Oracle ERP Cloud

Oracle ERP Cloudアダプタを使用すると、Oracle Enterprise Resource Planning (ERP)アプリケーションとの統合を作成できます。

Oracle ERP Cloudにより、企業のビジネス・プロセスを合理化できます。Oracle ERP Cloudは、グローバルなソフトウェア・スイートの能力と、財務、調達およびプロジェクトのビジネス・フローと国境を越えた要件に対応するレポート機能要件に対応するトランザクション機能とレポート機能を統合します。完全な統合されたスイートにより、ビジネスへの洞察を高めながら、コラボレーション、プロセスの効率化およびコンプライアンスを最適化する最新のソーシャル技術、モバイル技術および分析技術を通じて企業を変革します。

Oracle ERP Cloudアダプタを使用すると、統合に関連する具体的な詳細の知識がなくても、オンプレミスのアプリケーションやSaaSアプリケーションをOracle ERP Cloudに簡単に統合できます。Oracle ERP Cloudアダプタには、次の利点があります。
  • Oracle ERP CloudアプリケーションのWSDLファイルに容易に統合して、簡略化された統合中心型WSDLを生成します。

  • アダプタ構成中に選択した公開ビジネス・オブジェクトまたはイベント・サブスクリプションに対する自動マッピングを生成します。
    • ビジネス・オブジェクト: 統合による動作の基準となる自己完結型ビジネス・ドキュメントを表します。統合は、そのビジネス・オブジェクトの新しいレコードを作成するためのリクエストを送信できます。それらは、ビジネス・オブジェクトの既存のレコードを更新または削除するためのリクエストを送信できます。統合は、そのビジネス・オブジェクトを表す1つ以上のレコードの情報を取得するためのリクエストを送信することもできます。

    • イベント・サブスクリプション: サブスクライブするイベント・ドキュメントを表します。イベント・サブスクリプションは、Oracle ERP Cloudアプリケーションによって生成されます。

      ノート:

      Oracle ERP Cloudは、オンプレミス・システムにイベントを送信できます。そのためには、オンプレミス・ファイアウォールを開いて外部からのアクセスを可能にする必要があります。
  • Oracle ERP Cloudアプリケーションに接続するために必要なセキュリティ・ポリシー詳細を自動的に処理します。

  • 標準のエラー処理機能が用意されています。

  • 多相データ構造を持つビジネス・オブジェクトをマップできます。

詳細は、「Oracle ERP Cloudプロパティの構成」を参照してください。