「保存」ダイアログ(新規ファイルとして保存) - 「チェックイン・フォーム」パネル

サーバー上のチェックイン・フォームを使用して、現在開いているMicrosoft Officeファイルを新規コンテンツ・アイテムとしてOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするには、「保存」ダイアログ・ボックスの「チェックイン・フォーム」パネルを使用します。

要素 説明
チェックイン・フォーム

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

フォルダ

「フォルダ」アイコンをクリックすると、「保存」ダイアログ(新規ファイルとして保存) - 「フォルダ」パネルが開きます。

サーバー

アイテムをチェックインするコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

使用可能なサーバーのリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーや他のWebDAVサーバーは表示されません。このページでは、Oracle WebCenter Contentサーバーの標準チェックイン機能が使用されるためです。

フォルダ

アイテムをチェックインするフォルダを選択します。

「フォルダ」リストに必要なフォルダが表示されない場合は、「参照」ボタンを使用してダイアログを開き、そのダイアログからフォルダを検索できます。

「プロファイル」リストから使用可能なプロファイルは、アイテムをチェックインするように選択したフォルダに応じて変わります。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

プロファイルを使用できるのは、Oracle WebCenter Content Server 12cリリース2またはOracle Content Server 11gリリース1に接続している場合のみです。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

チェックイン・フォーム

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準コンテンツ・チェックイン・フォームです。サーバーにチェックインする前に、ここでメタデータをアイテムに割り当てます。フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

デフォルト・タイトルは現在のファイル名(たとえば、既存のファイルの場合、「Your Proposal.doc」)、または新規ドキュメントのデフォルト名(たとえば、未保存のファイルの場合、Microsoft Wordでは「Document1」)になります。タイトルとファイル名はリンクされていません。つまり、タイトルを変更しても、自動的にファイル名は変更されません(その逆も同様です)。

コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、アイテムはチェックインできません。

ファイル名

コンテンツ・サーバーにチェックインするアイテムのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、現在のファイル名(既存のファイルの場合)または新規ドキュメントのデフォルト名(未保存のファイルの場合。Microsoft Wordの「文書1」など)です。デフォルトでは、タイトルはファイル名と同じです。ファイル名とタイトルはリンクされていません。つまり、ファイル名を変更しても、自動的にタイトルは変更されません(その逆も同様です)。

保存タイプ

保存するファイルのファイル・タイプを選択します(さらに、コンテンツ・サーバーにチェックインします)。使用可能なオプションは、使用しているアプリケーションによって異なります。たとえば、Microsoft Wordファイルは、標準のWord文書(.docや.docx)、XMLファイル(.xml)、単一ファイルWebページ(.mht)、文書テンプレート(.dot)、リッチ・テキスト形式ファイル(.rtf)またはプレーン・テキスト・ファイル(.txt)として保存できます。

Microsoft Officeの組込みプロパティをサポートしないファイル・フォーマット(RTF、XML、プレーン・テキストなど)でドキュメントを保存してチェックインし、そのファイルを表示(読取り専用)モードで開いた場合、アプリケーション内から(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「チェックアウト」オプションを使用して)そのファイルをチェックアウトすることはできません。

このオプションは、Microsoft PowerPointでは使用できません。

チェックイン後に再度開く

ファイルは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。チェックイン後にドキュメントを自動的にチェックアウトして再度開く場合は、このチェック・ボックスを選択します。これは、チェックイン後もドキュメントで作業を続ける場合に便利です。既存のチェックアウト・ドキュメントを保存することで新しいドキュメントを作成した場合、既存のドキュメントのチェックアウトを元に戻すことはできないことに注意してください。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、指定したメタデータを使用してコンテンツ・サーバーにファイルをチェックインするには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインせずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

関連項目

『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』Oracle WebCenter Content: Desktopについてに関する項