実行ラベル

実行ラベルは、同じジョブが別のデータ・セットに対して、実行プロファイルを使用して別の構成オプションが指定されて、または単に別の時間に(たとえば、月次スケジュールで)複数回実行されている場合に、結果を別個に保存するために使用されます。

実行ラベルは、サーバー・コンソール・アプリケーションで使用されます。ジョブのステージング済データの結果は書き出されて実行ラベルによって保存され、サーバー・コンソールのユーザーは結果ウィンドウで結果の間を移動できます。

サーバー・コンソールUIでジョブを実行する際は、実行ラベルを指定する必要があります。前に使用した実行ラベルを同じジョブで再利用する場合、以前に書き出されたそのジョブの結果と実行ラベルの組合せは上書きされます。

ジョブをディレクタUIで対話形式で実行する場合、実行ラベルは使用されません。これらの対話形式で実行されるジョブは、本番ではなくプロジェクト設計中およびテスト中に実行されると推定されるため、結果はサーバー・コンソールUIでは表示されません。

これは、実行ラベルを使用しないでディレクタから実行した場合にジョブの結果ブックのエクスポートで期待した結果が得られたにもかかわらず、同じジョブを実行ラベルを使用して実行した場合、実行ラベルを使用すると結果ブック・データが生成されないため、結果がエクスポートされないということでもあります。実行ラベルを使用した場合の表示されない結果には、ドリルダウンや結果ブックなどが含まれています。