FIFOエントリ・キャッシュのRESTエンドポイント
FIFOエントリ・キャッシュ
FIFOエントリ・キャッシュは、FIFOキューを使用して、キャッシュされたエントリをトラッキングします。領域が必要な場合、キャッシュ内に最も長く保持されているエントリが最も有力なパージ候補になります。他のキャッシュ構造と異なり、パージされるエントリの選択基準は、エントリのアクセス頻度や、最近アクセスされたエントリではありません。そのため、ロックの必要性が大幅に低下します(エントリへのアクセスが発生するたびに必要になるのではなく、エントリがキャッシュに追加されるか、キャッシュから削除されたときにのみ必要になります)。キャッシュ・サイズはJVM内の空きメモリーのパーセンテージに基づいて決定されます。したがって、十分な空きメモリーがある場合にキャッシュにエントリを追加しても、パージは不要ですが、JVM内の空きメモリーが指定のパーセンテージ以上にすでに消費されている場合は、複数のエントリを削除して新しいエントリのための領域を確保する必要があります。キャッシュの最大エントリ数も構成できます。この値を指定した場合は、その数を超えるエントリは許可されなくなりますが、先に空きメモリーがすべて消費された場合は、その数のエントリでさえも保持できなくなる可能性があります。このキャッシュに構成できるその他のパラメータには、ロック取得待ち中の最長ブロック時間、およびキャッシュに格納されるエントリの判定基準を定義するための一連のフィルタなどがあります。フィルタ・リストが指定されている場合は、指定されたフィルタのうち少なくとも1つと一致するエントリのみがキャッシュに格納されます。
- FIFOエントリ・キャッシュの追加、検索、比較または削除
- メソッド: postパス:
/rest/v1/admin
- DNによるFIFOエントリ・キャッシュの削除
- メソッド: deleteパス:
/rest/v1/admin/{dn}
- DNによるFIFOエントリ・キャッシュの検索
- メソッド: getパス:
/rest/v1/admin/{dn}
- DNによるFIFOエントリ・キャッシュの変更
- メソッド: patchパス:
/rest/v1/admin/{dn}