管理: システム・ページ

「システム・ページ」ページでは、組込みシステム・ページをアプリケーション・レベルで修正およびリストアします。

アプリケーション・レベルでは、このページでの設定は「アプリケーション: すべて管理」「ページ: ページの作成、編集および削除」でシステム管理者が使用できます。

システム・ページには、「ドキュメント」、「イベント」、「リスト」などの特定のサービスまたはツールの専用ページや、「自己登録」、「サブスクライブ」、「未許可」などのユーティリティ・ページがあるほか、「アクティビティ・ストリーム」、「プロファイル」、「ユーザー・プロファイル」などのビルトイン・ソーシャル・ネットワーキング・アクティビティに関連付けられたページがあります。詳細

すべてのポータルのシステム・ページのカスタマイズ

システム・ページまたはシステム・ページ・バリアントをカスタマイズする手順は次のとおりです。

  1. システム・ページの横にある「カスタマイズ」リンクをクリックして、ページ・エディタでそれを開きます。
  2. デバイス・グループ用システム・ページのバリアントをカスタマイズするには、システム・ページのバリアントのアイコンを開いて、カスタマイズするデバイス・グループの「編集」をクリックします。
  3. ページを編集して保存します。

システム・ページのプロパティの設定

システム・ページのプロパティを編集するには:

  1. システム・ページの横にある「カスタマイズ」リンクをクリックして、コンポーザでそれを開きます。
  2. ページの上部にある「ページ・プロパティ」アイコンをクリックして、「ページ・プロパティ」ダイアログを開きます。
  3. 「表示オプション」タブで必要に応じて設定を変更します。
    1. ページの背景色を設定するには、「背景色」の横のカラー・ピッカーを開き、次のいずれかの方法でページの背景色を選択します。
      • 色をクリックして選択します。

      • 色のRGBに相当する値を「背景色」フィールドに入力します。

        ヒント:

        RGB値は、RRGGBB#RRGGBBまたはr,g,bの形式で入力します。

      • カスタム色を作成するには、ピッカーで「カスタム色」をクリックし、提供されているセレクタおよびスライダを使用して色および彩度のレベルを選択します。

        「OK」をクリックして、色の値を「背景色」フィールドに入力します。

    2. ページに背景イメージを設定するには、「背景イメージ」フィールドに、完全なURLまたはアプリケーション・ルートを基準にした相対URLを入力します。次に例を示します。
      http://www.abc.com/image.jpg
      
    3. 「その他のCSS」フィールドに、他のページ・プロパティで扱われない必要なCSSエンコーディングを追加します。次に例を示します。
      background-position:center;
      background: #F8F8FF url(http://www.google.com/intl/en_ALL/images/logo.gif) no-repeat fixed top; font-size: xx-small
      
  4. 「パラメータ」タブで、必要に応じて既存のパラメータを変更します。

    注意:

    すべてのパラメータ値は式言語(EL)エディタへのアクセス権を提供し、それを使用して定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。値フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックして「式ビルダー」を選択し、エディタを開きます。ELのサポートが必要な場合は、アプリケーション開発者がEL式を指定できます。

    システム・ページにはデフォルト・ページ・パラメータが含まれます。
    • pg_pageTemplateID: デフォルトでは、システム・ページのデフォルト・ページ・テンプレートを使用してシステム・ページを指定します。システム・ページにカスタム・ページ・テンプレートを使用するには、新しいページ・テンプレートにGUID値を入力します。

  5. 新規パラメータを追加するには:
    • 「ページ・パラメータの追加」をクリックします。

    • 「ページ・パラメータの追加」ダイアログに、新規パラメータの「名前」を入力し、「パラメータの追加」をクリックして、値入力フィールドが表示される「パラメータ」タブにパラメータを追加します。

    • オプションで、新規パラメータの値を入力します。

デバイス・グループ用システム・ページのページ・バリアントの作成

ページ・バリアントは、特定のデバイスのサイズや特徴を対象とした特定のデバイス・グループの既存ページの代替ビューです。ベース・ページとページ・バリアントには、同じURlとセキュリティ設定が指定されていますが、ベース・ページに対するコンテンツの変更は、どれもバリアント・ページに反映されません。逆の場合も同じです。

デバイス・グループのシステム・ページのページ・バリアントを作成するには:

  1. ページ・バリアントを作成するシステム・ページの横にある「ページ・バリアントの作成」リンクをクリックします。

    注意:

    次のシステム・ページに対してのみページ・バリアントを作成できます。

    • エラーが発生しました

    • いずれのページにもアクセスできません

    • ページが見つかりません

    • ポータルが見つかりません

    • 自己登録

    • サイン・イン

    • 認可されていません

    • 使用不可

    • WebCenter Portalようこそページ

  2. 表示される「ページ・バリアントの作成」ダイアログで、「デバイス・グループ」ドロップダウン・リストからページ・バリアントを作成するデバイス・グループを選択します。

    ベース・ページがシステム内でシードされます。ベース・ページは、デフォルトのデバイス・グループに属しているデバイスに対して常にレンダリングされます。

    ページ・バリアントがデフォルトとしても設定されているデバイス・グループに対して存在している場合、そのベース・ページはページ・バリアントより優先されます。デスクトップ・ブラウザからページを開くと、デフォルトでデバイス・グループはデスクトップ・ブラウザに設定されているため、デスクトップ・ブラウザバリアントが作成されているかどうかにかかわらず、ベース・ページが表示されます。他のデバイスから開くと、選択したページ・バリアントが表示されます。

    注意:

    デフォルトのデバイス・グループを変更する場合には注意してください。ベース・ページまたはそのページ・バリアントをグローバルに表示する際にデフォルトの動作が変更されます。

  3. 「作成」をクリックします。

    モバイル・アイコンが展開ボタンとともにページの横に表示され、そのページのページ・バリアントが使用できることを示します。

  4. 「展開」ボタンをクリックして、デバイス・グループのページ・バリアントを表示します。

    同じページに別のデバイス・グループの別のページ・バリアントを作成できます。ただし、すでにページ・バリアントが作成されている同じデバイス・グループに別のページ・バリアントを作成することはできません。

  5. ページ・バリアントを作成後には、次のいずれかを実行できます。
    • デバイス・グループの横にある「編集」をクリックして、ページ・エディタでシステム・ページを編集します。

    • デバイス・グループの横にある「削除」をクリックして、ページ・バリアントを削除します。「削除」を再びクリックして、削除を確定します。

    • デバイス・グループの横にある「ソースの編集」をクリックして、ソース・コードを編集します。

デバイス・グループ用システム・ページのページ・バリアントの管理

システム・ページのページ・バリアントを管理するには:

  1. 「展開」アイコンをクリックして、デバイス・グループのページ・バリアントを表示します。
  2. ページ・エディタでページ・バリアントを編集するには、「編集」をクリックします。
  3. ページ・バリアントを削除するには、「削除」をクリックします。「削除」を再びクリックして、削除を確定します。
  4. ソース・コードを編集するには、「ソースの編集」をクリックします。

システム・ページからのすべてのページ・カスタマイズの削除

システム・ページをデフォルトの組込み状態に戻すには、すべてのページのカスタマイズを削除します。

注意:

この処理では、タスク・フローのカスタマイズは削除されません。タスク・フローのカスタマイズを削除するには、システム・ページで指定されたタスク・フローを改訂する必要があります。

システム・ページからすべてのカスタマイズを削除するには:

  1. システム・ページの横にある「デフォルトに戻す」リンクをクリックします。
  2. 表示された確認ダイアログで、「復元」をクリックします。

    すべてのカスタマイズは、選択したシステム・ページから永続的に削除されます。システム・ページをそのデフォルト状態に戻す際に、そのシステム・ページにバリアントが作成されていても、ページ・バリアントは影響を受けません。