13.2 Access Managerの設定

ロード・バランシング

次の表では、「Access Managerの設定」ページの「ロード・バランシング」セクションの要素について説明します。

要素 説明

OAMサーバー・ホスト

OAMサーバー・クラスタの前にあるロード・バランサによって公開できる、OAMサーバー・クラスタを表す仮想ホスト名を入力します。

OAMサーバー・ポート

OAMサーバー・クラスタに関連付けられている仮想ホスト・ポートを指定します。1から65535の値がサポートされています。

OAMサーバー・プロトコル

ドロップダウン・メニューから「HTTP」または「HTTPS」を選択します。これは、OAMサーバー・クラスタを表す仮想ホストへのアクセスに使用されます。

サーバー・エラー・モード

カスタム・ログイン・ページ用のエラー・メッセージを構成する場合に、ドロップダウン・メニューの次のオプションから選択して、セキュリティのレベルを変更します。

  • 内部 - 最も低いセキュリティ・レベル。

  • 外部 - 推奨されるレベル。

  • セキュア - 最も高いセキュリティ。汎用的なエラー・メッセージのみを表示し、エラーの内部的な理由はほとんど何も示されません。

SSO

次の表では、「Access Managerの設定」ページの「SSO」セクションの要素について説明します。

要素 説明

IPの検証

IPの検証を有効にする場合はボックスを選択し、IPの検証を無効にする場合はボックスの選択を解除します。

Webゲート固有のものであり、クライアントのIPアドレスがシングル・サインオン用に生成されたObSSOCookieに格納されたIPアドレスと同じであるかどうかを確認するために使用されます。

SSOトークン・バージョン

ドロップダウン・メニューからSSOトークン・バージョンを選択します。

アクセス・プロトコル

「アクセス・プロトコル」では、簡易モードおよび証明書モードのトランスポート・セキュリティ用の構成オプションを提供します。

次の表では、「Access Managerの設定」ページの「アクセス・プロトコル」セクションの要素について説明します。

要素 説明

簡易モード構成

OAMが署名したX.509証明書を使用している場合は、通信のために、「グローバル・パスフレーズ」フィールドにデータを追加します。

注意: これはOAMサーバーの初期インストール中に設定されます。管理者は、このパスフレーズを編集して、既存のすべてのOAMエージェントがそのパスフレーズを使用するように再構成できます。

証明書モード構成

次のフィールドに詳細情報を指定します。これは、外部の認証局が署名した証明書モードのX.509証明書が存在するキー・ストアに必要です。

  • PEMキーストア別名

  • PEMキーストア別名パスワード

注意: これらは初回のOAMサーバーのインストール時に設定されます。証明書は、JDKに付属の証明書のインポート・ユーティリティかキーツールを使用してインポートできます。

ポリシー

次の表では、「Access Managerの設定」ページの「ポリシー」セクションの要素について説明します。

要素 説明

リソース一致キャッシュ

リクエストURLと、そのURLに適用されるリソース・パターンを保持するポリシーとの間のマッピングをキャッシュします。次のフィールドを構成します。

  • 最大サイズ - デフォルト値は100000です。ゼロの場合はキャッシュが無効になります。

  • 存続時間 - デフォルト値は3600です。ゼロの場合は存続時間が無効になります。

関連項目

Oracle Access Management管理者ガイドAccess Managerの設定の構成