空白の切捨て

空白の切捨てプロセッサでは、テキスト属性の値から空白文字(つまり、スペースおよびその他の印刷不可能な文字)を切り捨てます。空白文字を値の左側のみ(先頭の空白文字)、値の右側のみ(末尾の空白文字)、両側から、または元の値全体にわたって切り捨てるかを制御できます。

切捨て結果は追加属性として出力されます。

空白の切捨ては、テキスト値をその本来の値に正規化するために使用します。たとえば、重複チェックで使用する属性から誤った余分なスペースを削除できます。

空白の切捨てでは、空白文字の固定の定義(属性値からすべての空白文字および印刷不可能な文字を削除する)が使用されることに注意してください。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

空白を削除する文字型または文字配列型の属性を指定します。数値属性および日付属性は有効な入力ではありません。

配列属性を入力すると、変換はすべての配列要素に適用され、1つの配列属性が出力されます。

オプション

次のオプションを指定します。

  • 切捨てオプション: 空白文字を切り捨てる位置を決定します。選択して指定します(左/右/左と右/すべて)。デフォルト値: すべて

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

次のデータ属性が出力されます。

  • Trimmed: 指定のオプションを使用して切り捨てられた属性値。

フラグ

なし。

空白の切捨てトランスフォーマでは、処理に関するサマリー統計は表示されません。

「データ」ビューには、各入力属性が、その右に数値が削除され新しく導出された属性とともに表示されます。

出力フィルタ

なし。

この例では、空白の切捨てを使用して、ADDRESS3属性の左から先頭の空白文字をすべて切り捨てます。

ADDRESS3 (昇順) ADDRESS3.Trimmed

Avon

Avon

Avon

Avon

Bedford

Bedford

Bedfordshire

Bedfordshire

Berks

Berks

Berks

Berks

Berks

Berks