2 インストール/構成の問題

インストール/構成に関連するすべての既知の問題をここに示します。

OPatchをロールバックするかInsightをアンインストールする場合に一部のデータが残る

バグ番号: 22858099

影響を受けるリリース: 12.2.1.3.0

影響を受けるプラットフォーム: すべて

Insight OPatchをアンインストールまたはロールバックする場合、Insight関連ライブラリおよびアプリケーションが残ります。これらによって、サーバーの再起動後にデプロイメント・エラーが発生する可能性があります。

回避策

次のライブラリおよびアプリケーションをOracle WebLogic管理コンソールから手動で削除し、管理対象サーバーを再起動する必要があります。

  • oracle.soa.procmon (12.2.1,12.2.1) - ライブラリ

  • oracle.soa.procmon.agent (12.2.1,12.2.1) - ライブラリ

  • oracle.soa.procmon.ui (12.2.1,12.2.1) - ライブラリ

  • insight - APP

  • insight-soa-agent - APP

  • insight-ui - APP

  • procmon-listener - APP

  • ProcMonJMSModule - JMS

  • com.oracle.procmon.engine.management.mbeans.impl:name=InsightConfigBean,type=ConfigMBean ConfigMBean

Oracle Real-Time Integration Business InsightがOracle HTTP Server 12.1.3バージョンと互換性がない

バグ番号: 22756704

影響を受けるリリース: 12.2.1.3.0

影響を受けるプラットフォーム: すべて

Oracle Real-Time Integration Business InsightがOracle HTTP Serverの12.1.3バージョンと互換性がありません。 これはこのリリースの制限です。

回避策

Oracle HTTP Serverの12.2.1バージョンをかわりに使用すると、モデルのアクティブ化に成功します。

Insightキューは非永続である必要がある

バグ番号: 22861157

影響を受けるリリース: 12.2.1.3.0

影響を受けるプラットフォーム: すべて

Insightエージェントはデータ収集のためにJMSを非常に使用します。Insightモデルの基礎となるSOAコンポジット/Service Busプロジェクトのスループットが低下する可能性があります。

回避策

Insight JMSキュー(ProcMonEventQueue)の配信モードを「非永続」に更新することをお薦めします。次に示すように、Oracle WebLogic管理コンソールからこの手順を実行できます。

  1. Oracle Weblogic管理コンソールにログインします。

  2. コンソール・チェンジ・センターから「ロックして編集」ボタンをクリックします(本番ドメインにのみ必要)。

  3. 左側のパネルから「サービス」→「メッセージング」→「JMSモジュール」に移動します。

  4. 「ProcMonJMSModule」をクリックします。

  5. 「ProcMonEventQueue*」をクリックします。ドメインで構成したクラスタに基づいて、1つまたは2つが表示されます。

  6. 「オーバーライド」タブをクリックします。

  7. 「配信モードのオーバーライド」を「非永続」に変更して、変更を保存します。

  8. チェンジ・センターから「変更のアクティブ化」をクリックします(本番ドメインにのみ必要)。