値がDate_Of_Birth
の値より後の日付であることを確認する場合などです。
次の表に、構成オプションを示します。
構成 | 説明 |
---|---|
入力 |
比較する2つの属性を指定します。指定する属性は同じデータ型である必要があります。 |
オプション |
次のオプションを指定します。
|
出力 |
データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。 |
データ属性 |
なし。 |
フラグ |
次のフラグが出力されます。
|
次の表に、このプロファイラによって生成される統計情報を示します。
統計 | 説明 |
---|---|
比較に成功したレコード |
比較に成功したレコードの数。 |
比較に失敗したレコード |
比較に失敗したレコードの数。 |
レコード(null値あり) |
比較する値の一方または両方がnullだったレコードの数。 |
出力フィルタ
属性のクロス・チェックからは、次の出力フィルタを使用できます。
-
成功: 比較に成功したレコード
-
失敗: 比較に失敗したレコード
-
Nullの比較: チェックした属性の一方または両方にnull値があるレコード
例
この例では、2つの属性DT_ACC_OPENとDT_PURCHASEDが比較され、データの繰返し数を調べています。
比較に成功したレコード | 比較に失敗したレコード | レコード(null値あり) |
---|---|---|
996 |
3 |
1 |
比較に成功したレコードをドリルダウンできます。
DT_ACC_OPEN | DT_PURCHASED | CrossAttributeCheck |
---|---|---|
03/01/2000 |
03/01/2000 |
Y |
06/01/2000 |
06/01/2000 |
Y |
10/01/2000 |
10/01/2000 |
Y |
14/01/2000 |
14/01/2000 |
Y |