6.4 カスタム認証モジュールの作成

カスタム・タイプの認証モジュールは、バンドルされたプラグインに依存します。通常、これによって複数のプラグインが使用され、それぞれのプラグインは、特定の認証機能を実行するようにオーケストレートできます。各プラグインに定義されている成功アクションまたは失敗アクションに応じて、別の認証プラグインがコールされます。新しいカスタム認証モジュールを作成する場合は、「カスタム認証モジュールの作成」ページを使用します。

一般

「一般」セクションには、個々のプラグインの一意の名前とオプションの説明が示されます。

次の表では、「カスタム認証モジュールの作成」ページの「一般」セクションの要素について説明します。

要素 説明

名前

最大60文字の一意の名前を入力します。

説明

最大250文字の簡単な説明を入力します。

適用

クリックすると、このカスタム認証モジュールが発行されます。

ステップ

「ステップ」セクションには、使用する特定のプラグインと、各プラグインの構成詳細(使用するユーザー・アイデンティティ・ストアを含む)に基づくその実行順序が示されます。

次の表では、「カスタム認証モジュールの作成」ページの「ステップ」セクションの要素について説明します。

要素 説明

表示

「表示」メニューからコマンドを選択して、列の表示方法を次のように制御します。

  • - 列ヘッダー名をクリックして、単一の列を即時に表示または非表示にします。

  • デタッチ - クリックするとより大きなウィンドウで表を開きます。

  • 列の並替え - クリックして表の列順序を変更するダイアログを開きます。

追加

「新規ステップの追加」ダイアログ・ボックスを使用して新しいステップを追加する場合にクリックします。

削除

行を選択して削除をクリックすると、表から行が削除されます。

デタッチ

クリックすると、表がページ全体に表示されます。

ステップ名

追加したステップの名前が表示されます。

説明

ステップ名に対して追加された説明が表示されます。

プラグイン名

追加したプラグインの名前が表示されます。

ステップの詳細

選択したプラグインとその要件に応じて詳細が表示されます。正しい操作を確実に実行するために、プラグインの構成詳細を指定する必要があります。

保存

保存」をクリックして、変更を保存します。

取消

「取消」をクリックすると、変更が取り消されます。

適用

「適用」をクリックすると、このカスタム認証モジュールが発行されます。

「新規ステップの追加」ダイアログ・ボックス

次の表では、「カスタム認証モジュールの作成」ページの「ステップの詳細」セクションの要素について説明します。

要素 説明

ステップ名

最大60文字のこのステップを識別する一意の名前を入力します。

説明

最大250文字のこのステップの簡単な説明を入力します。

プラグイン名

インポートされてアクティブ化されたプラグインのリストから、特定のステップに対してプラグインを選択します。

ステップ・オーケストレーション

「ステップ・オーケストレーション」セクションでは、成功時、失敗時またはエラー発生時に実行されるアクションが指定されます。

次の表では、「カスタム認証モジュールの作成」ページの「ステップ・オーケストレーション」セクションの要素について説明します。

要素 説明

最初のステップ

リストから開始ステップを選択します。リストに含まれるのは、このモジュールに定義されているステップのみです。

名前

このモジュールに追加された各ステップが、追加するときに入力した名前別にリストされます。

説明

このステップが追加されたときに入力した、このステップの説明。

成功時

ドロップダウン・リストから選択できる、成功した操作に対して選択されるアクション:

  • 成功
  • 失敗
  • ステップ名

    (次のステップをアクティブ化)

失敗時

ドロップダウン・リストから選択できる、このステップの失敗に対して選択されるアクション:

  • 成功
  • 失敗
  • ステップ名

    (次のステップをアクティブ化)

エラー発生時

ドロップダウン・リストから選択できる、このステップの実行時のエラーに対して選択されるアクション:

  • 成功
  • 失敗
  • ステップ名

    (次のステップをアクティブ化)

適用

「適用」をクリックすると、カスタム認証モジュールが発行されます。

関連項目

Oracle Access Management管理者ガイド認証コンポーネントと共有ポリシー・コンポーネントの管理