Oracle WebCenter Contentの新機能

この項では、Oracle WebCenter Contentの新機能と拡張機能を紹介します。

12c (12.2.1.4.0) — 2023年1月

機能 説明
OpenSearchの管理 OpenSearchは、Oracle管理サービスとして提供されるインサイト・エンジンです。大量のデータをすばやく格納、検索および分析し、結果をほぼリアルタイムで確認できます。『Oracle WebCenter Contentの管理』OpenSearchの管理に関する項を参照してください。
ドキュメントの更新 整形JSON形式について説明している新しいドキュメントがあります。『Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス』整形JSON形式に関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2022年10月

機能 説明
Elasticsearchクライアントは出荷されなくなりました Elasticsearchクライアントは、現在のリリース以降に出荷されません。これで、柔軟にElasticsearchライブラリ・クライアントjarを保持し、バックエンドおよびクライアントを同期された方法で更新できるようになりました。Oracleは、現在サポートされているElasticsearchの最新のマイナー・バージョンを使用して、四半期ごとのバンドル・パッチのテストを続行します。
WebCenter Content Records

WebCenter Content Records - スタンドアロンはElasticsearch (WebCenter Contentと同じバージョン)でサポートされています

WebCenter Content RecordsのElasticsearch認証には、スタンドアロンWebCenter Content Recordsの下のすべてのインストール・レベルが含まれます。

レコード設定を構成するには、「管理 」レコード設定の構成に移動します。その後、次の値を設定します:

  • レコード管理のインストール設定: 単独
  • インストール・レベル: 最小/通常/DODベースライン、DOD 分類済、カスタム

12c (12.2.1.4.0) — 2022年7月

機能 説明
オブジェクト・ストレージ移行ツール OciMigrationWorkerThreadsPerNodeパラメータの最大値は10になります。それより大きい値を指定した場合は、10のみが考慮されます。『Oracle WebCenter Contentの管理』構成パラメータに関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2022年4月

機能 説明
OCIオブジェクト・ストレージの構成 以前のWebCenter Contentでは、ローカル・ファイル・システムまたはデータベースの2つのオブジェクト・ストレージ・オプションがサポートされていました。Object Storageは、ドキュメントを格納するためにWebCenter Contentで使用できるようになった新しいストレージ・プロバイダ・コンポーネントです。『Oracle WebCenter Contentの管理』OCIオブジェクト・ストレージの構成に関する項を参照してください。
オブジェクト・ストレージ移行の管理 オブジェクト・ストレージ移行ツールは、コンテンツをWebCenter Contentオンプレミス・システムからOCIシステムに移行します。『Oracle WebCenter Contentの管理』オブジェクト・ストレージ移行の管理に関する項を参照してください。
Elasticsearch WebCenter Contentでは、7.6以降のElasticsearch 7.x製品バージョンのすべてのマイナー・バージョンがサポートされます。パッチ・レベル7.17.1でのElasticsearchの操作は、2022年4月のWebCenter Contentパッチで確認されました。『Oracle WebCenter Contentの管理』Elasticsearchの構成に関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2022年1月

機能 説明
OCIオブジェクト・ストレージ 新しいストレージ・プロバイダ・コンポーネントは、本番リリースに先立つ評価のために、このバージョンのWebCenter Contentで導入されています。このコンポーネントにより、WebCenter Contentでコンテンツ・ストレージにOracleのOCIオブジェクト・ストレージ・サービスを活用できます。これにより、従来のファイルおよびデータベース・ストレージ・プロバイダの代替機能が提供されます。関心のある顧客またはパートナは、サポート・チケットを発行してWebCenter Content製品管理に連絡すると、機能評価のためにドキュメントを使用できるようになります。
Elasticsearch WebCenter Contentでは、7.6以降のElasticsearch 7.x製品バージョンのすべてのマイナー・バージョンがサポートされます。『Oracle WebCenter Contentの管理』Elasticsearchの構成に関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2021年7月

機能 説明

新しいJSON形式のJsonConverterコンポーネントが導入されました

以前は、コンテンツ・サーバーがIsJsonフラグに基づいてJSON形式を指定していました。ここで、VBCS、SOA、OICなどのアプリケーションをすぐに統合できる新しい形式でJSONを変換するには、新しい形式でレスポンスを返すために、通常のサービスとともに新しいパラメータIsPrettyJsonを送信する必要があります。

IsPrettyJson=1の場合、新しい形式が返されます。IsJson=1を渡すと、古い形式が返されます。両方のフラグが渡された場合、古い形式が優先されます。

12c (12.2.1.4.0) — 2021年1月

機能 説明

ごみ箱の構成

この新機能により、オンプレミスOracle WebCenter ContentでFrameworkFoldersコンポーネントを構成して、ごみ箱を有効または無効にできます。『Oracle WebCenter Contentの管理』ごみ箱の構成に関する項を参照してください。

Elasticsearchの構成

WindowsクラスタでのElasticsearchの保護およびElasticsearchクラスタ・ヘルスの監視のサポートが追加されました。また、UNIXクラスタでElasticsearchを保護するステップが更新されました。『Oracle WebCenter Contentの管理』Elasticsearchの構成に関する項を参照してください。

ADFUIのログアウトの構成 ADFUIなどのWebCenterアプリケーションをユーザー・ログアウト用に構成できます。『Oracle WebCenter Contentの管理』ADFUIのログアウトの構成に関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2020年10月

機能 説明

索引設定の構成

この新機能により、Elasticsearch索引ごとにシャード数およびレプリカ数をカスタマイズできます。Elasticsearchの設計に従って、Elasticsearchの各索引はWebCenter Contentのセキュリティ・グループにマップされます。『Oracle WebCenter Contentの管理』索引設定の構成に関する項を参照してください。

デスクトップ管理アプリケーション

次のコンテンツ・サーバー管理アプリケーションは、デスクトップ管理アプリケーションを使用して管理できます: アーカイバ、構成マネージャ、Content Categorizer管理、データ・エンジン・コントロール・センター、PDFウォーターマーク管理、リポジトリ・マネージャ、ユーザー管理、Webレイアウト・エディタおよびワークフロー管理。ネイティブ・ユーザー・インタフェースを介してブラウザで管理アプリケーションを実行することもできます。『Oracle WebCenter Contentの管理』WCCデスクトップ・アプリケーションを介した管理アプリケーションの実行に関する項を参照してください。

ユーザー・ログアウトのためのWebCenterコンテンツの構成 ユーザー・ログアウト用に、WebCenter Content Server、Enterprise Capture、WebCenter Content: ImagingなどのWebCenterアプリケーションを構成できます。『Oracle WebCenter Contentの管理』ユーザー・ログアウトのためのWebCenter Contentの構成に関する項を参照してください。

12c (12.2.1.4.0) — 2020年7月

機能 説明
Oracle Identity Cloud Service (IDCS)用のWebCenter Contentの構成 WebCenter Content Server、Enterprise Capture (コンソールおよびクライアント)、WebCenter Desktop Client、WebCenter Imaging、WebCenter Content ADFUIなどのWebCenterアプリケーション用にIDCSを使用してSSOを構成するには、『Oracle WebCenter Contentの管理』Oracle Identity Cloud Services (IDCS)用のWebCenter Contentの構成に関する項を参照してください。
SAML 2.0 (IDCS)シングル・サインオンの構成 次のようなWebCenterアプリケーション用にIDCSを使用してSAML 2.0 SSOを構成するには:
  • WebCenter Content Server
  • WebCenter Desktop Client
  • Enterprise Capture (コンソールおよびクライアント)
  • WebCenter Content ADFUI
  • WebCenter Imaging
『Oracle WebCenter Contentの管理』SAML 2.0 (IDCS)シングル・サインオンの構成に関する項を参照してください。

Elasticsearchの管理

WebCenter Contentは、Elasticsearchにより提供されるREST APIを介してElasticsearchと通信します。ユーザーに公開されるWebCenter Content API/サービスは変わりません。『Oracle WebCenter Contentの管理』Elasticsearchの管理に関する項を参照してください。

Elasticsearchでの検索

Elasticsearchでは、APIとユーザー・インタフェースはほとんど変わっていませんが、再構築時間が大幅に短縮されています。また、ユーザーの操作性も向上し、リアルタイムに近い検索レスポンスを実現しています。『Oracle WebCenter Contentの使用』Elasticsearchでの検索に関する項を参照してください。

DesktopクライアントでのOffice 365およびOffice 2019のサポート Desktopクライアント・ソフトウェアは、Oracle WebCenter ContentをMicrosoft Officeアプリケーションに統合します。『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』DesktopクライアントでOracle WebCenter ContentをMicrosoft Officeアプリケーションに統合する方法に関する項を参照してください。
Oracle Cloud InfrastructureへのOracle WebCenter Contentの移行 Oracleでは、大幅な再構築、再統合またはビジネス・プロセスの変更を行わなくても、ほとんどのオンプレミスのWebCenter Content/ImagingデプロイメントをOracle Cloud Infrastructureに簡単な方法で移行できます。『Oracle WebCenter ContentのOracle Cloud Infrastructureへの移行』WebCenter ContentのOracle Cloud Infrastructureへの移行に関する項を参照してください。

12 c (12.2.1.4.0) — 2019年9月

機能 説明
DISDefaultDocInfoTabプロパティ このプロパティを使用すると、Windowsエクスプローラのプレビュー・ペインを構成できます。このプロパティの値をIMAGE_DATAに設定すると、Windowsエクスプローラのプレビュー・ペインにドキュメント・イメージのデータ・ページが表示されます。この値をRENDITION_INFOに設定すると、Windowsエクスプローラのプレビュー・ペインにドキュメント・レンディション情報ページが表示されます。『Oracle WebCenter Contentの管理』Windowsエクスプローラのプレビュー・ペインの構成に関する項を参照してください。

NativeOsUtils

NativeOsUtilsコンポーネントがMicrosoft Visual Studio 2013に作成されます。

UA

12c (12.2.1.3.0) — 2018年7月

機能 説明

高度なセキュリティ

Core (GET_SEARCH_RESULTS)およびFrameworkFolders (FLD_FOLDER_SEARCH)コンポーネント用の検索関連QueryText検証を処理するOracleAdvancedSecurityConfigコンポーネントが導入されました。OracleAdvancedSecurityConfigコンポーネントはデフォルトで有効です。『Oracle WebCenter Contentの管理』のSee 高度なセキュリティ・オプションに関する項を参照してください。

AutoSuggestConfig

AutoSuggestConfigコンポーネントが構成可能になり、「コンポーネント・マネージャ」ページから有効または無効にできます。『Oracle WebCenter Contentの管理』「コンポーネント・マネージャ」を使用したコンポーネントの有効化または無効化に関する項を参照してください。

ノート: AutoSuggestConfigコンポーネントが無効になっている場合、WebCenter Content UIの検索フィールドの自動提示機能は非表示になります。サイド・バーの「検索」フィールド、フォルダ・ピッカーまたはライブラリ・ピッカーのシナリオ(コピー、移動、ショートカットの作成、保存済検索の作成など)、およびファイル・ドキュメント・ウィンドウは非表示になります。また、バナー検索ボックスは、検索条件の入力時に結果のプロンプトを自動的に表示しません。

12c (12.2.1.3.0) — 2018年4月

機能 説明

SAMLベースのシングル・サインオン

Security Assertion Markup Language (SAML)により、アプリケーション間のクロス・プラットフォーム・ユーザー認証が有効になります。ユーザーは、SAMLソースとして構成されているアプリケーションにログインすると、アプリケーションごとに個別にログインしなくても、SAMLの宛先として構成されているすべてのアプリケーションへのアクセス権を自動的に付与されます。『Oracle WebCenter Contentの管理』SAMLベースのシングル・サインオンの構成に関する項を参照してください。

新しい構成変数

LinkManagerコンポーネント内に構成変数LM_preferoitrenderingを導入しました。この構成変数の値がTRUEに設定されている場合、OIT (htmlexport)は内部レンダリング・エンジンを使用してコンテンツからリンクを抽出します。

12c (12.2.1.3.0) — 2017年8月

機能 説明

Universal Records Management (URM)アップグレード

このアップグレードを使用すると、URMでは専用サーバーが不要になりますが、かわりにURMコンポーネントがWebCenter Contentサーバーで直接消費されます。

物理ソースおよび外部ソースを含むコンテンツ・サーバーの完全なレコード管理機能を有効化できる新しいオプションが導入されています。コンテンツ・サーバーのレコード管理の構成を参照してください。

WebCenter Contentユーザー・インタフェース: 注釈

注釈を変更する方法が変更されました。注釈を変更するにはどのようにするのですか。を参照してください。

その他の更新

  • Javaベース管理アプレットがJava Network Launch Protocol (JNLP)に移行しました。

  • WebCenter Portalのクラウドへの移行を有効化するためのJava Cloud Service (JCS)へのオンプレミスWebCenter Contentのリフト・アンド・シフト。

  • 垂直クラスタのサポート。

12c (12.2.1.2.0) — 2016年10月

12c (12.2.1.2.0)には、新機能はありません。

12c (12.2.1.1) — 2016年6月

機能 説明
ごみ箱

WebCenter Content UIでは、アイテムを削除すると、完全に削除されずにごみ箱フォルダに送信されます。ライブラリ、フォルダおよびドキュメントの削除を参照してください。

Hybrid Enterprise Content Management (HECM)

WebCenter Content UIでは、Oracle WebCenter ContentをOracle Content Managementと統合して、クラウド・サーバーに対してコンテンツを共有、コピーおよびアップロードし、出先でコンテンツに容易にアクセスできます。Oracle Content Managementの操作に関する項を参照してください。

スキャン

このリリースでは、スキャナを使用してドキュメントをアップロードするプロセスが変更されました。Webブラウザからのドキュメントのアップロードを参照してください。

Inbound Refineryのアップグレード

古いバージョンのInbound Refinery (IBR)を現在のリリースにアップグレードできます。以前は、新しいバージョンのInbound Refineryにアップグレードするのではなく、インストールする必要がありました。

Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能

この項では、Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能と拡張機能を紹介します。

『Oracle WebCenter Enterprise Captureリリース・ノート』Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能に関する項を参照してください。

Oracle WebCenter Application Adaptersの新機能

この項では、Oracle WebCenter Application Adaptersの新機能と拡張機能を紹介します。

12c (12.2.1.3.0) — 2017年8月

機能 説明

管理対象添付の2つの異なるWebサービス実装の可用性

Oracle Universal Content Management (UCM)およびApplication Extension Framework (AXF)は、管理対象添付の次のWebサービス実装を提供します。

Javaオブジェクト・キャッシュ(JOC)のかわりのcoherenceの使用

Oracle Imaging and Process Management (IPM)およびAXFでは、JOCのかわりにcoherenceを使用し、クラスタリング動作が変更されます。Imaging管理対象サーバーにおけるAXFのためのクラスタ化を参照してください。

12c (12.2.1.2.0) — 2016年10月

12c (12.2.1.2.0)には、新機能はありません。

12c (12.2.1.1) — 2016年6月

機能 説明
管理対象添付のコンテンツ・サーバーWebサービス

管理対象添付に対するApplication Extension Framework (AXF)の依存性の削除を可能にします。これには、次のものが含まれます。

E-Business Suite職責に基づく管理対象添付の設定のカスタマイズ E-Business Suite職責に基づいて管理対象添付の設定をカスタマイズできます。ユーザーの割当て済職責IDに基づいた設定のカスタマイズを参照してください。

Oracle WebCenter Content: Imagingの新機能

この項では、Oracle WebCenter Content: Imagingの新機能と拡張機能を紹介します。

12c (12.2.1.4.0) — 2021年1月

機能 説明

統合ビューア

統合ビューアは、基本機能と拡張機能の両方が組み合された単一のツールバーが用意されている点を除き、デフォルト・ビューアと同じです。管理者は、MBean構成でViewerAdfByDefault MBean属性をtrueに設定して、ユーザーに対して有効にする必要があります。統合ビューアでは、Javaは必要ありません。

『Oracle WebCenter Content: Imagingの管理』MBean属性の構成に関する項および『Oracle WebCenter Content: Imagingの使用』ドキュメントの表示、注釈付けおよび取得に関する項を参照してください。

12 c (12.2.1.4.0) — 2019年9月

機能 説明

UA

WebCenter Content: Imagingでのアプリケーションの作成と保存済検索: このOBEは、Oracle WebCenter Content: Imagingを使用してアプリケーションを作成し、保存済検索を作成する方法を示しています。

12c (12.2.1.3.0) — 2017年8月

機能 説明

ユーザー・インタフェースのアップグレード

Imagingには、新しいユーザー・インタフェース(Altaスキン)が含まれます。Oracle WebCenter Content: Imagingの管理ユーザー・インタフェースに関する項およびOracle WebCenter Content: Imagingの使用ユーザー・インタフェースに関する項を参照してください。

注釈の更新

ドキュメントに関連付けられている注釈およびサポート・コンテンツは添付として処理されます。

Oracle Coherence

Javaオブジェクト・キャッシュ(JOC)がOracle Coherenceに置き換えられました。

Imaging管理対象サーバー

12.2.1で非推奨になったImaging管理対象サーバーは、このリリースで復活しました。

Oracle WebCenter Forms Recognitionの新機能

この項では、Oracle WebCenter Forms Recognitionのいくつかの重要な機能および拡張機能について説明します。

Oracle WebCenter Forms Recognitionリリース・ノートも参照してください

12c (12.2.1.4.200714) — 2020年10月

機能 説明

APプロジェクト2803

最新の機能とバグ修正を含むAPプロジェクト2803がリリースされました。詳細は、Oracle WebCenter Forms Recognition APプロジェクト2803リリース・ノートを参照してください。

ソリューション構成マネージャ

ソリューション構成マネージャは、複数のAPプロジェクトの構成を管理できます。詳細は、Oracle WebCenter Forms Recognitionソリューション構成マネージャ・ユーザー・ガイドを参照してください。

12 c (12.2.1.4.0) — 2019年9月

機能 説明

プラットフォーム

  • WebCenter Forms Recognitionは、Windows Server 2016をサポートしています。

  • WebCenter Forms Recognitionは、SQL Server 2016 SP1をサポートしています。

  • WebCenter Forms Recognitionは、Oracle 12c R2をサポートしています。

  • WebCenter Forms Recognitionは、.NET Framework 4.6をサポートしています。

  • SQL Server 2008 R2のサポートは廃止されました。

  • SQL Server 2012 SP2のサポートは廃止されました。

Brainware API

WebCenter Forms Recognitionは新しいBrainware RESTful APIをサポートします。これにより、外部ドキュメントをアップロードおよび管理する方法が提供され、ランタイム・サーバーによってさらに処理されます。

詳細は、『WebCenter Forms Recognition Brainware APIインストレーション・ガイド』を参照してください。

ランタイム・サーバー

ランタイム・サービス・プロパティ・ダイアログの「インポート」タブにImportGroupという名前の新しいオプションが表示されます。これを使用すると、ユーザーはインポート・グループを指定して、Brainware APIを使用して作成された外部バッチからドキュメントをインポートできます。

詳細は、『WebCenter Forms Recognition Runtime Serverガイド』のBrainware APIを使用してインポートされたバッチの処理に関する項を参照してください。

ドキュメント・フィルタ

  • WebCenter Forms Recognitionは、複数の更新および拡張機能を提供するドキュメント・フィルタ11.4.0.2822をサポートします。

  • メソッドTestStringSCBCdrFormatEngineクラスに追加され、フォーマット文字列式に対する任意のテキストの距離を計算できるようになりました。

12c (12.2.1.3.0) — 2018年7月

機能 説明

QualitySoftエンジン

QualitySoftエンジンがRecognita Barcodeエンジンに置き換えられ、PDFドキュメントおよびイメージのバーコード認識で使用されます。

プラットフォームの拡張機能

WebCenter Forms Recognitionは、次をサポートします。
  • Amazon EC2
  • いくつかの更新と拡張を可能にするドキュメント・フィルタ11.4.0.2480の統合
  • Windows 10
  • Oracle 12cデータベース
  • .NET Framework 4.5.2

スクリプト

次のメソッドおよびプロパティが使用できます。
  • SetFieldFocusメソッド: HighlightField、HighlightColumnおよびHiglightRowの設定を更新するために使用します
  • ExportToXMLメソッド: 指定された形式でWorkdocデータをXMLファイルにエクスポートします
  • TestStringメソッド: フォーマット文字列式に対して任意のテキストの距離を計算できます
  • SkipDocumentReprocessingAfterMerging名前付きプロパティ: 大規模なドキュメントをマージする際のパフォーマンスを改善します
  • DocumentBinarizationModeプロパティ: グレースケールとカラーのイメージのOCR結果を改善します
  • SrchFlagプロパティ: 文字列構成ルールのオプション大/小文字を区別するおよび接続している単語間でスペースを保持を使用可能にします
Web検証機能 Web検証機能はGoogle Chromeをサポートします。すべてのWeb Cookieに対してSECUREまたはHTTPONLY属性を使用することで、セキュリティを向上させます。また、赤いハイライト・ボックスの周囲にいくつかの機能拡張があります。

ドキュメントのアクセシビリティ

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。