5.5 非アクティブなパッチの削除

ストレージおよびSPBパッチ適用のパフォーマンスを向上させるには、次のステップを考慮する必要があります:

  1. 必要なロールバック機能のレベルを選択します。

    SPB環境のロールバック・レベルをN-1 (Nは現在のパッチ・レベル)に維持するには、<ORACLE_HOME>/OPatch/config/opatch.propertiesファイルのRETAIN_INACTIVE_PATCHESパラメータを値1 (RETAIN_INACTIVE_PATCHES=1)に更新します。

  2. 次のコマンドを実行して、非アクティブなパッチを削除します:

    <ORACLE_HOME>/OPatch/opatch util deleteinactivepatches -oh <ORACLE_HOME>

    既知の問題:

    現在、deleteinactivepatchesオプションで削除されるのは、1つのPSU/BP/RUチェーンとそのオーバーレイのみです。非アクティブなPSU/BP/RUチェーン(DBRU、ORACLE_HOMEに適用/インストールされたGIRUなど)が複数あるOracleホームでは、ユーザーは、deleteinactivepatchesオプションを指定してopatchコマンドを複数回実行する必要があります。

    deleteinactivepatchesオプションを指定してopatchコマンドを実行するたびに、検証ポイントとして、次のコマンドを実行します:

    <ORACLE_HOME>/OPatch/opatch util listorderedinactivepatches -oh <ORACLE_HOME>

    このコマンドの出力は次のようになります:

    Total: 1 inactive RU/CPU patch (es) and 1 inactive overlay patch (es).

    この場合、目的のロールバック・レベルになったため、deleteinactivepatchesオプションを指定してopatchコマンドを再実行する必要はありません。

  3. 次のコマンドを実行して、クリーンアップを行います:

    <ORACLE_HOME>/OPatch/opatch util cleanup -oh <ORACLE_HOME>

    これにより、古いファイルがすべてクリーンアップされます。