概要

Oracle BPEL Process Managerと統合するには、ユーザーが組織のエンタープライズWSDLを使用できる必要があります。基礎となるアダプタ・サービスは、WSDLファイルとして公開されます(これらのファイルは、Oracle RightNowアダプタ構成ウィザードで設計時に生成されます)。

生成されたWSDLファイルを使用して、アウトバウンド・アダプタ・サービスの適切なBPELプロセスを設計します。完成したBPELプロセスは、JDeveloperで正常にコンパイルされ、SOA Suiteサーバーにデプロイされる必要があります。SOA Suiteサーバーにデプロイすると、新しくデプロイされた各プロセスは、すぐにOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで表示可能となり、そこでBPELプロセスの実行、モニター、管理、およびアダプタ・イベントのモニターを行うことができます。

アカウント・オブジェクトの理解

アカウント・オブジェクトを作成し、WSDLをOracle BPEL Process Managerに統合します。アカウントは、RightNowによって提供される標準オブジェクトの1つで、RightNow Cxシステムのスタッフ・メンバーに対して生成されるアカウントです。顧客サービス担当、販売代理店およびサイト管理者は、アカウントを使用します。

具体的には、RightNow Cxのアカウント・オブジェクトは、ビジネスに関連付けられた個人またはビジネスを表します。

Oracle RightNowアダプタによって、RightNow Cxでアカウント・オブジェクトを作成できます。