はじめに

Oracle Identity Managementでは、Oracle Directory Integration Platformを使用してアプリケーションおよびディレクトリ(サード・パーティのLDAPディレクトリを含む)をOracle Unified Directory、Oracle Internet DirectoryまたはOracle Directory Server Enterprise Editionと統合する方法を説明します。

対象読者

Oracle Identity Managementは、Oracle Unified Directory、Oracle Internet DirectoryまたはOracle Directory Server Enterprise Editionをアプリケーションおよび他のディレクトリ(サード・パーティのLDAPディレクトリを含む)と統合する必要があるすべてのユーザーを対象としています。管理者は、UNIX/Linuxオペレーティング・システムまたはMicrosoft Windowsのいずれかに精通し、このガイドのコマンドや例を理解できる必要があります。

このガイドを使用するには、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)にある程度精通している必要があります。

ドキュメントのアクセシビリティ

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次を参照してください。

その他の情報については、次のサイトを参照してください。

  • David Chadwick著。Understanding X.500—The DirectoryThomson Computer Press、1996年。

  • Tim Howes、Mark Smith著LDAP: Programming Directory-enabled Applications with Lightweight Directory Access ProtocolMacmillan Technical Publishing、1997年。

  • Tim Howes、Mark Smith、Gordon Good著『Understanding and Deploying LDAP Directory Services』Macmillan Technical Publishing、1999年。

  • オブジェクト識別子については、Internet Assigned Numbers Authorityのホームページ(http://www.iana.org)を参照してください。

  • http://www.ietf.orgで入手可能なInternet Engineering Task Force (IETF)のドキュメント、特に次のものを参照してください。

    • LDAPEXTのCharterおよびLDAPのDraft

    • LDUPのCharterおよびDraft

    • RFC 2254、「The String Representation of LDAP Search Filters」

    • RFC 1823、「The LDAP Application Program Interface」

  • OpenLDAP Community(http://www.openldap.org)

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

表記規則 意味

太字体

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

斜体

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。