ページ・ロジックを使用した言語の決定

前の項で説明した方法をお薦めしますが、ブラウザで設定された言語を拡張(またはオーバーライド)するメカニズムに基づいてグローバリゼーションを実装することもできます。たとえば、次のいずれかの方法があります。

  • ログイン・ページに言語一覧を表示し、ユーザーが選択できるようにします。ユーザーの便宜を考慮して、永続Cookieを設定してこの選択を永続的なものにすることもできます。

  • 言語を1つ設定して、ページをレンダリングします。この方法は、ユーザーが単一言語で入力することがわかっている場合に適しています。

  • 集中管理されたアプリケーション・リポジトリまたはディレクトリから言語設定を取得します。ユーザー設定項目、システム設定項目、構成データの集中管理されたストアは、言語を格納するのに最適です。

ページのロジックを使用して言語を設定する場合、ページではこの情報をシングル・サインオン・サーバーに伝播する必要があります。サーバーは、この情報をアプリケーションに伝播する必要があります。最終的には、一貫性のあるグローバリゼーションが保たれます。ページでは、ログイン・フォームのlocaleパラメータ(表A-3)を使用して、ISO-639形式で言語を渡す必要があります。多くのサイトには、ISO-639の2文字言語コードの全一覧があります。次のサイトには、ISO-3166の2文字国コードの全一覧があります。

http://www.chemie.fu-berlin.de/diverse/doc/ISO_3166.html