Oracle Universal Authenticatorの主な機能およびユース・ケース

Oracle Universal Authenticator (OUA)の主な機能およびユース・ケースは次のとおりです。

MFAの使用またはパスワードなしでのデバイスへのユニバーサル・アクセス

デバイス・ログインに1つの資格証明を使用します。このリリースでは、Microsoft Windowsマシンがサポートされています。

Oracle Access Managementとのシームレスな統合

デバイス・ログイン用の単一オーセンティケータとしてOracle Access Management (OAM)とあらかじめ統合されているため、ユーザーはWindowsデバイス・ログインにMicrosoft Entra IDを使用する必要がありません。

オペレーティング・システムおよびデバイス間での一貫したエクスペリエンス

Oracle Universal Authenticatorは、認証にオープン・スタンダードを利用して、様々なオペレーティング・システムおよびデバイス間でシームレスな操作を実現します。プラットフォームに依存しない設計で一貫したユーザー・エクスペリエンスを提供します。

統合型シングルサインオン(SSO)エクスペリエンス

1つの資格証明セットによって、すべてのOAMで保護されたWebベース・アプリケーションへのアクセス権が付与されるため、ログイン手続きおよびパスワード・リカバリに費やす時間が減り、生産性とユーザー満足度が向上します。

デバイス・レベルでの堅牢なMFA

デバイス・レベルで認証をステップアップするためのマルチファクタ認証(MFA)オプション。サポートされているファクタは次のとおりです:
  • モバイル・オーセンティケータ・アプリケーションを使用したTOTP(時間ベースのワンタイム・パスコード)
  • Oracle Mobile Authenticatorによるプッシュ通知
  • SMS、電子メールおよびYubico YubiKeyを使用したワンタイム・パスコード(OTP)

パスワード不要の便利なオプション

構成可能な時間枠内でパスワードレス・ログインを使用してデバイスにサインインします。

一元化された管理コンソール

管理者は、単一のWebベースの管理コンソールからユーザーおよびデバイスの登録を管理および監視し、企業全体の一貫性を確保できます。セキュリティ・ポリシーとアクセス権を簡単に適用および更新し、コンプライアンスと制御を改善します。

セルフサービス・ポータル

いつでもアクセスできる使いやすいセルフサービス・ポータルで、ユーザー・アダプション率を高めることができます。ユーザーは、デバイスのMFAオプションを独立して設定および管理できるため、管理オーバーヘッドを削減できます。

これらのユース・ケースおよびステップ・バイ・ステップ・チュートリアルの詳細は、「ユース・ケース」を参照してください。