12.2 OAMサーバーの作成

「OAMサーバーの作成」ページを使用して、次のことを実行します。

  • 新しくインストールされたOAMサーバー・インスタンスを登録します。

  • 既存のOAMサーバーの登録を変更します。

次の表では、「OAMサーバーの作成」ページの要素について説明します。

要素 説明

サーバー名

このサーバー・インスタンス名を識別する名称。WebLogic Serverドメインの初回デプロイメント時に定義されています。

ホスト

サーバー・インスタンスをホストするコンピュータの完全DNS名(またはIPアドレス)を入力します。

例: host2.domain.com

ポート

このサーバーが通信する(リスニングおよび応答)ポートを指定します。

デフォルト: 5575。

注意:管理対象サーバーのSSLポートとオープン・ポートの両方が有効な場合、管理対象サーバーはデフォルトでSSLポートに設定されます。非SSLポートを使用する必要がある場合は、認証スキームの資格証明コレクタURLを、プロトコルおよび非SSLポートとしてhttpを指す絶対URLに送信する必要があります。

適用

「適用」をクリックして、変更を送信します。

OAMプロキシ

このセクションを使用して、OAMサーバーのOAMプロキシを構成します。

次の表では、「OAMサーバーの作成」ページの「OAMプロキシ」セクションの要素について説明します。

要素 説明

プロキシ・サーバーID

有効かつ関連する文字列を入力します。DNSホスト名が優先されます。これは、OAMプロキシ(およびこのOAMサーバー・インスタンス)が存在するコンピュータの識別子です。

ポート

このOAMプロキシ・インスタンスがリスニングする一意のポート。

デフォルトのインストールでは、ポートは5575です。

モード

OAMプロキシのOAMチャネル・トランスポート・セキュリティは、次のいずれかを使用できます(エージェント・モードは登録中は一致する必要があり、登録後、より高くできます)。ドロップダウン・メニューから次のいずれかを選択します。

  • オープン - 暗号化なし。

  • 簡易 - OAMエージェントとOAMサーバーの間で渡されるデータは、OAMの自己署名証明書を使用して暗号化されます。

    注意: 簡易モードを指定する前に、グローバル・パスフレーズを指定する必要があります。

  • 証明書 - OAMエージェントとOAMサーバーの間のデータは、認証局(CA)が署名したX.509証明書を使用して暗号化されます。

    注: 「証明書」モードを指定する前に、信頼できるサード・パーティの認証局から署名済証明書を取得する必要があります。

デフォルトのインストールでは、モードは「オープン」です。

関連項目

Oracle Access Management管理者ガイドサーバー登録の管理