パスワード管理の構成
管理者は、エンド・ユーザーがOracle Universal Authenticator (OUA)ログイン時にOracle Access Managementのパスワードを変更できるように、パスワード機能を構成できます。たとえば、ユーザーがパスワードを忘れた場合、またはパスワードの有効期限が切れた場合や期限切れが近づいている場合、管理者は関連リンクを使用してOracle Universal Authenticatorを構成できるため、エンド・ユーザーはパスワードのリセットを実行できます。
管理者は、Oracle Advanced Authenticationインストール内で次のパラメータを設定できます。
パラメータ | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|
oua.drss.password.reset.forgoturl |
ユーザーがパスワードを忘れた場合のプロセスを開始できるURLを指定します。これは、ユーザーがOUAでのログイン時に「パスワードを忘れた場合」リンクをクリックしたときにアクセスされるURLです。このURLを通じて、ユーザーは自分のアカウントに構成されたパスワード・リセット・メカニズムを利用してパスワードをリセットするように指示されます。 | |
oua.drss.password.reset.url |
ユーザーが自分のパスワードを変更できるURLを定義します。これは、ユーザーがOUAを使用したログイン時に「パスワードの変更」をクリックしたときにアクセスされるURLです。このURLにアクセスすると、ユーザーはアカウントの新しいパスワードを作成するように構成されたメカニズムを通じて、アイデンティティを検証できます。 | |
oua.drss.password.reset.supportedBrowsers |
chrome、firefox | システムでサポートされているブラウザの概要を示します。忘れた場合のURLまたはリセットのURLをOUA内から呼び出すと、ブラウザが開きます。
ノート: このリリースでは、Google ChromeおよびMozilla Firefoxのみがサポートされています。 |
REST APIを使用してこれらのパラメータを設定する方法の詳細は、「OAAの構成プロパティ」の「OUAの構成プロパティ」を参照してください。
ノート:
これらのパラメータが設定されていない場合、「パスワードを忘れた場合」および「パスワードの変更」リンクは、OUAログイン時にエンド・ユーザーに表示されません。エンド・ユーザーのパスワード機能フローの詳細は、「Oracle Universal Authenticatorでのパスワード管理の使用」を参照してください。