WebLogicインストール

WebLogicへのEDQの標準インストールでは、認証にドメインの内部ユーザー・ストアを使用します。これには、ドメイン管理ユーザー(通常は'weblogic')と、他のユーザーの小規模なセットが含まれます。

EDQのデフォルト・セキュリティ構成では、WebLogic管理者グループのすべてのユーザーがEDQ管理者グループにマップされます。他のグループ・マッピングは初期定義されません。

別のユーザーを追加するには、WebLogic管理コンソールにログインし、デフォルト・セキュリティ・レルムの「ユーザーとグループ」タブに移動します。

図3-1 MyRealmの設定

MyRealmの設定

WebLogicでユーザーを管理するかわりに、ユーザーの外部ソース(通常はActive DirectoryなどのLDAPサーバー)に統合できます。統合は、WebLogic管理コンソールで構成するか、セキュリティ構成ファイルを編集してEDQから直接構成できます。前者の方法は「WebLogicおよびOPSSを使用した外部ユーザー管理(LDAP)の統合」を、後者の方法は「EDQでの外部ユーザー管理(LDAP)の直接構成」を参照してください。

'home'構成ディレクトリのデフォルトのlogin.propertiesの内容は次のとおりです。

realms     = opss
opss.realm = ORACLE
opss.label = Weblogic
opss.type  = opss
opss.xgmap = Administrators -> Administrators

この構成により、WebLogicによって提供されるOPSSライブラリが認証に使用され、WebLogic管理者グループがEDQ管理者グループにマップされます。