1 Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能
この項では、Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能と拡張機能を紹介します。
12c (12.2.1.4.0) — 2024年10月
機能 | 説明 |
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出力ディレクトリを外部変換プログラムの設定で指定できる |
ドキュメント変換中の外部変換プログラムの設定を指定する際に、出力ディレクトリを指定できるようになりました。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理』の外部変換プログラムを使用するための設定の指定に関する項を参照してください。 |
Captureクライアント |
サポートされているWindowsプラットフォームおよび互換性のあるCaptureクライアント・アプリケーション・バージョン(32ビット/64ビット)の詳細は、動作保証マトリックスを参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2023年8月
機能 | 説明 |
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CookieAllowlist MBean属性 | これは、「クライアントの起動」ボタンでCaptureクライアントが起動せず、ウィンドウもエラーも表示されない場合に、セッションを認証するための正確なCookie名を指定するCookie名のカンマ区切り許可リストです。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理』のCapture MBeanの管理に関する項を参照してください。 |
WebCenter Enterprise Captureクライアント | WebCenter Enterprise Captureでは、64ビット・インストーラでもCaptureクライアントが提供されるようになりました。32ビット・インストーラと64ビット・インストーラはどちらも、WebCenter Enterprise Captureページでダウンロードできます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のCaptureクライアントの概要およびCaptureクライアントの起動に関する項を参照してください。
また、Outside In Technologyも、64ビット・バージョンをサポートするようにアップグレードされました。64ビット・クライアントをインストールする場合は、Microsoft Visual C++ 2013再配布可能ファイル(64ビット)もインストールして、PDF、DOCX、およびその他の非イメージ・ファイルをクライアントで表示できるようにする必要があります。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2023年3月
機能 | 説明 |
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Graph API | 電子メール・インポート用の新しいMicrosoft Graph API接続プロトコルを使用すると、お客様は標準クライアントを介したプライマリ電子メール・アクセスに対してマルチファクタ認証を有効にできます。詳細は、電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成を参照してください。 |
失敗したバッチをリリースする機能 |
Captureクライアントで失敗したバッチを選択し、同じプロセスにリリースできるようになりました。詳細は、バッチの処理を完了してリリースする方法を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2023年1月
機能 | 説明 |
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バッチのロックの放棄 | この機能を使用すると、キャプチャ・ワークスペース・マネージャ・ロールがある場合に、他のユーザーのバッチのロックを解除できます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のバッチのロックを放棄する方法に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2022年11月
機能 | 説明 |
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基本認証の非推奨 | Exchange Onlineでの基本認証は、IMAPおよびEWSプロトコルでは非推奨になりました。詳細は、「Deprecation of Basic Authentication in Exchange Online」を参照してください。できるだけ早くOAuth認証に切り替えることをお薦めします。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2022年1月
機能 | 説明 |
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XML変換ジョブの管理 | XML変換ジョブを作成してXMLファイルを目的の出力に変換し、XMLからキャプチャ・メタデータ・フィールドの値を割り当てることができます。XML変換ジョブの管理を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2021年10月
機能 | 説明 |
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Exchange Online OAuth認可フロー | 電子メール・メッセージおよび電子メール添付のインポートでは、Microsoft電子メール交換サービスを使用する場合、認可コード・フローとExchange Onlineキー交換サービス・タイプが使用可能になりました。このオプションはSSL経由でのみ機能します。この交換サービス・タイプを構成するステップは、電子メール・メッセージおよび電子メール添付のインポートの構成に関する項を参照してください。 |
Captureクライアントでのプロキシ・サポート |
2つの方法で、Captureクライアントでプロキシ・サポートを構成できるようになりました。詳細は、Captureクライアントでのプロキシ・サポートの有効化に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2021年7月
機能 | 説明 |
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認識プロセッサ | 認識プロセッサでは、空白ページはセパレータとして処理され、セパレータの場合は空白ページを削除します。『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』のドキュメント間にセパレータ・ページが含まれるバッチのジョブの構成に関する項およびセパレータ・ページ定義の構成に関する項を参照してください。 |
電子メール・インポート用のGoogle Mail (OAuth)の設定 |
Google Mail OAuthを使用して、受信電子メール・メッセージに添付されているファイルをOracle WebCenter Enterprise Captureにインポートするようにインポート・プロセッサを構成できます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』の電子メール・インポート用のGoogle Mail (OAuth)の設定に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2021年2月
機能 | 説明 |
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2-Dバー・コード記号 | 「データ・マトリックス」オプションが追加されます。Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理の「バー・コードおよびパッチ・コードの検出および特定方法」を参照してください。 |
バッチにイメージ以外のファイルが存在します |
バッチにイメージ以外のファイルが存在する場合は、「マージをスキップ」または「イメージ・ファイルのみをマージ」オプションを選択できます。Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理の「ドキュメントのマージとメタデータの割当て方法の指定」を参照してください。 |
ドキュメントのコミットに失敗した場合にユーザーに電子メールを送信します | システム・エラーがある場合は、ユーザーに電子メール通知を送信します。Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理の「コミット・プロファイルの追加、コピーまたは編集」および「後処理の構成」を参照してください。 |
Capture 12cは、DBベースの資格証明ストアを使用し、TLSv1.2の使用をサポートします | 『Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理』の「電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成」および『Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理』の「認証について」を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2020年10月
機能 | 説明 |
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Exchange Online |
電子メール・インポート・ジョブでは、インポート・プロセッサは着信電子メール・メッセージに添付されているファイルを、件名および本文などの電子メール・メッセージ要素とともにCaptureにインポートします。Microsoft電子メール交換サービスを使用している場合は、「Exchangeサービス・タイプ」として「基本認証」または「OAuth」のいずれかを選択できます。「後処理」タブで、新しいオプション「削除して次に進む」を使用できます。電子メールのインポート・プロセッサ・ジョブ設定を構成するには、『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』の電子メール・メッセージと添付ファイルのインポートの構成に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2020年7月
機能 | 説明 |
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Exchange Online |
電子メール・インポート・ジョブでは、インポート・プロセッサは着信電子メール・メッセージに添付されているファイルを、件名および本文などの電子メール・メッセージ要素とともにCaptureにインポートします。Microsoft電子メール交換サービスを使用している場合は、「交換サービス・タイプ」として「Exchange On-premises」または「Exchange Online」のいずれかを選択できます。電子メールのインポート・プロセッサ・ジョブ設定を構成するには、『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』の電子メール・メッセージと添付ファイルのインポートの構成に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.4.0) — 2019年9月
機能 | 説明 |
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特定のページへの移動 |
クライアントのドキュメント・ペインで、「ページに移動」オプションを使用して、現在のドキュメント内の特定のページに移動します。Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用のドキュメント・ペインの使用法方法に関する項を参照してください。 |
メタデータ値のコピーおよび貼付け |
ドキュメントからメタデータ値をコピーし、一致するドキュメント・プロファイルを使用して、(同じバッチ内の)別のドキュメントに貼り付けます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のメタデータ値をコピーして貼り付ける方法に関する項を参照してください。 |
ドキュメントのメタデータ値のクリア |
ドキュメント内のすべてのメタデータ値をクリアできます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のドキュメントのメタデータ値をクリアする方法に関する項を参照してください。 |
ページの削除 |
クライアントで、コンテキスト・メニューの「削除」オプションを使用して、ドキュメントからページを削除できるようになりました。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のページを削除する方法に関する項を参照してください。 |
ページの切取り/コピーと貼付け |
ページを切り取るかコピーして、同じイメージ・ドキュメント内または同じバッチに属するイメージ・ドキュメントに貼り付けます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のページを切り取るかコピーしてイメージ・ドキュメントに貼り付ける方法に関する項を参照してください。 |
選択したページまたはすべてのページ(リンクしたページを含む)の置換 |
選択したページのみ、またはイメージ・ドキュメント内のすべてのページ(選択したページおよびリンクしたページを含む)を置換できます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のページを置換する方法に関する項を参照してください。 |
バッチのロック情報の表示 |
バッチをロックしたユーザーと、ワークステーションの詳細を表示します。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』のバッチのロック情報を表示する方法に関する項を参照してください。 |
deleteBatches WLSTコマンド |
deleteBatches WLSTコマンドを使用して、特定のバッチを削除します。『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のdeleteBatchesに関する項を参照してください。 |
exportIMAPEmailMessage WLSTコマンド |
exportIMAPEmailMessage WLSTコマンドを使用して、指定したmessageIdを持つIMAP電子メール・メッセージを、指定したファイルにエクスポートします。『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のexportIMAPEmailMessageに関する項を参照してください。 |
exportEWSEmailMessage WLSTコマンド |
exportEWSEmailMessage WLSTコマンドを使用して、指定したmessageIdを持つEWS電子メール・メッセージを、指定したファイルにエクスポートします。『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のexportEWSEmailMessageに関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.3.0) — 2018年10月(20181016)
機能 | 説明 |
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サムネイルのツールチップにページ番号を表示 |
ページのサムネイルのツールチップにドキュメントの各ページのページ番号が表示されます。Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用のドキュメント・ペインの使用法方法に関する項を参照してください。 |
デフォルトのサーバーURL |
クライアントでプリファレンスを設定する際に、デフォルトのサーバーURLを指定できます。これは、クライアント・アプリケーションを起動してCaptureにサイン・インする際に、「サーバー」フィールドに表示されます。Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用のプリファレンスの設定に関する項を参照してください。 |
バッチの合計数 |
「表示するバッチの合計数:」フィールドに、クライアントに表示されているバッチの合計数が示されます。Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用のバッチ・ペインの使用方法に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.3.0) — 2018年7月(20180717)
機能 | 説明 |
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コミット・プロセッサのスクリプト |
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「インポート・プロセッサ」ジョブでの空白ページの検出 |
インポート時の空白ページの検出を構成します。Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理の「インポート・プロセッサ」ジョブでの空白ページの検出の構成に関する項を参照してください。 |
「ドキュメント変換」ジョブでの空白ページの検出 |
ドキュメント変換時の空白ページの検出を構成します。Oracle WebCenter Enterprise Captureの管理の「ドキュメント変換」ジョブでの空白ページの検出の構成に関する項を参照してください。 |
12c (12.2.1.3.0) — 2017年8月
機能 | 説明 |
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ドキュメント変換プロセッサのスクリプト・サポート |
ドキュメント変換プロセッサのJavaScriptイベント・サポート。ドキュメント変換プロセッサ・ジョブのスクリプトを使用する機能。キャプチャ・スクリプトの管理を参照してください。 |
Microsoft Exchange Web Services (EWS)のサポート |
インポート・プロセッサ電子メール・ジョブのMicrosoft電子メール交換サービスの使用サポート。電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成を参照してください。 |
ドキュメントがインポートされない場合の後処理構成 |
添付がインポート・プロセッサ電子メール・ジョブのマスクと一致しない場合、常に後処理する機能。電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成を参照してください。 |
12c (12.2.1.2.0) — 2016年10月
12c (12.2.1.2.0)には、新機能はありません。
12c (12.2.1.1) — 2016年6月
機能 | 説明 |
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Oracle Content and Experienceコミット・ドライバ |
Oracle Content and Experienceコミット・ドライバを使用して、CaptureからOracle Content and Experienceにドキュメントをコミットします。Oracle Content and Experienceコミット・プロファイルの構成に関する項を参照してください。 |
Oracle Content and ExperienceメタデータをサポートするためのOracle Content and Experienceコミット・ドライバの拡張 |
メタデータ・コレクションを作成し、オプションで選択済のシステム・フィールドをメタデータ・コレクションに含めることができます。Oracle Content and Experienceコミット・プロファイルの構成に関する項を参照してください。 |
動作保証されているすべてのオペレーティング・システム・プラットフォームにおける認識プロセッサのサポート |
ユニバーサル・デコーダのバー・コード・エンジンの導入により、動作保証されているすべてのオペレーティング・システム・プラットフォームにおいて認識プロセッサがサポートされるようになりました。認識処理の管理を参照してください。 |
TWAIN関連メタデータの取得と使用 |
スキャナのインプリンタ/エンドーサの文字列を制御および受け取ることができ、スキャナで認識されるバー・コード、パッチ・コードおよびMICRの値を取得できます。ImageCaptureEngineに関する項を参照してください。 |
Captureクライアントの「ファイル情報」ウィンドウの更新 |
Captureクライアントの「ファイル情報」ウィンドウに、「承認」および「MICR」プロパティが追加されました。ファイル情報の表示方法を参照してください。 |