リクエストの送信

Oracle Identity Governance (OIG)デプロイメント・マネージャREST APIを使用してリクエストを送信する場合は、次のガイドラインを使用します。

URL構造

次のURL構造を使用してデプロイメント・マネージャRESTリソースにアクセスします。
https://<subdomain>.<domain>.com:<port>/<m-base-url>/<resource-path>
説明:
  • <subdomain.domain>.com:<port> ?OIGが実行されているホストとポート。

  • <resource-path> ?リソースを定義する相対パス。

  • <dm-base-url> ?12cのすべてのデプロイメント・マネージャREST APIのベースURL。デプロイメント・マネージャのOIGベースURLは/iam/governance/configmgmt/restです。

サポートされるメソッド

デプロイメント・マネージャREST APIでは、次の表にまとめているように、標準のHTTPメソッド・リクエストを使用して、オブジェクト、そのすべての依存および関連するオブジェクトをOIG環境間でインポートおよびエクスポートできます。

HTTPメソッド 説明
GET 1つ以上の部分または完全リソースを取得します。
POST エンドポイントに応じて、新規リソースを作成するか、検索リクエストを作成します。
PUT 既存の属性を指定した置換属性のセット(replace)で置換することでリソースを変更します。PUTを使用して新規リソースを作成する必要があります。

メディア・タイプ

デプロイメント・マネージャREST APIでは、次のメディア・タイプがサポートされています。

  • application/json

  • application/xml

サポートされているヘッダー

デプロイメント・マネージャREST APIでは、HTTPリクエストまたはレスポンスのヘッダー・セクションで渡される可能性のある次のヘッダーをサポートしています。

ヘッダー 説明
Accept-Encoding 圧縮をサポートするための受入可能なエンコーディングのリスト。 Accept-Encoding: gzip
Content-Encoding 圧縮をサポートするための受入可能なエンコーディングのリスト。 Content-Encoding: deflate
Content-Type リクエストの本文のメディア・タイプ。POSTおよびPUTリクエストの場合、必須です。 Content-Type: application/json
Accept レスポンスの本文のメディア・タイプ。 Accept:application/xml
X-ID-TENANT-NAME 認証に使用する<product name>のアイデンティティ・ドメイン名。 X-ID-TENANT-NAME:ExampleIdentityDomain

圧縮

パフォーマンス向上のために、デプロイメント・マネージャRESTリソースのリクエストおよびレスポンスに対して圧縮を使用します。圧縮を使用するには、リクエストにAccept-EncodingまたはContent-EncodingのHTTPヘッダーのいずれか1つを含めます。