論理チェック

論理チェック・プロセッサでは、複数の基準を使用して、レコードをルーティングまたはフィルタ処理するための論理チェックを実行できます。

論理チェック・プロセッサは通常、レコードをフィルタ処理して必要なセットに編成する手段として使用します。たとえば、すべてのレコードを複数のチェックにかける場合、その最後に論理チェックを付け加えれば、他の監査プロセッサによって追加されたフラグ属性を使用して、全体として合格または失敗とみなされるレコードを選択できます。

論理チェックは、レコードをフィルタ処理して、データが複数の属性で複数の基準と一致するセットに編成するためにも使用します。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

任意の数の任意のタイプの属性を指定します。

オプション

次の有効値オプションを指定します。

  • 入力属性および論理演算子(AND、OR、NOT AND、NOT OR): 入力した属性から式が構築されます。(GUI形式の式ビルダーとして指定されます)。デフォルト値: なし

指定したオプションに基づいて、レコードのフィルタ処理に使用される式の構成が決定されます。また、式の作成方法を習得している場合は、式を直接編集することもできます。式は、式フィルタ・カスタム・プロセッサでも使用できます。

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

なし。

フラグ

次のフラグが出力されます。

  • LogicValid: どのデータが論理チェックに合格したかを示します。使用可能な値はY/Nです。

次の表に、このプロファイラによって生成される統計情報を示します。

統計 説明

チェックに成功したレコード

論理チェックに合格したレコードの数

チェックに失敗したレコード

論理チェックに失敗したレコードの数

出力フィルタ

論理チェックからは、次の出力フィルタを使用できます。

  • チェックされた属性にデータがあるレコード

  • チェックされた属性にデータがないレコード

たとえば、NAMEADDRESS1POSTCODEEMAILの各属性すべてにデータがあるレコードを、フィルタ処理によって選び出すことができます。これらの属性は、Populatedフラグを生成するために、最初にクイック統計プロファイラでプロファイリングされます。

サマリー・ビュー:

チェックに成功したレコード チェックに失敗したレコード

859

141

チェックに合格したレコードまたは失敗したレコードをドリルダウンできます。