C.2.2 イングレスを使用してOAAをインストールするためのインストール・プロパティ・ファイルの更新

OAAをインストールしてHTTPSイングレス・コントローラを使用するには、installOAA.propertiesを編集し、Optional Configurationセクションのイングレス・プロパティを更新する必要があります。

次の例は、installOAA.propertiesのOptional Configurationセクションで更新する必要があるイングレス・プロパティを示しています。

詳細は、「オプションの構成」を参照してください

##################################### 6. Optional configuration#########################################
##Ingress properties that can be used to enable ingress to the deployment
install.global.ingress.enabled=true

#if load balancer/ingress url is present, then configure the url here. All UI service will be behind this load balancer/ingress.
#In case ingress installation is set to true, the appropriate service url will be fetch after ingress installation
# and will be used as service url. If provided, service url from the property below will have higher priority.
install.global.serviceurl=https://node.example.com:30443

ノート:

• install.global.serviceurlは、イングレス・コントローラがインストールされたノードおよびポートの値と同じである必要があります。イングレスのフロント・エンドとなるロード・バランサやOHSのようなものがある場合は、フロントエンドの完全修飾ホスト名に設定します。

Ingress Configurationセクションに、ingress.install=falseを設定します。

##################################### 7. Ingress configuration#########################################
#Kubernetes name space which will be used to install ingress
ingress.install=false

ノート: 前述の設定は、基本的なイングレス設定に基づいたものです。より複雑なシナリオに対応するには、Optional Configurationでイングレス・プロパティを使用します。