リソース・カタログ・アイテムの編集

リソース上でプロパティを編集することによって、リソース名および説明の設定、そのリソースと関連付けるアイコンの設定および新しいプロパティの追加が可能です。

リソースのプロパティを設定する手順は次のとおりです。

  1. 「ターゲット」タブの「名前」フィールドで、リソース・カタログで表示するリソース名を編集します。
  2. 「説明」フィールドに、リソース・カタログのリソース名の下に表示される簡単な説明を入力します。
  3. リソース・カタログにリソースを表示する場合は、「表示可」を選択します。

    または、カタログにリソースが表示される条件を判断するEL式を指定できます。たとえば、Portal Managerロールのユーザーにのみリソースを表示することを指定するには、次のEL式を使用します。

    #{WCSecurityContext.userInScopedRole['Moderator']}
    
  4. このタブの残りのフィールドは、リソース・タイプに固有のものです。
    フィールド 適用先 説明

    パス

    リンク

    リソースにアクセスするためのURLを入力します。URL形式は、リンク先に応じて異なります。

    • タスク・フロー: taskflow://Path_to_Task_Flow/Task_Flow_Definition_File_Name#Task_Flow_ID

    • ポートレット: portlet://Producer_ID/Portlet_ID

    • コンテンツ: content://Content_Connection_ID/Document_ID

    場所が不明な場合は、「選択」アイコンをクリックして、使用可能なリソースを参照します。

    注意: 「選択」ダイアログで「選択」ボタンがアクティブなのは、ナビゲーション・モデルに含めることができるリソースを選択する場合のみです。たとえば、「ポートレット」ノードを開き、ポートレット・プロデューサを選択すると、「選択」ボタンは無効になります。ポートレット・プロデューサを開いてポートレットを選択すると、「選択」ボタンが有効になります。

    リポジトリ

    リポジトリ接続が必要なリソース

    リソースの検索に使用する接続の名前です。

    カタログを含める

    ネストされたリソース・カタログ

    現在のカタログ内にネストするリソース・カタログを選択します。

    最上位レベルのフォルダの非表示

    実行時に動的に移入されるカスタム・フォルダ。

    選択したフォルダのコンテンツを専用のフォルダに格納せず、親フォルダの直下に格納する場合に選択します。

    ファクトリ・クラス

    実行時に動的に移入されるカスタム・フォルダ

    フォルダの作成に使用されるファクトリ・クラスです。

    デフォルトのカタログで使用可能なフォルダのファクトリ・クラスを次に示します。

    • タスク・フロー: oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.rc.TaskFlowResourceFactory

    • ポートレット: oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.rc.PortletResourceFactory

    • コンテンツ: oracle.webcenter.content.model.rc.ContentUrlResourceFactory

    • データ・コントロール: oracle.webcenter.datacomposer.internal.adapter.datacontrol.DataControlContextFactory

  5. 「オプション」タブで、表示オプションを設定します。
    オプション 説明

    attr.ATTRIBUTE_NAME

    各属性に、属性の初期値を入力します。

    これらは、設計時にポートレットまたはタスク・フローに定義される属性です。タスク・フローまたはポートレットをページで使用すると、その属性は、囲っているクロムの属性とともに公開されます。たとえば、attr.textはタスク・フローまたはポートレットのデフォルトのタイトルを定義し、attr.contentStyleは適用されるCSSスタイルを定義します。属性は、その初期値を設定していない場合はクロム上に公開されません。

    parameter.PARAMETER_NAME

    各パラメータに、パラメータの初期値を入力します。

    これらは、設計時にポートレットまたはタスク・フローに定義されるパラメータです。タスク・フローまたはポートレットがページで使用されると、このパラメータは、囲っているShow Detail FrameコンポーネントまたはMovable Boxコンポーネントのプロパティとともに公開されます。パラメータは、その初期値が設定されていない場合はクロム上に公開されません。

    大きいアイコンURI

    カタログでリソースの横に表示するアイコンのパスを入力します。このアイコンのサイズは、できれば32 x 32ピクセルにしてください。

    小さいアイコンURI

    カタログの「稼働中」メニューに表示される際、リソースの横に表示されるアイコンのパスを入力します。このアイコンのサイズは、できれば16 x 16ピクセルにしてください。

    ツールチップ

    カタログのリソースの上にユーザーがマウスを置いたときに表示されるテキストを入力します。

    新規属性名

    リソースに対して定義されているがダイアログには表示されていない属性名を入力します。ドロップダウン・リストから属性を選択することもできます。

    新規属性値

    「新規属性名」フィールドで指定した属性の値を入力し、「追加」をクリックします。

    ヒント:

    属性の値を指定せずに「追加」をクリックできます。ダイアログにフィールドが表示された時点で、他の表示オプションとともに値を指定できます。

  6. 「パラメータ」タブをクリックして、結付けをサポートするリソース(ポートレットやタスク・フローなど)のパラメータ値を定義します。リソースでサポートされるパラメータの詳細は、該当するリソースのドキュメントを参照してください。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 「保存して閉じる」をクリックします。