乗算

「乗算」プロセッサは、数値属性の値を乗算します。

「乗算」を使用して、数値を乗算します。

乗算した値は、ビジネス・ルールのチェックに使用できます。たとえば、Quantity属性とUnitPrice属性の値を乗算して、OrderValue属性の値が正しいことをチェックできます。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

乗算する任意の数値属性または数値属性の配列(すべての要素が乗算されます)を指定します。

オプション

なし。

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

次のデータ属性が出力されます。

  • MultipliedValue: 入力属性値の乗算の積を含む新規数値属性。

フラグ

なし。

「乗算」プロセッサは、処理時にサマリー統計を表示しません。

「データ」ビューには、各入力属性とともに、右側に新規のMultipliedValueが表示されます。

出力フィルタ

なし。

この例では、Units属性にPrice属性を乗算して、合計受注額を示す新しい属性(Order Value)を形成します。追加される属性のデフォルト名称(MultipliedValue)は、プロセッサ構成でOrder Valueに変更されています。

この新しい属性をチェックして、システムに格納されている受注の値と等しいかどうかを確認できます。

価格 ユニット 受注額

14.99

138.1

2070.119

14.99

138.15

2070.8685

14.99

138.33

2073.5667

14.99

138.4

2074.616

14.99

138.41

2074.7659

14.99

155.31

2328.0969

14.99

138.61

2077.7639

14.99

138.65

2078.3635