A.3 セキュリティ・フィールド

次のセキュリティ関連のフィールドが含まれる場合があります。

表A-3 メタデータ・フィールド

フィールド 説明
補助マーキング コンテンツ・レベルで適用される補助マーキング。
セキュリティ分類 コンテンツ。アイテムの現在の分類(DoD 5015.2仕様で現在の分類として表記されています)。

システム内の最低分類レベルがマーキングなしとして設定されており、このフィールドがマーキングなしに設定されている場合、分類検証は実行されません。

分類エージェンシ レコードを分類するエージェンシまたは担当者。たとえば、エージェンシの最高幹部や企業のCEOなどです。
分類基準 アイテムを分類する担当者。これは、「分類の導出元」が移入されていない場合に必要です。
分類の導出元 アイテムの分類の分類ガイドの導出元。これは、フィールドによる「分類済」が空白である場合は必須です。次のフィールドの提案値が表示されますが、変更できます。
  • 初期分類
  • 分類の理由
  • 分類解除の除外カテゴリ
  • 分類解除実行イベント
  • 分類解除実行日
トピックから導出 分類を導出するために使用される分類ガイドに関連付けられたトピック。これは、値が「分類の導出元」フィールドに依存するオプション・リストです。リストの右側にある情報アイコンは、選択したトピックの説明を表します。
初期分類 作成時点での分類。分類されたコンテンツに必要です。これは、分類が単一のソース、複数のソース、またはトピックから導出される場合は自動的に入力されます。使用可能なオプションには、次のものが含まれます。
  • 最高機密
  • 機密
  • コンフィデンシャル
  • マーキングなし
  • 組織によって定義される任意のカスタム分類
分類の理由 分類の仕様。フィールドによる「分類済」が移入されている場合は必須で、移入されていない場合は、オプションです。これは、分類が単一のソース、複数のソース、またはトピックから導出される場合は自動的に入力されます。これは、自動的に移入されるカスタム・オプション・リストで、組織によって値が異なります。
分類解除の除外カテゴリ 標準分類解除期間(レコード管理者によって定義されるが、通常は10年間)後の分類解除の対象からアイテムを除外するカテゴリ。これには、「インテリジェンス・ソースを公開する」、「企業のセキュリティを損なう」などの例があります。
分類解除実行イベント アイテムの分類解除を自動的にトリガーするイベント。分類されたコンテンツでは、「分類解除実行イベント」、「分類解除実行日」、または両方のフィールドを完了する必要があります。これは、分類が単一のソース、複数のソース、またはトピックから導出される場合は自動的に入力できます。
分類解除実行日 アイテムの自動的な分類解除をトリガーする日付。これは、分類が単一のソース、複数のソース、またはトピックから導出される場合は自動的に入力できます。
ダウングレード指示 コンテンツがダウングレードの対象であるときにダウングレードする方法に関する指示。これは、「ダウングレード実行イベント」または「ダウングレード実行日」、あるいは両方の組合せが存在する場合は必須です。
ダウングレード実行イベント コンテンツ分類の自動的なダウングレードをトリガーするイベント。
ダウングレード実行日 コンテンツ分類の自動的なダウングレードをトリガーする日付。
コンテンツ・リレーション アイテムを相互にリンクするために使用されます。リンクを挿入した後、「削除」アイコン(赤色のX)をクリックすることによってリンクを削除できます。
分類ガイドの注釈 分類ガイドの使用について説明するテキスト。
リリース日 リビジョンの表示が可能になる日時。フラグ: チェックインの日時。別の日付を入力した場合、その日付になるまでリビジョンはDONEステータスのままです。時間はオプションです。これは必須ですが、事前に入力されています。
有効期限 リポジトリでの表示にリビジョンが使用できなくなる日時。有効期限が切れても、リビジョンは削除されません。