2.3 OARMのアーキテクチャ
OARMはマイクロサービスベースのアーキテクチャを備えており、コストのかかるアップグレードを行わずに新機能を追加できます。
OARMをビジネス・アプリケーションと統合して、リスク分析を実行し、対処アクションを実施します。OARMとOAAはどちらもマイクロサービスベースのアーキテクチャであるため拡張性が高く、REST APIとのシームレスな統合が可能で、コストのかかるアップグレードを行わずに新機能を追加できます。OARMのインテリジェントな分析とOAAの柔軟なユーザー・エクスペリエンスを組み合せると、意思決定アルゴリズムを介してリスクを軽減するのに役立ちます。必要に応じて、OTP (ワンタイム・パスコード)、TOTP (時間ベースのワンタイム・パスコード)、YubiKey、生体認証などの最新のフォーム・ファクタを利用して、ユーザー・アクティビティをブロック、チャレンジまたは許可できます。
OARMとOAAを使用したソリューション・コンポーネントの概要図を次に示します:
このリリースのOARMには、柔軟なデプロイメント・オプションが用意されています。スタンドアロンで、またはOAAとともに、クラウドやオンプレミスのCloud Native Computing Foundation (CNCF) Kubernetesと互換性のあるKubernetes環境にデプロイできます。