8 共通キャプチャ・クラスの使用

この章では、認識プロセッサおよびインポート・プロセッサに関連する共通キャプチャ・クラスについて説明します。

これは、認識プロセッサ・スクリプトおよびインポート・プロセッサ・スクリプトの設計に使用可能なクラスに加えて使用できるクラスです。認識プロセッサ・クラスおよびインポート・プロセッサ・クラスの詳細は、「認識プロセッサのクラス」および「インポート・プロセッサのクラス」を参照してください。

共通キャプチャ・クラス

認識プロセッサおよびインポート・プロセッサに関連するクラスは、次のとおりです:

BatchEntity

BatchEntityクラスは、Captureワークスペース内のバッチを表します。バッチは、バッチ・アイテムおよびドキュメントのコレクションです。

プロパティ タイプ 説明

itemID

String

一意のバッチ・アイテム識別子。

id

Integer

一意のバッチID。

state

Integer

バッチの現在の状態。次のいずれかの値になります:

  • 1 - 準備完了

  • 2 – ロック済

  • 16 – エラー

  • 32 – 処理中

errorMessage

String

処理の失敗に関連するエラー・メッセージ。

status

BatchStatusEntity

バッチの現在のステータスを表すBatchStatusEntityへの参照。

priority

Integer

バッチの現在の優先度値。

itemCount

Integer

バッチ内のアイテムの数。

userID

String

バッチを作成したユーザーのユーザーID。

workstationID

String

バッチを作成したシステムのホスト名。

comment

byte[]

バッチに関するコメントまたはノート。

dateTime

Date

バッチが作成された日時。

workspace

CaptureWorkspaceEntity

バッチが属するワークスペースへの参照。

documents

List<DocumentEntity>

バッチ内に存在するDocumentEntity参照のリスト。

items

List<BatchItemEntity>

バッチに関連付けられたバッチ・アイテムのリスト。

lastModifiedDateTime

Date

バッチが最後に変更された日時。

lastModifiedUserID

String

バッチを最後に変更したユーザーのID。

batchName

String

バッチの名前。

BatchItemEntity

BatchItemEntityクラスは、バッチ内のバッチ・アイテムを表します。BatchItemEntityは、バッチ内のドキュメントの作成に使用されるDocumentPageEntityに関連付けられています。

プロパティ タイプ 説明

itemID

String

一意のバッチ・アイテム識別子。

sourceFileName

String

アイテムの元のファイル名。アイテムがインポートされたファイルである場合に便利です。

sourceFormat

String

イメージ以外のファイルの場合、これは通常、ファイル拡張子(DOC、XLS、PDF)です。イメージ・ファイルの場合、値は空になります。

patchCode

Integer

パッチ・コードが読み取られた場合のパッチ・コード値。

barcodeCount

Integer

バー・コード検出中に読み取られたバー・コードの数。

linkCount

Integer

アイテムにリンクされているドキュメントの数。

fileLength

Long

アイテムのサイズ(バイト)。

barcodes

String[]

バー・コード認識中に読み取られたバー・コード値を表す文字列の配列。

BatchLockEntity

BatchLockEntityクラスは、バッチに対するロックを表します。ロックは、ユーザーおよびプロセッサが同じバッチに同時にアクセスできないようにするために使用します。

プロパティ タイプ 説明

id

String

一意のバッチ・ロックID。

batch

BatchEntity

ロックされたバッチへの参照。

batchName

String

バッチ・ロックが適用されるバッチの名前。

workspace

CaptureWorkspaceEntity

バッチが属するワークスペースへの参照。

workspaceName

String

バッチが属するワークスペースの名前。

lockDate

Date

バッチ・ロックが作成された日付。

userID

String

バッチをロックしたユーザーのID。

computerName

String

バッチのロックに使用されるコンピュータの名前。

processID

String

バッチのロックに使用されるプロセスID。

BatchManagerSession

BatchManagerSessionクラスには、アクションを監査し、バッチ、ドキュメント、ドキュメント・ページおよびバッチ・アイテム・オブジェクトを操作するためのメソッドがあります。これには、作成、読取り、更新、削除、移動などが含まれます。

このクラスには、次のメソッドが含まれます:

auditActivity()

次の表では、auditActivity()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void auditActivity(BatchLockEntity ble, Integer actionID, int dataInt, float dataFloat, String dataText1, String dataText2, String dataText3, String dataText4, String dataText5) throws CaptureException

プロセスで定義されたアクションについて、監査レコードをデータベースに書き込みます。

次の表では、auditActivity()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

ble

BatchLockEntity

処理中のバッチに対するバッチ・ロック。

actionID

Integer

ログに記録するアクションの識別子。これはプロセスに固有です。

dataInt

int

プロセスおよびアクションに固有の整数。

dataFloat

Float

プロセスおよびアクションに固有の浮動小数。

dataText1

String

プロセスおよびアクションに固有のテキスト値。

dataText2

String

プロセスおよびアクションに固有のテキスト値。

dataText3

String

プロセスおよびアクションに固有のテキスト値。

dataText4

String

プロセスおよびアクションに固有のテキスト値。

dataText5

String

プロセスおよびアクションに固有のテキスト値。

calculateTotalDocumentPagesInBatch()

次の表では、calculateTotalDocumentPagesInBatch()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public Integer calculateTotalDocumentPagesInBatch(String batchID) throws CaptureException)

ドキュメントにリンクされたバッチ・アイテムの合計数を計算します。

次の表では、calculateTotalDocumentPagesInBatch()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchID

String

バッチの識別子。

次の表では、calculateTotalDocumentPagesInBatch()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

Integer

バッチ内のドキュメント・ページの合計数を表す整数。

createDocument()

次の表では、createDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public String createDocument(String batchLockID, DocumentEntity doc, Integer insertionPoint) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたロック済バッチにドキュメント・オブジェクトを関連付けます。

次の表では、createDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

doc

DocumentEntity

バッチに関連付けられるドキュメント・エンティティ。

insertionPoint

Integer

このドキュメントを挿入するドキュメント番号。

次の表では、createDocument()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

String

一意のドキュメント識別子。

createDocumentAttachments()

次の表では、createDocumentAttachments()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void createDocumentAttachments(String batchLockID, List<DocumentEntity> documents, List<BatchItemEntity> items, Integer insertionPoint, Boolean reNumberFirstDocument, String parentDocID) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたドキュメントへの添付としてのDocumentEntitiesおよびデータベースへのBatchItemEntitiesのコレクションを作成します。クライアントはこのメソッドをコールすると、サーバーに繰り返しリクエストを行わなくても、一連のバッチ・アイテムおよびドキュメント・エンティティを作成できます。

次の表では、createDocumentAttachments()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

documents

List<DocumentEntity>

データベースの永続性を必要とするドキュメント・オブジェクトのコレクション。

items

List<BatchItemEntity>

データベースの永続性を必要とするバッチ・アイテム・オブジェクトのコレクション。

insertionPoint

Integer

ドキュメントの挿入場所を表す整数。

reNumberFirstDocument

Boolean

最初のドキュメントに再度番号を付けるかどうかを示すブール値。最初のドキュメントがデータベースにすでに存在する場合は、Falseを指定する必要があります。

parentDocID

String

添付と関連付ける親ドキュメントの識別子。

deleteDocument()

次の表では、deleteDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void deleteDocument(String batchLockID, String documentID) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたロック済バッチ内のドキュメントを削除します。

次の表では、deleteDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

documentID

String

削除するドキュメントの一意識別子。

findDocumentByID()

次の表では、findDocumentByID()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public DocumentEntity findDocumentByID(String docID) throws CaptureException

識別子を使用してDocumentEntityを検索します。

次の表では、findDocumentByID()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

docID

String

検索するドキュメントの一意識別子。

次の表では、findDocumentByID()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

DocumentEntity

一致するドキュメントが見つかった場合、そのドキュメントの関連するエンティティが返されます。一致が見つからなかった場合は、nullが返されます。

findBatchItemByID()

次の表では、findBatchItemByID()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public BatchItemEntity findBatchItemByID(String docPageID) throws CaptureException

指定されたdocPageIDのBatchItemEntityを検索します。

次の表では、findBatchItemByID()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

docPageID

String

検索するバッチ・アイテムの一意識別子。

次の表では、findBatchItemByID()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

BatchItemEntity

一致するバッチ・アイテムが見つかった場合、そのバッチ・アイテムの関連するエンティティが返されます。一致が見つからなかった場合は、nullが返されます。

linkItemToDocument()

次の表では、linkItemToDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public DocumentPageEntity linkItemToDocument(String batchLockID, String imageID, String documentID, Integer documentPage) throws CaptureException, BatchLockException

バッチ・アイテムをドキュメントに関連付けます。

次の表では、linkItemToDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの識別子。

imageID

String

バッチ・アイテムの識別子。

documentID

String

ドキュメントの識別子。

documentPage

Integer

このアイテムのページ番号。

次の表では、linkItemToDocument()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

DocumentPageEntity

リンクされたページを含むDocumentPageEntity参照。

loadBatchItems()

次の表では、loadBatchItems()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public List<BatchItemEntity> loadBatchItems(String batchID) throws CaptureException

指定されたバッチに属するバッチ・アイテムのリストを返します。

次の表では、loadBatchItems()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchID

String

バッチの一意識別子。

次の表では、loadBatchItems()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

List<BatchItemEntity>

バッチに属するアイテムのコレクション。

loadDocumentPages()

次の表では、loadDocumentPages()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public List<DocumentPageEntity> loadDocumentPages(String documentID) throws CaptureException

バッチに関連付けられたドキュメント・オブジェクトのコレクションを返します。

次の表では、loadDocumentPages()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

documentID

String

ドキュメントの識別子。

次の表では、loadDocumentPages()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

List<DocumentPageEntity>

ドキュメントに関連付けられたドキュメント・ページのコレクション。

loadDocuments()

次の表では、loadDocuments()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public List<DocumentEntity> loadDocuments(String batchID) throws CaptureException

バッチに関連付けられたドキュメント・オブジェクトのコレクションを返します。

次の表では、loadDocuments()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchID

String

バッチの一意識別子。

次の表では、loadDocuments()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

List<DocumentEntity>

ドキュメントに関連付けられたドキュメント・ページのコレクション。

loadDocumentAttachments()

次の表では、loadDocumentAttachments()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public List<DocumentEntity> loadDocumentAttachments(String docID) throws CaptureException

指定されたドキュメントに添付されたドキュメント・オブジェクトのコレクションを返します。

次の表では、loadDocumentAttachments()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

docID

String

ソース・ドキュメントの一意識別子。

次の表では、loadDocumentAttachments()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

List<DocumentEntity>

ソース・ドキュメントに添付されたドキュメントのコレクション。

persistBatch()

次の表では、persistBatch()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void persistBatch(String batchLockID, BatchEntity be) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたバッチをデータベースに対して永続化します。

次の表では、persistBatch()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

be

BatchEntity

更新されるバッチ・エンティティ。

persistBatchItem()

次の表では、persistBatchItem()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public BatchItemEntity persistBatchItem(String batchLockID, BatchItemEntity entity) throws BatchLockException, CaptureException

アイテムを指定されたロック済バッチに対して永続化します。

次の表では、persistBatchItem()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの識別子。

entity

BatchItemEntity

永続化するBatchItemEntity。

次の表では、persistBatchItem()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

BatchItemEntity

永続化されたBatchItemEntityオブジェクトへの参照。

persistDocument()

次の表では、persistDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void persistDocument(String batchLockID, DocumentEntity document) throws CaptureException

バッチ内の特定のドキュメント・エンティティを永続化します。

次の表では、persistDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの識別子。

document

DocumentEntity

永続化するDocumentEntity。

unlinkDocumentPage()

次の表では、unlinkDocumentPage()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void unlinkDocumentPage(String batchLockID, String documentPageID) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたページ・コレクション内のドキュメント・ページと、その関連ドキュメントとのリンクを解除します。

次の表では、unlinkDocumentPage()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

documentPageID

String

リンクを解除するページの識別子。

deleteDocumentPages()

次の表では、deleteDocumentPages()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void deleteDocumentPages(String batchLockID, List<DocumentPageEntity> pages) throws BatchLockException, CaptureException

ページ・コレクション内の指定されたドキュメント・ページと、その関連ドキュメントとのリンクを解除します。

次の表では、deleteDocumentPages()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

pages

List<DocumentPageEntity>

各ドキュメントとのリンクを解除する必要があるページのコレクション。

insertItemsIntoDocument()

次の表では、insertItemsIntoDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void insertItemsIntoDocument(String batchLockID, String docID, Integer insertionPoint, List<BatchItemEntity> items) throws BatchLockException, CaptureException

アイテム・コレクション内のバッチ・アイテム・エンティティをデータベースに対して永続化し、指定されたドキュメント内のアイテムへのリンクを作成します。

次の表では、insertItemsIntoDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの一意識別子。

docID

String

アイテムの挿入先のドキュメントの識別子。

insertionPoint

Integer

アイテムを挿入する必要があるポイント。

items

List<BatchItemEntity>

永続性を必要とするアイテムのコレクション。

splitDocument()

次の表では、splitDocument()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public DocumentEntity splitDocument(String batchLockID, String sourceDocID, Integer docBreakPoint, String newDocTitle) throws BatchLockException, CaptureException

指定されたブレーク・ポイントでソース・ドキュメントを新しいドキュメントに分割します。データベース内に新しいドキュメントが作成され、ソース・ドキュメント内の指定されたブレーク・ポイント以降のすべてのページが新しいドキュメントに移動されて、ソースから削除されます。

次の表では、splitDocument()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

操作中のバッチの有効なバッチ・ロック識別子。

sourceDocID

String

分岐するページが含まれるソース・ドキュメント。

docBreakPoint

Integer

移動するページの開始ページ番号。

newDocTitle

String

作成される新しいドキュメントのタイトル。

次の表では、splitDocument()メソッドで返される値について説明します:

タイプ 説明

return

DocumentEntity

ソース・ブランチからのページが含まれる新しいドキュメント・エンティティ。

mergeDocuments()

次の表では、mergeDocuments()メソッドの構文について説明します:

構文 説明

public void mergeDocuments(String batchLockID, MetadataMergeOption mergeOption,DocAttachmentIncludeOption attachmentIncludeOption, DocumentEntity sourceDocument, List<DocumentEntity> destinationDocuments, boolean addToBeginning) throws CaptureException, BatchLockException

2つのドキュメントを1つにマージします。

次の表では、mergeDocuments()メソッドのパラメータについて説明します:

パラメータ タイプ 説明

batchLockID

String

バッチ・ロックの識別子。

mergeOption

MetadataMergeOption

マージ中にドキュメント索引を処理する方法を示します。可能な値は次のとおりです:
  • discardSourceValues

  • applySourceValuesOverwrite

  • applySourceValuesDoNOTOverwrite

attachmentIncludeOption DocAttachmentIncludeOption マージ中にドキュメント添付を処理する方法を示します。可能な値は次のとおりです:
  • doNotInclude

  • includeAll

  • includeOnlyMatches (添付タイプが一致する添付のみを含める)

sourceDocument

DocumentEntity

ソース・ドキュメント・エンティティ。

destinationDocuments

List<DocumentEntity>

宛先ドキュメント・コレクション。

addToBeginning

Boolean

ソース・ドキュメントを宛先ドキュメント・コレクションの先頭にマージするかどうかを示します。

BatchStatusEntity

BatchStatusEntityクラスは、Captureワークスペース内のバッチ・ステータスを定義します。バッチ・ステータスは、Captureワークスペース内でバッチに関連付けることができます。

プロパティ タイプ 説明

statusID

String

ステータスの一意識別子。

value

String

ステータスのテキスト値。

workspaceEntity

CaptureWorkspaceEntity

ステータスが定義されているワークスペースへの参照。

CaptureWorkspaceEntity

CaptureWorkspaceEntityクラスは、Captureシステム内のワークスペースを表します。ワークスペースは、メタデータ、ドキュメント・プロファイルおよびバッチ・ステータスを定義します。

プロパティ タイプ 説明

workspaceID

String

一意のワークスペース識別子。

workspaceName

String

ワークスペースの名前

description

String

ワークスペースの説明。

dateCreated

Date

ワークスペースが作成された日付。

dateLastModified

Date

ワークスペースが最後に変更された日付。

createdBy

String

ワークスペースを作成したユーザーのユーザーID。

lastModifiedBy

String

ワークスペースを最後に変更したユーザーのユーザーID。

indexDefinitions

List<IndexDefinitionEntity>

ワークスペース内で定義されている索引定義エンティティのリスト。

statuses

List<BatchStatusEntity>

ワークスペース内で定義されているバッチ・ステータスのリスト。

documentTypes

List<DocumentTypeEntity>

ワークスペース内で定義されているドキュメント・プロファイルのリスト。

DBSearchResults

DBSearchResultsクラスには、データベース参照の実行で返された情報が含まれます。また、返された行のリストと、行の列を説明する検索フィールド情報のリストも含まれます。

プロパティ タイプ 説明

resultsList

List<DbSearchResultRow>

データベース参照からの行のリスト。

fieldInfoList

List<DbSearchFieldInfo>

データベース参照で使用される列を説明する検索フィールド情報のリスト。

DBSearchResultRow

DbSearchResultRowクラスは、データベース参照から返される1行の結果を表します。

プロパティ タイプ 説明

results

List<String>

1つの検索結果に関連付けられている文字列値のリスト。このリスト内の値の順序は、戻りフィールドが定義されている順序と同じです。

DBSearchFieldInfo

DbSearchFieldInfoクラスは、データベース参照の結果の説明であるフィールド情報を表します。

プロパティ タイプ 説明

captureIndexDefID

String

メタデータ・フィールドID。

dbColumnName

String

データベース列の名前。

dbColumnType

Integer

データベース列のタイプ。

captureFieldType

Integer

メタデータ・フィールドのデータ型。

DocumentEntity

DocumentEntityクラスは、バッチ内のドキュメントを表します。ドキュメントは、BatchItemEntity参照を参照するDocumentPageEntity参照のコレクションで構成されます。

プロパティ タイプ 説明

documentID

String

ドキュメントを一意に識別する値。

documentTitle

String

ドキュメント・タイトル。

documentNumber

Integer

バッチ内のドキュメントの位置。

batchEntity

BatchEntity

ドキュメントが属するバッチへの参照。

documentPages

List<DocumentPageEntity>

ドキュメントを構成するドキュメント・ページ・エンティティ参照のリスト。

documentType

DocumentTypeEntity

ドキュメントに関連付けられたdocumentTypeへの参照。

indexes

List<IndexValue>

ドキュメントの索引値のリスト。

documentState

Integer

ドキュメントの現在の状態。次のいずれかの値になります:

  • 1 (準備完了) – ドキュメントをコミットする準備ができています。

  • 2 (保留) – ドキュメントはコミット・プロセッサによりコミットされません。

lastModifiedDateTime

Date

ドキュメントが最後に変更された日時。

lastModifiedUserID

String

ドキュメントを最後に変更したユーザーのID。

DocumentPageEntity

DocumentPageEntityクラスは、ドキュメント内のページを表します。バッチ内のBatchItemEntityを参照し、親ドキュメント内のページの位置を表すページ番号を含みます。

プロパティ タイプ 説明

docPageID

String

ドキュメント・ページを一意に識別する値。

batchItemEntity

BatchItemEntity

ドキュメント・ページに関連付けられたBatchItemEntityへの参照。

documentEntity

DocumentEntity

ページが属するDocumentEntityへの参照。

pageNumber

int

ドキュメント内のページの位置。

DocumentTypeEntity

DocumentTypeEntityクラスは、Captureワークスペース内のドキュメント・プロファイルを定義します。DocumentTypeEntityは、名前、説明、およびドキュメント・プロファイルに関連する索引定義フィールドのリストで構成されます。

プロパティ タイプ 説明

docTypeID

String

ドキュメント・プロファイルの一意識別子。

docTypeName

String

ドキュメント・プロファイルの名前。

description

String

ドキュメント・タイプの説明。

workspaceEntity

CaptureWorkspaceEntity

ドキュメント・プロファイルが属する親ワークスペース。

fields

List<IndexDefinitionEntity>

ドキュメント・プロファイルに関連付けられたIndexFieldDefinitionEntityオブジェクト参照のリスト。

IndexDefinitionEntity

IndexDefinitionEntityは、ワークスペース内で定義された索引定義を表します。索引定義は、入力に使用できるメタデータ・フィールドを定義します。

プロパティ タイプ 説明

indexFieldID

String

索引定義の一意識別子。

fieldName

String

フィールドの名前。

workspaceEntity

CaptureWorkspaceEntity

フィールドが定義されている親ワークスペースへの参照。

dataType

Integer

フィールドのデータ型。

  • 0 – 数値

  • 1 – 英数字

  • 3 – 日付

  • 4 – 浮動小数

maxLength

Integer

フィールドに格納される最大文字数。

minValue

Float

使用できる最小値。

maxValue

Float

使用できる最大値。

required

Boolean

コミット時にフィールドに値が存在することを必要とする場合はTrueに設定し、そうでない場合はFalseに設定します。デフォルト値は、Falseです。

defaultValue

String

フィールドのデフォルト値。

inputMask

String

フィールドに定義されている入力マスク。

displayFormat

String

フィールドの表示形式。

locked

Boolean

フィールドへの入力がロックされているかどうかを示します。

autoPopulate

Integer

次の値があります:

  • 0 – なし

  • 1 – デフォルト値

  • 2 – スキャン日付

  • 3 – 現在日

  • 4 – バッチ名

  • 5 – ユーザーID

  • 6 – ホスト名

  • 7 – プロファイル名

  • 8 – バッチ・ステータス

  • 9 – バッチ優先度

  • 10 – ドキュメント・タイプ

validationExpression

String

フィールド値の検証に使用される正規表現文字列。

IndexValue

IndexValueクラスは、ドキュメント内のメタデータ・フィールドの値を表します。これには、ユーザーに表示される表示値と、コミット時に使用されるfieldValueが含まれます。

プロパティ タイプ 説明

fieldID

String

索引値に関連付けられたIndexDefinitionEntityの一意識別子。

fieldValue

String

ドキュメントのコミット時に使用されるフィールドの値。

displayValue

String

ユーザーに表示される値。コミット時にこの値は使用されません。